企業から面接で「興味を持った理由」を聞かれる意図と的確に答えるコツを徹底解説

2024年8月15日更新

はじめに

就職活動で「弊社に興味を持った理由は何ですか」などと「興味を持った理由」と突然聞かれると戸惑ってしまうかと思います。

本記事は、以下のような悩みや疑問を解決したい就活生を対象にしています。

  • 企業が面接で「興味を持った理由」を聞く意図を知りたい
  • 「興味を持った理由」を聞いたときに、スラスラ話せるように準備したい
  • 興味をもった理由を答えるときのポイントを知りたい

ぜひ最後までお読みください。

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面接で聞かれる「興味を持った理由」とは?

「興味を持った理由」は、過去に企業と出会ったきっかけやなぜその企業を選んだのかを述べる部分です。志望動機とは異なり、将来のビジョンよりも過去の経験や興味関心にフォーカスします。自発的で冗長にならないように注意しましょう。

面接で企業に対する興味を示す重要性とポイント

オフィスビル街を歩くスーツ姿の女性

面接では、志望企業に対する興味を問われることがよくあります。この質問に正確に答えることは、自己分析と企業研究の重要性を示すだけでなく、志望度や熱意を面接官に伝えるチャンスでもあります。本記事では、面接で「興味を持った理由」について理解し、適切に回答するためのポイントや具体的な例文を紹介します。

面接での「興味をもった理由」について聞かれる意図

面接官が「興味を持った理由」を尋ねる意図は主に2つあります。

  • 企業理解度を確認するため
  • 志望度を確認するため

詳しく解説します。

企業理解度を確認するため

企業理解度とは、就活生が企業についてどれくらい理解しているかを指します。面接では、自社の雰囲気に合う学生を見極めるために、この理解度を確認します。適切な回答をするためには、事前の企業研究が欠かせません。

志望度を確認するため

面接官は、志望度が高い学生を採用したいと考えています。志望度の高い学生は、入社後に活躍してくれる可能性が高く、一緒に働きたいと思わせることが重要です。面接での「興味を持った理由」を明確に説明することで、志望度をアピールしましょう。

面接での「興味を持った理由」は、自己分析と企業研究の成果を示す重要なポイントです。適切に回答することで、志望度や熱意を伝えるチャンスとなります。しっかりと準備をして、自身の興味や企業への理解を明確に伝えることが大切です。

企業に興味を持った理由に「商品」や「サービス」と回答してもいい?

企業に興味を持った理由として、「商品」や「サービス」を挙げることは可能ですが、単にその製品やサービスが好きだというだけではなく、その企業でその製品やサービスを提供することに興味があることを強調する必要があります。

企業が求めているのは、単なる製品のファンではなく、その製品やサービスを企画し、営業し、提供することに興味がある人です。つまり、単に製品が好きなだけでなく、事業自体に興味がある人を求めています。

製品が好きな気持ちは重要ですが、それはあくまで前提であり、会社に興味を持ち、提供することに興味があることをアピールする必要があります。

「製品が好き」で思考停止になってしまっては内定にたどり着くことは難しいでしょう。自身のどんな能力が企業の戦力となり、どのように企業に貢献したいのかを具体的に示すことが重要です。

また、「製品が好き」型の志望動機は他の学生とかぶりやすく、差別化が難しい場合があります。そのため、「製品が好き」をメインの志望動機とする場合は、他の学生との差別化を図る工夫が必要です。

面接で「興味を持った理由」を正しく答えるためのポイント

面接で「興味を持った理由」について適切に答えるためには、いくつかの重要なポイントがあります。まず第一に、自己分析と企業研究の充実が不可欠です。自身の強みや興味関心を明確にし、それが企業とどのようにマッチしているかを理解することが重要です。また、企業のビジョンや価値観、業界動向などの情報を事前に綿密に調査することで、より具体的な回答が可能となります。

ポイント1: 自己分析と企業研究の充実

自己分析を行うことで、自身の得意な分野や強み、興味関心を明確に把握することが可能です。これらの要素が、選考企業の求める人物像や仕事内容とどのようにリンクしているかを理解することが肝要です。例えば、自身のコミュニケーション能力が高く、チームでの協働を重視している企業であれば、その点に焦点を当てた自己分析を行うことが重要です。

ポイント2: 具体的で適切な回答

具体的な事例やエピソードを交えて説明する

抽象的な理由ではなく、具体的な事例やエピソードを交えることで、自身の興味や関心をより具体的に表現することが重要です。以下は、その具体的な方法です。

 

例文:

以前の職場での経験から、チームリーダーとしてプロジェクトを成功に導く経験を積みました。その中で、コミュニケーション能力やリーダーシップの重要性を実感しました。貴社がチームワークを重視し、社員一人ひとりの成長を支援する文化を持つことを知り、私の経験と貴社の特徴が相互に補完し合うと感じました。

自身の経験やスキル、志向性と企業の特徴や価値観を結びつける

自身の経験やスキル、志向性を具体的な企業の特徴や価値観と結びつけることで、自己の適合度をより明確に示すことができます。以下はその具体例です。

 

例文:

私は過去に、環境保護活動に参加するボランティア団体でリーダーシップを発揮しました。その経験から、持続可能なビジネスモデルや社会貢献活動に対する関心が高まりました。貴社の環境保護への積極的な取り組みやCSR活動を知り、私の志向性と貴社の価値観が一致することに大きな魅力を感じました。

以上のように、具体的な事例やエピソードを交え、自身の経験やスキル、志向性を企業の特徴や価値観と結びつけることで、面接でより適切な回答ができます。

 

自己分析と企業研究を丁寧かつ綿密に行うことで、自身の強みや興味関心と選考企業とのマッチングを明確に理解することができます。この準備が十分に整えば、面接に臨む際に自信を持って、適切なアピールが可能となります。

ポイント3: 真摯な姿勢と自信を持って語る

面接では、自身が持つ本当の興味や関心を率直に伝えることが肝要です。虚偽や他人の意見に倣うことなく、自身の真の気持ちを表現することが重要です。

面接で「興味を持った理由」に関するポイントをまとめると、自己分析と企業研究の徹底が第一であり、自身の強みや興味関心と企業の特徴や価値観とのマッチングを理解することが肝要です。さらに、具体的な事例やエピソードを交えて説明し、自信を持って率直に伝えることで、面接官に対して真摯な姿勢と熱意を伝えることができます。これらのポイントを押さえて、面接での成功を目指しましょう。

面接での「興味を持った理由」の回答例文集

趣味や特技に関連する回答例

私は長年、写真撮影に情熱を注いできました。その中で、貴社の広告戦略やブランディングの質の高さに触れ、特に貴社の商品やサービスを魅力的に表現するためのクリエイティブなアプローチに感銘を受けました。私の写真スキルと貴社のビジョンがマッチすると感じ、貴社での活躍に興味を持ちました。

写真撮影の情熱が広告戦略やブランディングに与える影響を具体的に述べ、志望企業への興味が明確に示されています。自身のスキルと志望企業のビジョンのマッチングも強調されています。

時事問題に関連する回答例

最近、環境問題について深く考えるようになりました。貴社が環境に配慮したビジネス戦略を採用しており、持続可能性を重視した製品開発に取り組んでいることを知り、大変感銘を受けました。私は環境問題に関心を持ち、貴社での環境活動に貢献したいという想いが強いです。

この回答は、環境問題への関心を示し、貴社の持続可能性への取り組みに感銘を受けたことを明確に述べています。時事問題に関連した回答は、面接での差別化や志望度の高さを示すために効果的です。環境問題は現代社会で重要なテーマであり、その取り組みに興味を持つことは企業に対する熱意を示す良い方法です。

インターンシップや説明会に関連する回答例

貴社のインターンシップに参加し、現場でのリアルな雰囲気や社員の熱意に触れ、大きな感銘を受けました。特に、貴社のチームワークや柔軟な働き方に魅力を感じ、自身もその一員として貢献したいと思いました。

 

インターンシップを通じて得た貴重な経験が、志望度の高さや貢献意欲を表現する上で非常に良いです。

これらの回答例文を参考にして、面接での「興味を持った理由」について具体的かつ適切な回答を準備しましょう。

面接での「興味を持った理由」に関する注意点

遠くを見つめる女性

「興味を持った理由」を面接で答える際には、以下の3つの注意点に留意することが重要です。

注意点①:興味をもった理由がない

面接で「興味を持った理由」を問われる際には、その理由が明確であることが求められます。何らかのキッカケや刺激があってこそ、志望企業に対する興味が生まれるものです。面接に臨む前に、選考を受ける企業について十分に調査し、自身の興味を引く要因を見つけるよう心がけましょう。

注意点②:結論を最初に話さない

面接での回答においては、結論を最初に述べることは避けるべきです。結論を先に話してしまうと、面接官にとって何を伝えたいのかが明確でなくなり、回答の内容が混乱してしまう可能性があります。情報の整理を行い、論理的かつストーリー性のある回答を心がけましょう。

注意点③:福利厚生が良いから興味をもったと話さない

面接で「興味を持った理由」を語る際には、福利厚生や給与水準などの具体的な待遇面だけでなく、企業のビジョンや文化、業界での地位など、より深い視点からアプローチすることが重要です。福利厚生が良いからといって興味を持ったという理由だけでは、企業への真の関心や熱意が伝わりにくくなります。自身の志向性や成長意欲と企業の理念や価値観を結びつけるような回答を心がけましょう。

これらの注意点を踏まえて、「興味を持った理由」について準備を行い、面接で自信を持って述べることが重要です。自身の真摯な姿勢や熱意が面接官に伝わるよう、準備をしっかりと行いましょう。

面接での「興味を持った理由」の良い例と悪い例の比較

面接での「興味を持った理由」を示す際には、良い例と悪い例を比較してみると、気をつけるべきポイントが洗い出されるかと思います。以下を参考にしてみて下さい。

良い例:具体的な動機を述べる

良い例として、志望企業に対する具体的な興味や関心を述べることが挙げられます。例えば、過去の経験や業界の動向に基づいて、その企業のビジョンや文化に共感し、自身のスキルや志向性を活かせると考えていることを述べると良いでしょう。

悪い例:漠然とした動機を述べる

一方、悪い例としては、志望動機が漠然としていて具体性に欠ける場合があります。例えば、「とにかくこの会社に興味があるから応募しました」といった表面的な理由や、「給料が良さそうだから」といった待遇面のみを重視した回答は避けるべきです。企業のビジョンや文化についての理解が不足していると感じられ、志望度や熱意が伝わりにくくなります。

この比較から、面接での「興味を持った理由」を述べる際には、具体性を重視し、自己分析と企業研究をしっかりと行い、それらをもとに自身のスキルや志向性をどのように活かせるかを具体的に説明することが重要であることが分かります。

面接での「興味を持った理由」の答え方のポイント

ソファーに座って待機するスーツ姿の男女

面接での「興味を持った理由」を述べる際のポイントを以下にまとめました。

次のやり方に沿ってドラフトを作ってみると、エントリーシートだけでなく面接で聞かれたときにもスラスラ話せるようになります。

ぜひ参考にしてみて下さい。

結論から書き出す

志望動機を書く際に重要なのは、まず「なぜこの企業を志望するのか」という結論から述べることです。結論を先に提示することで、相手が内容を迅速に理解しやすくなります。具体的に、企業に興味を持った理由を簡潔に説明しましょう。

理由と具体例を書く

興味のある理由を上手に伝えるためには、次にその企業を志望しようと思った理由について詳しく説明しましょう。たとえば、過去の経験や業界の動向に基づいて、その企業のビジョンや文化に共感し、自身のスキルや志向性を活かせると考えたことを挙げることができます。具体的な体験として、過去にその企業の製品やサービスを利用して感銘を受けたエピソードや、企業の社会貢献活動に参加した経験などを挙げると良いでしょう。また、自身のスキルや経験がその企業のビジネスにどのように貢献できるか、具体的な事例やプロジェクトを交えて説明することも重要です。さらに、その企業の将来の展望や自身のキャリア目標がどのように一致するかを具体的に述べることで、説得力を持たせることができます。

その企業でないといけない理由を書く

「興味のある理由を教えてください」と質問された場合、その企業に対する独自の関心や動機を明確に示すことが重要です。しかし、さらに説得力を高めるためには、「その企業でないといけない理由」を示すことも重要です。

この部分では、自身が応募する企業以外の選択肢を排除する理由を具体的に説明します。たとえば、他の企業にはない独自の技術やサービス、またはその企業が持つ特定の価値観や文化に共感し、自身の成長やキャリアの実現に必要不可欠だと感じた点を挙げることができます。また、その企業のビジョンやミッションに共鳴し、自分の志向や価値観が企業と一致していることを強調することも効果的です。

さらに、応募企業に特化した理由を述べることが重要です。他の企業と比較して、なぜこの企業が自分にとって最適であるのか、その理由を具体的に示しましょう。これにより、応募企業に対する真摯な関心や熱意をアピールすることができます。

企業で実現したい夢を書く

面接で企業に興味を持った理由をスムーズに語るためのドラフトとして、最後には単に興味を持っただけでなく、その興味から生まれる夢や目標についても熱く語れるようにしましょう。入社後の夢や目標を書き込むことで、自身の志向や将来の展望をアピールし、企業への熱意をさらに伝えることができます。入社後にどのようなビジョンや目標を持っているのかを具体的に示すことで、自身が企業に貢献する方法や将来の展望を明確に伝えることができます。これにより、自身を採用した際のメリットを採用担当者がイメージしやすくなります。また、志望動機を前向きな言葉で締めくくることで、強い印象を残し、プラスの評価を得やすくなります。志望動機の締めくくりについては、別の記事で詳しく解説されていますので、志望動機の完成度を高めたい方はぜひ参考にしてください。

このアプローチは、面接で自信を持って話すための強力な方法です。結論から述べることで、相手が迅速に理解しやすくなります。そして、理由と具体例を挙げることで、自身の関心や動機をより具体的に説明できます。さらに、他の選択肢を排除することで、なぜその企業が最適な選択肢であるかを強調し、自身の関心が真摯であることを示せます。最後に、入社後のビジョンや目標を示すことで、自身の将来の展望と企業の理念との一致を強調し、積極的な印象を与えることができます。

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まとめ

面接で「興味を持った理由」を聞かれる意図と的確に答えるコツを徹底解説します。面接官がこの質問をする目的は、志望者の企業への理解度と志望度を確認することです。そのため、「興味を持った理由」に答える際には、以下のポイントに注意する必要があります。まず、自身の興味が生まれた具体的なきっかけや企業選択の理由を明確に説明しましょう。また、結論を最初に話さず、論理的かつストーリー性のある回答を心がけることが重要です。さらに、待遇面だけでなく企業のビジョンや文化にも焦点を当て、自身の志向性や成長意欲との関連性を示すことがポイントです。最後に、入社後のビジョンや目標を示すことで、自身の真摯な姿勢や熱意をアピールしましょう。これらのポイントを踏まえて、準備を行い自信を持って面接に臨みましょう。

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