豊田通商株式会社のエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/6/25更新

はじめに

この記事では豊田通商株式会社(以下、豊田通商)への就職を目指している就活生に向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。

特に豊田通商ならではのエントリーシートでのアピール方法などについて記載例を用いて分かりやすく紹介しています。

また、豊田通商が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、豊田通商の内定を目指す就活生は、ぜひ最後までご覧ください。

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豊田通商の概要

豊田通商とは

出典元:豊田通商

 

はじめに、豊田通商とはどのような企業なのかを簡単に紹介します。

豊田通商とは

豊田通商は、愛知県名古屋市と東京都港区に本社を置く総合商社です。

自動車メーカーであるトヨタグループに属しており、豊通(トヨツウ)という略称で親しまれています。

1936年に創立されたトヨタ車の販売金融を行う「トヨタ金融株式会社」が豊田通商のルーツとなっており、1956年に現在の名称へ商号変更を行っています。

 

創業当初は、トヨタグループの調達部門という位置づけで事業を展開していましたが、2006年に株式会社トーメンと合併。

トーメンが得意としていた事業分野が加わり、名実ともに総合商社となりました。

豊田通商は「Be the Right ONE」をコーポレート・スローガンとし、世界中の国や地域で、あらゆる事業領域をかけ合わせビジネスを創造しています。

豊田通商単体では、約2,600人の社員が在籍しており、年間約1兆8,587億円の収益を誇る企業となっています。

主な事業は以下のとおりです。

 

【豊田通商の主な事業】

事業名事業内容
メタル+(Plus)事業金属分野における素材革命や機能変革を推進し

カーボンニュートラル社会の実現を目指す

サーキュラーエコノミー事業地球環境の改善に向けて資源循環社会の実現を目指すべく、資源開発、再生資源の活用などを行う
サプライチェーン事業「つくる」、「はこぶ」、「つなぐ」を進化させ、新たなサプライチェーンの構築を目指す
モビリティ事業自動車販売を通じて、安全・安心な移動を支えることにより「移動価値」や「経済価値」を高める取り組みを行う
グリーンインフラ事業再生可能エネルギーと機械ビジネスの組み合わせ、社会インフラの実現に貢献する
デジタルソリューション事業技術革新、デジタル変革を行い、ソリューションビジネスの拡大を図る
ライフスタイル事業食料品、保険、繊維、住環境など幅広い分野で人々の健康的な生活を支える
アフリカ事業「モビリティ」、「ヘルスケア」、「コンシューマ」、「インフラ」の4つの事業領域をアフリカで展開し、アフリカの経済成長を促す

 

豊田通商に限らず、総合商社は「鉛筆からロケットまで」と揶揄されるほど幅広い分野の商材を扱っています。

これらの商材や領域に対し、トレーディングや事業投資という形で携わっているのです。

豊田通商は上記のとおり、さまざまな事業領域を手掛けていますが、その中でも特に祖業である「モビリティ事業(自動車関連事業)」を強みとしています。

 

次に、豊田通商の総合商社業界内での立ち位置について紹介いたします。

総合商社業界では、「三菱商事」、「三井物産」、「住友商事」、「丸紅」、「伊藤忠商事」の「5大商社」と呼ばれる総合商社が業界を牽引しています。

あわせて7大商社としてグルーピングされている「双日」についても企業分析を行い、知識を深めてから選考に臨むようにしましょう。

 

豊田通商の採用難易度

豊田通商の就職難易度は、非常に高いといえるでしょう。

その理由としては以下の点が挙げられます。

理由
  • 就活生に人気の7大商社であること
  • 一流大学からの採用実績が多く、応募者のレベルが非常に高いこと
  • 入社後の研修や福利厚生、給与などが非常に充実しており働きやすいこと

以上の理由から、多くの就活生からのエントリーが予想されます。

採用大学は国立大や名門私学が中心ですが、中堅大学からも採用されており、豊田通商に入社したいという強い気持ちと、明確な志望動機をアピールして選考対策を充実させれば、学歴、文系・理系問わず、内定を獲得できるチャンスがあるでしょう。

ほかの就活生と差別化を図るためにも自己分析や企業分析を徹底し、対策しておきましょう。

 

豊田通商の募集職種は「グローバル職」と「地域限定職」に区分しています。

担当の業務範囲は共通としており、転勤の有無で差別化を図っています。

すなわち、「地域限定職」であっても従来の総合職のようなレベルが求められます。

自身のイメージする働き方とマッチしているか確認しておきましょう。

また、入社後の業務内容は多岐にわたりますので、選考に臨む前に、企業説明会への参加やOB訪問を行い、希望する業務内容をイメージしておきましょう。

希望する業務が明確になれば、エントリーシートにも具体性が増すのでしっかりと企業分析を行うようにしてください。

豊田通商の採用大学

豊田通商の過去の採用実績を見ると、国公立大学や有名私立大学が中心となっていますが、中堅大学からも一定数採用しています。

採用実績は以下のとおりです。

【採用実績】

青山学院大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、岡山大学、小樽商科大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、京都大学、近畿大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際教養大学、法政大学、北海道大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学 ほか

 

上記大学に加え、海外の大学からも採用実績があり、多様な人材を採用しています。

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

 

豊田通商が求める人材とは?

豊田通商が求める人材

豊田通商は、以下のような人材を求めています。

豊田通商が求める人材
  • 未来の成功を見据え、挑戦できる人材
  • ネバーギブアップの精神、進取の精神が備わっている人材
  • 全体最適という視点から自分のミッションを理解して、行動に移せる人材

総合商社の業務の性質上、新たなビジネスや需要を創出する必要があります。

目先の利益だけではなく、しっかりと未来を見据えて行動を起こすことが重要となるでしょう。

また、豊田通商は良き企業市民として「行動指針」を示しています。

豊田通商で働くにあたって重要な考え方となりますので、しっかりとチェックしておきましょう。

 

豊田通商の事業ごとの採用方向性の違いは?

結論からいうと、豊田通商の採用に方向性の違いはありません。

採用の職種は国内外を問わず転勤の可能性がある「グローバル職」と転居を伴う転勤がない「地域限定職」に分類されますが、求められる働き方は同じです。

重要なポイントは、豊田通商の一員として、会社の掲げる理念や方針に共感し行動できるかどうか、また、会社が求めるような人物像にマッチしているかどうかです。

総合商社の選考では、留学経験や体育会経験など、多様なスキルや経験を持った学生が多く集まります。

その中で差別化を図るためにも、「自分の個性」をしっかりと面接官に伝えましょう。

選考ステップやスケジュールに関する詳細は、豊田通商のホームページで案内されています​​ので、ぜひチェックしてみてください。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

エントリーシートでは、記載されている内容が具体的で伝わる構成になっているかをメインにチェックしています。

エントリーシートには、さまざまなエピソードを書くでしょう。

志望度が高くなれば高くなるほど、たくさんアピールしたいと考えるはずです。

しかし、漠然とした内容しか書いていなければ人事の目に留まらず、次の選考に進めなくなります。

ぜひ、あなたならではの話を具体的に書いてください。

とはいえ、体育会での活動や長期留学など特別な体験をしている必要はありません。

経験自体は普通のことでも、そこで自分が何を考えたか、どういうことを学んだかを具体的に書くようにしてください。

そして、「なぜほかの企業ではなく豊田通商を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。

豊田通商のエントリーシートを作成するときは、以下の2点を特に意識して作成しましょう。

<意識ポイント>

  1. 志望動機とキャリアビジョンを具体的に書くこと
    豊田通商に対する明確な志望動機と、入社後のビジョンをどれだけ具体的に述べられているかを評価します。企業との価値観の一致を見極めるため、熱意と真剣さを感じさせる内容が求められますので、本記事を参考に、豊田通商が注力している点などを交えて記入するようにしてください。
  2. 経験や強みが求める人物像や「行動指針」とマッチするか意識する
    学生時代の経験やスキルなどが求める人物像や豊田通商が掲げる「行動指針」とマッチしているかを意識してエントリーシートを作成しましょう。
    豊田通商は就活生から人気の企業なので、少しでもエントリーシートの突破率をあげるためにより具体的、論理的にアピールしましょう。

 

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートの選考通過度を上げるためには、読み手が理解しやすい文章で作る必要があります。

そのため、論理性を重視して書くようにしましょう。

その文章構成として、エントリーシートでは「PREP法」を用います。

以下の流れを意識すると良いでしょう。

<PREP法>

  1. 結論を提示する
  2. 結論に至った理由を書く
  3. 理由を裏付けるための具体例を用いる
  4. 再び結論を強調する

 

上記の構成で書くことにより、論理性の高い文章を書くことができます。

このため選択する具体例が非常に重要であり、主張したいことを結論と結びつけなければいけません。

以下の例文を参考にしてください。

結論:私が御社を志望する理由は、人々の生活に変化を与え、新しい「当たり前」を創造したいと考えたからです。

理由:私は、学生時代にカンボジアで半年間、ボランティア活動を行った経験があります。そこには驚くような文化の違いがあり、何気なく享受している「当たり前」は本当はかけがえのないものなのだと気付かされました。

具体例:ボランティア活動を通して、社会インフラが整っているとはいえない環境下での暮らしを目の当たりにしました。その経験から、将来はこういった国の「当たり前」を創造するような仕事に就きたいと思うようになりました。

結び:御社に入社することができれば、「アフリカ事業」を希望します。

御社の一員として、アフリカ諸国の「当たり前」を創造し、人々の暮らしを豊かにするお手伝いができればと考えています。

豊田通商の価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートにおいて大事なポイントの一つである「この会社を志望している理由」を明確にすると、通過率を格段に上げることができるでしょう。

例えば、豊田通商であれば「Be the Right ONE」といったようにコーポレート・スローガンや企業理念などを文章の中で取り上げると、採用担当の目にとまる可能性が高いでしょう。

ただし、このような内容を必ず入れなければいけないわけではありません。

大事なのは数ある総合商社の中で、なぜ「豊田通商」を選ぶのかを論理的に説明することです。

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートは、新卒採用で必ずといっていいほど提出する頻度が高い書類です。

就活生にとっては、企業に対して自分をアピールする最初の場となるでしょう。

企業が提出を求める理由は、自社にマッチした人材を効率的に見つけたいからにほかなりません。

豊田通商のような人気企業の場合、数多くの就活生がエントリーしていますので、すべての就活生と面接を行うことは物理的に不可能です。

そのため、自社に適した学生だけに面接に進んでもらうため、エントリーシートで書類選考をしているのです。

また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。

 

(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)

(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップ)

(c) 未来目標系(見られている点:未来志向、社会貢献性)

(d) 価値観系(見られている点:個性的か、業務適性があるか)

(e) その他(長所・研究内容)

 

設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。

また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

豊田通商の選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

豊田通商のエントリーシート

過去の経験系

あなたがこれまでで一番モチベーションがあがった場面はどのような時でしたか。また、なぜその場面でモチベーションがあがったのか経験談と共に教えてください。

【記載例】

私がこれまで一番モチベーションがあがった場面は、部活動でチームメイトが自分の考えや行動を理解し、共鳴してくれた場面です。

私は学生時代に野球部の主将を務めていました。3年生の春のリーグ戦では、2位という結果に終わり、チームの目標であった全国大会出場を逃しました。敗戦のショックが大きく、秋のリーグ戦に向けて気持ちを切り替えることができず、チームは練習試合で8連敗を記録するなど苦しみました。そこで私は、自分にできることは何かと考え、試合中に必ずベンチの一番前で声を出し続けたり、主務と相談して練習しやすい環境作りを進めました。すると、何名かの選手が一緒になって声を出してくれるようになり、その輪がどんどん広がっていったのです。

自分の取り組みの意図を周りが感じとってくれて、個人としてもチームとしてもモチベーションが高まりました。

その後の秋のリーグ戦では優勝を果たし、全国大会に出場することができました。私はこの時感じた一体感が非常に印象的で、モチベーションを高めてくれた経験となっています。

ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できます。

また、自分の現在軸から未来軸へ論理構造を作ることで、豊田通商で何をしたいのかが分かりやすくなっています。

 

志望動機系

・あなたの将来の夢は何ですか。その上で豊田通商を志望する理由はなんですか。

【記載例】

私の将来の夢は発展途上国に教育施設を充実させ、現地の子供たちの新しい「当たり前」を創造することです。

私は学生時代に、教員免許取得を目指し学業に励んできました。その中で、ボランティアでカンボジアの子どもたちに日本語を教えに行くという経験をしました。ボランティアで印象的だったのが「学び」に対し、非常に意欲的な子どもたちの姿でした。劣悪な環境で学習をしている姿を目の当たりにし、いつか充実した環境で勉強させてやりたいと思うようになりました。

御社に入社し、アフリカ事業に携わり、社会インフラの整備を手掛けたいと考えています。インフラを充実させ、最終的に教育環境の向上に寄与できればと考えています。

ポイント:最初に結論を述べて展開している点は評価できます。

また、時系列に順序立てて、かつ端的に表現している点は評価ポイントに該当するでしょう。

ただし、エントリーシートが通過したとしても面接時に深掘りされる可能性があることを念頭に置きましょう。

まとめ

この記事では、豊田通商の会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。

豊田通商はトヨタグループに属する総合商社として、さまざまな分野の事業を手掛けている企業です。

「Be the Right ONE」をコーポレート・スローガンとし、一人ひとりの力を最大化し組織や地域、事業を超えてビジネスを展開しています。

求める人材として、「未来の成功を見据え、挑戦できる人材」、「ネバーギブアップの精神、進取の精神が備わっている人材」、「全体最適という視点から自分のミッションを理解して、行動に移せる人材」を求めています。

エントリーシートを書く際は、求める人物像や価値観に沿った内容を心掛けましょう。

この記事が、豊田通商の内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

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