エントリーシートにおける「学生時代に工夫した取り組み」についての書き方やポイントを徹底解説

2024/6/22更新

はじめに

この記事では、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、特に「学生時代に工夫した取り組み」についての書き方やポイントを詳細に解説しています。

活用できるアピールポイントから記載例、企業がチェックするポイントまで明確にわかりやすく紹介していますので、対策に悩む就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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「学生時代に工夫した取り組み」に関する質問の基本

エントリーシートの「学生時代に工夫した取り組み」に関する質問とは

エントリーシートや面接で比較的よく問われる質問の一つに、「学生時代に工夫した取り組み」があります。

ガクチカとやや似ているため、回答に悩む方もいるでしょう。

同じエピソードでも、書き方次第でどちらにも活用できます。

しかし、今回のテーマは「工夫した取り組み」ですので、工夫した点を強調して書くようにしましょう。

工夫した点を問う質問としては、「学業や研究で工夫したこと」などが挙げられます。

「学生時代」の取り組みであれば、学業のみならず、サークル活動やアルバイト、留学などのエピソードも活用できます。

最もアピールしやすいものを選んで記述してください。

エントリーシート対策としては、それぞれの分野におけるエピソードと工夫した点、力を入れた点などを箇条書きでまとめておくと、どのような質問が出ても回答がしやすくなります。

学生時代に工夫して取り組んだエピソード例

学生時代に工夫して取り組んだ内容として、活用しやすいエピソードを以下にまとめましたので紹介します。

下記は一例ですので、自身のアピールしたい内容や企業に合わせて活用してください。

学業のために工夫した

学生時代と言われて、浮かびやすいのは「学業」についてです。

とはいえ、学業に関して工夫して取り組んだことがすぐには浮かばない方もいるでしょう。

例えば、「毎回、メモリーツリーを作成し、授業内容を定着させた」や「膨大な授業資料を項目ごとに色分けして探しやすくした」など、当たり前のようにやっていることは、他の人からすると工夫だとみなされることがあります。

学業において、何か自分なりに工夫して取り組んでいたことがないか、今一度思い出してみてください。

アルバイト先で工夫して業務をした

学生時代のエピソードとして挙げやすいのが、「アルバイト経験」です。

アルバイトに力を入れている人は比較的多いです。

給与をもらって仕事として臨んでいるため、工夫したエピソードは何かしらあるでしょう。

「業務習得のために〇〇を行った」、「円滑に業務を回すためにコミュニケーションを図った」など、それぞれアルバイトで一番頑張ったと思うことや、苦労したことを思い起こしてください。

部活動やサークル活動で何かを成し遂げた

部活動やサークル活動では、大会での実績だけでなく、自身のスキル向上や目標達成、チームワークの構築など、さまざまな工夫が必要です。

特にリーダー経験者は、チームをまとめるための工夫や経験を挙げることができるでしょう。

ゼミや研究で課題をクリアすべく工夫を凝らした

研究を進める上で、工夫を凝らした経験は重要です。

研究内容に関する工夫について問われることもありますので、事前に準備しておくと役立つでしょう。

具体的な課題に直面し、どのような工夫で解決に向かったのかを端的にまとめることで、工夫の意図を明確に伝えることができます。

工夫して取り組んだ点の書き方

ここでは、「学生時代に工夫して取り組んだこと」について書き方やポイントを紹介します。

以下の限りではありませんが、構成の参考にしてみてください。

エントリーシート内で、「ガクチカ」といった他の質問と重複しないように、工夫した点を記述する際には注意してください。

工夫して取り組んだことについて示す

この記事の結論でもある「工夫して取り組んだこと」について、1〜2文程度で概要をまとめて書きましょう。

下記の項目に注意して文章を構成してみてください。

ポイント
  • 何で(学業、研究、アルバイト、サークル活動など)
  • 何のために(〇〇な目標を達成するため、〇〇を可能にするためなど)
  • どんな工夫を行ったのか

上記を箇条書きで整理してみてください。

文章の組み立て順は上記の限りでなくとも構いませんので、読みやすくわかりやすいように組み立ててください。

1つの文の中に上手くまとめることが難しい場合は、2つに分けて示しましょう。

具体例を示す

工夫して取り組んだことを記載した後は、具体例を書いていきましょう。

概要は既に示しているので、工夫した点の深堀り、工夫に至った経緯などを3〜4文程度を目安にまとめてください。

具体例についてのポイントは下記のとおりです。

全部を示す必要はないので、該当するものがあれば参照し、活用してみてください。

ポイント
  • 工夫に至ったきっかけ(〇〇を改善したかったなど)
  • 直面した課題(〇〇が上手くいかなかったなど)
  • 工夫する前後で取り組んでいた内容(〇〇の方法で行っていたが、〇〇に変更した)

概要には、研究の背景や目的、手法、主な結果、結論が含まれます。

これらの要素を簡潔にまとめることで、読者が研究の全体像を理解しやすくなるでしょう。

結論または学びや今後への活かし方

工夫した結果、どのようなことに繋がったのかを示しましょう。

字数が少ないと省いてしまいがちですが、できれば今回の経験から得た学びや、今後に活かせる点を示して、アピールに繋げてください。

どんな質問でも共通して言えることですが、単に質問に答えるのではなく、すべての質問の中に、必ずアピールポイントを含めるよう書きましょう。

作成した文章をご自身でも読み返し、どのようなアピールポイントが伝わってくるか確認してみてください。

自分のアピールしたいポイントが読み手にもしっかり伝わるようにするために、読み手の視点に立ってエントリーシートを工夫してみることが重要です。

「学生時代に工夫して取り組んだこと」の記載例

エントリーシートの「学生時代に工夫して取り組んだこと」の記載例

「学生時代に工夫して取り組んだこと」について、エントリーシートで活用しやすい記載例を紹介します。

下記では特定の業界や企業を想定していませんので、志望する企業に併せて、より適切で具体的なエピソードへと深めていってください。

学生時代に工夫して取り組んだことについて教えてください(400字以内)

記載例①:学業

【記載例】

私は学生時代に語学を習得するため、友人との雑談を英語で話すようにしていました。

私が在籍している学部では、帰国子女や留学経験者が大半を占めており、英語の授業レベルもやや高いものとなっていました。

留学経験もなく、英語で話した経験もほとんどない私にとって、オールイングリッシュの授業についていくことは非常に難しく、毎日の宿題をこなすにも膨大な時間を要していました。

ライティングやリスニングは、一人で学習可能でしたが、スピーキングは相手が必要であり、経験も皆無でした。

この点をどのように伸ばすか考えたところ、友人との英語での会話機会を作ることを思いついたのです。

周りの友人に協力をお願いし、日頃の雑談を英語でするようにしました。

また、英語の講師を見つけたら積極的に話しかけ、語学力の向上を図ったのです。

その結果、無事、単位を取得し、語学力に自信がついたため、留学するという目標を持つことができました。

ポイント:このエピソードからは、「向上心」や「主体性」を感じることができます。

苦労したことをプラスに変え、自分の強みへと変えていったことがわかるでしょう。

このように、自分の強みを増やしていくことは、仕事を始めてからも活かせる力となります。

字数に余裕があれば、どのように活かしたいかという文章も含めると良いでしょう。

 

記載例②:アルバイト

【記載例】

私は学生時代にアルバイト先の塾で、生徒のモチベーションを向上させるために工夫しました。

当時、勉強嫌いの生徒を担当し、指定のテキストを用いて進めていても、内容が定着しないだけでなく、テキストすら開くことを拒む時がありました。

そこで、テキストを使用せずとも学習できるよう考え、テキストの内容でクイズ形式のスライドを作成し、タブレットで遊び感覚で進めてもらったのです。

スライドには生徒が好きなキャラクターを登場させて、少しでも見たくなるよう工夫を凝らしました。

その結果、テキストで問題演習を行った際に、解ける問題が増えていったことから、本人のモチベーションが向上し、テストの点数UPにも繋がったのです。

今後も何かに取り組む際には、マニュアルや一つのやり方に固執するのではなく、相手にとってベストな方法を常に考え、工夫して挑んで行けたらと思っています。

ポイント:アルバイトでの工夫や取り組みは、比較的書きやすいでしょう。

工夫した点とその取り組みの結果をしっかりと示してください。

例文では、この経験を今後どのように活かすかも記載できているため、アピールに繋がります。

工夫した内容だけでなく、「熱意」や「発想を転換できる柔軟性」、「成長意欲」なども感じられるでしょう。

 

記載例③:サークル活動

【記載例】

私が学生時代に工夫して取り組んだことは、所属サークルのメンバーの名前を互いに覚えやすいよう名前入りのTシャツ作成したことです。

所属サークルには、100名以上のメンバーが在籍しており、名前を覚えるどころか、サークルのメンバーであるかも判断がつかない状況でした。

人数が多すぎるため、全員で何かに取り組むことはなく、グループで分裂状態にあり一体感も欠如していたのです。

そこで、サークル名や新たに考案したサークルロゴと呼んで欲しい名前をプリントしたTシャツの作成を提案し、アンケートを取ったところ、ほぼ全員の賛同を得られ、作成することができました。

その結果、学内で同じTシャツを着ている人に遭遇すると挨拶を交わすことが増え、名前を呼び合うこともできるようにもなりました。

また、同じTシャツを着用し、サークルとしての一体感も出たことから、自然と全員で交流できるイベントの提案や交流も生まれるようになりました。

ポイント:大きな工夫とはいえませんが、規模の大きな組織で何かを提案し、変えていくことは、思った以上に勇気と労力が必要です。

今の状況を良い方に変えたい、サークル活動をもっと楽しくしていきたいという熱意のもと工夫した結果なので、十分アピールとして活用できます。

工夫して取り組んだことについてあまり難しく考えすぎず、考え方や方法を変えて取り組んでみた内容を思い浮かべてみましょう。

そうすれば、自ずと工夫した点を書くことができます。

100名以上という定数を記載することで、相手にインパクトを与えられます。

規模が分かる文言や「定数・定量」は、示せる範囲でできる限り示してください。

 

記載例④:研究

【記載例】

私が、学生時代に工夫して取り組んだことは、研究における実験記録の収集方法にデジタルを活用し、毎日の観察を可能にして実験に励んだことです。

私は、〇〇についての研究を行っていましたが、この実験は〇〇の状態や数値を毎日特定の時間に観察・記録を行うことで、データを収集することが必須でした。

しかし、授業やアルバイトなどもあり、毎日大学へ行き、同じ時間に観察することが難しいと感じていたのです。

そこで、その場にいなくとも確認できるよう、カメラを設置し、携帯からでも状態の確認とデータの収集ができるように工夫しました。

また、容量などの問題を考慮し、観察時間の前後30分程度を記録するように設定も行いました。

このことにより、毎日データを取得でき、研究を完成させることができたのです。

毎日の観察が難しいと諦めるのではなく、可能にする方法はないかと創意工夫して取り組んだ経験は、今後の糧になると考えています。

ポイント:細かな研究の内容は記載されていませんが、どのようなことに工夫して取り組んだのか、なぜそのような工夫が必要だったのかが記載されています。

必要なポイントを押さえていれば、具体的な研究内容を書く必要はありません。

このエピソードから、困難なことを可能にしようとして創意工夫する力があることがわかります。

字数の調整が可能であれば、今後どのように活かしたいのかをもう少し具体的に書けるとさらに良いでしょう。

企業がチェックしているポイント

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

記載例やポイントを紹介してきましたが、ここでは企業がチェックしているポイントを解説します。

エントリーシートや面接では、「ガクチカ」以外にも学生時代に工夫して取り組んだ内容が問われることがあります。

また、「ガクチカ」に加えて、他の活動で工夫した点も質問されることがあるため、事前に整理しておくことが重要です。

企業はエントリーシートから、就活生の能力や性格が企業に適しているかを評価します。

そのため、就活生がどのような人物であり、自社でどのように活躍できるかを知るために、さまざまな質問を用意しているのです。

その中で、「工夫して取り組んだこと」は、就活生の熱意や取り組み姿勢、思考力、課題解決力などを評価する上で重要な質問です。

エピソードは書き換える必要はありませんが、自分のアピールしたい内容が伝わるように、意識的に文章を作成してみましょう。

熱意・取り組み姿勢

この質問からは、就活生がその事柄に対してどれだけ熱意を持って取り組んでいるかを把握できます。

物事に工夫して取り組む能力は、その事柄に対する目標や目的を達成したいという熱意がある場合にのみ発揮されます。

例えば、アルバイトで仕事ができるようになるために必要なことがあったとしても、その行動は仕事に対する熱意があるからこそ行われるのです。

したがってこの質問からは、就活生がその事柄に対して真摯に取り組んでいることや、熱意を持っていることが感じられます。

興味関心

工夫して取り組んだことは、学業やアルバイトなど、さまざまな分野で記載が可能ですが、その選択によって、就活生がどの分野に重点を置いていたのかを把握できます。

ガクチカと同様に、学生時代に力を注いだり取り組んだりしたことをエピソードに挙げる際には、特に興味や関心が高いことが感じられるでしょう。

発想力

発想力を活かした工夫は、斬新なアイデアや想像力に富んだ内容である場合、特に評価されることがあります。

開発系だけでなく、事務系や営業系でも業務改善や新しい提案を行うことができるため、発想力がある人は好まれるでしょう。

異なる視点や独創的なアプローチは印象に残りやすいため、他とは一線を画した着眼点を示せます。

向上心

工夫することは、現状よりも良い結果を得ることにつながります。

向上心のない方は、工夫してまで何かを得ようとはしないことがほとんどです。

創意工夫してきた経験は、取り組んだ事柄に対して向上心があり、より良い結果を得ようとしていることを示しています。

工夫を行うことは手間や労力が余分にかかりますが、その分得られる知識や経験は増え、成長に繋がります。

労力を惜しまず、自身が目指す目標や得たい結果のために創意工夫し、努力する姿勢は、どの企業でも歓迎されるスキルです。

課題解決力

工夫して課題に取り組むことで、その課題の解決に導くことができます。

課題の明確化や具体的な工夫から取り組みの結果までをきちんと示すことで、課題解決力をアピールできるでしょう。

仕事において、さまざまな問題に直面した際や、お客様の課題解決を図る際に役立てることができます。

工夫して取り組んだことに関するポイントを紹介してきました。

エントリーシート全体の対策を行いたい方は、必要な情報が以下の記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

まとめ

この記事では、エントリーシートの書き方に迷う就活生に向けて、「学生時代に工夫して取り組んだこと」についてのポイントや書き方について解説しました。

工夫した内容を記述する際には、どんな課題に対してどのような工夫を行ったのかを明確に示すことが重要です。

驚きや感動を与えるような工夫はもちろんのこと、取り組んだ事柄に対する熱意や向上心も伝わるように意識して作成してください。

この記事が、内定への一歩を踏み出すための参考になることを願っています。

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