研究職と開発職の違いは?やりがいや向いている人も

2024/6/22更新

はじめに

研究職と開発職は、理系の就活において人気の職種です。

そのため両者の違いは確実に認識しておきたいものです。

両者は異なる職種のため、やりがいや向いている人も異なってきます。

ここでは、研究職と開発職の違いだけでなく、やりがいや向いている人についても解説していきます。

この記事は以下のような点を知りたい就活生を対象にしています。

対象
  • 研究職と開発職の違いって?
  • 研究職と開発職は何をするのか
  • 研究職と開発職のやりがいとは

研究職や開発職に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

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研究職と開発職の概要

研究職と開発職の違い

はじめに、研究職と開発職の概要を見ていきましょう。

研究職とは

研究職は、学術機関や企業の研究開発部門などで活動する専門家のことです。

研究職においては、新しい知識や技術を発見し、既存の問題に対処するための解決策を模索します。

具体的には、実験や調査を通じてデータを収集し、分析して問題を解明したり、新しい理論や技術を開発したりするのです。

研究職には、自然科学、工学、社会科学、人文科学など、さまざまな分野での専門知識が求められます。

また、コミュニケーション能力や問題解決能力も重要であり、他の研究者やチームとの協力や成果の共有が欠かせません。

研究職は、新たな知見や技術の開発に貢献することで、学術界や産業界の発展に寄与しています。

開発職とは

開発職は、製品やサービスの開発に携わる専門家のことです。

開発職においては、市場のニーズや技術の進歩に基づいて新製品や改良版の開発を行います。

具体的には、プロトタイプの設計や製造、テスト、評価を担当し、製品の品質や機能を向上させるための改善策を提案するのです。

開発職は、さまざまな分野において活躍します。

例えば、ソフトウェア開発者は、新しいアプリケーションやプログラムの開発を行い、エンジニアは、機械や電子機器の設計や製造を担当します。

また、医薬品や化学製品の開発者は、新しい医薬品や化学物質の合成法を研究し、効果や安全性を評価するのです。

開発職には、クリエイティビティや問題解決能力が求められます。

また、チームでの協力やプロジェクトの管理能力も重要です。

開発職は、革新的な製品やサービスを市場に提供することで、企業や社会の発展に貢献します。

研究職と開発職の違いは

研究職と開発職は、共に新しい知識や技術の開発に関わる職種ですが、そのアプローチや目的には違いがあります。

研究職は、基礎的な科学や技術の理解を深め、新たな知見や理論を発見することに焦点を置きます。

問題の解明や新しいアイデアの発見を目指して、実験や調査を通じてデータを収集し、理論を構築するのです。

一方で開発職は、既存の知識や技術を活用して、製品やサービスの実用化や改良を行います。

市場のニーズや顧客の要求を考慮しながら、製品やサービスの設計、製造、テストを担当し、実用的な解決策を提供するのです。

研究職は基礎研究に従事し、新たな知見や理論を発見するのに対し、開発職はその知見を実用化し、製品やサービスを実際の市場に導入することに焦点を置いています。

研究職と開発職の仕事

研究職や開発職には、それぞれ異なる種類の仕事があります。

以下にまとめているので、ぜひ参考にしてください。

研究職

研究職には、基礎研究と応用研究という2種類の職種があります。

基礎研究

基礎研究は、科学や技術の基本原理や理論を理解し、新しい知識や概念を発見することを目的とした研究活動です。

応用や実用化に直接的な関係がなく、純粋な学術的な探求を重視します。

基礎研究者は、実験や理論的な分析を通じて現象や問題を探求し、新しい仮説や理論を提案します。

彼らの研究成果は科学の発展や技術の進歩に重要な基盤を提供し、将来的な応用研究や開発に影響を与えるでしょう。

基礎研究は、科学や技術の進歩の根幹をなす重要な要素であり、革新的な発見や理論の構築を通じて、社会や産業の発展に貢献します。

 

応用研究

応用研究は、基礎研究の成果を実際の問題解決や社会のニーズに応用することを目的とした研究活動です。

基礎研究の知見や技術を実用的な形に展開し、新製品やサービスの開発、問題の解決、社会の改善に役立てることを重視します。

応用研究者は、基礎研究から得られた知識や技術を応用して、実際の課題に対処し、具体的な成果を生み出すのです。

彼らの活動は、産業界や社会に直接的な影響を与え、新製品や技術の開発、効率化、持続可能性の向上などを通じて社会の発展に貢献します。

基礎研究の成果を活用して現実の問題に対処し、実用的な価値を提供することで、科学技術の進歩と社会の発展を促進しているのです。

 

開発職

開発職には、商品開発と技術開発の2つがあります。

商品開発

商品開発は、市場に新しい製品やサービスを提供するプロセスです。

これには市場調査、アイデアの発想、設計、製造、テスト、販売戦略の立案などが含まれます。

チームは顧客のニーズや競合製品を分析し、それに基づいて製品コンセプトを開発します。

その後、プロトタイプの作成やテストを行い、製品の機能や品質を評価するのです。

製品が市場に投入される際には、販売戦略やマーケティング活動が展開され、顧客への認知度と需要が創出されます。

商品開発は、イノベーションと市場の要求に応えることで企業の競争力を向上させ、顧客満足度を高める重要な活動です。

 

技術開発

技術開発は、新しい技術やプロセスを開発し、実用化するプロセスです。

これには、市場調査、技術評価、設計、実験、プロトタイプの作成、テスト、実装が含まれます。

チームは、市場のニーズや技術の進歩に基づいて新たなアイデアを検討し、そのアイデアを実現するための技術や手法を開発します。

技術開発は、製品やサービスの革新を促進し、企業や社会の競争力を向上させるための重要な活動です。

また、持続可能性や安全性の向上、効率化など、社会的な課題に対処するための技術の開発も、重要な側面です。

技術開発は、継続的な研究と実践を通じて進化し、革新的な成果を生み出すことで、産業界や社会全体の発展に貢献します。

研究職や開発職に向いている人とは

研究職や開発職に向いている人とは

研究職と開発職は異なる職であることが分かりました。

それぞれについて、向いている人を確認していきましょう。

研究職に向いている人

研究職に向いている人は、考えることが好きで粘り強い人です。

考えることが好きな人

研究職に向いている人は、考えることが好きな人です。

考えることが好きな人は知的好奇心が強く、問題解決や新たなアイデアの発見に情熱を傾けるでしょう。

複雑な問題に対して分析し、理論を構築することに喜びを感じます。

また、探求心と忍耐力を持ち、困難に立ち向かいながら解決策を見出そうと努力するのです。

常に学び続け、自らの知識と理解を深めることに積極的に取り組みます。

さらに、創造性や想像力を活かし、新しいアプローチや発見を追求するでしょう。

考えることが好きな人は、研究職において問題の解明や新たな知識の創造に貢献することで、自己実現を果たすことができるのです。

 

粘り強い人

研究職に向いている人は、粘り強い人です。

困難や挫折に直面しても、諦めずに目標に向かって努力し続けるでしょう。

研究には時間と労力がかかるため、忍耐力と毅然とした姿勢が不可欠です。

粘り強い人は試行錯誤を繰り返し、失敗や反対に打ち勝つための戦略を練ります。

また、研究はしばしば長期間にわたるプロセスであり、成果が得られるまでには時間がかかることがありますが、根気よく取り組めるでしょう。

粘り強い人は途中で挫折することなく目標を達成し、困難な課題にも立ち向かうことができるのです。

粘り強さは、新たな知識や発見を生み出す研究の世界で不可欠な資質であり、研究職において大きな成功を収めることができます。

 

開発職に向いている人

開発職に向いている人は、粘り強さがある人、コミュニケーション能力がある人、発想力がある人、調査や分析が好きな人です。

粘り強さがある人

開発職に向いている人は、粘り強さがある人です。

粘り強さがあれば、製品やサービスの開発プロセスが複雑で時間がかかることを理解し、目標に向かって不屈の努力を続けるでしょう。

問題が発生してもめげずに解決策を模索し、必要な修正や改善を行います。

開発プロジェクトはしばしば長期間にわたりますが、粘り強い人は忍耐強く取り組み、目標の達成に向けて着実に進めていくでしょう。

開発職ではチームとの協力やコミュニケーションも重要です。

しかし、粘り強い人は困難な状況下でもチームを鼓舞し、進行をリードする力を持っています。

粘り強さがある人は開発プロセスの厳しさに耐え、イノベーションや成果を生み出せるため、開発職において大きな成功を収めることができるのです。

 

コミュニケーション能力がある人

開発職に向いている人は、コミュニケーション能力がある人です。

コミュニケーション能力があれば、チームメンバーや関係者との円滑なコミュニケーションを通じて、プロジェクトの進行や目標の達成に貢献できるでしょう。

自分のアイデアや意見を明確に表現し、他の人の意見やフィードバックを受け入れる柔軟性を持っています。

また、問題解決や意思決定の過程で他のメンバーと協力し、効果的な解決策を見出すためにコミュニケーションをするでしょう。

顧客や利害関係者とのコミュニケーションも重要です。

コミュニケーション能力がある人は要件や期待を理解し、製品やサービスの開発に反映させるために積極的に対話できるでしょう。

開発プロジェクトを円滑に進め、チームの連携や成果の最大化に貢献することができます。

 

発想力がある人

開発職に向いている人は、発想力がある人です。

彼らは新しいアイデアや解決策を生み出す能力に優れており、常に革新的な視点で問題に取り組むでしょう。

既存のアプローチにとらわれず、柔軟な発想を持ち、新たな視点から課題にアプローチするのです。

また、周囲の状況やニーズを的確に把握し、それに基づいて独創的な解決策を提案するでしょう。

さらに、チームとの協力やブレインストーミングを通じて集合知を活用し、より良いアイデアを育てます。

発想力がある人は、開発プロジェクトにおいて革新的な製品やサービスを生み出し、競争力を向上させることが可能です。

 

調査や分析が好きな人

開発職に向いている人は、調査や分析が好きな人です。

彼らは情報を集め、データを分析し、問題を解決するための洞察を得ることに興味を持ちます。

複雑な情報や要因を理解し、それを基に新しい製品やサービスを開発するプロセスに積極的に取り組めるのです。

また、彼らは客観的な視点でデータを評価し、客観的な問題を特定し、効果的な解決策を見出すでしょう。

さらには市場動向や競合状況を把握し、製品やサービスの開発に反映させるために継続的な調査を行います。

調査や分析が好きな人は開発プロジェクトにおいて問題の本質を理解し、革新的な解決策を生み出すことができるのです。

研究職や開発職に就くためには

研究職や開発職に就くためには

研究職や開発職には、専門的な知識が必要です。

理系の大学院の修士課程・博士課程を修了しましょう。

修士課程では、専門分野における基礎的な理論や技術を習得し、研究能力を高めます。

博士課程ではより高度な専門知識や研究技術を習得し、独自の研究を行うことが求められるのです。

これらの課程では、実験や分析の経験を積み重ねることで、専門分野における深い理解と高度な技術力を身につけます。

また、論文執筆や発表の経験を通じて、研究成果を広く社会に伝える能力も養います。

修士課程や博士課程の修了後は、学術機関や企業の研究開発部門などで活躍するための基盤が整うでしょう。

これらの学位取得プログラムでは専門的な知識を深めるだけでなく、独創性や問題解決能力を育成することも重視されています。

研究職や開発職のやりがい

研究職や開発職のやりがいについて、以下に説明していきます。

研究職のやりがい

研究職のやりがいは、以下の2点があります。

興味のあることをとことん追求できる

研究職のやりがいは、興味のあるテーマや問題に対して深く掘り下げ、専門知識を活かして新たな発見や理解を得られることです。

自分が興味を持つ領域に関する研究を行うことで、日々新たな知見や洞察を得る喜びを味わえるでしょう。

その過程で自らのアイデアや仮説を検証し、新たな発見を導き出すことで、自己成長や達成感を感じることができます。

さらに、興味のある研究テーマに情熱を注ぐことで、社会や産業界に貢献する研究成果を生み出せる喜びもあるでしょう。

研究職では、自分の興味や好奇心を追求し、その成果を通じて世界に新たな価値を提供できるため、大きなやりがいを感じることができます。

 

社会に貢献できる

研究職のやりがいは、自分の仕事の成果が社会に貢献することにあります。

研究者は新たな知識や技術を生み出し、それを応用して社会の課題解決や発展に寄与できるのです。

例えば、医学の研究者は新薬の開発や治療法の改善を通じて病気の治療や予防に貢献し、エネルギーの研究者は新たな再生可能エネルギー源の開発を通じて環境問題の解決に寄与します。

また、社会科学の研究者は政策の策定や社会問題の解明に役立つ知識を提供し、文化の研究者は文化遺産の保護や文化交流の促進にも寄与するでしょう。

このように、各分野の研究者が社会に新たな価値を提供し、多方面での発展を支えているのです。

研究者の成果は社会の発展や改善に直接的な影響を与えるため、自らの仕事が社会に貢献することを実感できることがやりがいの一つです。

 

開発職のやりがい

開発職のやりがいは以下の2点です。

要求されるニーズと目標が明確

開発職のやりがいは、要求されるニーズや目標が明確であることです。

開発者は、市場や顧客のニーズに基づいて製品やサービスを開発し、それらが特定の目標を達成することが期待されるでしょう。

この明確な目標設定により、開発者は自らの仕事に集中し、効果的な解決策を見出せるのです。

また、ニーズや目標が明確であることは、開発プロセスの進行や成果の評価にも役立ちます。

開発者は、求められるニーズに対して直接的な解決策を提供し、市場競争力を高めることで、社会や組織に直接的な影響を与えられるでしょう。

そのため、自らの仕事の成果が実際に役立っていると実感し、大きなやりがいを感じるのです。

 

仕事が大きい

開発職のやりがいは、仕事の規模が大きいことです。

開発者は大規模で複雑なプロジェクトに携わり、製品やサービスの開発から実装までを担当します。

このような大きなプロジェクトに関わることで、開発者は自らのスキルや能力を最大限に発揮し、成長する機会を得ることが可能です。

また、大規模なプロジェクトに取り組むことで、自分の仕事が社会や産業界に与える影響が大きくなるため、やりがいを感じるでしょう。

さらに、大きなプロジェクトに携わることでチームと協力し、共に目標を達成する喜びも味わえます。

開発者は自らの仕事が大きな成果につながり、社会や組織に貢献することを実感し、やりがいを感じるでしょう。

まとめ

ここまで、研究職と開発職の違い、研究職と開発職の種類、向いている人、やりがいについて解説してきました。

研究職とは、基礎研究や応用研究を行い、新たな知識や理論を発見し、学術的な成果を追求する職種です。

これに対して開発職は、その知識や理論を実用化し、製品やサービスの開発や改良を行います。

研究職は、学術機関や研究所、企業の研究開発部門などで活躍し、理系の大学院の修士課程や博士課程を修了することが一般的です。

研究職には、基礎研究者や応用研究者などの種類があります。

基礎研究者は、新たな知識や理論を発見することに焦点を当て、科学や技術の進歩に貢献するのです。

一方で応用研究者は、その知見を実際の問題解決や社会への応用に活かし、技術の実用化や製品開発に取り組みます。

研究職に向いている人は、好奇心旺盛で問題解決能力があり、自己主張ができる人が多いです。

やりがいとしては、自分の研究が社会や学術界に貢献することや、新たな知識や発見をもたらせることが挙げられます。

研究職は、自己成長や達成感を得る機会を提供し、社会の発展に貢献することができるため、多くの研究者がそのやりがいを得られるでしょう。

一方、開発職は、既存の知識や技術を実用化し、製品やサービスの開発や改良を行います。

研究職が新しい知識や理論を追求するのに対し、開発職はその知識や理論を実際の製品やサービスに応用し、市場競争力を高めるのです。

開発職は、企業の製品開発部門や技術開発部門、ソフトウェア開発会社などで活躍し、幅広い分野で需要があります。

開発職に向いている人は、クリエイティブで問題解決能力があり、チームでの協力やコミュニケーション能力が高い傾向があります。

やりがいは、自分の仕事が市場や顧客のニーズに直接的に応え、製品やサービスの開発に成功した際の達成感や喜びを感じることができる点です。

また、製品やサービスが市場で成功を収めた際には、その成果が社会や組織に直接的に貢献することもやりがいの一部です。開発職は、自らの手で製品やサービスを形にし、市場での成功を実現することができるでしょう。

多くの開発者がそのやりがいを享受しています。

研究職や開発職について理解を深め、志望動機を作る際には、この記事を参考にしてみてください。

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