留学していて就活に間に合わない場合の二刀流のススメ!?を徹底解説!

2024/8/28更新

はじめに

学生の皆さんは、在学中に海外留学を検討したことはありますか?

実践的な語学力を磨くという点もさることながら、海外で異文化に触れることを通じ、日本国内では得ることのできない貴重な経験を積むことを通じ、人間的な成長も期待できます。

その一方で海外留学には一定の不安要素があることも事実です。

それは、「留学するためには大学を休学しないといけないのだろうか」ということと、「留学から帰国した場合、就活に乗り遅れてしまうのではないか」ということに集約できます。

そこで、この記事では、次のような不安を覚える学生ないし就活生を対象にしています。

この記事の対象
  • 海外留学する場合のタイミングが分からない
  • 留学先から帰国した後、就活を乗り切れるか不安がある
  • 就活に関し、留学前から準備しておくべき事項があれば知りたい

海外留学を予定し、帰国した後に就活する場合の対処法について知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

また、留学していて就活に間に合わなくなった場合の対処法I以外の業界全般については以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

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この記事の結論

留学と就活の二刀流のススメ

これから海外留学を計画している学生の皆さんにおいては、「留学中は学業に専念したい」という希望を持っている人が大半であろうと想像しています。

確かに限られた期間である以上、留学中においては留学先での勉強や、ほかの留学生との交流に重点を置き、留学する意義を最大限に高めたいということは十分に理解できます。

しかし、その留学も期間の終期を迎えることは分かっているはずです。

また、留学それ自体が目的ではなく、自身のその後のキャリアを形成していく上での手段であることも疑う余地のないところです。

このため、留学を計画する学生の皆さんは、留学を終えて帰国した後の就活をも視野をも視野に入れた上で留学に向けての準備をすることを強くおすすめします。

留学すると就活に間に合わない⁉

留学すると就活に間に合わない?

大学3年生での留学する際の課題

学生の皆さんの中には、大学3年生より海外留学に向かう人が出てくることがあります。

実は、大学3年生という時期は、学生生活において、ある程度長期の留学をする場合の最大のチャンスであるともいえます。

しかし、今一つ、留学に向けて踏み切ることに躊躇を感じることも事実なのです。

それは、留学を終えて帰国した後に取り組むことになる就活が頭をよぎるからです。

中には、大学3年生で約1年間の海外留学をした後、留年して就活を行い、その結果、通常よりも1年間卒業を遅らせるという選択を取るという方法もあり得るところではあります。

確かに現役生であれば、卒業が1年遅れたとしても大きな問題にはならないでしょうし、留年の目的が明確であるため、その後の就活等においても支障を来すものとまでいえないでしょう。

それでも、大学入学当初からの仲間と一緒に卒業することは叶わず、また、留年にあたり一定の学費の負担も生じることも事実であり、留年の選択・判断は慎重に行う必要があります。

海外の大学の学期制

海外の大学の学期制は、日本の大学のそれとは異なります。

日本の大学は、毎年4月より新たな学期が始まりますが、米国や英国では、最も一般的な9月入学の場合、卒業は5月になります。

日本企業への就活を考えた場合、3月頃より会社説明会が開催され、エントリーシート(ES)の作成及び提出、そして適性検査の受検が始まることになります。

留学から帰国した段階では4年生になっており、そこから就活に向けて取り組むことになるわけですが、会社説明会にエントリー・参加することができる企業は限定されてしまいます。

特に日本企業の場合には、人気のある企業は選考手続きを前倒しにする傾向にあるため、留学している場合、人気企業の選考に間に合わない危険があるわけです(コロナ禍においては、会社説明会をWEB形式で実施する企業が多く、その後、コロナ禍が明けた後においてもWEB形式での会社説明会を継続する企業も少なくありませんが、中には会場形式での会社説明会に切り替えている企業もあります)。

よって、留学より帰国し、慌ただしい中、準備不十分な状態で就活に臨み、自身が納得することのできない就活結果を受け入れるよりも、留年という選択する方が良いのだろうかという悩みが生じるというわけです。

 

留学時期を調整する

2年生秋季からの留学

大学3年生の秋から留学すると、帰国後の就活に出遅れ感が伴うため、1年前倒しにする、すなわち大学2年生の秋から留学する方法が考えられます。

・メリット

この方法のメリットは、留学から帰国した後、就活にあたり、時間的にも精神的にも余裕をもって準備し、対応することができることにあります。

留学中も就活の心配をする必要がなく、留学での勉強や他の留学生との交流に集中することもできます。

加えて、早い段階での留学を行うことにより、大学を休学等する必要がないことも大きなメリットであると言えるでしょう。

・デメリット

大学2年生で留学することは、帰国後の就活スケジュールへの影響を避けることができる点では良いのですが、デメリットがあることも事実です。

それは、多くの学部生の場合、大学3年生からゼミに参加するはずです。

ゼミに参加するにあたっては、各々の大学・学部学科、さらにはゼミの指導教授の方針によりますが、ゼミへの参加を認めるにあたり、筆記試験や面接(またはその双方)を通じて選抜を行うことがあります。

特に学生に人気のあるゼミの場合には、希望者全員を受け入れることは困難であるため、そうした選抜の必要性があるわけです。

そうなると、2年生の秋から留学する場合、3年生からのゼミ選考を受けることができないおそれがあるということになります。

また、講義やゼミを離れ、学生時代の醍醐味ともいえる、同じ大学に通う友人たちとの想い出作りに時間を割くことができないという面も無視できないでしょう。

実際、就活が始まると、特に文系の学生の場合、就活に要する期間が長くなる傾向にあるため、学内の各種イベント等に十分に参加することができない場合が少なくありません。

3年生秋季からの留学

・メリット

3年生としての新しい学期が始まり、ゼミの選考を終えた上での留学となるため、ゼミに入ることができるか否かを心配する必要がなくなります。

ただし、他のゼミ生とは異なるコースを辿ることになるため、留学手続きをすすめるにあたっては、事前にゼミの指導教授に対し、丁寧に説明を行い、理解を得ることが必要です。

・デメリット

この場合のデメリットは、既述のように留学から帰国した後に就活に参加することになるため、結果的に他の就活生よりも出遅れてしまう出遅れてしまうこととなり、早期に選考を終了してしまう企業の選考を受けることができず、不本意な就活となるおそれがあることです。

また、就活を別にして、学内においても留学前に必要な単位を取得していないと卒業に響く場合もあり得ます。

このため、卒業に必要となる単位が残りどれだけなのか、を前もって確認しておくとともに、可能であれば、大学入学直後の1年生、2年生のうちに地道に単位を取得できるよう、日々努力しておくことが肝要であるともいえます。

 

卒業後に就活することの是非

大学在学中に留学とともに就活準備を行うことの負担ないし課題があることを直視し、留学中は留学に専念し、就活は大学を卒業した後に行うということも一つの方法として考えられるところではあります。

・メリット

この方法のメリットは、留学中は留学に、帰国した後は、その年の就活を見送るため、残された大学生活を送ることに多くの比重を置くことができることにあります。

・デメリット

日本の大手企業の多くが大学既卒者の新卒の選考を実施していないことが最大のデメリットです。

企業の多くは大学に在学している学生を対象として選考を実施しているわけです。

このため、大学を卒業した後に就活を行おうとしても、他の就活生と同じスタートラインにつくことさえできないという事態に直面してしまうおそれがあるのです。

もちろん、企業の中には既卒者に対する門戸を閉ざすことなく、受け入れる姿勢を示してくれる会社もあるはずです。

しかし、その数は少ないことが普通です。

既卒者について、企業は大学を卒業した後、企業等で社会人経験を積んでいることを前提に、そのキャリアを活かした中途採用の道を用意しているのです。

新卒による採用の場合には、学業その他の要素を総合的に考慮し、その将来性を買っているという違いがあるわけです。

このように見てくると、大学卒業後に就活を行うという方法は、留学から帰国した後の大学4年生の際に就活を行うとき以上に狭き門となることが分かります。

留学から帰国して就活を行うにあたり、大手企業を志向するのであれば、卒業後の就活実施は避けることが賢明であるといえるでしょうであるといえるでしょう。

 

留学と就活を両立する二刀流ノウハウ

留学前にやっておくべきこと

1.企業研究をしっかりと行う

留学から帰国した後に就活を行う場合には、大手会社をはじめとする企業の選考が始まってしまっているという日程上の事情の他に、留学をしていた就活生本人による、留学から就活へのスムースな切り替えができないという課題がありました。

就活生自身は、留学中よりそのことを認識しており、留学先から帰国する際には「帰国したらすぐに就活に取り掛かろう」と心に決めていたはずです。

しかし、帰国後の諸手続きに追われるなどしてしてしまい、当初の予定よりもかなり遅れて就活開始となってしまうことはよくあるものです。

就活生自身でコントロールできない事情が発生してしまうことは避けることができません。

このため、帰国後にそうした事態に直面することを予め織り込んでおき、通常であれば帰国後に取り掛かる事項を、「留学前に先取り」しておくのです。

では、留学前に先取りするにふさわしい事項は何でしょうか。

それは、次の事項です。

先取り事項
  • インターンシップに参加する
  • OGやOBを訪問する
  • 業界研究、企業研究を行う
  • 自己分析を行う

これらの事項は、しっかりと行おうとする場合、意外なことにかなりの時間を要するものなのです。

それは、いずれも就活における自身の土台とも言い得る事項だからです。

就活生自身が判断等にあたり、慎重になるのです。

だから時間を要するものですし、時間をかけるべきであるともいえるのです。

留学する前の段階で上記の事項に取り組んでおきましょう。

自身がその段階で方向性等を決めた場合であっても、その後の事情(例えば、留学経験の過程)で別の方向に舵を切りたいと考えることもあるでしょう。

その場合であっても、留学前の準備の段階で取り組んだことが意味を失うわけでありませんので、不安感を覚える必要は全くありません。

2.留学予定の就活仲間を探す

自分と同じように留学し、帰国後に就活することを予定している仲間を見つけることができれば心強いといえます。

大学在学中の海外留学というコースは、多くの学生とは異なる選択をするわけであり、それ自体が本人にとって緊張感を覚えるものです。

加えて、留学から帰国した後、すぐに就活に向けて舵を切ることに対する心身の負担は相当なものになることは容易に予想できることです。

そんなときに同じ境遇にいる仲間を見つけることができたならば、その負担のうち、特に精神的な面については、かなり軽減されることでしょう。

また、就活にあたっては、「この時期における自分の行動は、方向性を誤ったものとなっていないだろうか」という不安について、これを照合し、判定する上で重要なモノサシになることは間違いありません。

また、仲間の頑張りを見て、自分自身を奮起させることにも繋がります。

同じ境遇にある仲間を見つけることの意義は、上記のとおりです。

このため、同じ大学内で見つける必要性は必ずしもありません。

別の大学の仲間であっても全く構わないのです。

もちろんタイミングの問題もありますので、そうした仲間を見つけることができなできない可能性もありますが、もし、仲間を作ることができれば、素晴らしいですね。

オンラインで選考を実施する企業を見つけ、応募する

コロナ禍においては、多くの企業が選考のオンライン化を進めました。

社会においてコロナに一区切りがついた現在においては、選考を従来の対面形式に戻す企業も出てきましたが、オンラインでの選考の効率性等を積極的に評価し、継続する企業も少なくありません。

このため、自身が志望する企業がオンラインでの選考を採用するか否かを調査しておくと良いでしょう。

仮に、その企業がオンラインでの選考を採用する旨を明らかにしていない場合でも、自身が留学生であり、その企業が実施する選考期間中には対面での選考参加が困難である事情を説明し、オンライン形式での選考に切り替えていただける余地がないかを相談してみるのも一つの方法です。

企業に対して、こうした相談をすることに躊躇を感じることがあるかもしれません。

しかし、海外経験のある人材を採用したいと考える企業は多く、留学期間中に選考日程が開始されたことにより、対面での選考参加ができないという理由のみをもって、その学生/就活生を自社の選考から外すということは考えにくいのも事実なのです(社内で幹部からから「あの留学生はどうして選考から漏れたのか」と聞かれた場合に、「対面での参加ができなかったためです」という形式的な回答は通らないのが通常です)。

また、選考のうち、会社説明会はオンラインでの参加で問題ない場合が多いと言えます。

問題となり得るのが適性検査・WEBテストです。

WEB受検の方式を採用する企業もありますが、実際に試.験会場での受検を指定する企業も少なくありません。

こうした場合も、事情を説明し、代替手段の採用可能性について相談してみると良いでしょう。

また、エントリーシートについても、その提出を郵送によることを指定する企業もあります。

この場合、海外からの郵送でも受理されますが、日本国内と比して日数を要するので時間的余裕をもって作成・提出する必要があることを意識しておきましょう。

現地イベントに参加する

留学中に現地で開催される各種のイベントに参加することも良いです。

現地では、キャンパスリクルーティングの他、毎年10月~11月にボストンキャリアフォーラムが留学生向けに開催されます。

ボストンキャリアフォーラムは、参加する留学生は約6,000人、参加する企業は約200社との言われています。

留学生の立場から見れば、多くの企業の採用担当者と面接することができる貴重な機会であり、また、参加企業としても優秀な海外からの留学生を戦力として確保することのできる機会であるといえます。

こうした機会を活用していくためには、留学生/就活生が「待ち」の姿勢ではなく、自身が積極的に情報を取りに行く姿勢で臨むことが重要になります。

留学経験を就活に活かすコツ

留学する動機を就活前に明確にする

留学生としては、自身がこの時期に留学する目的を明確にしておき、そのためにどれだけの努力をし、具体的な成果として何を残すことができたのか、しっかりと伝えることができるようにしておく必要があります。

留学は、単なる旅行ではありませんし、思い出作りでもありません。

留学を通して自身がどれだけ成長することができたのかが重視されます。

異文化に触れ、様々な国籍の人たちとの交流を経て、留学することでしか経験し、身に着けることのできない事項をしっかり把握し、その都度、記録しておくことが良いでしょう。

 

まとめ

留学していて就活に間に合わない場合の二刀流のススメのまとめ

この記事では、(特に3年生の秋季から)海外留学し、帰国後に就活を行うことを予定する就活生にとって、企業各社の選考に間に合わない場合があることへの不安を克服していく方法について解説しました。

学生時代に海外経験をするということは非常に意義あることであることを改めて認識したいところです。

その経験を自身の就活にも十分に活かしていきましょう。

就活生としては、その際、選考手続きに乗り遅れが気になり、その年の卒業を見送り、留年した上で翌年の就活に切り替えることや、そのまま卒業し、卒業後に就活を行うことが頭をよぎるかもしれません。

しかし、前者は大学入学当初からの友人たちと一緒に卒業することができなくなることに加え、留年のために要する費用負担の問題が残ります。

また、後者については、既卒者に対して新卒採用の門戸が狭まる現実があります。

こうした状況を考えると、そうせざるを得ない特段の事情がある場合を除き、留学経験をしつつ、就活も並行して行うという「二刀流」を採用することが賢明です。

留学中であることを理由に企業に対して配慮を求めることは企業に対する失礼にはあたりません。

企業が就活生の事情を汲んでくれたならば、その際にお礼の言葉を述べることがよいでしょう。

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