希望職種が複数ある!履歴書・エントリーシートの書き方を徹底解説

2024/5/24更新

はじめに

希望職種が複数ある場合、履歴書やエントリーシート(ES)にはどのように書いたら良いか分からないという人も多いでしょう。

そこで本記事では、希望職種が複数あるという就活生に向けて、履歴書やエントリーシート、面接で必要な志望動機の書き方や本人希望記入欄の書き方をメインに解説しています。

その他、書く前に注意するべきポイントや書き方のポイント、職種別の志望動機例文もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

以下に参考になる記事を紹介します。

自分史の書き方は下記に記載した参照ページを確認してください。

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希望職種を複数書く前に、注意しておくべきポイント

希望職種を複数書く前の注意

希望職種が複数ある場合に、履歴書にどのように書いたらいいか分からないという人に向けて、まずは書く前に注意しておくべきポイントについて解説していきます。

複数応募ができる企業なのかを確認する

まずは、企業の採用サイトに記載されている募集要項についてしっかりと目を通し、複数の職種に応募可能かどうかを確認しましょう。

もし複数応募が不可能だった場合に、複数の職種に希望を出してしまうと、企業側が採用の判断が付けづらく、迷惑がかかる可能性があります。

そうなると、あなたに対するマイナスイメージは避けられないでしょう。

志望順位を明確にしておく

複数の職種を希望する場合は、希望職種に対して志望順位をつけておきましょう。

当たり前のことながら、実際に就けるのは1つの職種のみなので、志望順位があやふやだと、全体的な志望動機も曖昧になりやすくなってしまいます。

そうなると、志望度が低いのではと企業に感じさせることになり、低評価を受けることになりかねません。

履歴書やエントリーシート、面接では志望動機がしっかりと問われる場面ですので、志望順位は明確にしておきましょう。

【履歴書】本人希望記入欄に希望職種を書く際のポイント

履歴書の本人希望記入欄に希望職種を記入しておけば、企業側にとっても分かりやすくなり、親切丁寧です。

職種は、企業の採用サイト通りの正式名称を記載する

希望職種は企業の採用サイトをチェックして、必ず正式名称で記載するようにしましょう。

同じような内容の職種でも、企業によって名称が異なる場合があるので、希望職種が間違って伝わってしまう可能性があります。

そのような事態を避けるためにも、希望職種の名称は企業にとって分かりやすい正式名称で記載するようにしましょう。

職種の志望理由は簡潔に述べる

本人希望記入欄に希望職種を書く場合、志望理由についてもあわせて記載した方が好印象ですが、本人希望記入欄という限られたスペースの中で長い文章を記載するのは、あまりおすすめできません。

希望職種が複数ある場合は、箇条書きで記載するのがおすすめです。

履歴書には別で志望動機の欄も用意されているので、詳しい内容はそちらに記入するようにしましょう。

<書き方の例>

希望職種1:営業職

志望理由:これまで培ってきたコミュニケーション能力を活かして、顧客のニーズに貢献したいと考えております。

希望職種2:研究職

志望理由:大学の〇〇研究を通して身につけた知識や技術を活かして、貴社の研究に貢献したいと考えております。

【履歴書】希望職種以外にも希望があれば記載したい内容

本人希望記入欄には、希望職種以外にも希望があれば記載できる事柄があります。

希望職種以外で絶対条件があれば記載する

希望職種以外でも、自分の中で絶対に譲れない条件があれば、記載してもOKです。

ただし、企業にとっても譲れない条件だった場合は、不採用となるリスクもあります。

そのため、本人希望記入欄に書く内容は慎重に選んでください。

また、その事柄を希望するやむを得ない事情を伝えるためにも、理由については必ず記載するようにしましょう。

本人希望記入欄に書くのは避けるべき事柄

希望職種は本人希望記入欄に書くべきないようですが、逆に書かない方がいい内容もあります。

以下の項目を記載することで、就職が不利になる場合があるので注意しましょう。

給与面に関する希望

給与に関する希望を本人希望記入欄に書くのは絶対に避けてください。

まだその就活生がどんな人柄なのかも知りもしない時点で、給与面に関する希望を書面で突き出してしまえば、傲慢な人だと思われても致し方ありません。

給与面に関する希望を言うのなら、早くても面接時の逆質問の際や、内定後の面談まで待ってからにするのが賢明です。

待遇に関する希望

これも給与面の希望と似ていますが、「身勝手な人」「自己中心的な人」と思われかねないため、避けましょう。

また、待遇面に関しては、その企業の全社員に対して採用されていることが多く、一人だけ特別扱いするわけにもいかないので、希望は通らない場合がほとんどです。

どうしても自分の中で絶対条件としてあることで、採用サイトにも記載がないような事柄なら、応募前に問い合わせておくことをおすすめします。

志望動機や自己PR

先ほども記載したように、本人希望記入欄はスペースが限られており、志望動機は別で記載できる欄が用意されているため、書いてはいけません。

自己PRも同様です。

本人希望記入欄は「希望」を書く場なので、ここに志望動機や自己PRを書いてしまうと、文章に対する理解力がない人と判断されてしまいます。

質問内容

本人希望記入欄には質問事項についても記載するのは避けてください。

企業に対して質問したいことがあれば、電話やメールで事前に質問するか、面接の最後に質問するようにしましょう。

企業の就業時間外の連絡可能時間

アルバイトやサークルなどで電話に出られない時間がある場合は、本人希望記入欄に連絡可能時間を記載しておくと親切です。

ただし、応募先企業の就業時間外の時間を指定しないように気を付けましょう。

企業の採用担当者が残業しないといけなくなり迷惑がかかるので、応募先企業の就業時間を確認してから連絡可能時間帯を記入するようにしてください。

 

企業が志望動機を聞く理由

企業が就活生に志望動機を聞く理由としては、主に以下の2点が挙げられます。

  1. 志望度の高さをチェックするため
  2. 会社の社風や理念とマッチするか確認したいから

 

それぞれについて、詳細を解説していきます。

志望度の高さをチェックするため

企業の人事は当然ながら、採用活動において時間や労力をかけています。

そのため、就活生がどれだけ魅力的な人材であっても実際に入社してもらえなければ、活動の意味がなくなってしまいます。

採用活動を無駄にしないためにも、就活生の志望動機を聞くことは企業にとって重要なポイントです。

具体的には、「この企業や業界でなければいけない理由」や入社後のキャリアプランについて質問し、「企業と就活生の間にキャリアに対する相違がないか」を確認することもあります。

実際に、全く同じ知識や技術を持つ就活生が2人いたとして、企業はより情熱や意欲のある就活生を採用したいと感じるでしょう。

また、情熱や意欲を感じられる就活生は、入社後も積極的に業務にあたってくれるだろうといったポジティブなイメージを与えられます。

会社の社風や理念とマッチするか確認したいから

2つ目の理由は、入社後の業務に対する就活生の適性を図るためです。

就活生の志望度がどれだけ高くても、企業の持つ理念と就活生が目指すビジョンが交わっていなければ、入社したとしても長続きせず、早期退職に繋がってしまう恐れがあります。

そのようなリスクを避けるために、企業は「この会社に興味を持ったきっかけ」や「就活生の企業選びの軸」について確認し、自社の働き方とマッチするかどうかを判断しています。

企業理念とマッチすれば、その就活生に対して「長く勤めてくれる」「入社後活躍してくれる」といった期待が持てるからです。

 

志望動機の作成方法

志望動機の作成方法

志望動機の書き方について解説していきます。

志望動機を書く方法は主に2つあり、1つ目は「達成したい目標に基づいて書く方法」で2つ目は「自分の適性紐づけて書く方法」です。

これらの2つのポイントを意識して志望動機を作成することで、ほかの就活生との差別化がはかれます。

それでは、下記項でそれぞれを詳しく見ていきましょう。

達成したい目標に基づいて書く方法

達成したい目標に基づいて書く方法」の書き方の順序については以下の通りです。

  1. 達成したい目標:
    達成したい目標とは何かを考える
  2. きっかけとなったこと:
    その目標を持ったきっかけとなった出来事は何かを考える
  3. 企業選びの軸:
    自分の企業選びの軸は何なのか、重視しているポイントについて考える
  4. 業界比較:
    軸を基に、ほかにどのような業界を志望しているか、この業界でないといけない理由は何なのかを考える
  5. 携わりたい仕事:
    自分が携わりたい仕事は何なのかを考える
  6. 同業比較:
    同業他社と比べたときに、なぜこの会社でないといけないのかを考える

 

達成したい目標に基づいて書く場合は、入社後の未来に向けた志望理由となるので、やりたいことや入社後のビジョンが明確な就活生におすすめの作成方法となります。

自分の適性と紐づけて書く方法

「自分の適性と紐づけて書く方法」の書き方の順序は以下の通りです。

  1. 自分の適材適所は何なのかを考える
  2. 自分に適性があると思うようになった、きっかけの出来事は何かを考える
  3. 適性を活かして携わりたい仕事は何か考える
  4. 他に志望する業界と、他の業界ではだめな理由を考える
  5. 志望業界の中でもなぜこの会社を選んだのかを考える

 

「自分の適性と紐づけて書く方法」は自分の適性をしっかりと把握できている就活生におすすめの作成方法になります。

 

以上の2つの方法に良し悪しはなく、将来的なビジョンで作成するのか、自分の適性で作成するのかの違いです。

どちらの方法が自分に合っているのか、志望動機としてアピールしやすいのかを考えて選んでみてください。

注意点としては、どちらの作成方法を選んだとしても、共通認識として持っておいて欲しいのが、「過去のどのような出来事からそう思うようになったのか」や「なぜ他業界・他業種・同業他社ではなく、その会社でないとだめなのか」です。

それらの理由をできるだけ具体的に説明できるようにしておく必要があります。

【職種別】志望動機の例文

企業が志望動機を聞く理由や、志望動機の書き方について理解してもらったところで、職種別の志望動機の書き方についてご紹介します。

取り上げる職種は以下の3つです。

  • 営業職
  • マーケティング職
  • 研究・開発職

営業職の志望動機例文

営業職の志望動機の例文をご紹介します。

私が貴社を志望する理由は、貴社でなら私の持つ強みや経験を活かしながら、理想とするキャリアプランを描けると考えたからです。

私が所属していたフットサルサークルでは、さまざまなことに挑戦してきました。

この挑戦を通して、周囲の人たちに支えられて実現できていたということを実感しております。

フットサルサークルで、多くの挫折や失敗を味わった経験を通して、今度は自身がさまざまな人が抱える問題に対処し、支えられる側の人間になりたいと考えるようになりました。

また、チームを客観的に分析し、リーダーとして先導する上で、メンバーとの議論の機会を設けて、各々と信頼関係を築くことをベースとしてきました。

貴社のコンサルティング営業の業務においては、顧客と信頼関係を構築し顧客のニーズを正確に把握することが求められていると考えています。

これを体現し、多くの人を支えられる営業マンになりたいという思いから貴社を志望しました。

ポイント:顧客のニーズを把握し、自社のサービスや商品などを提案する営業職は、顧客の課題を見つけ出す交渉力や課題分析能力が求められます。

営業職の志望動機を書く際には、なぜ営業職を志望するのか、入社後どんなことがしたいのかを記載するとともに、営業職に必須であるコミュニケーション能力や関係構築力をどのように発揮するかを伝えましょう。

マーケティング職の志望動機例文

マーケティング職の志望動機の例文をご紹介します。

私が貴社のマーケティング職を志望する理由は、消費者のニーズに合わせた企画や戦略の立案、それを実行に移すというマーケティングの仕事内容に魅力を感じるからです。

私は学生時代、複数の組織でのリーダー経験を通じて、企画力や周りを巻き込んだ実行力を培ってきました。

貴社のマーケティング部門の課題である〇〇〇と△△△において、大きな裁量権を任された中でこれらの能力を活かし、貴社に貢献したいと思い志望しました。

ポイント:市場を創造し、ビジネスを動かすマーケティング職は、プロジェクトの統括を担当しています。

マーケティング職の仕事内容はさまざまあり、企業によっても仕事内容が異なるので、志望企業のマーケターとして何がしたいのかが伝わるように、志望動機を作成することがポイントです。

そのため、志望企業のサービスや製品、マーケティング職の仕事内容を把握することが不可欠となります。

研究・開発職の志望動機例文

研究・開発職の志望動機例文をご紹介します。

私が貴社の研究・開発職を志望する理由は、ものづくりを通じて人々の健康を支えたいと思ったからです。

私自身がケガを負って病院に通う中で、ケガや病気で苦しむ人を減らしたいと思うようになりました。

また医科大学と共同研究を進める中で、工学が医療業界に求められていることを知り、工学的な知識を活かすことで医療に貢献したいと考えています。

製薬業界の中でも貴社を志望した理由は、人々の健康への貢献度の高さです。

貴社はセルフメディケーション事業と医療事業の両方を有しており、病気の予防から治療までを一貫してサポートしている体制に魅力を感じております。

また、少子高齢化に伴って医療費が拡大しており、セルフメディケーションの重要性が高まっています。

そのため、〇〇医薬品で多くのトップブランド商品を手がける貴社であれば、健康寿命の延伸に大きく貢献することができ、人々が元気に活躍し続けられる社会が実現可能であると考えています。

そこで、貴社の生産技術職に携わり、安心・安全で信頼性の高い製品づくりに貢献したいと考えています。

人々の健康に密接に関わる製品を扱うからこそ、生産工程で品質を守る責務があります。

生産現場の課題を正確に理解し、主体的に行動することで、安心・安全で信頼性の高い製品を多くの顧客に届けたいです。

ポイント:開発職と研究職が生み出した製品や知識・技術を基に、製造工程を向上させ、製品の質を支えているのが、製造技術・生産技術、品質管理・生産管理職です。

志望動機を書く際には、開発職と研究職ではなく、なぜ製造技術・生産技術、品質管理・生産管理職を志望しているのかを明確に伝える必要があります。

また、開発職と研究職と同様に、自分の大学での研究内容を分かりやすく説明し志望企業に活かせることをアピールすることが大切です。

まとめ

希望職種が複数ある場合は、まずは以下の2点を確認しましょう。

  1. 複数応募ができる企業なのかを確認する
  2. 志望順位を明確にしておく

 

履歴書の本人希望記入欄に希望職種を書く場合は、以下の2つのポイントを押さえましょう。

  1. 職種は、企業の採用サイト通りの正式名称を記載する
  2. 職種の志望理由は簡潔に述べる

 

履歴書の本人希望記入欄に書くべきではない内容は以下の5点です。

  1. 給与面に関する希望
  2. 待遇に関する希望
  3. 志望動機や自己PR
  4. 質問内容
  5. 企業の就業時間外の連絡可能時間

 

志望動機の作成方法としては、「達成したい目標に基づいて書く方法」と「自分の適性と紐づけて書く方法」の2つがあります。

自分に合った方法で作成してみてください。

この記事があなたの就活の手助けになれば幸いです。

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