【志望動機】研究職業界とは?|志望動機・職種を徹底解説!

2024/5/25更新

はじめに

就職活動を始めると、どの業界で働こうか悩む人が多いでしょう。

数ある業界の中で、研究職業界で仕事をしたいと考えている学生もいるはずです。

そこで今回は、採用担当者にささる志望動機の書き方について解説します。

対象
  • 研究職の職種は?
  • 研究職の志望動機を書くときの注意点
  • 研究に力を入れてる企業や団体はどこなの?

大学で学んだ知識や経験を活かしたい学生や、自分の研究テーマを働きながら追求したい人は、ぜひ最後までご覧ください。

 

また、研究職以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

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この記事の結論

研究職業界の志望動機

研究職において、志望動機を書く時は力を入れましょう。

なぜなら、自分がしたい研究を行っている企業や組織は限られている上に、枠も狭いからです。

研究にたくさんの資金を投じて、最新の研究設備を整えている企業はさらに少ないでしょう。

研究職はポストが空きにくいため、少ないチャンスをしっかり手に入れられるように準備が欠かせません。

少しでも採用率を高めるためにも、研究職業界の特徴や職種を理解し、説得力のある志望動機をかけるように準備しましょう。

また、就活を始めるにあたって、業界を絞り込むことはとても重要なことです。

なぜなら、業界を定めることで就活の目的がはっきりと見え、行動できるからです。

就職してから自分がやりたいことを見つけ、自分がどんな業界で働くのが向いているのかを知るためには、自己分析が欠かせません。

下記サイトでは、自己分析について紹介しています。

志望動機を作るうえでぜひ参考にしてみてください。

 

研究職業界の業務内容

研究職業界の業務内容

研究職とは、まだ発見されていない物質を発見・製造し、今まで解明されていない理論を証明する仕事です。

研究職は理学や工学などの理系分野だけでなく、社会科学や人文科学のような文系分野も対象となります。

例えば、理系では、物理学、生物学、化学を、文系では社会学、経済学などが挙げられるでしょう。

就職先は企業や大学、公的機関などです。

企業に就職した場合は、企業が事業を展開するための新しい技術を開発し、既存の製品に使われている材料の開発・改良をするための研究を行います。

大学・公的機関では、自分の興味のあるテーマをより深掘りすることになるでしょう。

長い年月をかけて解明したり、研究内容を応用したりして問題を解決していきます。

研究職は2種類になっているので、以下でそれぞれ解説していきます。

基礎研究

基礎研究とは、まだ解き明かされていない理論や原理の研究を指します。

文部科学省にも定義されているように、成果が確認できるまで多くの時間が必要です。

仮に仮説を立証できたとしても、それがすぐ社会に役立つものかわからないリスクがあるでしょう。

具体例として、以下が挙げられます。

  • 青色発光ダイオードの実現
  • 寄生虫の活動を抑えるマクロライド系抗生物質「エバーメクチン」の発見
  • リチウムイオン電池の開発

基礎研究においては、時にノーベル賞を受賞するなど多大な功績を認められることもあるでしょう。

リチウムイオン電池については、開発から市場拡大まで15年という月日がかかりましたが、2022年では国内だけで6,782億円と市場が拡大しています。

このように長い時間と労力がかかりますが、社会の需要に合致すれば大きな影響力を与え、文字通り世界を変える可能性があるのです。

 

応用研究

応用研究とは、既存の研究や基礎研究を活用して新たな機器や装置を開発し、実用化を図るための研究です。

基礎研究が未開拓の理論や原理を発見するのに対して、応用研究は実用化の可能性を図る研究と言えます。

具体例として、以下が挙げられるでしょう。

  • 青色LEDと黄色の蛍光体を組み合わせた白色LEDを作成
    LED液晶ディスプレイのバックライト光源などに応用した
  • 「エバーメクチン」をもとに、寄生虫を駆除するための薬「イベルメクチン」を開発した
  • リチウムイオン電池を電気自動車向け車載用蓄電池として活用

応用研究を実践する企業は多いです。

その目的は事業拡大や、新しい素材の発見や既存のサービスや製品を改良することです。

そのためにコスト削減や労力の最小化を図っています。

研究職業界の職種

研究職業界の職種

研究職業界には他業界で見られない職種もありますが、名前が違うだけで、役割の本質は他の業界と変わりません。

研究職は博士課程まで進学しないと研究者として勤務できないだけでなく、ポストも空きにくい上、雇用期間が定められているなど難易度が高いです。

しかし、自分の好きな職種で勤務できるので、やりがいを持って働けるでしょう。

以下で各職種について解説します。

研究者

自分が関与してきたテーマや企業に関連する課題について、基礎研究や応用研究を行います。

業務内容としては、以下の通りです。

業務内容
  • 仮説の考案や実験を行う
  • データの収集や解析
  • 論文の執筆や発表
  • 講演

新しい原理や理論を立証し、既存の原理を応用して新たな価値を生み出すのが主な業務です。

大学や公的機関、民間企業に就職して研究に携わる仕事と言えるでしょう。

研究補助者

研究チームやラボに所属し、研究者の業務の補助を担います。

所属する団体や組織によって異なりますが、研修制度が存在し、基礎から教えてもらうことも可能です。

業務内容としては以下の通りです。

業務内容
  • 器具の洗浄や手配
  • 長さや厚み、時間などの計測業務
  • データ入力
  • 実験の下準備
  • 研究室の清掃

アルバイトとして雇用されることが多いですが、次の職場までのつなぎや、研究職としてのイメージを掴むために勤務することもあります。

研究所関係の事務職

他の企業の一般事務のような業務内容を担います。

具体例としては、以下の通りです。

  • 簡単な書類の作成
  • 根拠資料の検索や書類の整理
  • 研究資材の管理や発注
  • 来客対応や電話対応

研究職業界の特徴は、論文や学会などに関する仕事や、普段携われない研究の現場に立ち会えることなどが挙げられます。

求められるスキルとしては、他の業界の事務員とあまり変わりません。

研究職業界で向いている人の特徴

研究職業界で向いている人の特徴

研究職は長い年月をかけて1つのテーマに関わる必要があるなど、かなり根気のいる仕事です。

自分の好きな研究に携わることができ、論文や研究内容が認められれば、その分野の第一人者として認められるでしょう。

後世まで語り継がれるような偉大な賞を受賞する可能性も考えられます。

しかし、研究では成果が求められるため、結果が伴わなければ途中で研究自体がが打ち切られてしまうことがあるのです。

研究職業界に所属してから後悔しないようにするために、自分が適しているのかを事前によく確認しておきましょう。

探究心・知的好奇心が強い

新しい知識や技術を追求することが好きで、未知の領域を探ることに喜びを感じる人は、研究職に適していると言えるでしょう。

時には常識を疑い、視野を広げて物事を捉え直す必要があります。

素朴なことでも疑問を持ち、その答えを見つけるために努力する姿勢が求められるでしょう。

大学から修士、博士号を取得するにはかなりの労力と時間を要するだけでなく、膨大な勉強量が必要です。

研究職に就いてからも多くの年月をかけて解明することが求められます。

そのため、知的好奇心や探究心が尽きてしまうと続けるのは難しいでしょう。

1つの分野に特化した知識を持っている

1つのテーマに特化した専門的な知識や技術が求められるでしょう。

研究には多くの実験を行い、その結果をまとめることも含まれています。

新しい分野を開拓し、既存の常識を覆すような研究も行われるため、専門知識が不可欠です。

長期間にわたって1つのテーマに集中し、専門性を高めることで、新しい発見や技術革新に貢献できます。

忍耐力がある

研究活動には多くの試行錯誤や失敗がつきものです。

長期的なプロジェクトが多く、結果がすぐには出ないことも多いです。

時には、苦労して発見した研究成果が認められなかったり、解明しても無意味に終わるかもしれないという不安を抱いたりするでしょう。

しかし、成果を出すためには困難な状況でも諦めず、努力を続ける忍耐力が必要です。

失敗から学び、それを次の成功へのステップとする前向きな姿勢が求められるのです。

トライ&エラーを繰り返すことで、次の実験方法を選択したり、仮説を立証することができます。

強い熱意がある・自己表現をしたい

研究で偉大な功績を残す人の多くが、強い熱意を持って取り組んでいます。

例えば、新しい抗生物質を発見し、病原菌を根絶して多くの人を救いたいと考えて研究に勤しむ人が、ノーベル賞を受賞するケースがあります。

自分の研究に対する情熱を持ち、それを周囲に伝えることで、チームや社会に影響を与えることができるでしょう。

研究成果が認められれば多くの人から称賛されます。

自分の研究を通して自己表現することで、強いやりがいを感じる人は向いているでしょう。

研究職が向いていない人

研究職が向いていない人

研究職は専門性が高いため、1つの分野を深く理解することが不可欠です。

生半可な知識では業務に支障をきたしてしまうため、多くの時間をかけて知識と経験を培う必要があります。

また、最短で博士号を取得したとしても年齢は27歳です。

研究職が向いていないと気づいてから転職活動をすると、次の職を得るのがかなり難しくなってしまうでしょう。

そのため、自分が研究職に向いていないか一度確認することが大切です。

継続力がない

研究は長期的な取り組みが多いため、継続的に努力することが求められるでしょう。

途中で投げ出して他の研究テーマに目移りしてしまうと、研究が中途半端な結果で終わるリスクがあります。

10年という長い時間をかけて行う研究もあるため、継続力がなければプロジェクトを完遂することは難しいです。

コミュニケーション能力が低い

研究はチームで行うことが多く、他の研究者や技術者と協力しなければなりません。

自分の考えを明確に伝えたり、他人の意見を理解したりする能力が低いと、チームワークはうまく機能しないでしょう。

よって、コミュニケーション能力が低い人は向きません。

反対に、コミュニケーション能力が高い人は向いています。

学会に参加して他の研究者と情報交換を行えば、有意義な情報を得ることができ、自分の研究に活かすこともできるでしょう。

志望動機を書くためにするべきこと

研究職の志望動機を書くためにするべきこと

志望動機を書くために、これまで自分が行ってきた研究の実績やポートフォリオを用意しましょう。

研究職は狭く深く1つの分野に携わるため、自分の経験や学んできたことがミスマッチだと、入社しても早期に退職してしまうリスクがあります。

また、志望動機をしっかり書くためには、応募先を入念に調べることが大切です。

どのような研究を行っているのか、研究設備が最新かどうか、研究費用はどのくらい見込まれているのかを知ることで、自分がしたい研究ができるかを把握できるでしょう。

以下から詳しく解説します。

自己分析を徹底する

志望動機を書くためには、まず自己分析を徹底することが重要です。

自分の強みや興味関心、これまでの経験を振り返り、それをどのように研究職に結びつけるかを考えてください。

博士号まで目指している人なら、自分の好きな学問や、どんなことに興味を持っているのかはある程度固まっているでしょう。

しかし、将来の自分をイメージして自己理解を再度深めておくことをおすすめします。

自己分析を通じて、自分が本当にやりたいことや目指すべき方向性を明確にできます。

 

自己分析のやり方がわからない人は、以下のリンクを参考に行ってみてください。

業界・企業研究を行う

志望する業界や企業についてしっかりと調査することが重要です。

研究職は他業界と比べると、業務内容や雇用形態、キャリアアップが少し変わっています。そのため、研究職の業界の特徴や動向を確認しておくことが大切です。

企業研究は念入りに行いましょう。

専門性が高い上に人員の空きが出にくい職業なので、転職は難しい業界と言えます。

組織や企業によって得意な研究内容が異なるので、自分がしたい研究ができるのかしっかり確認しておきましょう。

そうすれば、後々具体的で説得力のある志望動機を作成できます。

また、業界全体の動向や主要な企業についての知識を深めることで、自分の志望理由に説得力を持たせることができるでしょう。

 

直近の業界研究のやり方をまとめた方法については、以下のリンクから確認してみてください。

志望動機を実際に書いてみる

自己分析と業界研究を終えたら、実際に志望動機を書いてみましょう。

自己分析や業界・企業研究、今までの経験をもとに作成してください。

まずは自分の思いや考えを自由に書き出し、その後に整理していく方法が効果的です。

自分1人だけだと最初は書くのが難しいでしょう。

そのため、大学の教授や身近な人に添削を依頼することをおすすめします。

ご自身では気づけなかったことに気づけるので、周囲の人に協力してもらいながら作成しましょう。

研究職の志望動機を書く時のNGポイント

研究職の志望動機を書く時のNGポイント

研究職の志望動機を書く時に、ついやりがちなNGポイントについて解説します。

志望動機を書き慣れていないと、つい見落としがちな部分について記載しました。

採用担当者にマイナスな印象を与えてしまうと、挽回するのは難しくなるでしょう。

それを避けるためにも、志望動機を書くときの注意点を把握することが大切です。

大きく分けて以下の2つになるので、書く前に確認しておきましょう。

経験が企業・組織の研究内容とミスマッチ

過去の経験と応募先の企業や組織の研究内容がミスマッチしていると、採用担当者にネガティブな印象を与えてしまうでしょう。

研究職は非常に専門性の高い業務内容です。

経験が直接的に関連していない場合、就活生は自分の研究テーマやスキルをどのように活かすかを明確に示す必要があります。

経験や考えが自社と結びついておらず一貫性がないと、採用担当者は就活生が早期に退職してしまうのではないかと懸念し、採用される確率が下がってしまうでしょう。

企業・組織の研究成果をただ賞賛しているだけ

志望動機において、企業や組織の研究成果をただ賞賛するだけでは、採用担当者に対してあなた自身の理解や具体的な貢献意欲が伝わりません。

企業の研究成果に対して、自分が興味を持った理由を整理しましょう。

なぜその研究を行いたいのか、なぜ他の企業や組織ではその研究ができないのかを考えて志望動機を作成するといいです。

自分の経験や強みを活かすことで、どのように貢献できるのかも明確にすると、より説得力が増します。

研究職業界への志望動機・例文を紹介

研究職業界への志望動機・例文を紹介

以下に、研究職業界への志望動機の例文を紹介します。

企業でも大学、公的機関でも、志望動機の基本的な構成はそこまで変わりません。

しかし、研究の目的や研究業務内容は異なるでしょう。

そのため、2つのパターンで志望動機を作成しました。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

例文1:企業の場合

「私は大学での研究活動を通じて、より深く○○分野について理解することができました。特に○○分野の研究に興味があり、これまでの研究成果をさらに発展させたいと考えています。

貴社の○○プロジェクトは、私がこれまで学んできた知識を最大限に活かすことができ、貴社の今後の事業拡大や利益の向上に貢献できる確信を持っています。

貴社の一員として、社会に還元できるよう努めます。」

例文2:大学や公的機関の場合

「私は、環境問題に対する強い関心から、環境保護技術の研究に取り組んできました。

貴団体の環境技術に対する取り組みを知り、その革新的なアプローチに共感しました。

私は大学で○○分野について研究を行ってきました。

○○の分野はこれからの国内の問題を解決するための根本となるだけでなく、その影響力は国外にも及ぶと考えています。

より社会や世界に貢献するためにも、業務を通じて○○分野に関わりたいと考えています。私の研究成果と貴団体の研究内容が合致しているため、貢献できると自負しています。」

志望動機や面接で熱意を伝えるために最も大切な部分です。

他の就活生と差別化を図るため、しっかり対策を立てましょう。

 

志望動機の作り方に関しては、以下のリンクを参考にしてみてください。

まとめ

研究職は他の業界よりもポストが空きにくく、博士号を取得する必要があるため、就職難易度は高いです。

しかし、自己分析や今までの経験と照らし合わせて熱意のある志望動機を書けば、自分がしたい研究を行っている企業や組織に所属できるでしょう。

志望動機を一人で書くのは大変ですが、この記事を参考に、時間をかけて納得いくまで練り直してください。

書き終わったら必ず誰かに添削してもらうことをおすすめします。

志望動機は熱意だけでなく、わかりやすく簡潔に書くことも大事です。

本記事の例文もぜひ参考にしてみてくださいね。

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