【例文あり】傾聴の姿勢を魅力的にアピールして選考突破する攻略法まとめ

2024/7/25更新

はじめに

自己PRで「傾聴の姿勢」を取り上げて、人の意見や悩みを聞き取る力を題材にエントリーシートや面接でアピールしようとする就活生は非常に多いです。

しかし傾聴力はほかのライバルもよく使う自己PRのため、このスキルだけをアピールして選考突破するのは非常に難しいです。

そこで今回は、傾聴の姿勢を魅力的にアピールして選考突破する攻略法をご紹介します。

特に以下のような悩みや疑問を持つ学生は必見の内容です。

対象
  • 傾聴の姿勢をテーマにどのように自己PRすればいいのか分からない
  • 傾聴の姿勢が活かされる仕事が知りたい

ライバルと差別化してアピールしたい学生は、ぜひ参考にしてください。

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そもそも「傾聴力」とは何か

「傾聴力」とは

傾聴力とは「相手の気持ちに寄り添いながら話を聞くことができる」能力のことです。

ただ耳を傾けて話を聞くだけでは、傾聴の姿勢があるとは言えません。

人は自分の話を熱心に聞く相手には好感を持ちやすい傾向にあります。

どのような話であっても、自分に寄り添って「うん、うん」とあいづちを打ちながら真摯に話を聞いてくれると心を開きやすいですよね。

相手との親密度を高めて良好なコミュニケーションを築くためには、このスキルが役立つでしょう。

企業が傾聴の姿勢を評価する理由

企業側が「傾聴の姿勢」がある学生を評価するのは、主に以下の理由があります。

社内外でのコミュニケーションを円滑にするため

企業が傾聴の姿勢を評価するのは、上司や部下、同僚、そして社外のクライアントと良好なコミュニケーションを築くために必要だからです。

傾聴の姿勢がある人材は同僚や上司、クライアントの話に真摯に耳を傾けることができます。

そうすることで、相手の意見や気持ちを尊重して円滑なコミュニケーションをするための信頼関係を築きやすくなるのです。

また、クライアントやお客様にこのような姿勢を示すことで顧客満足度の向上にもつながるでしょう。

相手の本音を引き出す能力があるため

相手の本音を引き出せるからという理由も挙げられます。

傾聴の姿勢がある人材は相手が「どのようなシチュエーションでどんな気持ちになるのか」を想像できるスキルが備わっています。

それはつまり相手の気持ちに寄り添った考えをもって質問が投げかけられるので、相手が内に抱える本音を引き出しやすくなるのです。

「相手の本音」は潜在的な問題やニーズを知るのに欠かせない判断材料です。

顧客やクライアントに向けて傾聴力を発揮すれば、サービスや商品のクオリティを改善するためのヒントが隠されているかもしれません。

自社の競争力や顧客満足度の向上を目指すための重要な足がかりとなるでしょう。

傾聴の姿勢がある人の特徴

傾聴の姿勢がある人物がもつ共通の特徴について解説します。

共感能力がある

共感能力がある学生は話し手に対して深い理解を示し、その感情や考えに寄り添うことができるでしょう。

たとえば友人が大切な試験に落ちてしまったとき、その悲しみや悔しさに共感してなぐさめの言葉を自然にかけられます。

このように共感能力が高い学生は相手の感情に寄り添ってその心情を共有できるため、信頼関係の構築が得意です。

このような傾聴の姿勢は、入社後に上司や部下、同期と良好な関係を築くためにも重要なスキルです。

聞き上手

聞き上手な学生は相手の話をしっかりと受け止め、適切なタイミングで相づちを打つことで話をスムーズに進められます。

また相手が話している間にアイコンタクトや表情を使って興味関心を示し、話しやすい雰囲気を作り出すのが得意です。

さらに質問を投げかけて話を深掘りし、相手が言いたいことを引き出すことも得意としています。

相手の心を開き、さらに相手の本音を引き出すスキルが高いと言えます。

悩みや相談を聞くことが多い

悩みや相談を聞くことが多い学生は、周囲から信頼されて頼りにされている証拠です。

友人や仲間からの相談事に対して親身になって耳を傾け、的確なアドバイスや励ましの言葉をかけられる頼りになる存在として親しまれていることが多いです。

他人の問題でも自分のことのように真剣に向き合い、解決に向けて共に考える姿勢を持っています。

このようなスキルは職場でもチームメンバーの悩みや問題を共に解決してくれる存在として、社内でも信頼される人物として活躍できるでしょう。

相手の気持ちを引き出すのが得意

相手の気持ちを引き出すのが得意な学生は、巧みに質問を投げかけたり、安心感を与えることで相手が本音を語りやすくする雰囲気を作り出せます。

彼らは相手が感じていることや考えていることを引き出し、その背後にある本質的な問題や感情にアクセスする能力に長けています。

このスキルは面接やチームミーティングなど、ビジネスシーンでのコミュニケーションにおいても役立つでしょう。

「傾聴の姿勢」をアピールする自己PRの作成ポイント

「傾聴の姿勢」をアピールする自己PRの作成ポイント

傾聴の姿勢を魅力的にアピールして面接官に好印象を与えるための自己PRを作成するポイントを3つ紹介します。

傾聴の姿勢が認められて得た成果を記載する

傾聴の姿勢を発揮して得られた成果について、具体的に記載しましょう。

たとえば「友人が困っていることがあるというのでその相談に乗ったら、感謝された」といったプライベートなことは企業へのPRとして向いていません。

将来仕事の役に立つようなエピソードを使って、具体的な成果をアピールできるとよいでしょう。

傾聴の姿勢とセットでアピールできるスキルも述べる

傾聴力だけでは「ただ聞き上手なだけ」と思われる可能性が高いため、傾聴の姿勢と相性が良いスキルをセットで売り込むのがおすすめです。

ほかの応募者と差別化して印象に残りやすい自己PRにもなります。

傾聴の姿勢は行動力や決断力、提案力などのスキルとセットで話すのが有効です。

たとえば話を聞くだけでなく「〇〇をしてみたらどうかな」などと提案をした経験があれば、提案力もセットでアピールできるでしょう。

このように、傾聴の姿勢を示した上でほかにどんなスキルを活かせるのか考えてみてください。

「企業の求める人物像」に合ったアピールをする

企業の求める人物像はその企業や業種、職種によってさまざまです。

そのため、どの企業にも「傾聴の姿勢」だけを示せばよいわけではありません。

たとえば企画系なら傾聴力と企画力、コンサル系であれば傾聴力と提案力をセットでアピールするなど、企業別にセットでアピールする内容を変えていくのがポイントです。

また、コーポレートサイトや新卒採用サイトなどで企業の求める人物像を把握しておきましょう。

どんな人柄・スキルが求められるのか、傾聴力と抱き合わせでアピールできるところはないかどうかをリサーチしてみてください。

そのほかの自己PRの詳しい方法については、以下の記事も参考にしてみてください。

【職種別】「傾聴の姿勢」を魅力的にアピールできる例文まとめ

【職種別】「傾聴の姿勢」を魅力的にアピールできる例文まとめ

それでは、傾聴力の姿勢をアピールする際の職種別おすすめアピール文をまとめたのでぜひ選考対策の参考にしてみてください。

営業・販売・サービス職

私の強みは、初対面の人でもすぐに心を開いて悩みを打ち明けてもらえる環境をつくれる傾聴力です。

大学の授業では、さまざまな国籍やバックグラウンドのあるメンバーとディスカッションする機会がありました。

メンバー全員が初対面で最初はぎこちなかったですが、私が主導して自己紹介をしたりディスカッションの進行役をしていったことから、私に信頼を寄せて何でも話してくれるようになったのです。

その結果チームメンバーと何でも話せる良好な関係を構築できて、データ収集や分析、プレゼンの準備を円滑に行うことができました。

入社後も傾聴の姿勢を大事にしながら、クライアントの悩みを引き出して最適な解決方法を提案できる営業として活躍したいです。

事務職

私の強みは、お客様の声に真摯に耳を傾ける力です。

私は大学の図書館で事務作業のアルバイトをしていました。

そこでの作業は単調なものになりやすいので、ほかにできることがないかと思いよりよい図書館づくりのために利用者に聞き込みをするようになったのです。

その中で年配の利用者が「この図書館は健康関連の本が入り口から遠い場所にある」という声を聞きました。

そこで私は管理者に当該の本を年配の方が取りやすい位置に置いて欲しいと提案したところ「本が探しやすくなった」と喜びの声をいただくことができました。

この経験を活かし事務職として現場の声を大切にしながら、従業員がより働きやすくなる環境作りをしていきたいです。

ITエンジニア職

ITエンジニアとしての傾聴力は、ユーザーの要望や問題を正確に把握するために不可欠です。

私は大学時代、地元のボランティア活動に参加した際に「地元の飲食店を活気づけるための食事」を考案するというプロジェクトを実施しました。

その地域に住んでいる人々の声を聞いて、どんな料理を提供すればお客様が入って売上が上がるのかについて一緒になって考えました。

そこで私は「地産地消の野菜を使った野菜炒めやあんかけ丼などを作ってみるのはどうか」と提案したところ、それを取り入れた個人経営の飲食店は前月より売上が40%もアップしたのです。

そこで私はクライアントの要望をヒアリングし、ユーザーのニーズに合った行動や提案をする力を身につけました。

この経験を活かし、貴社でもユーザーの問題を解決する提案をしていきたいです。

企画・管理職

私は傾聴力によってチームを結束する力を持っています。

大学でのサークル活動で、音楽イベントの企画責任者を務めた経験があります。

この役割では、メンバー一人ひとりの意見やアイデアを丁寧に聞き取り、全員が満足できるイベントを実現することを目指しました。

異なる意見を調整しながら、メンバー全員の意見を反映させた形で音楽イベントを成功させることができたのです。

裏方のメンバーだけでなくさまざまなバンドの参加者からも「進行がスムーズで演奏しやすかった」と高評価を得られました。

この経験を通じて傾聴力がチームの結束力を高め、より良い成果を生むことを実感したのです。

貴社の企画・管理職としても、メンバーの声を大切にし、創造的な企画を立案・実行していきたいです。

クリエイティブ職

私には、相手の要望を正確に判断して提案する「傾聴の姿勢」があります。

私は大学のとあるデザインプロジェクトで「海」をコンセプトにした絵画の制作を担当しました。

海の近くにあるカフェに飾るということだったので、私はクライアントの要望を正確に把握して、それを作品に反映させました。

「太陽の光が水面に照らされる感じを強調してほしい」と言われたので、私は特に光を強調できる描画方法を取り入れて作品づくりを進めました。

完成した作品を見せたところ「こんなに要望に添った作品を作ってもらえるとは思えなかった」と感謝の言葉をかけてもらえたことを、今でも忘れません。

私はこの経験から、傾聴力がクリエイティブな作業において重要であることを学びました。

貴社のデザイン職においてもこのスキルを活かして、クライアントの要望に添った作品を作り続けたいと思います。

傾聴の姿勢が活かされる職種

傾聴力はほとんどの仕事で重宝されるスキルですが、ここでは特に評価されて活かされる業界や職種を解説します。

看護・介護などの医療系

看護や介護などの医療系の仕事は、患者とのコミュニケーションがカギとなります。

というのも、患者の症状を正確に把握して適切な処置を施すためには、彼らの話を丁寧に聞いて理解する必要があるのです。

傾聴力が活かせれば患者からの信頼を得やすくなり、彼らが安心して自分の病状について話せる環境を提供できます。

適切な処方処置ができれば利用者の満足度にもつながり、病院や介護施設全体のサービス向上にも貢献できるでしょう。

営業・接客系

営業や接客系の仕事では、顧客のニーズや要望を正確に把握しなくてはいけません。

傾聴の姿勢がある人材は「顧客が何を求めているのか」を瞬時に理解できて、個々にぴったりな商品やサービスを提案できるでしょう。

たとえば、顧客が日常生活で抱える課題や希望を聞き出せれば、それらに合った提案を行うことも可能です。

傾聴力のスキルはお客様との信頼関係を築くための第一歩でもあり、ここで信頼を勝ち取ることができればリピート顧客の獲得にもつながるでしょう。

つまり傾聴の姿勢は単なる接客スキルではなく、顧客との長期的な関係を構築するためにも必要不可欠なスキルなのです。

公務員・教員系

公務員や教員の仕事では、多くの人々とコミュニケーションを取る機会が多いです。

たとえば教員であれば生徒や保護者の話をしっかりと聞いた上で、その悩みや要望に応じた対応をすることになります。

公務員も同様で、市民の声を聞いて地域の課題やニーズを把握し、適切な施策を講じることが求められます。

このように傾聴力があれば相手の立場や感情をより深く理解し、彼らが必要とする施策を提供できるようになります。

より良い教育や行政サービスにもつながるため、これらの業種でも傾聴の姿勢がある学生は活躍するでしょう。

製造業系

製造業の仕事ではチーム内でのコミュニケーションや現場での問題解決が重要です。

傾聴の姿勢がある人材は現場での声を正確に聞き取り、問題点や改善点を把握することができるでしょう。

たとえば生産ラインでの不具合や非効率な業務があった場合は作業員の意見を取り入れて業務の改善策を講じることが可能です。

さらにほかの部署との連携や顧客からのフィードバックを受け入れる際にも、傾聴力が役立つでしょう。

製造業系でこのスキルが活かせれば製品の品質向上や生産性の向上にもつながり、企業全体のパフォーマンス向上にも貢献できます。

「人の話を聞く話」でおすすめの仕事は以下の記事でも紹介されているので、ぜひ参考にしてください。

自己PRで「傾聴の姿勢」をアピールする際の注意点

自己PRで「傾聴の姿勢」をアピールする際の注意点

最後に自己PRで傾聴の姿勢をアピールする際に気をつけるべきポイントを3つ解説します。

ほかの学生とかぶることが多いため、差別化を徹底する

自己PRで傾聴力をアピールする際、ほかの学生と似た内容になることが多くなってしまうというデメリットがあります。

そのため、具体的なエピソードを交えて差別化を図ることが重要です。

「〇〇というゼミでのプロジェクトで傾聴力を発揮した」というエピソードがあれば、どのようにチームの課題を解決したのかについて具体的な事例を挙げて説明します。

またその経験を通じて得た教訓や成長についても触れることで、より説得力のある自己PRができるでしょう。

あいづちなどの身振り手振りを意識する

傾聴の姿勢を実際に面接官に見せるためには、話す内容だけでなく身振り手振りといった行動も重要になります。

言葉だけでなく、あいづちや身振り手振りを交えることで、相手に対して「もっと話を聞かせてほしい」という前向きに話を聞いている印象を与えられます。

実際に傾聴の姿勢を身体を使って表現できれば、面接官に自分の傾聴力をよりリアルに伝えられるのでおすすめです。

「受け身」という印象にならないようにする

傾聴力は「ただ話を聞いて相手の話に合わせるだけ」という受け身な印象になる場合もあります。

受け身な印象にならないように、積極的な姿勢を強調することが重要です。

単に話を聞くだけでなく、相手の意見を引き出して個々に必要な提案をしたり会話をリードする能力を示したりすることが大切です。

グループディスカッションではメンバーの意見をまとめて議論を進めたエピソードを紹介すれば、傾聴の姿勢が「受け身」としてではなく「能動的」なスキルであることをアピールできるでしょう。

まとめ

今回はエントリーシートや面接の際に使える、自己PRに「傾聴の姿勢」を用いる際のアピール方法や選考突破の攻略法について解説しました。

傾聴の姿勢は「相手の気持ちに寄り添いながら話を聞くことができる」能力のことです。

これは社内外でのコミュニケーションを円滑にしたり相手の本音を引き出したりすることができるため、企業の成長にとっても欠かせないスキルでもあります。

この姿勢を上手にアピールするためには、具体的なエピソードや入社後のビジョンも一緒にアピールするのが有効です。

自己分析や企業研究を徹底し、自分にマッチした企業で「傾聴の姿勢」を存分に表現できるように準備しましょう。

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