「失敗例」を聞かれたときの対応方法とは?回答例も徹底解説!

2024/8/10更新

奥田恵(キャリアアドバイザー)

この記事の監修者

奥田恵(キャリアアドバイザー)

新卒から営業職で活躍し、全国1位の成績を収めた。その後、さらなる成長と挑戦を求めて現在はナイモノのキャリアアドバイザーに転身。年間で500人以上の学生の就職支援に携わり、人材・不動産・営業など幅広い業界への支援実績を持つ。一人一人の学生に真摯に向き合い、早期の内定獲得と充実した就職活動の提供に尽力している。

新卒から営業職で活躍し、全国1位の成績を収めた。その後、さらなる成長と挑戦を求めて現在はナイモノのキャリアアドバイザーに転身。年間で500人以上の学生の就職支援に携わり、人材・不動産・営業など幅広い業界への支援実績を持つ。一人一人の学生に真摯に向き合い、早期の内定獲得と充実した就職活動の提供に尽力している。

はじめに

本記事では、就活において学生が回答に困る突飛な質問の1つである「失敗例」を聞かれたケースにて、好印象を感じてもらえる回答するために把握すべき情報を紹介しています。

対象
  • なぜ企業側は「失敗例」を聞くの?
  • 「失敗例」を話すことでアピールできる能力を教えて!
  • 失敗例の具体的エピソードを確認したい!

上記のようなあらゆる悩みを持つ就活生に対して有益な情報をまとめてますので、ぜひ最後まで読んでいってください!

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「就活 失敗例 ケース」に関する口コミ

「就活 失敗例 ケース」に関する口コミ

就職活動におけるエントリーシート・面接でオーソドックスな質問として挙がるのは「ガクチカ・志望動機・パーソナリティ・キャリアプラン」等です。

そのようなあらかじめ聞かれそうな質問に対しては多くの学生が良い回答の準備を進める中、企業によっては上記の内容と異なる少し突飛な質問するケースもあります。

その突飛な質問のうちの1つとして「失敗例を質問する」という内容が挙げられます。

ネガティブな内容を問う内容としては「挫折経験」や「短所(苦手なこと)」などもありますが、明確に「失敗経験は?」と聞かれることもしばしば。

そのためこの質問に対しても回答を準備しておく必要がありますが、就活生はこの「失敗例」についてはどのような認識を持っているのでしょうか。

そこでここでは、SNSやインターネット上で投稿されている「就活 失敗例 ケース」について確認していきます。

口コミ①失敗→成功の流れで話すことが重要

🌟意外と聞かれた質問

「コミュニケーションを取る上で成功したこと、失敗したことは?」

インターン面接でも聞かれるので、

私の回答を参考例としてあげます!!

失敗→成功の流れで話すと話しやすいのでオススメ!!


わんこ@就活さん(@inunosyukatsu)のポスト

 

口コミ②自分の失敗談は就活そのもの

就活で悩んでいる人は、私の失敗談でリラックスしてほしい。

「就活よりもパチンコ優先」「彼女と遊びたくて内定者面談をブッチ」「その結果内定取消で就職留年」「リベンジ就活するも落ちまくる」こんな私でも今は会社経営しています。

就活でつまづいても、後で取り返せる。だから大丈夫。

安心してね


岡本 啓毅|(株)UZUZ(ウズウズ)代表取締役@第二新卒・既卒・フリーターをサポート。さん(@okamoto_uzuz)のポスト

 

口コミ③失敗例は「努力家」な人物像のアピールに繋がる

挫折経験の伝え方③

失敗例とアピールポイントについて

自己完結での挫折経験例

⇒ひたむきさと努力家な面をアピール

⇒自分のスキルや能力足りないことで味わう挫折

(例)大学受験で希望大学のレベルが高く合格するために勉強に打ち込んだ等

#25卒 #就活


株式会社SFIDA X | UNNORMALな会社の採用アカウントさん(@sfidax_saiyo)のポスト

 

口コミ④経験の浅い面接官側も「失敗例」がある!?

🔥人事部長の独り言🔥

この時期の面接は難しい。

理由、面接慣れしている学生もいれば、初面接の学生もいるから。

不慣れな学生は実力があっても、面接慣れしている学生より見劣りしてしまい、過小評価から不合格にしてしまうことがある。

これ、経験の浅い担当者ほどやらかす失敗例の1つ。気をつけてね😊


140字の就活講座…学生・学校(キャリアセンター)・人事を全力サポート、良き縁を創造しています!さん(@sei_zanma)のポスト

 

口コミ⑤失敗例の質問を通して困難の乗り越え方を確認したい!

おかさんの「挫折した経験」が最もすぎるので共有🙌

コンプレックスや失敗単体のエピソードを選択するのではなく、

【施策を実行した失敗例】

を話すといい。

と言うのも、人事が欲しいのは「困難を乗り越える姿勢を評価したいと考えているから」

施策が大事なので、結果的に成功で良いです!


はぎM&A就活さん(@hagi_shukatsu25)のポスト

就活で面接官が「失敗例」を質問する理由とは?

先ほどは、X(旧:Twitter)で投稿されていた「就活 失敗談 ケース」についてのポストを紹介しました。

最も多かったポストは、学生の就職活動を支援する方々が失敗例を聞かれたときにどう回答するべきか、そのノウハウに関する内容でした。

そのような口コミを見てもわかるように、ガクチカや志望動機と同様に、失敗例を聞かれたケースでも「面接官の印象を良くする回答の考え方」があるといえます。

そして印象を良くする回答の考え方を考察するにあたって、まずは「なぜ面接官が失敗例を質問するのか」という意図の部分を認識する必要があるため、ここで紹介します。

自身を客観的に分析できているかを確認する

面接官が就活面接で失敗例を質問する意図の1つ目は、「自身を客観的に分析できているかを確認するため」です。

仕事で結果を残すうえで、客観的思考力は必要なスキルの1つになります。

なぜなら仕事は社員の方々と協力して進めていき、そしてお客様に対しては顧客の視点で接していくといった「対人関係」が伴うためです。

チームとして成果を出すためには「自分はどのように立ち回るべきか」、またお客様に営業する際には「どのように接していけばお客様が心を開いてくれるか」などを客観的に考えていく必要があります。

そして客観的に考えることは良好な人間関係に繋がり、結果的に会社を盛り立ててくれる人材になると判断できます。

学生のパーソナリティーを理解する

面接官が就活面接で失敗例を質問する意図の2つ目は、学生のパーソナリティーを理解するためです。

苦手なことについてはできれば向き合いたくなく、他者に説明することも避けたいものです。

しかしそんな中でも自身の苦手を打ち明け、改善に努めようとする「素直さ」や「誠実さ」があれば苦手を克服し、成長できるはずです。

また自身にとってネガティブな内容でも勇気をもって話すことは「信頼できる!」と受け手に感じさせることにも繋がり、人間関係も良い方向に働くことが多いです。

そのため面接官は苦手に関する質問をあえて行い、学生の素直さや誠実さを理解しようとしていると考えられます。

失敗の判断基準を知るため

面接官が就活面接で失敗例を質問する意図の3つ目は、「失敗の判断基準を知るため」です。

人は「失敗した」と認識することで改善に努めますが、もし失敗に対する認識や基準が緩かった場合、企業側が改善してほしい点があった場合でも「改善する必要はない」と潜在的に思ってしまう可能性があります。

性格面も含めてより企業の風土にマッチした人材の採用を目指すため、学生が持つ思考が自社に適しているかを確認する意図もあると考えられます。

 

就活で面接官が「失敗例」を質問するケースで確認したい学生の能力について

就活で面接官が「失敗例」を質問するケースで確認したい学生の能力について

上記では、面接官が就活面接で失敗例を質問する意図について4点紹介しました。

近年は「新入社員の早期離職」が多く発生し、企業と学生のミスマッチが就活市場でより問題視されています。

そのため、人間のポジティブな面だけでなくネガティブな事象への対応方法について、などあらゆる角度から質問することで「自社にマッチしているか」を判断しているのでしょう。

また先ほどは「パーソナリティを確認する」という意図を紹介しましたが、失敗例を質問することで学生が持つ複数の能力が分かると言われています。

そこでここでは、就活で面接官が「失敗例」を質問するケースで確認したい学生の能力について紹介します。

忍耐力

就活で面接官が「失敗例」を質問して確認したい学生の能力の1つ目は、「忍耐力」です。

失敗を経験すると、多くの方は「次また同じ失敗を繰り返してしまうのではないか…」という気持ちになるでしょう。

一方で、ネガティブな感情になった次のアクションは人それぞれで、「自分はもうだめだ」と諦める方もいれば「失敗から学んで次回は成功したい」と失敗を成功の過程と捉える方もいます。

このような打たれ強さ(忍耐力)を確認する上で、失敗例を聞くことは重要といえます。

分析力

就活で面接官が「失敗例」を質問して確認したい学生の能力の2つ目は、「分析力」です。

失敗から学ぼうとする場合、次回に成功するためには「失敗原因を正しく把握する」「どう努力すれば成功する可能性を高められるか考える」ことが重要です。

もし失敗から学ぶ姿勢があっても、努力する方向性が誤っていたら本末転倒です。

そのため、失敗例を質問し「失敗から何を分析したか」を話してもらうことで学生の分析力を把握したいと考えられます。

課題解決力

就活で面接官が「失敗例」を質問して確認したい学生の能力の3つ目は、「課題解決力」です。

先ほどの分析力と通ずる内容ですが、失敗した原因をもとに「どう改善していくか」という努力の方向を間違わないことが非常に重要です。

これは社会人として働く中で必要な「顧客が抱える課題を解決するために正確な解決策を導き出せる力」と同様の能力になるといえます。

 

就活で「失敗例」を聞かれたケースで回答を選ぶ際のポイント

上記では、就活で面接官が「失敗例」を質問して確認したい学生の能力を紹介しました。

ビジネスシーンで必要な複数の能力を確認できるため、紹介した能力をアピールできるようなエピソードを失敗例として話せればグッドです。

一方で、上記の内容と対照的な「失敗例として回答しない方がいいエピソード」があるため、ここでは「失敗例」を聞かれたケースで回答を選ぶ際のポイントと題して選ぶべきエピソードについて紹介します。

学びがある失敗例にする

就活で「失敗例」を聞かれたケースで回答を選ぶ際のポイントの1つ目は、「学びがある失敗例にする」という点です。

先ほどは忍耐力・分析力・課題解決力の3点を「失敗例を質問することで確認出来る能力」と紹介しましたが、これは「失敗から〜を学んだ」という結びのエピソードにすることで初めてアピールできます。

そのため、失敗を通して得た能力は、今は逆に強みです!と言えるような内容でできるだけ話せるようなエピソードを選ぶようにしましょう。

解決が難しいようなエピソードは避ける

就活で「失敗例」を聞かれたケースで回答を選ぶ際のポイントの2つ目は、「解決が難しいようなエピソードは避ける」です。

例えば「感情のコントロールが苦手で失敗した」ようなエピソードは、人間の本能的な部分に直結する内容で、意識次第で簡単に解決できるような内容ではないため、避けるべきでしょう。

また終活でいう「弱み」と「強み」は表裏一体で、かつ自身の「強み」が醸成されるパターンの1つとして「失敗経験」で猛烈に悔しさやコンプレックスを感じた経験をしたケースもあります。

そのため、あくまで失敗例は「自身の強みをアピールする質問」と捉えて回答内容を考えていくといいでしょう。

常習性のある失敗談は話さない

就活で「失敗例」を聞かれたケースで回答を選ぶ際のポイントの3つ目は、「常習性のある失敗談は話さない」です。

常習性とは「習慣として何度も行う、悪いこと」を表し、具体的に酒・タバコ・ギャンブルなどが該当します。

先ほども挙げた通り、常習性のある失敗談は「解決が難しい」内容に当てはまると考えられます。

たまに「ウケ狙い」でそのようなエピソードを披露してしまう学生もいるようですが、それで高評価に繋がる可能性は極めて低いといえるため避けるようにしましょう。

 

就活で「失敗例」を聞かれたケースの回答例3選

就活で「失敗例」を聞かれたケースの回答例3選

先ほどは、就活で「失敗例」を聞かれたケースで回答を選ぶ際のポイントを紹介しました。

失敗例を話すことはビジネスシーンで役立つ様々な能力をアピールする機会にできますが、そのためには「避けるべき内容」についても事前に知っておく必要があるため、先ほど紹介したポイントはぜひ頭に入れておいてください!

そしてここでは、上記で記した内容を踏まえた「失敗例の回答」の参考になる文章を紹介します。

回答例①学業での失敗例

私は受験勉強での時間配分に失敗したと思っています。

そのきっかけは、大学で最初の試験の際にはじめての方法で取り組んだところ、これまでと全く違う手ごたえを感じたことでした。

受験勉強では学習内容に偏りがあり、手が回らずに不安な点がありましたが、ゴール設定をしてから細かく段階設定をするようになり習熟度を高めることに成功しました。

これは業務の進め方においても自分に合っていると感じています。

 

回答例②部活動での失敗例

私の失敗談は大学時代に所属していた野球部で主将を務めていた際、チームを上手くまとめられなかったことです。

今まで人をまとめた経験がない中で主将を任されたプレッシャーから萎縮してしまい、部員1人1人に気を配れていませんでした。

そのため、上手くプレイできない後輩に対してきつい言葉をかけてしまうなど部員の士気を下げてしまっていました。

そこでプレッシャーに押されているという悩みをOBの元キャプテンに相談したところ「自分らしいチームを作るべき」という助言を受けました。

そしてどんなチームにしたいかを考えた末に「一丸となって取り組めるチーム」を作りたいと思い、部員全員と話し合いの場を設けてチームのビジョンを作成し、部員の意見を取り入れた練習メニューの策定を実施。

また定期的にミーティングを開催して、部員が課題に感じていることや改善したほうが良いことをチーム全体で共有の上、解決に努めました。

結果、組織力を大切にする私らしいチームを作ることができました。

貴社でもプロジェクトに取り組む際には、目標やゴールを共有した団結力のある組織作りに貢献していきたいです。

 

回答例③アルバイトでの失敗例

私の失敗談は飲食店のアルバイトで、効率を優先し過ぎてお客様からクレームを受けたことです。

クレームを受けた理由ですが、自分の効率性を優先し過ぎて、お客様が食べ終わっていないお皿を下げようとしてしまったからです。

もちろん、お客様のテーブルを広く使ってもらおうと思った配慮もありましたが、相手の状況を的確に把握せず、空いた皿を下げようとしてお客様を不快にさせたことは私に非があると反省しています。

以降はお客様の立場に徹して、五感をフルに活用しながら、臨機応変に対応するように悔い改めました。

すると、お客様から「あなたの接客はいつも快く、気が利くので、おかげでお酒が進むよ。ありがとね。」と感謝されました。

御社では、「他人本位」の意識を常に持ち、お客様満足度の向上に努めたいと考えています。

 

上記には共通した「文章構造」があり、具体的には下記の内容です。

失敗例を回答する時の文章構造

  1. 失敗例の提示
  2. 失敗した理由(課題)の記載
  3. 課題を解決するためにどのようなアクションを起こしたか
  4. 結果的にどう改善できたか
  5. 企業で働く中でどう活かすか

 

上記で記載した順序で時系列に沿ってエピソードを展開することで、聞き手(読み手)の内容理解に繋がります。

そのため、文章構造を意識して回答例を考えていってください!

 

まとめ

本記事では【就職活動】「失敗例」を聞かれたケースの対応方法を徹底解説!というテーマで、就活生に役立つ情報を紹介しました。

「失敗例」は回答内容によって自身の印象を上げることも下げることもできるため、ぜひ高い評価に繋がる回答を事前に考えるようにしましょう!

この記事を参考にしてくれた学生の方々が、志望する企業から内定をもらえることを祈っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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