竹中エンジニアリング株式会社のエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/3/27更新
はじめに
この記事では、竹中エンジニアリング株式会社への就職を目指している方、エントリーシートの執筆に不安を感じている方に向けて、エントリーシートのポイントについて詳しく解説しています。
竹中エンジニアリング株式会社が求めているエントリーシートのアピール方法から実際にあった過去の記載例まで、分かりやすく紹介しています。
また、竹中エンジニアリング株式会社が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、竹中エンジニアリング株式会社の内定を目指す就活生は、ぜひ最後までご覧ください。
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竹中エンジニアリング株式会社の概要
出典元:竹中エンジニアリング株式会社
竹中エンジニアリング株式会社とは
竹中エンジニアリング株式会社は京都市山科区に本社を置き、セキュリティ製品事業を主とし、無線・映像機器やシステム機器、学校・住宅・金融機関といった公的機関のセキュリティサポートを行い、幅広い分野で事業を展開している企業です。
セキュリティ製品は一般住宅から工場、医療施設、空港、国の重要文化財まで、あらゆる場所で採用されています。
1972年に設立され、人の生命、財産、快適な暮らしを追求し、センサーシステムを使用した商品を毎年数十種類以上世に送り出しています。
現在では、住宅や店舗などの小規模な空間から、空港・港湾などの大規模な現場まで、国内外を問わず当社の製品が採用され活躍しています。
時代とともに「安全・安心」へのニーズは多様化しており、特に高齢化社会に対応する介護関連分野、またテロ対策も視野に入れたハイセキュリティ分野を強化しています。
竹中エンジニアリング株式会社は「安全・安心を提供する」をテーマに、世界に届けています。
竹中エンジニアリング株式会社の事業モデルは、セキュリティ・情報機器およびその周辺機器の研究開発、製造、販売に焦点を当てています。
これらの事業は、顧客の多様なニーズに応えるための戦略の一環として展開されています。
また、常に環境への影響に配慮し、環境汚染の予防を推進するとともに、環境マネジメント活動の継続的改善を図っています。
さらに、環境管理重点テーマを定め、電力使用量や廃棄物排出量の削減を行っています。
竹中エンジニアリング株式会社の採用難易度
竹中エンジニアリング株式会社の採用難易度は中〜高難易度です。
竹中エンジニアリング株式会社は特殊な選考フローがなく、毎年10人以下の就活生を採用しています。
採用倍率はおよそ36倍以上です。
竹中エンジニアリング株式会社は、その独自の社風「人を大切にする会社でありたい」という独自の文化があり、風通しの良い企業です。
社員は皆明るく元気で、自社製品に自信と誇りを持って働いています。
職場は上司や先輩との距離が近く、わからないことがあれば聞きやすい環境です。
竹中エンジニアリング株式会社は独自の専門知識と新たな革新のマッチを重要視し、仕事のやりがいを感じたい人や、柔軟な考え方ができる人に向いているでしょう。
新たなイノベーションは会社の発展と捉え、個人の成長は会社の成長に繋がるとして奨励しています。
平均年収は650万円で、社員持株制度、住宅ローン利子補給制度といった福利厚生が整っています。
新入社員を対象とした基礎知識の研修制度があり、役職に応じた研修もあります。
研修体制が充実しているので、新卒で入っても安心して業務に取り組めるでしょう。
偏差値の高い大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用しており、学歴フィルターはないことがわかります。
あらかじめエントリーシートで自身の人柄や、伝えたい事を書き留めておくことが重要です。
竹中エンジニアリング株式会社の採用大学
竹中エンジニアリング株式会社の採用大学の実績は以下の通りです。
標準大学以上の採用実績となっており、いわゆる学歴フィルターはないと考えられるでしょう。
愛知工業大学、追手門学院大学、大阪学院大学、神奈川大学、関西大学、九州産業大学、京都外国語大学、近畿大学、駒澤大学、埼玉大学、下関市立大学、城西大学、徳島大学、同志社大学、広島大学、福井県立大学、福岡大学、桃山学院大学、立命館大学 |
採用実績のある大学は、国公立のレベル以上となっています。
難関大学と呼ばれる偏差値の高い大学から標準大学の出身者が多いことからも、選考難易度は中〜高難易度と言えます。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
参照ページ
竹中エンジニアリング株式会社が求める人材とは?
竹中エンジニアリング株式会社は、求める人物像として以下の5つを掲げています。
- プラス思考のできる人
- 健康な人
- 創造力のある人
- 勉強好きな人
- 素直な人
多様性を受け入れ、新たな物事に対して活発的な人物は仕事で圧倒的な力を発揮します。
人柄やコミュニケーション能力も非常に重視されるため、改めて参照ページから確認してみましょう。
エントリーシートや面接においても、企業の求める人材像に就活生がマッチしているかどうかがチェックされるでしょう。
あなたが企業に対して感心している部分や、マッチしている部分を惜しみなく書きましょう。
必要な知識やスキルは入社時には必須ではなく、人柄の良さや円滑な人間関係を築けるかが最優先となります。
また、新卒求人サイトにはオンボーディングのカリキュラムやコンテンツが記載されており、濃い内容の研修制度でスキルアップが見込めることがわかるでしょう。
この観点から、竹中エンジニアリング株式会社に入社したい人は、製品知識やビジネススキルを事前に持っていなくても問題ないと理解できます。
竹中エンジニアリング株式会社各社の採用方向性の違いは?
竹中エンジニアリング株式会社の各部門やグループ会社は、新卒採用においては共通して以下の人材を求めています。
主体性を持って仕事を進めていく力が問われるでしょう。
何のために今の仕事をしているのかを、業務全体を通して作業の目的をしっかり理解することが大切です。
指示通りの手順で試験を行い、結果を報告するだけでは、その結果を通じて今後どのように進めるか、自己の考察や判断が欠如し、次の段階に進めないということです。
指示されたことをこなすだけでは、考える癖や経験が身に付かないことが多く、成長できません。
言われた作業をそのまま行うのではなく、作業の目的を理解して主体的に仕事をすることが求められます。
経営戦略と連動した人材戦略は、「安全・安心を提供する」をテーマとし、その基準に基づいて策定されています。
竹中エンジニアリング株式会社は、人材ポートフォリオの構築と、それに基づく人材獲得・配置・育成施策の実行、多様な人材が活躍する環境の構築に注力しています。
さらに、職務発明補償金制度を導入し、企業の売上拡大と国の産業発展に貢献しています。選考プロセスやスケジュールの詳細については、竹中エンジニアリング株式会社の公式ウェブサイトからわかるでしょう。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートで確認されるポイントは企業ごとに違います。
エントリーシートの設問が具体的であるほど、求める人材像が明確化されます。
企業は、就活生の人柄・企業の求める人物像がマッチしているかを重点的にチェックしています。
企業は就活生がどのような人物か、入社後、どのように力を発揮してくれるのかを知りたいのです。
これは、就活生の個性や入社に対する熱意が、企業の文化や仕事とどのように調和するかを見極めるためのものです。
仕事に対するモチベーションが高いかも重要なポイントです。
常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する可能性が高いからです。
また、エントリーシートには、面接で聞いてほしいことを書くのもおすすめです。
というのも、面接官はエントリーシートから質問を深掘りして聞いてくるため、あなたが面接で受け答えしやすい内容を書いておくといいのです。
「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点は必ず問われる質問ですので、あらかじめ明確にしておきましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは「簡潔に、読みやすく」を意識すると良いでしょう。
文章力のある人は、文章の構成が非常に整っている印象を与えます。
意識すべき事項を下記に記載します。
- 主張・結論
- 理由
- 具体例・実績
- まとめ
この一連の文章の流れが不自然な方が多くいます。
文章構成が綺麗かどうかで、就活生の能力はある程度見抜かれてしまうのです。
企業は就活生を採用するメリットや、就活生の能力、人柄が自社や社会にどれだけ貢献するのかを見定めようとします。
ですので、エントリーシートでは客観的に自己分析を行い、明確に伝えることが重要なポイントです。
「簡潔に、読みやすく」を意識して書くことで、企業は就活生の伝えたい内容や人柄を理解しやすくなります。
これらのポイントを意識するとバランスの良い文章構成になるため、読み手に良い印象を与えられるでしょう。
以下では例文を紹介します。
<例文> 主張・結論:私の強みは協調性があることです。 理由:近年SDGsという言葉をよく耳にし、学生時代であった私はあまり深く考えたことがありませんでした。 しかしある日「森林保護による活動」という記事を目にし、森林活動について深く調べるようになりました。 具体例:経済発展により人間の生活は豊かになりましたが、地球環境に大きな負荷を与えている社会になっています。 その実態を把握したいと思い、森林保護ボランティア活動に参加しました。 ボランティアには幅広い年代の方が参加されており、異なる年代との意見交換を積極的に行い、同じ課題に向き合う協調性を学びました。 また、自身の考えを丁寧に分かりやすく伝えることで意思疎通が図れるという事も学び、企業で活動していく中で非常に重要なポイントだと感じました。 まとめ:ボランティア活動の参加者同士で重要課題に対し深く考察することができ、多くの方の価値観や意見に触れました。 協調性や伝える能力は、課題解決をしていく重要なきっかけであると実感しました。 貴社においても、この姿勢を生かして仕事に臨みたいと思います。 |
竹中エンジニアリング株式会社の価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。
竹中エンジニアリング株式会社は、「人を大切にする会社でありたい」という社員重視のテーマを掲げています。
基本理念や企業の取り組みを文章に取り入れることで、企業とのマッチ度が深まります。
竹中エンジニアリング株式会社は、他社にない豊富なラインナップと性能の高さを強みとしています。
また、働きがいがあり、充実した環境や制度が整っている企業です。
自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成するようにしましょう。
大事なのは数ある企業の中で、なぜ「竹中エンジニアリング株式会社」を選ぶのかを論理的に説明することです。
参照ページ
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の能力や課題解決に対する取り組みを試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。
もちろん文章の内容も評価の対象になっていますが、文章の構造や構成に問題がないかが最も注目されています。
そのため、企業に提出する前に必ず文章の展開をしっかり見直しすることをおすすめします。
設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
参照ページ
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
竹中エンジニアリング株式会社の選考において、過去にエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
営業技術職のエントリーシート
志望動機
・チームで何かやり遂げた経験について
【記載例】
私は学生時代に、新入生の歓迎イベントを開催し、2回ほど主催者として担当しました。 新入生100人を対象に、人脈形成を目的としたイベントを開催し、15名の共同者とともに活動しました。 1回目のイベントでは、ポスターのみの広報を行い、潜在顧客へのアプローチしかできていませんでした。 そのため参加人数が30人と少なく、思い描いた企画とはかけ離れていました。 2回目のイベントは広報活動に注力し、SNS広告・ホームページ制作に取り組み、紹介特典を付けることにしました。 私は共同者との意見交換を徹底的に行い、価値観を擦り合わしていきました。 共同者とのコミュニケーションを計りながら作り上げたことで、100人の新入生を迎え入れることができました。 チームで何かを作り上げていくことに魅力を感じ、企業でも活かしたいと考えるようになりました。 新入生イベントを通して、目標を達成するまで繰り返し考察することの大切さを身につけました。 貴社の営業部門でも、成果を出すために繰り返し検証を行なって貢献していきます。 |
ポイント:最初に結論ファーストで文章を展開し、自身の経験を詳しくまとめることが重要です。
簡潔にまとめる事で、読み手の理解力を向上させます。
また、イベント開催で考察した知識と企業の取り組みのマッチングを意識して書いているため、竹中エンジニアリング株式会社で何をしたいのかがわかりやすくなっています。
自己PR
・自己PR(ご自身の強みを具体的にご記入ください)(300字前後)
【記載例】
私の強みは、瞬時に状況を把握して行動できることです。 私は学生時代にサッカーのクラブチームに所属し、副キャプテンとして活動していました。 私が活動していたサッカーのクラブチームでは、チームの連携が出来ていないことが課題として挙げられていました。 率先して仲介する人がいなかったため、選手間の意見交換が滞っていました。 私がその仲介役になり、各選手の意見を聞き、週に1回の全体ミーティングを練習後に取り入れるようにしました。 そうすることで常に意見交換する場が生まれ、チームの連携が向上するようになりました。 問題にしっかりと焦点を当て、自分の役割を把握して、周りを良い方向に巻き込んでいく行動力を貴社でも活かしていきたいと考えております。 |
ポイント:過去の経歴を結論ファーストで展開しています。
過去→現在→未来といった時系列を組み立て、端的に表現することが重要です。
しかし上記の例では、「部活動」の成果は各部門への応募の必須条件ではないため、エントリーシートが通過しても、面接時にその点が掘り下げられる可能性があることを認識しておく必要があります。
まとめ
この記事では、竹中エンジニアリング株式会社の会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
竹中エンジニアリング株式会社は、1972年に設立され、人の生命、財産、快適な暮らしを追求し、センサーシステムを使用した商品を毎年数十種類以上世に送り出しています。
現在では、住宅や店舗などの小規模な空間から、空港・港湾などの大規模な現場まで、国内外を問わず製品が採用されています。
時代とともに「安全・安心」へのニーズは多様化しており、高齢化社会に対応する介護関連分野、またテロ対策も視野に入れたハイセキュリティ分野を強化しています。
社会の発展に寄与したいという強い意志を持つ人材や、主体的に取り組む人材が評価されるでしょう。
エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。
この記事で、竹中エンジニアリング株式会社の内定に一歩近づけるように参考にしてみてください。