ロッテが行っているインターン内容は?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/5/10更新
はじめに
この記事では、ロッテが開催しているインターンの詳しい内容について解説しています。
結論から述べると、ロッテでは、短期間でロッテの業務内容を体験できるインターンを複数コース開催しています。
選考対策としては、非常に本格的な対策をとる必要がありそうです。
エントリーシートの内容をしっかり練ったり、面接対策を入念に行ったりするだけでなく、グループディスカッションの対策も必要です。
くわえて、企業研究や業界研究もしっかり深めておくことが大切です。
この記事では、次のような方へ向けて、ロッテのインターン内容や選考対策を解説しています。
- ロッテに就職したいと考えている
- ロッテのインターンの詳細を知りたい
- ロッテのインターン選考の対策方法が気になる
このように考えている方は、ぜひ最後までご一読ください!
また、ロッテの企業研究についてはコチラの記事をあわせてご覧ください。
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ロッテの基本情報
出典元:ロッテ公式サイト
社名 | 株式会社ロッテ |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿 |
主な事業内容 | 菓子、アイスクリーム、健康食品、雑貨の製造および販売 |
主要取引先 | 公表なし |
ロッテは、東京都新宿区に本社をおく、食品業界に属する企業です。
ロッテの主力事業は菓子類の製造・販売で、ガーナミルクチョコレート、キシリトールガム、カリンのど飴、トッポ、コアラのマーチ、雪見だいふくなど、日本中で老若男女に愛されているロングセラー商品を多数販売しています。
全国各地9カ所に支店があるだけでなく、タイ、インドネシア、ベトナム、台湾、ポーランドの5カ所に海外事業所も抱えており、グローバルに市場展開しています。
さらに、携帯カイロ「ホカロン」を製造・販売する健康事業も展開しており、幅広い事業展開が魅力のひとつです。
ロッテに必要とされる人材像
ロッテの新卒採用ページでは、求める人材像について次のようなコメントが明記されています。
「ロッテは、時代を超えて
お客さまを第一に夢ふくらむ商品やサービスを提供しています。
この永遠のポリシーを飛躍させるため
『創造力』 『情熱』 『ビジョン』
を持ち続ける人材に期待します。
それは、自分で考え責任を持って行動する人。
何事にもチャレンジし最後までやり抜く人。
将来を見通して何をしなければいけないのかを考え、実践できる人。
ロッテの思いに共感していただける方を求めています。」
上記コメントや、採用ページに書かれているそのほかのメッセージを概観すると、ロッテが求めている人材像としては次のような要素が読み取れます。
- お客様を楽しませようという発想力とアイデア力がある人
- なにをすべきかというビジョンと、なにをしたいかという情熱を併せ持った人
- 安定した経営基盤に甘んじることなく、常にチャレンジ精神を忘れない人
また、ロッテの商品を好きだと思う気持ちも、もちろん大切です。
ロッテの商品や菓子類に対する情熱をもち、常にチャレンジ精神とクリエイティビティをもっている人材が、ロッテに求められているのではないかと考えられます。
ロッテのインターンに参加するメリット
ロッテのインターンに参加する主なメリットは、次の3つです。
- 本選考に向けた予行演習になる
- 企業研究や業界研究が深まる
- 社会人として必要な姿勢が身につく
1つずつ解説します。
メリット①本選考に向けた予行演習になる
ロッテのインターンに参加するメリットの1つ目は、本選考に向けた予行演習になるということです。
ロッテのインターンでは、エントリーシート提出、グループディスカッション、面接と、インターンのなかではやや珍しいほど本格的な選考が行われます。
そのため、本選考に向けたよい予行演習になるでしょう。
また、多くの企業では、インターンの選考と本選考で同じ質問や似た質問が登場します。
そのため、インターン選考に参加すると、本選考でどのような質問をされるのか、おおよそ予測できるようになるのです。
メリット②企業研究や業界研究が深まる
ロッテのインターンに参加すると、企業研究や業界研究が深まるというメリットもあります。
ロッテのインターンでは、3つあるすべてのコースで、食品業界全体の動向やトレンド、ロッテの事業内容や仕事内容などについてレクチャーしてもらえる時間があります。
また、ロッテの現役社員によるリアルな声を聞けたり、懇親会で社員と交流できたりするため、「ロッテで働くとはどういうことなのか」というイメージがわきやすくなります。
そのため、ロッテのインターンに参加すると、ロッテで働くリアルなイメージがわきやすくなったり、ホームページからはわからない細かな事業内容を理解できたりして、企業研究が深まります。
それだけでなく、食品業界全体に関してもレクチャーしてもらえる時間があるため、業界研究も深まるでしょう。
ロッテのインターンは、ロッテに興味がある方だけでなく、食品業界に関心がある方にもオススメのインターンだといえます。
メリット③社会人として必要な姿勢が身につく
ロッテのインターンに参加するメリットとしては、社会人として必要な姿勢が身につくというものも挙げられます。
ロッテのインターンでは、3つあるすべてのコースにおいて、非常に実践的な内容のワークショップに取り組めます。
そのため、すべてのコースで、リアルな業務内容を体験することができるのです。
また、現役社員からワークショップのフィードバックをもらえたり、現役社員からリアルな声を聞けたりする時間がたっぷりあるため、社会人として必要な姿勢を身につけることができるでしょう。
営業や研究、システムエンジニアのプロフェッショナルとして社会で働いている現役社員の方と交流することで、プロフェッショナルとしての視点に触れることができます。
ロッテが行っているインターン内容
ロッテが行っているインターンは、次の3つのコースです。
- 1day 営業体感コース
- 2days 研究体感コース
- 1day ICT体感コース
1つずつ内容を詳しくご紹介します。
1day 営業体感コース
1day 営業体感コースの開催概要は、以下のとおりです。
開催時期 | 1~2月のうち3日間(このうち1日に参加) |
開催時間 | 不明 |
場所 | オンライン |
人数 | 各日程36名、計108名程度 |
報酬 | 支給なし |
交通費・宿泊費 | 支給なし |
1day 営業体感コースでは、例年次のようなプログラムが実施されています。
- 食品業界の動向やロッテの事業内容に関するレクチャー
- 現役営業社員による、営業の仕事内容のレクチャー
- ショッパーマーケティングによるロッテの研究成果をレクチャー
- 「得意先の菓子の売上を最大化せよ!」というテーマで課題解決型営業ワークショップ
- 社員との懇親会
1day 営業体感コースの一番の目玉は、課題解決型営業ワークショップです。
前半のレクチャータイムで得た知識をさっそく活かし、実践的な課題解決にチームで挑みます。
ワークショップ終了後は、社員からのフィードバックもあり、現役営業社員によるリアルな意見をもらえます。
過去の参加者は「営業で働くイメージが明確になった」「丁寧なフィードバックがあった」という口コミを寄せています。
1day 営業体感コースの応募期間は、例年11~12月頃です。
現在、大学または大学院に在籍中の方であれば、学年に関係なくだれでも参加可能なため、気になる方はぜひ応募してみましょう。
2days 研究体感コース
2days 研究体感コースの開催概要は、以下のとおりです。
開催時期 | 9月のうち4日間(このうち連続した2日間に参加) |
開催時間 | 不明 |
場所 | ロッテ研修施設(さいたま市) |
人数 | 各日程35名程度、計70名程度 |
報酬 | 支給なし |
交通費・宿泊費 | 遠方から参加の方のみ一部支給 |
2days 研究体感コースでは、例年次のようなプログラムが実施されています。
- 食品業界の動向やロッテの事業内容に関するレクチャー
- 現役社員による仕事内容の紹介や、基礎研究・開発研究に関するレクチャー
- 研究所見学
- “ロッテノベーション”体感ワークショップ
- 社員との懇親会
2days 研究体感コースの“ロッテノベーション”体感ワークショップでは、実際の開発研究の仕事を体感したり、五感を使った研究評価に挑戦したりできます。
さまざまな商品について自分の五感を使って実際に評価するのは、素人である学生にはなかなか難しい内容ですが、だからこそ、プロフェッショナルの仕事により深い関心をもつきっかけになりそうです。
また、他社ではあまり体験できない貴重なインターン内容のため、ロッテに関心がある方だけでなく、食品業界全般に関心がある方にもオススメのインターンです。
応募期間は、例年6~7月頃です。
参加可能なのは理系学生(大学生・大学院生)のみで、文系学生には応募資格がないため、注意が必要です。
1day ICT体感コース
1day ICT体感コースの開催概要は、以下のとおりです。
開催時期 | 9月のうち2日間(このうち1日に参加) |
開催時間 | 不明 |
場所 | オンライン |
人数 | 各日程35名、計70名程度 |
報酬 | 支給なし |
交通費・宿泊費 | 支給なし |
1day ICT体感コースでは、例年次のようなプログラムが実施されています。
- 食品業界の動向やロッテの事業内容に関するレクチャー
- 現役社員によるICT部門の仕事内容の紹介
- “ロッテノベーション”体感ワークショップ
- 社員との懇親会
1day ICT体感コースの“ロッテノベーション”体感ワークショップでは、ICT部門の業務の一部を体感できるような、チーム課題解決型のワークショップに取り組めます。
ロッテの社内システムエンジニアに興味がある方だけでなく、システムエンジニアの仕事に興味がある方にもおすすめのインターンだといえそうです。
応募期間は、例年8月頃です。
現在大学または大学院に在籍中の方であれば、学年に関係なくだれでも参加可能です。
また、こちらの「1day ICT体感コース」のみ、営業コース、研究コースとの併願が可能。
営業コースまたは研究コースにエントリーした方でも、こちらのコースとあわせてエントリーできます。
ロッテのインターン対策
概要
ロッテのインターンでは、非常に本格的な選考が行われます。
選考フローのなかに、インターン選考のなかでは珍しいグループディスカッションがあります。
このことからも、人柄を重視した本格的な選考が行われていることがわかります。
また、エントリーシートや面接での質問項目も、表面的なものではなく深掘りした内容を問うものが多いです。
そのため、エントリーシートの準備や面接対策を入念に行う必要があるでしょう。
選考フローごとの対策
選考フローごとの対策を解説します。
自己分析
まず、ロッテのインターン選考を通過するためには、入念な自己分析が欠かせません。
ロッテのインターン選考では、「ロッテの商品が好きだから」という単純な理由ではなく、ロッテの企業理念やこれまでの歩みに対する深い理解と共感が期待されていると考えられます。
そのため、自己分析をしっかりと行い、次のような質問にも明確な理由やビジョンを答えられるよう準備しておきましょう。
- なぜロッテのインターンに参加したいのか
- ロッテのインターンは同業他社とどう違うのか
- 自分はロッテの企業理念やこれまでの歩みをどう理解し、どう感じているか
- 自分にとって「働く」とはどういうことか
- ロッテのインターンでどのようなことを学びたいか
- もしロッテに入社したらどのように働きたいか
- どんな社会人になりたいか
上記のような内容に答えられるよう準備を進め、自己分析を深めるとよいでしょう。
業界研究・企業研究
次に、業界研究と企業研究も抜かりなく行うようにしましょう。
ロッテのインターン選考において特に重要なのは、企業研究だと考えられます。
前項の自己分析を踏まえたうえで、自分はロッテという企業およびロッテのインターンになぜ惹かれたのかを、自分の言葉で明確に答えられるようにしておきましょう。
また、ロッテの企業理念やこれまでの歩み、主力商品などの基本情報は頭に入れておくとよいでしょう。
エントリーシート作成
エントリーシートを書く際は、論理的でわかりやすい文章を心がけましょう。
論理的な文章を書くためには、「PREP法」がおすすめです。
PREP法とは、「結論→理由→具体例(論拠)→結論」の順番で文章を書く方法のことです。
この方法にのっとって書けば、だれでも簡単に論理的な文章を書くことができます。
エントリーシートはできれば日をおいてから再度読み直すようにしましょう。
日をおくことによって、冷静に読み返せるからです。
また、家族や先生、先輩など、信頼できる第三者にチェックしてもらうのもおすすめです。
グループディスカッション対策
ロッテのインターン選考におけるグループディスカッションは、テーマと資料をはじめに読み込み、それに関してグループでディスカッションをするという内容が多いようです。
テーマは「ロッテのとある既存商品を販売し続けるか、販売中止するか」といったものが多く、表面的ではない、本質的な業界研究と企業研究が求められます。
そのため、事前準備としては業界研究と企業研究を完璧にしておくことが大切です。
そして、グループディスカッション本番では、次のような点に気をつけるとよいでしょう。
- 「よろしくお願いします」「ありがとうございました」などの挨拶をきちんとする
- ほかの人の話を遮らず、最後まで聞く
- ほかの人が話している間に、適宜「なるほど」「そうですね」など相づちを入れる
- 自分の意見を話すときは、「意見→根拠(理由)→結論」の順番で話すのがよい(全体的に話が手短に終わる場合は、最後に結論を言い直さなくてもよい)
グループディスカッションでは、「この人は実際に働く際にどのような動き方をする人か」を見られています。
そのため、目立つことやディスカッションで勝つことが大切なのではなく、論理的思考力や話し合いのマナー、積極性、協調性、コミュニケーション能力などをアピールすることが大切です。
議論に勝ったりキレキレの意見を披露したりしようとするのではなく、自身の強みを落ち着いて発揮しましょう。
面接対策
ロッテのインターン選考における面接では、エントリーシートに書いた内容が深掘りされると考えていたほうがよいでしょう。
そのため、エントリーシートの内容はコピーやメモをして手元に保存しておくのがおすすめです。
面接では、ガクチカや大学の専攻内容、自身の強み、志望動機、ロッテの商品のなかで好きなものとその理由などを聞かれることが多いようです。
自己分析と企業研究をしっかり行うことが大切です。
くわえて、面接練習も入念に行っておきましょう。
内容をどれだけ練っていても、いざ口頭で伝えるとなると緊張してしまうことが多いからです。
面接練習を何度か繰り返し、口頭で伝えることに慣れておけば、本番の面接にも落ち着いて臨めるでしょう。
ロッテのインターン選考の流れ
ロッテのインターン選考の流れは、以下のとおりです。
- マイページに登録
- エントリーシート提出
- グループディスカッション
- 面接
- インターン参加
インターン選考のなかではあまり見かけない「グループディスカッション」があるのが、ロッテのインターン選考の特徴です。
このことから、ロッテのインターン選考では人柄はしっかりとチェックされるのだろうと考えられます。
エントリーシート対策や面接対策だけでなく、グループディスカッション対策も万全に行う必要があるでしょう。
グループディスカッションと面接は、いずれもオンラインで行われます。
ただし、上記は「1day 営業体感コース」と「2days 研究体感コース」の選考フローです。
「1day ICT体感コース」は、エントリーシートのみで選考が行われます。
さいごに
この記事では、ロッテのインターン内容について解説してきました。
ロッテは、日本を代表する食品会社のひとつです。
しかし、安定した経済基盤に甘んじることなく、常にチャレンジ精神を忘れない人材を求めている企業です。
ロッテのインターンは、実践的な内容のワークショップに取り組めるコースばかりで、企業研究や業界研究が深まるだけでなく、社会人として必要な姿勢も身につけられるインターンだといえるでしょう。
ただし、非常に人気のインターンでもあるため、選考対策は万全に行う必要がありそうです。
エントリーシートや面接対策だけでなく、グループディスカッションの対策も抜かりなく行いましょう。
また、表面的なことではなく、本質的な企業研究や業界研究が求められます。
この記事を参考にして、ぜひ、ロッテのインターン選考対策を進めていってください。
この記事が、インターン参加のための第一歩となれば幸いです。