三井住友信託銀行が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/5/29更新
はじめに
この記事では、三井住友信託銀行のインターンシップに興味を持つ学生や、金融業界へのキャリアを考えている方に向けて、インターン選考の流れを詳しく紹介します。
選考対策を徹底的に理解し、万全の準備で臨むための情報がわかるでしょう。
とくに、信託銀行の業務に興味がある方や、具体的な選考対策を知りたい方にとって、非常に役立つ内容となっています。
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三井住友信託銀行の基本情報
出典元:多様な働き方の実現応援サイト
三井住友信託銀行は、信託業務を中心に多岐にわたる金融サービスを提供している日本の大手金融機関です。
会社概要
三井住友信託銀行株式会社は、1924年に設立され、東京都千代田区丸の内一丁目に本店を構えています。
設立当初から信託業務を主軸とし、現在では総資金額95兆1,416億円、総資産66兆8,247億円を誇る大手金融機関に成長しています。
資本金は3,420億円で、従業員数は13,757人です。
事業内容
三井住友信託銀行の事業内容は多岐にわたります。
主な業務は、信託業務、資産運用、融資、証券代行、確定拠出年金の運営管理などです。
また、不動産関連サービスも提供しており、信託業務の専門知識を活かして顧客の多様なニーズに対応しています。
これらの事業をとおして、社会の経済活動を支える重要な役割を果たしています。
経営理念、ビジョン、行動指針
三井住友信託銀行の経営理念は、「信託の力で資金・資産・資本の好循環を促す社会インフラを目指す」というものです。
この理念のもと、持続的な成長と企業価値の向上を追求し、社会的責任を果たすことを目指しています。
具体的な行動指針として、「お客さま第一」「誠実」「チームワーク」「革新」「プロフェッショナリズム」の5つを掲げ、すべての社員がこれらの価値観を共有し、実践しています。
組織と拠点
三井住友信託銀行の国内拠点は147カ所あり、支店が133カ所、コンサルプラザが14カ所です。
さらに、海外には5つの支店と5つの駐在員事務所を設け、グローバルなネットワークを展開しています。
これにより、国内外で幅広い金融サービスを提供し、顧客の多様なニーズに応えています。
三井住友信託銀行は、信託業務を中心に多岐にわたる金融サービスを提供し、社会の経済活動を支える重要な役割を果たしています。
信託業務の専門知識を活かし、顧客の多様なニーズに対応することが使命のひとつです。
今後も持続的な成長と企業価値の向上を目指し、社会的責任を果たす企業であり続けることが期待されています。
三井住友信託銀行に必要とされる人材像
三井住友信託銀行は、多様な事業領域での信託業務を中心に、広範な金融サービスを提供しています。
そのため、社員一人ひとりが持つ資質や能力が、銀行の成長と社会貢献に直結しているのです。
本項では、三井住友信託銀行に求められる具体的な人材像について解説します。
信託銀行員としての基礎知識
三井住友信託銀行が求める基礎知識には、資産運用、資産管理、信託学、ビジネススキルが含まれます。
これらの知識は、信託銀行員としての業務を遂行する上で必要不可欠です。
資格取得を通じてこれらの知識を深めることが期待されており、宅地建物取引士や証券アナリストなどの専門資格保有者が多数在籍しています。
高い専門性を持つことは、顧客への信頼を築く基盤となります。
事業をまたいだ複数の専門性
三井住友信託銀行では、社員が自律的にキャリアを形成することを重視しています。
そのため、各事業や業務領域に精通することが求められる資質です。
たとえば、「事業説明会」を開催し、希望する業務に挑戦できる「業務公募制度」や「社内副業制度」を設けています。
これにより、社員は多様な専門知識を組み合わせ、個人のキャリアに応じた多様なパターンで専門性を高めることが可能です。
時流にあわせて変化する力
三井住友信託銀行は、未来適合力を持つ人材の育成を目指しています。
具体的には、IT・デジタルスキル、グローバル視点、ESG(環境・社会・ガバナンス)やSDGs(持続可能な開発目標)に関する知識が求められます。
時代の変化に柔軟に対応し、新しい技術や知識を積極的に学び続けることが重要です。
たとえば、デジタルアカデミアの企画・運営をとおして、デジタル人材教育活動を推進しています。
豊かな人間性と協調性
三井住友信託銀行では、社員一人ひとりの成長とWell-being(身体的・精神的・社会的に良好な状態)を重視しています。
尊重、支え合い、挑戦をたたえる文化を持ち、個々の才能や個性を最大限に発揮できる環境を提供しています。
これにより、社員は協調性を持ちながら、プロフェッショナルとしての誇りを持って業務に取り組むことが求められるでしょう。
三井住友信託銀行に必要とされる人材は、信託銀行員としての基礎知識、多様な事業領域の専門性、時流に合わせて変化する力、そして豊かな人間性と協調性を備えた人材です。
これらの資質を持つことで、銀行の成長と社会貢献に寄与し、自らのキャリアを築いていくことが期待されています。
三井住友信託銀行のインターンに参加するメリット
三井住友信託銀行のインターンシップは、学生に多くの学びと成長の機会を提供します。
信託銀行ならではの専門性を身につけ、実践的な経験を積むことができるこのプログラムの参加メリットについて詳しく紹介します。
実務経験の獲得
三井住友信託銀行のインターンシップでは、信託業務の実務を体験できます。
リスク管理、資産運用、財務企画など多岐にわたる分野での実務経験を積むことで、理論だけでは得られない実践的なスキルを身につけられます。
具体的な業務をとおして、問題解決能力や意思決定能力を磨ける点が大きなメリットです。
専門知識の習得
インターンシップでは、信託業務に関する専門知識を深められます。
講義形式のセッションでは、業界の最新動向や信託銀行の役割について学び、知識を広げることができます。
とくに、アクチュアリーやマーケットなどの専門プログラムでは、特化した分野での知識を深められるため、自身の専門性を高められるでしょう。
チームワークとコミュニケーション能力の向上
グループワークやディスカッションをとおして、チームワークやコミュニケーション能力を向上できます。
多様なバックグラウンドを持つほかの参加者と協力しながら、共同でプロジェクトに取り組む経験は、将来の職場で役立つスキルを養います。
意見をまとめ、他者と協力して課題を解決する力が自然と身につきます。
業界理解の深化
三井住友信託銀行のインターンシップでは、実際に働く社員との交流を通じて、信託銀行の業務内容や企業文化を深く理解できます。
現場のリアルな声を聞くことで、業界の現状や課題を知り、自分のキャリアビジョンを明確にできます。
実際の業務環境や企業の価値観を体感することで、自分がその企業にフィットするかどうかを判断できます。
キャリア形成の支援
インターンシップを通じて得た経験は、将来のキャリア形成に大いに役立つでしょう。
信託銀行での実務経験や専門知識は、就職活動において大きなアピールポイントとなるからです。
また、インターンシップでの評価が高ければ、採用において有利に働く可能性もあります。
三井住友信託銀行のインターンシップに参加することで、実務経験の獲得、専門知識の習得、チームワークとコミュニケーション能力の向上、業界理解の深化、キャリア形成の支援など、多くのメリットがあります。
信託銀行の専門性を深め、実践的なスキルを磨く絶好の機会となるこのインターンシップに、ぜひ参加してみてください。
三井住友信託銀行が行っているインターン内容
三井住友信託銀行は、大学生や大学院生を対象に、多様な業務を体験できるインターンシップを実施しています。
以下では、三井住友信託銀行のインターンシッププログラムについて詳しく説明します。
5Daysインターンシップ
5Daysインターンシップは、信託銀行の業務を総合的に体験できるプログラムです。
このインターンシップでは、講義形式のインプットと業務体感型ワークのアウトプットをバランス良く取り入れています。
参加者は、信託銀行の多岐にわたる業務内容を深く理解し、自分自身の専門性やスキルを高められます。
- 講義
信託銀行の基礎知識や最新の業界動向について学びます。
専門家による講義を通じて、信託業務の全体像を把握できます。 - 業務体感型ワーク
実際の業務をシミュレーションするワークショップです。
グループディスカッションやケーススタディを通じて、実践的なスキルを磨きます。 - フィードバックセッション
各日終了後に行われるフィードバックセッションでは、講師や社員からの具体的なアドバイスを受け、自身の成長を実感できます。
1Dayプログラム
1Dayプログラムは、短期間で信託銀行の業務を体験できるプログラムです。
地方でも開催され、地域に根ざした信託業務の理解を深められます。
- 業務紹介
信託銀行の主要な業務内容についての紹介と、実際の業務に触れる機会を提供します。 - 社員との交流
現場で働く社員とのディスカッションを通じて、リアルな業務の現状やキャリアパスについて理解を深めます。
Specialist Program
Specialist Programは、特定の分野に特化したインターンシップです。
アクチュアリー、マーケット、財務企画、リスク管理、デジタルなど、多岐にわたる専門分野でのプログラムを提供しています。
専門講義は、現場のエキスパートによる講義です。
各分野の専門知識を深く学び、実践的な知識を習得します。
実務体験は、各分野の具体的な業務の体験です。
実際のプロジェクトに参加し、実務の中での問題解決力や専門スキルを磨きます。
各専門分野の紹介です。
アクチュアリー(1Day)
- 業務概要
企業年金の制度設計やコンサルティングを行う業務です。年金数理の知識を用いて将来の年金給付発生を予測し、掛金を計算します。 - プログラム
年金アクチュアリー業務に携わる社員を講師としたセミナー形式の講義とグループワーク。
マーケット(3Days)
- 業務概要
金利、為替、株価などのグローバル金融市場の変動をマネージする業務です。 - プログラム
金利・為替・株価・デリバティブ等を売買するプログラムを作成し、仮想トレードのフィードバックを受けます。セールス・トレーディング業務についての講義と座談会。
財務企画(1Day)
- 業務概要
企業の財務健全性を保つための「財務会計」と「管理会計」を駆使して経営を導く業務です。 - プログラム
財務デュー・デリエンスのチームワークと財務企画部社員との座談会。
リスク管理(2Days)
- 業務概要
信用リスク、市場リスク、資金繰りリスク、オペレーショナル・リスクなどの管理業務です。 - プログラム
信用リスクまたは市場リスクに関する課題に取り組み、フィードバックを受けます。リスク管理業務に携わる社員との座談会。
デジタル(3Days)
- 業務概要
銀行業務、資産運用・管理業務、不動産業務などにおけるデジタル領域での業務です。 - プログラム
データサイエンスや機械学習を用いた課題に取り組み、DX戦略の取り組みを学びます。データサイエンティストとの座談会やオフィスツアー。
三井住友信託銀行のインターンシップは、多岐にわたる業務内容を体験し、専門性を高める絶好の機会です。
5Daysインターンシップや1Dayプログラム、Specialist Programなど、参加者のニーズに合わせた多様なプログラムが用意されています。
実務経験をとおして、信託銀行でのキャリアを具体的にイメージし、自身の成長を実感できるでしょう。
三井住友信託銀行のインターン選考対策
三井住友信託銀行のインターンシップに参加するためには、まず選考を通過する必要があります。
選考は多岐にわたるため、しっかりとした準備が不可欠です。
ここでは、選考対策のポイントを紹介します。
書類選考対策
書類選考では、エントリーシートや履歴書をとおして志望動機や自己PRが評価されます。
志望動機では、なぜ三井住友信託銀行を選んだのか、具体的な理由を明確に述べることが重要です。
たとえば、信託業務に対する興味や過去の経験がどのように銀行の業務に活かせるかをアピールしましょう。
また、自己PRでは、自分の強みやスキルを具体的なエピソードを交えて説明します。
リーダーシップやチームワークの経験を強調すると効果的です。
適性検査対策
適性検査では、SPI試験や性格診断が行われることが多いでしょう。
数的処理や言語理解、論理的思考力を問われるため、事前に問題集を解いて試験形式に慣れておくことが重要です。
とくに、時間管理を意識して練習することで、本番でのパフォーマンスを向上させられます。
試験の結果が良いと、必然的に次の選考ステップへ進む確率が高まるでしょう。
グループディスカッション対策
グループディスカッションでは、コミュニケーション能力や協調性、リーダーシップが評価されます。
与えられたテーマに対して論理的に意見を述べ、ほかの参加者の意見を尊重しながら議論を進めることが求められます。
リーダーシップを発揮する場合は、意見をまとめる役割を担い、チーム全体の意見を反映させることがポイントです。
また、自分の意見が否定された場合でも冷静に対応し、建設的な議論を続ける姿勢が重要です。
面接対策
面接では、志望動機や自己PR、過去の経験について深掘りされます。
自分の強みやこれまでの経験を具体的に話し、三井住友信託銀行でどのように活かせるかを明確に伝えることがポイントです。
とくに、リスク管理や資産運用などの信託業務に対する理解を深め、それをもとにした具体的な貢献方法を示すと良いでしょう。
また、企業研究を十分に行い、三井住友信託銀行の事業内容やビジョンに共感していることを示すことが大切です。
三井住友信託銀行のインターン選考に通過するためには、書類選考、適性検査、グループディスカッション、面接の各ステップで求められるスキルや能力を理解し、事前にしっかりと準備を行うことが重要です。
具体的なエピソードを交えた自己PR、事前の問題集を用いた適性検査の練習、論理的な思考と協調性を発揮するグループディスカッション、そして企業研究を踏まえた志望動機と自己PRをそれぞれ準備しましょう。
これらの対策を徹底することで、三井住友信託銀行のインターンシップに参加し、貴重な経験を積めるでしょう。
三井住友信託銀行のインターン選考の流れ
三井住友信託銀行のインターンシップに参加するためには、いくつかの選考ステップをクリアする必要があります。
以下に各プログラムの選考の流れをまとめました。
5Daysインターンシップ
参加までの流れ
- マイページからエントリー
- 選考詳細: 後日発表予定
- プログラム参加
1Dayプログラム
参加までの流れ
- マイページからエントリー
- 1次選考: ES提出+WEBテスト
- 2次選考: 1次選考合格者に案内
- プログラム参加
地方1Dayプログラム
参加までの流れ
- マイページからエントリー
- 選考: ES提出+WEBテスト
- プログラム参加
3Daysプログラム(夏期・冬期)
参加までの流れ
- マイページからエントリー
- 1次選考: 書類審査+Webテスト
- 2次選考: 1次選考合格者に案内
- プログラム参加
Specialist Program
アクチュアリー(1Day)
参加までの流れ
- マイページからエントリー
- 選考: ES提出+WEBテスト
- プログラム参加
マーケット(3Days)
参加までの流れ
- マイページからエントリー
- 1次選考: ES提出+WEBテスト
- 2次選考: WEB面接
- プログラム参加
財務企画(1Day)
参加までの流れ
- マイページからエントリー
- 1次選考: ES提出+WEBテスト+録画面接
- プログラム参加
リスク管理(2Days)
参加までの流れ
- マイページからエントリー
- 選考: ES提出+WEBテスト
- プログラム参加
デジタル(3Days)
参加までの流れ
- マイページからエントリー
- 選考: ES提出+WEBテスト+課題提出
- プログラム参加
さいごに
三井住友信託銀行のインターン選考は、書類選考、適性検査、グループディスカッション、面接という4つのステップで進行します。
各ステップで求められるスキルや能力を理解し、事前にしっかりと準備を行うことが選考通過の鍵です。
具体的なエピソードを交えた自己PRや、適性検査の問題集を用いた練習、論理的な思考と協調性を発揮するグループディスカッション、そして企業研究を踏まえた志望動機と自己PRを準備することで、インターンシップ参加への道が開けるでしょう。