就活はお金がかかる?出費と金欠対策について考える

2024年8月28日更新

はじめに

就活にはお金がかかる場合があります。

特に地方から首都圏への就活をするなら、移動費や宿泊費はかかりますし、それだけではなくてもお金事情は切実です。

近年は物価上昇に加えて、首都圏を含む特定の地域では、宿泊費が大幅に上がってしまっています。

誰もが自由に際限なくお金が使えるわけではないので、できるだけの節約を考えつつ、本当にどうしようもない場合の金欠対策について考えましょう。

本記事は、以下のような人に向けた内容となります。

就活生の悩み
  • 就活にかかる費用について考えたい
  • 就活でできるだけ出費を抑える情報を知っておきたい
  • お金が無くなってしまった場合にそなえて対策を考えたい

最後までお読みいただき、就活の参考にしていただければ幸いです。

就活とお金にまつわるさまざまな情報は、こちらの「お金」をテーマにした記事集もぜひ参考にしてください。

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この記事の結論

この記事の結論を先に言うと、就活にはおおよそ10万円の予算を見込んでおきましょう。

ただしこの金額はあくまでも概算であって、特に地方から首都圏への就活で宿泊を伴う回数が増えるほど、費用がどんどんかさんでいきます。

お金は、急激に増やすことはできないので、あらかじめ必要金額を把握し時間をかけて準備するしかありません。

必要な投資はこなしつつも、節約できる部分は上手に節約しながら就活を乗り越えましょう。

一方、本当にお金がない場合にもお金を生み出すいくつかの方法があり、最終手段として覚えておいたほうがいいものを、本記事の最後にご紹介します。

就活にどれだけお金がかかるかを把握する

原則として、お金は自力では急に増やすことはできません。

何か高価なものが欲しいとき、遠くに旅行をしたいとき、引っ越しや結婚などのイベントには当然お金が必要となります。

就活も例外ではありません。

正攻法で、かつ、なるべく自力でお金を貯めるには、時間がかかるものです。

だとすると、もしまだあなたが就活の前であれば、就活にどれだけのお金がかかるかを把握し、それまでにお金を貯める方法を考える必要があります。

まだ金欠で行き詰っていないのであれば、まずは就活にかかる費用感を把握していきましょう。

就活に必要となるお金の平均は10万円程度

あくまでも平均値なので、もっとかかる人もいれば、そこまでかからない人もいますが、就活として備えておく金額は【10万円程度】と考えてよいでしょう。

こうした情報は、さまざまな就活サイトなどで統計がでています。

<就活にかかる費用の統計>

さまざまなサイトのさまざまな集計がありますが、注意すべき情勢として以下があります。

就活費用で留意すべき点
  • 新型コロナ流行時(2020~2022年)は外出自粛等によってオンライン面接の実施が主流のため、特に交通費宿泊費は抑えられている
  • 2023年に外出自粛はなくなったものの、オンライン面接は依然として活用されており、この傾向が継続すれば宿泊費・交通費は抑えられる
  • 2023年以降、急激な物価上昇や円安によって、モノやサービスの値段は上がる傾向、特に宿泊費については急激な勢いで上昇している

本記事は2024年8月時点での状況を踏まえており、社会情勢・経済状況によって大きく変わる可能性もあります。

ただ、今の時点では「就活にかかるコストは上昇傾向にある」と言ってよいため、実際の調査集計よりは多めに予算として確保しておいたほうが良いと考えます。

就活にかかる費用の内訳を考えてみる

「とりあえず10万円」が高いと感じた就活生は、実際にシミュレーションしてみましょう。

リクルートスーツ 3万円

モノの出費として一番重たいのは、おそらくリクルートスーツです。

逆にリクルートスーツがすでにある方は「就活でかかる」費用としては、かなりの削減となります。

数年経過したスーツの場合、虫食いやくたびれ、サイズが合わないなどがないように早めにチェックしておきましょう。

スーツメーカーでの販売価格(2024年8月時点)
  • AOKI就活セット(メンズ8点、レディース5点) 26,910円(税込)
  • 洋服の青山就活スーツ 26,910円(税込)
  • Suit Ya オーダースーツ 29,800円(税込)
  • KASHIYAMA リクルートスーツ学割 22,000円(税込)

就活が佳境になると、連続して面接がある場合の洗濯替え、不慮の汚れや破けなどに備えて2着は用意しておきたいところです。

ネット通販ならもっと安いものがありますし、スーツレンタルや古着を活用する手もあります。

スーツは、就活だけではなく、入社直後もしばらく着用する可能性も考えると、割り切って必要な費用と考えたほうが安全かもしれません。

備品・雑費 5千円

備品の予算を5千円とします。

細かな費用の積み重なりが考えられますので、全くゼロにすることは難しいです。

このあたりの出費が増えるかどうかは、個人差が出やすい部分でもあります。

また、就活中は電話やスマホを活用する分、携帯電話料金も高くなりやすいので注意しましょう。

備品例
  • 筆記用具関連(ペン、ノート、スケジュール帳、朱肉、ゴム印)
  • 印刷代(履歴書用写真、コピー代金)
  • ケア関係(エチケットブラシ、整髪料、口臭ケア、鏡、靴磨き)
  • ITサービス関連(有料アプリ、就活目的の電話代・通信費上振れ)
  • モバイル充電器

資料・書籍 5千円

適性試験対策本、就活関連情報の書籍のほか、待ち時間や移動時間に読む本も用意したいところです。

スマホももちろん便利ですが、スマホの世界は誘惑も多いので、就活に集中するためや、こういったときにこそインプットする内容を絞り込むことも一つの手です。

もちろん、考え方は人それぞれで、ここに極力費用をかけないという手もあります。

交通費 2万円(定期券の範囲、2カ月間として)

この交通費は、定期券を使用して現在の自分の生活圏、つまり地元での就活を2カ月間行うとして算出しています。

ただし、郊外から都市部への交通費の場合はもう少し高くなる場合もあります。

一方、平日5日間フルで移動を伴う就活はそうそうなく、それはピーク時期だけの可能性が高いので、定期券を買わず通常の運賃支払いのほうが安いかもしれません。

宿泊費(交通費含む)8千円~??円

地元で就活が完結する、もしくは首都圏で暮らしている人なら、宿泊費はほとんどかからないかもしれません。

しかし、実際は宿泊を伴う就活は少なからず発生するでしょう。

2024年現在、宿泊費にかかる費用が、完全に未知数であり青天井になる可能性があります。

例えば、本当に近間のビジネスホテルであれば、1泊8千円程度で泊まれるかもしれません。

ここに「交通費」が加わると以下のように加算されます。

1回あたりの移動交通費、往復
  • 東京⇔大阪:2万円(飛行機・新幹線)
  • 東京⇔札幌:5万円
  • 東京⇔福岡:4万円
  • 東京⇔仙台:2万円(飛行機・新幹線)

最終面接の場合は、交通費や宿泊費を一定負担してくれる可能性があるかもしれません。

最初に10万円という予算を設定し、ここまでに必要経費として65,000円が計上されていれば残り35,000円です。

そう考えると、宿泊を伴う移動については、東京~大阪や仙台までであれば2回、東京~福岡は1回、東京~札幌の場合は1回でも予算超過となります。

首都圏と、地方からの就活の費用差は、宿泊を伴う就活が何回発生するかで大きく金額差が出るといえるでしょう。

交通費の節約については、以下の記事も参考にしてみてください。

就活中に出費を抑える工夫

就活には、ある程度まとまったお金が必要になりそうだということは前の章のとおりです。

しかし、ところどころで記載したように、予算は割り振りつつも、工夫によって節約する余地があります。

就活用に10万円用意できたとして、きっちり使い切るのではなく、適度に残して、残ったお金はまた別の必要な機会に備えておくのも重要です。

外食を控える

すごく基本的ですが、外食は高いです。

特に、今はパートアルバイトの単価も上がっていますので外食も価格上昇傾向にあります。

昼食は自前で用意するか、外食ではなくせめてコンビニエンスストアなどのお弁当にする、飲み物は水筒にしてペットボトルや自販機のものを買わない、などです。

ただし、過度に食事を節制することで、体調を崩したり、水分補給を控えたせいで熱中症などになっては本末転倒です。

栄養管理・健康管理は最優先にしながら、できる範囲で節約をしていきましょう。

交通費の節約、LCCを活用

前の章に述べた通り、宿泊を伴う交通費出費は、回数が増えるたびに大きな負担となります。

特に飛行機は通常料金はとてつもなく割高なので、さまざまな手を使って、少しでも安いプランを選んでいきましょう。

飛行機料金を節約する方法
  • 早めに予約を行う(〇日前割引など)
  • 費用の下がる時間帯や日程で利用する(主に平日日中時間帯や夜遅い時間、早朝はビジネス需要が多く高いことがある)
  • マイレージがたまっていれば使う
  • 宿泊を伴う場合は、パック料金の活用
  • 旅行会社手配の航空券が安い場合あり
  • 金券ショップでの航空券やクーポン購入

LCCと呼ばれる格安航空会社を利用するのも手ですが、LCCのデメリットは十分把握しておきましょう。

LCCのデメリット
  • 預け荷物、座席指定、機内サービスなどは有料
  • 予約やチェックイン手続きが簡素でわかりにくい場合がある
  • 遅延・欠航に対する保証がほぼない

LCCはある程度飛行機利用に慣れた人向けのサービスともいえるので、飛行機に慣れていない人が使うのであれば、事前の下調べをしっかりしておきましょう。

特に往来が多いと思われる大阪-東京間の移動に関する以下の記事がありますので、こちらも参考にしてみてください。

宿泊費の節約

宿泊費は、いまやビジネスシーンですらこの価格高騰具合に悩まされているので、お金に限りのある就活生にとってはとんでもない負担になります。

現在、主な都市圏のビジネスホテル系の最安プランは以下の状況です。

都市圏の最安宿泊費(2024年8月現在)
  • 東京23区内:10,000円~
  • 神奈川(横浜):6,500円~
  • 大阪、神戸、福岡:6,000円~
  • 札幌:5,400円~
  • 仙台:4,500円~

健全な活動のためには十分な睡眠が必要ではありますが、お金の節約できるいくつかの宿泊方法は存在します。

知人や親戚が就活圏内にいるなら、一時的に寝床を借りる

もし就活したい圏内に知人・親戚がいるなら、一時的な寝床を借りられるか打診してみましょう。

もし、快く対応してもらえるならお金は大きく節約できます。

ただし、親しい間柄や親戚とはいえど、一定額の謝礼をする、無事就職できた際には返礼するなどの礼儀は欠かさないようにしましょう。

カプセルホテル、ゲストハウス等を活用する

カプセルホテルは、首都圏でも2~3千円程度です。

最近はしっかりした設備になっていたり、大浴場が使えるなどサービスが充実しているところもあります。

注意点としては、カプセルホテルは宿泊施設として十分なセキュリティではないので、貴重品管理などの自己管理は徹底しましょう。

地方都市の場合は、観光客需要で格安のゲストハウス・民泊・民宿が使える場合があります。

ゲストハウスの場合は、ビジネス圏から少し離れた場所にある場合に注意が必要です。

宿泊費が安くても、交通の便が悪く結局タクシーを使うとなると、ビジネスホテルとそれほど変わらない費用になるかもしれません。

インターネットカフェを使う(最終手段)

首都圏であれば、インターネットカフェは24時間営業している店が多いです。

多少体を休められるようなリクライニングや簡易シャワールームを備えている場合もあり、8時間パック料金で2千円程度です。

ただし、インターネットカフェではしっかりとした睡眠はとりにくく、宿泊施設としてのセキュリティも不十分で、おそらく疲れをとる用途には向かないでしょう。

例えば、就活としての用事は終わっているもの、当日の飛行機は取れず翌日早朝便に乗り換えたときなど、やむを得ず休む形で活用しましょう。

金欠になってしまった!いくつかの対策

たとえ就活に向けてある程度の準備をしてきても、想定外に出費がかさんでしまうと、手持ちのお金が底をつくという場合もでてくるでしょう。

ここでは、本当に金欠に陥ってしまった場合のいくつかの対処方法をご紹介します。

最終手段ではありますが、就活はその後の人生を決める重要な時期でもあるので、ある意味、踏ん張りどころといえるかもしれません。

親から借りる

親から借りることができれば、もっともリスクを抑えられます。

もちろん、親であろうと、返すことが大前提なのはいうまでもありません。

採用プロセスの一端と考え、真剣に親に就職したい会社についてアピールしてみるのはいかがでしょうか。

たとえ親であっても、理論立てて説得し、自分の有利な立場に導くことも、広い意味では社会人として必要な能力です。

ただし、いくら説得しようと、環境によっては文字通り「無い袖は振れない」可能性もあります。

不用品の売却

身の回りの不用品を売却することで、手元のお金を少しでも増やす方法です。

買取ショップや質屋の場合、仲介する人間側のコストがかかるため、現金を増やす方法としてはオークションサイトやフリマアプリなどのほうがよいでしょう。

一般のものは、状態が良ければ購入時の半額程度で売り出せる場合がありますし、掘り出し物や貴重品があると購入時よりも価格が上回る場合があります。

不用品売却には以下の点に注意しましょう。

注意すること
  • 一度に大量の出品をすると、配送手続きが煩雑でミスなどのトラブルの可能性
  • 購入者側の未払や受け取り拒否などの取引トラブルの可能性
  • オークション・フリマサイトでも手数料は取るので低価格品ばかりだと収支がプラスにならない可能性
  • 当たり前ですが、他人の所有物を勝手に売却するとは犯罪です

日雇いアルバイトに登録する

端的にいえば、働くことでお金をもらうという手です。

最近は単発アルバイトを広く募集できる「タイミー」「シェアフル」「ショットワークス」「ネクストレベル」などがあります。

土日だけ働き、その日分の給料をアプリ上の電子マネーで受領できるなどの仕組みとなり、金欠対策の中では正攻法寄りです。

地域や時期によっては都合が合わず仕事ができない、体力勝負になる可能性が高いなどの面もある点に注意してください。

就活とアルバイトの両立に関するアドバイスが以下の記事にも紹介していますので合わせて参考にしてください。

さいごに

就活にまつわるお金の話と、できるだけお金を使わない方法、そして本当にお金がないときの手段としての具体策をご紹介しました。

就職しお金を稼ぐことが目的なのに、そのためのお金がかかるというのはどこか本末転倒な部分も感じるかもしれません。

ただし、ここを乗り越えることはここから先の人生に大きく影響する部分でもあります。

だからこそ、できればしっかりと準備をして備えていただきたいですし、もし本当に困ったときは知恵を絞り、いろいろな人の助けを得ながら、決して妥協の道だけは選ばないようにしていただきたいです。

この記事の内容が、少しでも皆さんの就活の助けになれば幸いです。

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