MBTI診断を就活に活用しよう!16タイプ別の特徴や適職も

2024/9/25更新

はじめに

「MBTI診断が就活に活用できるって本当?」

就活生の中には、このようにMBTI診断をやってみようかと悩んでいる人もいるでしょう。

MBTI診断はアメリカ発祥の性格診断テストで、質問結果を元に16種類の性格タイプに分類されます。

診断結果を就活に活用することで、自己分析や企業選びがスムーズに行えるでしょう。

この記事では、MBTI診断を就活に活用するポイントを詳しく解説します。

診断で分類される16種類の性格別に、特徴や向いている職業も紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

対象の読者
  • MBTI診断を就活に活用するポイントを知りたい
  • MBTI診断とはそもそもどんな性格診断なのか理解したい
  • MBTI診断のタイプ別に特徴や向いている職業を知りたい

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MBTI診断を就活に活用しよう!ポイントは3つ

MBTI診断を就活に活用しよう!ポイントは3つ

自分の基本的な性格や適職を客観的に理解できるMBTI診断は、就活生の間でも耳にする機会が増えているのではないでしょうか。

MBTI診断を就活に取り入れる際は、以下3つのポイントを踏まえましょう。

MBTI診断を就活に活用するポイント
  • 自己分析に活用する
  • 職種や企業選びの参考にする
  • 診断結果が全てと思い込まない

自己分析に活用する

MBTI診断では、さまざまな質問に答えた結果を元に、16種類の性格タイプに分類されます。

自分では気づけなかった思考性や性格の側面にも気づくことができるため、自己分析にも活用可能です。

自己分析には、モチベーショングラフや自分史などさまざまな形式がありますが、これらと組み合わせてMBTI診断を活用しましょう。

これまでの経験やモチベーションの上がる瞬間が、MBTI診断結果と重なる部分があるか確認して、自分への理解を深めるのがおすすめです。

また、MBTI診断のそれぞれの性格タイプには、強み・弱みが存在します。

診断結果を元に自分の強みと弱みを知ることで、自分のアピールポイントや、改善すべき性格を客観視できるでしょう。

職種や企業選びの参考にする

MBTI診断は、職種や企業選びの際にも活用できます。

MBTI診断で分類される16種類の性格タイプには、それぞれに適している職業が明記されています。

自分に合う職種が何か分からない、という就活生は、MBTI診断結果に明記されている職業を参考に職種選びをしてみてもいいでしょう。

診断結果が全てと思い込まない

MBTI診断は、16種類の性格タイプに分類してくれるため、自己分析や職種・企業選びの参考材料になります。

しかし、あくまでもMBTI診断は、自己理解と他者理解を深めるための羅針盤となることを目的とされた性格診断です。

MBTI診断を受けるタイミングによっては結果が異なるため、診断結果が自分を客観視する情報の全てだと思い込まないように注意しましょう。

自己分析や職種・企業選びの参考にする際も、1つの判断材料として用い、他の方法や考え方も取り入れながら自分について理解を深めてください。

そもそもMBTI診断とは?

そもそもMBTI診断とは?

最近、大学生やSNSを中心に流行しているMBTI診断ですが、そもそもどのような診断なのでしょうか。

ここでは、MBTI診断とは何か、詳しく解説します。

MBTI診断とは16種類の性格タイプに分類する性格検査

MBTI診断とは、ユングのタイプ論を元にした、世界45ヶ国以上で活用されている国際規格に基づいた性格検査です。

MBTI診断には4つの基本的な指標があり、それぞれに相対的な関係を持つ2つの性格タイプがあります。

指標性格タイプ
心のエネルギーが向く方向外交型(E)内向型(I)
物事の捉え方感覚型(S)直感型(N)
意思決定の仕方思考型(T)感情型(F)
外界との接し方判断型(J)知覚型(P)

 

これらを組み合わせることで、16種類の性格タイプに分類されるのがMBTI診断の特徴です。

それぞれの指標を、1つずつ詳しく解説します。

心のエネルギーが向く方向

MBTI診断の指標の1つ目は、心のエネルギーが向く方向です。

心のエネルギーが向く方向を、外交型(Extravert)か内向型(Introvert)かで分類します。

それぞれの特徴は以下のとおりです。

タイプ特徴
外交型(E)社交的で活発、人と関わるのが得意、リーダーシップがあり行動力がある
内向型(I)物静かで集中力が高い、人と関わるよりも1人を好む傾向がある、独創的

物事の捉え方

MBTI診断の指標2つ目は、物事の捉え方です。

物事の捉え方が、感覚型(S:Sensation)と直観型(N:iNtuition)とで判断が異なります。

それぞれの特徴は以下の通りです。

タイプ特徴
感覚型(S)過去のデータに基づいた判断をする

現実的で、物事を冷静に捉える

直感型(N)直感で物事を判断する

状況に応じて柔軟に物事を考えられる

意思決定の仕方

MBTI診断の指標3つ目は、意思決定の仕方です。

意思決定の仕方は、感情型(Feeling)か思考型(T:Thinking)かに分けられます。

タイプ特徴
思考型(T)論理的思考を重視し、事実に基づいて冷静に判断を下す

感情や状況に左右されず、原則や価値観に基づいて論理的に考え行動できる

感情型(F)人間関係や感情を重視し、調和や共感を大切にする

他者の感情や立場への理解と共感する能力が長けている

時に感情に左右されることもある

外界との接し方

MBTI診断の指標4つ目は、外界との接し方です。

外界との接し方では、判断型(Judging)と知覚型(Perceiving)に分類されます。

タイプ特徴
判断型(J)計画的でルールや規則に従って効率的な判断を下す
知覚型(P)柔軟性と適応力に優れている

即興的で状況に応じて臨機応変に判断を下す

規則が苦手で、物事を多角的に捉える

MBTI診断の目的は自己・他者理解を深めるため

日本MBTI協会では、MBTI診断は他の性格検査と異なり、個人をタイプ別に分類したり、性格を診断したりすることが目的ではないと明言しています。

自分の心の成熟と、自分と異なる人間への許容度を高めるための羅針盤となることがMBTI診断の目的です。

MBTI診断の結果が絶対的なものだとは捉えずに、自分の性格や自然としている認知スタイルへの理解を深めて就活に上手に活用してください。

 

MBTI 診断タイプ別の基本性格と適職を紹介

MBTI 診断タイプ別の基本性格と適職を紹介

MBTI診断の概要と目的、就活へ活用する際のポイントについて詳しく解説しました。

ここからは、MBTI診断のタイプ別に、基本的な性格や向いている職業を紹介していきます。

【分析家タイプ】NT型の基本性格と適職

分析家と言われる性格タイプ(INTJ、INTP、ENTJ、ENTP)は、論理的思考を好み、効率的に行動する特徴があります。

どのタイプも想像力が豊かで独創的なアイディアを持ち、エネルギッシュな性格を持っているとされています。

性格タイプ特徴向いている職業
INTJ(建築家)論理的でルール重視

想像力豊かで知識も豊富

組織的なアプローチを好む

建築士、教師、経理、統計学者、事業戦略マネジャーなど
INTP(論理学者)論理的で分析力があり、問題解決能力が高いシステムアナリスト、プログラマー、研究者、マーケティングコンサルタントなど
ENTJ(指揮官)責任感が強くリーダー向き

他者への理解力があり、迅速な意思決定も得意

裁判官、教師、人事、建築施工管理技士、理学療法士、薬剤師など
ENTP(討論者)チャレンジ精神が旺盛でアイディアマン

柔軟性があり新しいアプローチを模索する

弁護士、コピーライター、建築士、ソフトウェア開発者、エンジニアなど

 

分析家タイプは、組織を牽引する管理者や教師、マネジャー職が向いています。

【外交官タイプ】NF型の基本性格と適職

外交官と言われる性格タイプ(INFJ、INFP、ENFJ、ENFP)は、自分よりも他者を思いやる特徴があります。

人間関係の和合や他者との調和を何よりも重視する傾向があり、人の気持ちに寄り添える心温かいタイプです。

性格タイプ特徴向いている職業
INFJ(提唱者)発想力豊かで他者と関わるのが得意人事、マッサージ療法士、心理カウンセラー、デザイナー、Webライターなど
INFP(仲介者)豊かな発想力でクリエイティブ活動が得意

他者との調和を重んじる

アーティスト、映画編集者、看護師、設計士、アニメーターなど
ENFJ(主人公)カリスマ性がある

決断力に長けていて、責任感も強い

アートディレクター、市場調査アナリスト、営業、医者、プロジェクトマネジャーなど
ENFP(運動家)独創的なアイディアで組織をまとめる

コミュニケーション能力に長けている

編集者、インストラクター、不動産業者、販売員、俳優、音楽家、脚本家など

 

外交官タイプは、他者を思いやる理学療法士や心理カウンセラーの他、Webライターやデザイナーなど気持ちを汲み取る職業が向いています。

【番人タイプ】SJ型の基本性格と適職

番人と言われる性格タイプ(ISTJ、ISFJ、ESTJ、ESFJ)は、責任感が強く、ルールや秩序を守ることを重視する特徴があります。

社会の調和や人間関係の和合を求める傾向があり、効率的に仕事をこなせる人が多いです。

性格タイプ特徴向いている職業
ISTJ(管理者)ルールや秩序を守ることを重視する

几帳面で責任感がある

論理的思考を好む

歯科医、弁護士、裁判官、警察官、経理、データアナリスト、会計士、監査業務
ISFJ(擁護者)倫理観が高く思いやりにあふれる

他者をサポートすることが得意

経理、法人営業、リサーチアナリスト、秘書、保育士、人事、医療従事者、教員、テクニカルサポートなど
ESTJ(幹部)論理的思考で現実的な意思決定が得意

責任感が強くリーダー的な役割に就くことが多い

ホテル支配人、警察官、裁判官、不動産仲介、経営者など
ESFJ(領事)コミュニケーションが得意

真面目で責任感が強い

経理、医学研究者、事務管理担当者、心理カウンセラー、社会実業家、教育者、講師など

 

番人タイプは、組織を牽引するホテル支配人や教育者・医師の他、他者をサポートする秘書や保育士・医療従事者が向いているでしょう。

【探検家タイプ】SP型の基本性格と適職

探検家と言われる性格タイプ(ISTP、ISFP、ESTP、ESFP)は、直感や感覚を重視して行動し、新しい経験を求める特徴があります。

エネルギッシュで柔軟性があり、他者とのコミュニケーションを好む人が多いです。

性格タイプ特徴向いている職業
ISTP(巨匠)観察力があり論理的

手先が器用で一人でやり遂げる力がある

パイロット、シェフ、経済学者、技術者、エンジニアなど
ISFP(冒険家)マイペースながらも行動力がある

和を大切に対立を嫌う

マーケター、シェフ、アーティスト、デザイナー、教師、作業療法士など
ESTP(起業家)柔軟性が高く人との関わりが得意

行動力とアイディア力に長けている

俳優、起業家、マーケター、消防士、警察官、経営企画、営業職など
ESFP(エンターティナー)柔軟性があり実用的な考え方を好む

コミュニケーション力が高く観察力に優れている

イベントプランナー、接客業、ツアーガイド、パフォーマー、客室乗務員、美容師など

 

探検家タイプは、感情を表現する俳優やパフォーマー、コミュニケーション力を活かす営業や販売業が向いています。

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さいごに

MBTI診断は、世界45ヶ国以上で活用されている国際規格に基づいた性格診断です。

一般的な性格診断と異なり、個人をタイプ別に分類したり、性格を分類したりすることが目的ではありません。

MBTI診断結果を元に、自己理解と他者理解を深める羅針盤となることが目的です。

MBTI診断を就活に活用する場合は、自己分析や職種・企業選びの際の1つの判断材料として取り入れましょう。

MBTI診断の結果はあくまでも自分の側面の1つでしかありません。

MBTI診断結果が自分を客観視する情報の全てと思い込まず、他の自己分析なども活用しながら自分への理解を深めてください。

この記事があなたの役に立つことを願っています。

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