【3選】就活エージェントの利用率は?メリットやおすすめも紹介
2024年11月24日更新
はじめに
就活を進める上で、どうしても自分一人では不安なときがありますよね。
中には就活エージェントを利用して就活を進めている人もいるようですが、いったいどれくらいの人が利用しているのか気になるところ。
そこで本記事では、就活エージェントの概要や利用率、おすすめの就活エージェントを解説します!
以下のようなお悩みのある学生は必見ですので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
- そもそも就活エージェントの特徴って何?
- 有名な就活エージェントが知りたい
- 就活エージェントを利用すべき学生の特徴は?
就活エージェントに関する情報が網羅されているので、ぜひ最後までご覧ください。
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就活エージェントとは
就活エージェントとは、「キャリアアドバイザー」と呼ばれる担当者が専属で学生に就き、就職活動中の学生に対して面接練習・エントリーシートの添削といった「就職活動全般」を支援していくサービスになります。
そのため、例えば就活生が就活についてのあらゆる悩みを解決したい場合の解決策の1つに、「就活エージェントへの登録」が挙げられます。
新卒の大学生向けに「就活を支援する」活動を行う組織については複数あり、いずれもサービスが無料である場合が多く、有料のパターンは稀です。
そんな中で、就活エージェントならではの特徴としては「企業紹介」を行ってくれる点が挙げられます。
これは就活エージェントのサービス自体が「営利目的」で行われていて、そのビジネスモデルが他の就職支援サービスと違うためです。
就活エージェントは学生からお金をもらいませんが、一方企業からは報酬をもらう仕組みになっています。
具体的には学生を紹介することなどで発生する「紹介料」を受け取って、利益を出していく、という仕組みです。
企業と学生をマッチさせていくことではじめて利益を獲得できるため、学生と企業の両者の特徴をしっかりと把握したうえで、学生が適していると考えられる複数の企業を学生に紹介していき、学生のサポートを通して内定を目指します。
就活生の就活エージェント利用率
就活エージェントは、毎年就活生の20~30%が利用していると言われています。
この数字を見てみると、まだまだエージェントを活用している学生は少ないと言えるでしょう。
就活生によってはこういったサービスを利用せずに内定を取れる人ももちろんいます。
たしかに必ず利用しなくてはいけないわけではありませんが、自分ひとりでの就活に不安がある方や絶対に入社したい会社がある方は利用を検討してみてもいいかもしれませんね。
就活エージェントの利用率が低い理由
それでは、なぜ現在就活エージェントの利用率が低いのかについて主な理由を解説します。
- まだ認知度が低い
- 自力で内定を取れる場合がある
- なんとなく印象が悪い
- 中小企業の向けの求人が多い
- 地方在住だと利用しづらい
まだ認知度が低い
現状だと、まだ就活エージェントというサービス自体を知らない学生が多いのが主な理由です。
就活エージェントの存在自体を知らないため、利用していないケースも考えられます。
大学や学校で積極的に紹介されていないこともあり、情報源が限られていることが原因のひとつです。
自力で内定を取れる場合がある
インターネットの普及により、企業の情報収集や応募が容易になりました。
そのため、自ら積極的に企業を探し、内定を獲得できる学生も増えており、エージェントに頼らなくても良いと考えている人がいます。
なんとなく印象が悪い
「押し売り」「希望に合わない企業を紹介される」など、就活エージェントに対するネガティブなイメージを持っている学生もいます。
過去の口コミや体験談の影響で、利用をためらってしまうケースが見られます。
中小企業の向けの求人が多い
大手企業を中心に就職活動を進めたいと考えている学生にとっては、中小企業の求人が多いエージェントは魅力的に映らないことがあります。
また、ベンチャー企業など、独特な企業文化を持つ企業の求人が多い場合、敬遠する学生もいるでしょう。
地方在住だと利用できない
地方在住の学生の場合、都市部を中心に活動しているエージェントを利用しにくいという側面があります。
オンラインでのサポートが充実しているエージェントもありますが、対面での相談を希望する学生にとっては、物理的な距離がハードルとなる場合があります。
就活エージェントを利用するメリット3選
就活エージェントを利用することによるメリットは主に3点考えられるため、下記で紹介していきます。
メリット
- 隠れ優良企業を把握できる
- 不採用の理由を教えてくれるケースがある
- 自分に合った企業を紹介してもらえる
隠れ優良企業を把握できる
就活エージェントを利用するメリットの1つ目は、「隠れ優良企業を把握できる」という点です。
就活は自己分析が大事と先ほどは記載しましたが、それと同時に「業界や企業を知ること」も重要です。
インターネットで企業を調べると人気企業が多くヒットしていきますが、それらの企業が自身に適しているとは限りません。
また国内だけでも法人数や求人数は計り知れず、とても業界内の企業のすべてを把握しきれないため、ついつい調べて出てきた「限られた」大手企業などのなかで志望企業を決めていってしまうこともあります。
不採用の理由を教えてくれるケースがある
就活エージェントを利用するメリットの2つ目は、「不採用の理由を教えてくれるケースがある」点です。
エージェントから紹介してもらった企業の選考を受けたが、不採用になってしまった場合は不採用になった理由をエージェントを通して開示してもらえるケースがあります。
新卒採用の選考において、多くの場合は不採用の理由を開示してもらえることはないどころか、不採用になったことすら学生へ伝えない「サイレントお祈り」を行う企業が多いです。
そんな中不採用になった理由を改善することは成長スピードを加速させる要因になり、就活を進めるうえでのメリットにもなります。
自分に合った企業を紹介してもらえる
就活エージェントを利用するメリットの3つ目は、「自分に合った企業を紹介してもらえる」という点です。
就活エージェントをサービスとして行う企業が大きな利益を上げることができるケースの1つに、「紹介した学生が企業から内定をもらうこと」が挙げられます。
そのため、エージェントは学生がしっかり企業から内定をもらえるように、性格診断や個別面接を通して学生の人物像を把握し、その結果に適した企業を選定していきます。
また企業を紹介してもらう際は、エージェントは学生に「どのような点がその学生と適しているか」というような紹介する理由を述べてくれる場合がほとんどのため、自分の適性にある程度合致している企業を紹介してもらえるといえます。
就活エージェントを利用するデメリット2選
先ほどは就活エージェントを利用する場合「デメリット」については2点あるため、紹介していきます。
デメリット
- 内定した場合に、後で断りづらい
- 学生によっては担当者が「合わない」ケースもある
内定した場合に、後で断りづらい
就活エージェントを利用するデメリットの1つ目は、「内定した場合に、後で断りづらい」という点です。
就活エージェントから紹介してもらった企業を第一志望として就活していく学生がいる一方で、
「内定をもらうという成功体験が欲しい…」
「紹介してもらったからなんとなく受けてたら、いいところまできてしまっていた」
というように学生みんなが入社する企業を決め切りたくてエージェントを利用しているわけではありません。
そして、紹介を受けた「第一志望企業でない」企業から内定を通知された場合は、内定までの各種サポートを行ってくれたエージェントの方に対して、断りづらさを感じてしまう可能性が高いです。
学生によっては担当者が「合わない」ケースもある
就活エージェントを利用するデメリットの2つ目は、「学生によっては担当者が「合わない」ケースもある」という点です。
エージェントに登録すると、担当という形でキャリアアドバイザーが専属でサポートしてくれますが、担当者も人間のため、学生とキャリアアドバイザーが「合わない」ケースも想定されます。
ここでいう「合わない」は主に2点想定され、1つ目は「人間的に合わない」というお互いの価値観の乖離が問題になるケースで、もう1つは「業界に関する知見の偏り」が挙げられます。
というのも、キャリアアドバイザーも全ての業界に精通しているわけではなく、ある業界には詳しいが他のある業界の知識は乏しいケースがあります。
もし自身が志望する業界の知見が乏しい方が担当になった場合、学生は「エージェントに登録しなければよかった…」と感じてしまうでしょう。
ほかにも「就活エージェントはやめとけ」と言われる理由が知りたい方は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
就活エージェントの良い評判・悪い評判をチェック
上記では就活エージェントのメリットとデメリットを紹介しましたが、実際に就活エージェントを利用した方からどのような評判を得ているのか、下記で紹介します。
良い評判
早く終わらせられる可能性がある
24卒で就活終わらないのキツイよな~…内定ない こと自体というか、決まらない中で周りが終わってるのがきついというか…
とにかく新卒就活早く終わらせたいなら、就活エージェントおすすめ 面接対策もあるし内定率高められる
以前選び方とか書いたので参考に貼っておくね…!
引用ページ:
ストレスなく就活を終わらせられた
固定でRTさせてもらってる就活エージェントいくつか相談してメインで2つ使って就職活動してたけど1か月くらいで内定貰えたのでほんとによかったと思ってる
24卒就活生で何もしてない、自分に自信なかったり仕事何したらいいか分からないならエージェントつけた方がストレスない
引用ページ:
神対応をしてもらえる
相談してる就活エージェントさんがまさに至れり尽くせりって感じの神対応の連発すぎてめちゃくちゃ感動してる…もっと早く頼っておけばよかった( ・ὢ・ )
引用ページ:
悪い評判
メールがしつこい
ある就活エージェントに登録したら魚でも怪しみそうなクソ怪しいメールが90分置きくらいに来てめっちゃうざい
引用ページ:
質が低く意味がない
大学生の就職活動でも「エントリーシートの添削」って、自分の性格や特技、学部のこと等をよく知ってる人に添削してもらわないと、ほとんど意味ないと思う。
あなたの事を何も知らない「就活エージェント」や「メンター」に添削を依頼しても、語彙とか「てにをは」くらいしか直せないし、紹介料のカモにされるだけ。
引用ページ:
就活エージェントがおすすめな人の特徴
上記で紹介してきたメリット・デメリットや評判を踏まえて、就活エージェントを利用すべき学生はどのような学生かを記載していきます。
効率的に就活を進めたい学生
就活エージェントを利用すべき学生の1つ目は、「効率的に就活を進めたい学生」です。
就活エージェントを登録すれば、実施した性格診断や面談の内容をもとに、エージェントが厳選して企業を紹介してくれます。
また紹介した企業から内定をもらえるよう、企業へのエントリー時から内定獲得後まで、一貫したサポートを行ってくれます。
就職活動は「自己分析」と「企業分析」に多くの時間を費やしていく必要がありますが、就活エージェントを利用することでそれらの工程をスムーズに進めることができるため、効率を重視して就職活動を行いたい学生にオススメのツールです。
客観的な自己分析を行いたい学生
就活エージェントを利用すべき学生の1つ目は、「客観的な自己分析を行いたい学生」です。
就活エージェントは、独自のデータをもとに作成した「自己分析ツール(性格診断など)」を用いて学生の性格や人物像を客観的に分析していきます。
また個別面談においても、就活市場で経験が豊富なプロフェッショナルな人材が担当につき、自己分析や面接対策を進めていきます。
就職活動で内定を獲得するためには自身を客観視し、かつ客観的に分析した自分を言語化していくことが非常に重要です。
そんな中で就活エージェントの担当者は、独自の経験を踏まえた「自己分析を言語化する」部分までサポートしてくれるため、客観的な自己分析ができるツールともいえます。
おすすめの就活エージェント3選
以下ではおすすめ就活エージェントを3つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめ就活エージェント
- JobSpring
- LHH就活エージェント
- Meets Company
JobSpring
出典:JobSpring
年間5,000人以上の学生が利用する人気サービスで、徹底的な自己理解を深めるカウンセリングが特徴です。
しつこい営業は一切行わず、一人ひとりに合った企業を3~4社に厳選して紹介してくれるので、多くの学生から支持されています。
就活の初期段階から、自己分析、ES添削、面接対策、グループディスカッション対策まで、幅広いサポートを受けられます。
また他の就活エージェントと異なりセミナーや就活イベントに参加できるため、特定のスキルアップを目指したい学生におすすめです。
JobSpringの口コミが知りたい方は以下の記事もチェックしてみてくださいね。
LHH就活エージェント
出典:LHH就活エージェント
2023年オリコン顧客満足度調査就活エージェント「紹介企業」ランキング」で3位を獲得した人気の就活エージェントとして知られています。
デコグループだからこそのグローバル求人や非公開求人を保有しており、選択肢が広く多くの学生から支持されています。
LHH就活エージェントでの実績をもとに、履歴書・エントリーシートを作成するための基本事項や知っておきたい就活マナーの基礎など就活を成功に導くノウハウもレクチャーしてもらえるでしょう。
あなたらしさのある自己PR・志望動機を、就活支援専門コンサルタントが一緒に考えてくれますよ。
Meets Company
Meets Companyでは、東証プライム上場企業からベンチャー企業までさまざまな企業を紹介してもらえます。
社長や人事と話せる合同説明会も開催しており、人事との距離が近い座談会形式のため社風やサイトなどには載っていないリアルな情報が分かります。
また選考直結型イベントも開催しており、その場ですぐ書類選考、そして面接に参加可能です。
イベントでは社長や人事の登壇率が高く、面接から短期間で内定を獲得したい人にもおすすめです。
ほかにもおすすめエージェントが知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
就活エージェントと類似しているサービス
就活エージェントは学生の「就職支援サービス」の1つですが、類似のサービスとして「大学のキャリアセンター」と「NPO法人」があるため、下記で詳細について記載します。
大学のキャリアセンター
大学職員で構成された組織で、その大学に属している学生は以下に記載したような幅広いサービスを受けることができます。
キャリアセンターのサービス内容
- 学内・企業主催で行う「就活イベント」
- 大学紹介のインターンシップ
- OG・OB訪問先の紹介
- 個別相談など
またキャリアセンターでは過去の卒業生の「選考体験記」や「進路データ」の閲覧も可能な場合があります。
そのように同じ経歴を持つ先輩の進路を把握することは企業選びの際の参考になるなど、就職活動を進めるうえで多くメリットがあります。
NPO法人(en-courageなど)
en-courageは、すでに企業から内定をもらって就職活動を終了している学生(主に大学4年生)が自身の経験や培ったノウハウをもとにサービスを行います。
サービスの対象は、就活中の1つ学年が下(主に大学3年生)で、先輩が「メンター」という形でマンツーマンで指導などを行っていきます。
年齢が近い先輩から指導を受けることができるため、就活生はメンターに些細な悩みも質問できるなどのメリットがあります。
またメンターになった先輩はつい最近まで就職活動を行っていた「学生」のため、就職活動の辛い部分など「感情的な部分」も寄り添うことができるため、親身にサポートしてくれる点はエンカレッジならではといえます。
サポート内容は大学のキャリアセンターと同様で、就活イベントの紹介から面接・エントリーシート対策などです。
就活エージェントを利用する際の注意点
最後に就活エージェントを利用する際の注意点をまとめたので、ぜひチェックしてみてください。
エージェントの評判・口コミをチェックする
就活エージェントを利用する前に、必ずそのエージェントの評判や口コミを調べてみましょう。
インターネット上には、多くの口コミサイトやSNSが存在し、様々なエージェントの評判が掲載されています。
これらの口コミを見ることで各エージェントのサポート体制や実績、強みなどを把握できるでしょう。
提供された情報だけを鵜呑みにしない
エージェントから提供される情報は、あくまでも一つの情報源に過ぎません。
企業のホームページや、実際に働いている社員の話を聞くなど、多角的な視点から企業情報を収集することが大切です。
エージェントから紹介された企業の評判だけでなく、自分自身でしっかりとリサーチを行い、判断しましょう。
自分が希望する条件を正確に伝える
エージェントに相談する際は、自分の希望する業界、職種、勤務地、年収などを具体的に伝えましょう。
漠然とした希望を伝えるだけでは、自分に合わない企業を紹介されてしまう可能性があります。
また、自分の強みや弱み、キャリアプランについても正直に話すことで、より自分に合った求人を紹介してもらえるでしょう。
さいごに
本記事では、【就活対策】就活エージェントってどうなの?メリットや評判・利用すべき学生を徹底解説します!というテーマで、就活生向けに役立つ記事をまとめました。
利用する学生によって良し悪しが分かれるサービスになりそうですが、就活エージェント自体は「無料」で利用することができ、また就活エージェントの利用を辞めたくなったら「いつでも」辞めることができます。
学生にとってはある意味「融通が利く」ツールと言えるため、就活エージェントを利用するか迷っている学生は、まずは試しに登録してみて自身の目で判断することをオススメします。