人付き合いが苦手な人は就活が辛い?コミュ障の人にもおすすめの仕事や就活のコツを解説!
2024年1月29日更新
はじめに
「仕事をする上でコミュニケーション能力は大切。」「企業は就活生のコミュ力を重視している。」といった話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?入社してから社内社外問わず何かしら人と付き合いがあり、コミュニケーションを取らなくてはならなくなってきます。
しかし、そんなコミュニケーションが求められる社会で全員が全員、コミュニケーション能力が高いわけではありません。中には人付き合いが苦手で、人と話すことが苦手な人や人と連携をして作業を行うことが苦手な人もいるでしょう。
ではそんな人たちは就職ができないのでしょうか?答えとしては決してそんなことはありません。では人付き合いが苦手な人はどのように就活を進め、どのような仕事が向いているのでしょうか?
人付き合いが苦手な人におすすめの仕事や就活のコツを解説いたします。
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人付き合いが苦手な人は就活が厳しい?
人付き合いが苦手な人は、入社後の人間関係の構築に不安を覚えてしまうことも多いのではないでしょうか?そんな中で面接などが進むと、「うまく仕事をしていけるか…?」「もしかしたら自分はこの会社でうまくやっていけないのでは?」とどんどん不安が大きくなってしまう人もいます。そのため、書類審査は難なくパスできるのに、面接になると急に不安になってしまい、毎回面接で躓いてしまう人も多いと思います。
面接は就活生と面接官がコミュニケーションを取り、信頼や信用を勝ち取っていく場です。そのため、面接の時間で面接官とうまく関係性を気付けないと「職場で馴染めなさそう。」「コミュニケーションに問題がありそう。」と思われてしまう可能性があります。また、集団面接やグループディスカッションでは他の就活生と連携をとっていかないといけないのでさらにハードルは上がってしまいます。
そのため、人付き合いのコツや、ポイント、自己分析ができていないと就活が厳しくなってしまいます。逆に、コツを抑え、自己分析がしっかりできていれば決して厳しくないと言えます。
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人付き合いが苦手=コミュ障?
人付き合いが苦手な人はコミュニケーションに不安がある、いわゆる「コミュ障」と呼ばれてしまいがちです。しかし、実際は「人付き合いが苦手なら全員がコミュ障」というわけではありません。
「人付き合いが苦手だがコミュニケーションに問題がない」という人もいれば、「飲み会の場に参加できるがコミュニケーションに問題がある」という人もいるからです。そのため、「人付き合いが苦手=コミュ障」というわけではありません。
ではコミュ障の種類についてみていきましょう。
自己主張ができない
まず、コミュ障の種類の1つは「自己主張ができない」というタイプです。自分から進んで発言することや、発表の場になると極度に緊張してしまうタイプです。
特徴としては下記のものが挙げられます。
- 消極的
- 依存的
- 他人本位
- 自信がない
- 緊張しやすい
- 引っ込み思案
- おどおどする
- 自己肯定感が低い
- 責任を感じやすい
このように、自ら意見を発信したり、人前に出ることが苦手な人に当てはまります。また、コミュ障の自覚が強く、他人を意識してしまいがちです。そのため、面接で自己アピールができなかったり、グループディスカッションでなかなか存在感を示せないなどの問題が出てきてしまいがちです。仕事についてからは、大勢のいる場から離れ孤立してしまうことが多いようです。
自己主張が強い
コミュ障には「自己主張が強い」というタイプも存在します。自分から進んで発言をすることができ、性格も明るく発表の場では堂々と話せるようなタイプです。
特徴は下記の通りです。
- 慢心
- 積極的
- 強がり
- 無頓着
- 自信過剰
- 声が大きい
- 自慢しがち
- 自分の話が中心
- 空気が読めない
- 目立ちたがり屋
意見の発信を苦とせず、人前に出ることにあまり不安を感じません。それゆえ、コミュ障の自覚が薄く、周囲の人からもコミュ障だと思われないのが特徴です。面接もグループディスカッションも自信に満ちた発信ができますが、問題は自分のことばかり話してしまうことです。自分のことばかり話してしまい、周囲の人の話を聞かず、結果として周囲の人が離れていってしまいます。
一見すると社交性が高く、コミュニケーション能力が高いように見えますが、実際は「コミュニケーションの取りにくい相手」と認識されてしまい、コミュ障と判断されます。
コミュニケーション能力が高い人って?
先述した通り、「コミュ障」といっても種類が分かれており、一般的にコミュ障と言われる「発信が苦手なタイプ」だけがコミュ障とは限りません。両タイプに共通しているのは「人との心理的距離感」です。
心理的な距離感が遠すぎると周囲の人に歩み寄ってもらうことになってしまい、近寄りがたくなってしまいます。逆に、心理的な距離感が近すぎると、周囲の人に敬遠されてしまうことになってしまいます。
コミュニケーション能力が高い人はこの距離感を良い塩梅で保ち、意見を発信すべきか、抑えるべきかを判断できます。
自分のコミュ障のタイプを分析することで活躍できそうな職種や業種、企業を選択できるようになり、就活や入社後の業務をスムーズに進めることができるようになります。
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人付き合いが苦手な人に向いている職業
では人付き合いが苦手な人にはどのような仕事が向いているのでしょうか?全く人と関わらない業務はないといっても過言ではありませんが、その中でも、比較的人と関わることが少ない職業をまとめてみました。
人付き合いが苦手でも苦しむことが少なく業務ができると考えられるのは下記の職業です。
- 翻訳
- 事務職
- 製造業
- 警備員
- 清掃員
- 研究職
- ドライバー
- Webライター
- プログラマー
それぞれ詳しくみていきましょう。
翻訳
まずおすすめするのが翻訳家です。
翻訳家は、海外の文章や動画などの作品を他の国の言語に訳す仕事です。また、日本の作品を他国の言語に訳すことも仕事の一つです。
英語はもちろん近年は中国語やK-POPの人気により韓国語の翻訳も多くあります。
言語の知識やスキルはもちろん必要になりますが、仕事を受けてからは一人で黙々と作業をすることが多い仕事です。もちろん、翻訳した作品の提出などのやりとりは発生しますが、人との関わりは少ない職業と言えるでしょう。
事務職
事務職は所属部署のメンバーや他の部署に所属する社員との連携、他の事務員との連携をすることが多くあります。そのため仕事の進捗や情報共有、書類の提出などは起きてしまいます。しかし、他の企業と連携することは少なく、企業によっては他企業との連携を一切行わないこともあります。社内の他の人のフォローを行う必要はありますが、他者と関わらない分、人付き合いが苦手な人には向いているでしょう。
製造業
製造や工場作業の仕事は自分の業務をひたすらに行うという面があります。
そのため、自分の仕事に没頭することができれば他の人と関わる必要は高くありません。
特に工場などで行われるライン作業は一人で淡々と行うルーティンワークが多いことが特徴です。
工場や職場環境次第では人と会話をすることが少なくすむことがあるので、人付き合いが苦手な人にはおすすめです。
警備員
警備員もコミュニケーションを必要としない職業の一つです。
職場や警備する場所、時間帯によって変わりますが、ルート巡回や監視、モニターのチェックが多くの場合仕事であるため、人と話す機会は少なくすみます。
警備員と一口にいっても警備内容が1号警備 、2号警備、3号警備、4号警備と大きく4種類に別れており、警備する場所などはその種類によって異なります。
- 1号警備:施設警備
- 2号警備:交通・雑踏警備
- 3号警備:輸送物の警備
- 4号警備:身辺警備
と別れており、1号警備が会話が少なく済む警備です。
ただし、扉の開閉や入館者の管理などの依頼をされている場合は多少の会話は発生してしまいますので、全く会話がないわけではありません。
ですが、会話する機会が少ない分、人付き合いが苦手な人に向いている職業と言えるでしょう。
清掃員
翻訳や製造業と同じように一人で作業を進める仕事の一つに清掃業があります。
宿泊施設や大きな家、病院など、清掃場所によってチームで清掃することもあるため、その場合は連携を取らなければいけなくなる可能性はありますが、基本的には一人で作業を行うことが多い職業です。
清掃員は主に四種類に分かれています。
- 清掃業務員
- ビル清掃員
- 特殊清掃員
- その他清掃員
その他の清掃員はホテルや病院、駅構内や工場などが当てはまります。
この中でも、その他の清掃員は一人で清掃を任されることが多く、人と連携する機会が少ないです。
そのため、人と連携を取るのが苦手な人はその他の清掃員、連携を取るのが苦ではない人は清掃業務員、、ビル清掃員、特殊清掃員がおすすめです。
研究職
特定分野について特化した知識や技術、ノウハウが必要な専門性の高い職業になります。
合同研究などでは会話も生まれますが、メインは自分の研究を行い黙々と作業を行うこと。
もちろん研究成果の共有などもありますが、データに基づいた成果を伝えるのがメインになるため、そこまでコミュニケーションによる負担が大きくなく、人付き合いが苦手な人でも行える職業だと言えます。
研究職は
- 基礎研究
- 応用研究
- 開発研究
と3種類に分かれており、そこから
- 民間企業の研究部署
- 大学の研究室
- 公的機関
といった就職先に分岐していきます。
黙々と研究に没頭し、研究内容に対してチームで進んでいくため、コミュニケーションは生じてしまいますが、目標を同じにしたチームメンバーとのコミュニケーションなので、人付き合いが苦手でも苦にならないコミュニケーションの内容が特徴です。
ドライバー
ドライバーは一人で運転している時間が長く、人と関わることが少ない仕事です。
宅配ドライバーやタクシードライバーはお客様との会話が生まれてしまうので、コミュニケーションが少々必要になります。
しかし、会話がメインの仕事ではない分、運転をすることで息抜きや気持ちの切り替えになる分、他の職業よりもコミュニケーションを取る必要が少ないと言えます。
ドライバーは軽貨物配送・小型・中型・大型・トレーラーと5種類に分かれています。
軽貨物配送と小型ドライバーに関しては普通自動車免許で運転できるので、仕事を始めるにあたってのハードルが低いのも特徴です。
運送業は、休日が原則自由だったり、Wワークや週末のみの稼働が可能な会社も多く存在しており、配送エリアや勤務時間なども自分で選択できる場合があります。
働き方に関しても雇用形態を正社員か契約社員かを選択できたり、運送会社の下請けとなり個人事業主として働くこともできる場合もあるので自分好みの働き方をしやすいのが魅力です。
Webライター
Webライターもコミュニケーションを取る必要が少ないのでおすすめです。
Webはもちろん、書籍や雑誌などの現物の文章に関しても同じでしょう。
しかし、Webライターであれば、コミュニケーションはオンライン上で行うことが多く、通常のライターさんよりコミュニケーションの回数は少なくなると考えられます。
取材や編集プロダクションなど、オンライン・オフライン問わずやりとりを行うことはありますが、Webライターであればメインのやりとりはチャットやメールで行うことが主流です。
そのため、対面で求められるコミュニケーションスキルのレベルはそこまで高くありません。
また、記事によって、自分のペースで作業を進めることができるため、人付き合いが苦手な人にはおすすめです。
プログラマー
ウェブデザイナーと同じく、オンライン上でやりとりを行うことが多いのがプログラマーです。
研究職のように専門性の高い知識やスキルが求められますが、黙々と一人で作業をすることが多いのも特徴です。
システムエンジニアの人が作成した資料や仕様書をもとに作業を行う場合やチームで連携を行う場合は打ち合わせや話し合いの場などは存在すると思います。
また、疑問点や課題点、デバックを行い正しい動作を行うかどうかなどにおいても、スムーズに進まない場合は都度相談などは必要になる場合があります。
しかし、自分から声をかけることは多いものの他者から声をかけられる機会は少なく、一人で作業に集中しやすい職業です。
また、近年IT需要が高くなり、その影響で文系理系問わず人気の職業です。
スキルを上げていけばフリーランスとして独立も視野に入れやすく、さらに自分に合った環境で働きやすくなっていくでしょう。
人付き合いが苦手な人の就活の注意点
人付き合いが苦手な人は自分に自信がなく、相手に不安を与えてしまうことが多くなってしまいます。
逆に、自分に自信がないと思われてしまう行動を避けることができれば相手に不安や不信感を与えないで済むので、その行動に注意しましょう。
自信がないと思われてしまう行動は下記の通りです
- 声が小さい
- おどおどしている
- 早口
- 目線がキョロキョロしている
- 表情が強張っている
このような行動は普段の癖などで出てきてしまいます。
そのため、このような癖を日々の生活から見直し、堂々とした姿勢をとることを心がけましょう。
人付き合いが苦手な人が就職を成功させるためのポイント
人付き合いが苦手だと面接はもちろん、入社後もうまくやっていけるかなどの不安が出てきてしまいます。そうした人はどのような部分が不安に繋がるのか、4つのポイントを確認していきましょう。
- ストレスの原因を探る
- 職場見学のお願いをしてみる
- 転職エージェントを活用する
- 副業として仕事を取ってやってみる
詳しくみていきましょう。
ストレスの原因を探る
まず、自分が何にストレスを感じるのかを探りましょう。
人付き合いが苦手といっても原因はいろいろあります。
意見を主張することが苦手な人、人前に出るのが苦手な人、周囲の視線が気になる人、人付き合いが苦手といっても様々な原因があります。
意見を主張することが苦手な人は製造業や清掃員など、会話が少ない職業がいいでしょう。
人前に出ることが苦手な人はプログラマーや研究職など、人前に出る機会の少ない職業がおすすめです。
また、周囲の視線が気になる人は、Webライターや翻訳家など、在宅でできる仕事だとストレスを感じにくいかもしれません。
まずは自分が特に何に対してストレスを感じるのか探ってみましょう。
職場見学のお願いをしてみる
入社後の人間関係などでストレスを感じたくない場合は、職場見学をお願いしてみてもいいかもしれません。
実際の職場に赴き、オフィスを見学することで、企業の雰囲気はもちろん、どんな人が働いているかもつかめます。
入社前と入社後のギャップを埋めることもできるので様々な面での不安解消になるかもしれません。
自分とマッチするかなどを確認しましょう。
ただ、企業によっては職場見学を受け付けていない企業もあります。
その場合は面接官の方に職場環境などを聞いてみてもいいかもしれません。
エージェントを活用する
就職や転職の時に、エージェントのサポートを受けるのも効果的です。
就職・転職エージェントは無料で活用でき求人紹介はもちろん、面接練習なども行ってくれます。
エージェントに依頼することで、どのような話し方をすればいいか、どこを改善していけばいいかなどが見えてくるはずです。
まとめ
今回は人付き合いが苦手な人に向けて、就活の方法やおすすめの仕事を紹介していきました。
人付き合いが苦手でコミュ障といっても種類が分かれていることが特徴ですね。
話すことが苦手なコミュ障もいれば、人との距離感が分からず、距離を置かれてしまうタイプのコミュ障の人もおり、自分がどのタイプなのかを判別することが大切ですね。
職業に関しても人とのコミュニケーションが少なかったり、苦にならないような付き合い方ができる職業がいろいろありました。
自分の特徴とやりたいこと・できることを加味して就活に取り組んでください!