Zホールディングスが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024年3月21日更新
はじめに
本記事ではZホールディングスのインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
Zホールディングスは2023年にLINEヤフー株式会社に変わっており、インターンもLINEヤフーで行われています。
Zホールディングスのインターンシップの選考は、エントリーシートやWebテスト、面接と本選考並みの選考体系を取るため、難易度は高いでしょう。
エントリーする就活生のレベルも高く、確実にインターンに参加したいなら対策は欠かせません。
特に以下のような就活生は本記事が参考になるでしょう。
- Zホールディングスのインターン選考に参加したいけれど、何から始めたらいいか分からない
- Zホールディングスのインターン選考対策が知りたい
Zホールディングスの概要やインターン選考の突破のコツを解説していますので、ぜひ最後までお読みいただき参考にしてください。
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Zホールディングス株式会社の基本情報
引用画像:| 日興フロッギー (smbcnikko.co.jp)
社名 | Zホールディングス(現LINEヤフー株式会社) |
本社所在地 | 東京都千代田区紀尾井町1-3 |
主な事業内容 | グループ会社の経営管理、テクノロジー、デジタル |
主要取引先 | 金融、銀行、映像、モバイル、旅行、アパレル、通信など各種大手企業 |
連結子会社数は120社近くに及び、Zホールディングスもソフトバンク株式会社の連結子会社として同グループのメディア・EC事業を手掛けています。
Yahooサービスをはじめ多くのデジタルサービスを提供しており、現在ではデジタル事業だけでなく、ショッピングやクレジットカード、映像配信、広告、銀行、保険、電子決済など各分野に事業展開を拡張しています。
LINEやYahooといった日本を代表するデジタル産業を担っていることが強みです。
技術を駆使した新サービスの提供をはじめ、新しい挑戦に進んで参画しているため、スキルやチャレンジ精神を活かして働きたい就活生にとって、活躍が見込まれる企業の一つです。
Zホールディングスに必要とされる人材像
Zホールディングスの採用情報では、必要な人材像として複数の項目を挙げています。
Zホールディングスでは「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「!」を届けるミッションというものを掲げています。
Zホールディングスのプロダクトやサービスが、世の中の人々の生活にもたらす変化を意識しながら業務に取り組んでいます。
そのため常に想像力を働かせて、サービスを創れる人材が求められているでしょう。
新卒採用ページに企業説明会の動画が掲載されており、動画から企業の考えや価値観を知ることができるため、一度視聴しておくことをおすすめします。
LINEヤフーの人事に携わる代表者のインタビュー記事では、求める人物像について3つ言及しています。
下記に記載します。
【変化を楽しめる、または自ら変化をつくり出せる人】
インターネット業界はまだ歴史が浅く、過去には答えがないし、これからどう変化するのかわからない。 だからこそ、変化を恐れない、楽しむスタンスが大事です。もちろん、変化を自ら作り出せればさらに良いですよね。 |
インターネット事業を中心に手掛けているため、まだまだこれから成長し、変化するネット事業に対応できる人材を求めています。
環境や現状の変化にも動じないで行動できる人、主体性を持って自分の意思で動ける人が好まれるでしょう。
【学ぶ力のある人】
変化をもたらすためには、日々の学習が欠かせません。 「学び続けられる人」でありながら、ときとして古い学びを捨てる。 それらを通じて自己研鑽を続けられる人です。 |
インターネットやデジタル事業などのIT産業は日々アップデートされていくため、常に新しい知識を学ばなければ業界や会社を牽引するのは難しいです。
成長を止めず、自ら学び続けられる人がZホールディングスにマッチしているでしょう。
【決めたことをやりきる意思および力がある人】
変化を自分ごととして捉えて行動することが大切ですね。 いざ何かやろうとすると、「これが実はこうでして…」「もしこうなったら、こんな懸念がありまして…」では何も進んでいかない。 それを実現するためにどうするか。そこをしっかり考え抜いて実行するスタンスも大切です。 |
変化を楽しむだけではなく、最後までやり切る実行力と強い意思のある人材が好まれます。
せっかくのアイデアも行動に移さなければ絵空事に終わるだけなので、課題を解決し、立ち止まらない人がマッチするでしょう。
これら3つの人物像を意識して自分の強みや志望動機を企業へ伝えていくと、インターンの選考が通りやすくなります。
次に、「未来のZホールディングス」が求めている人物像を予測しましょう。
少々手間ですが、IRや企業が掲げている目標などを確認するのがおすすめです。
公式サイトにIRニュースやCEOメッセージがある他、「ライブラリ」も参考になるでしょう。
Zホールディングスが今後力を入れていくと予想される分野や、注力していくキーワードになりそうな言葉は以下の通りです。
- AI
- 持続可能社会
- データセンター
- エネルギー
- サービス統合/一本化
- ユーザー基盤
その他にも調べればもっと出てきますので、公式サイトなどを読み込み、自分なりに落とし込みましょう。
企業に自分をアピールするために、入社したら会社の未来にどんな変化を与えられるか表現し、企業に想像させてください。
企業が会社の未来に貢献してくれる人材だと考えてくれれば、必要な人材だと判断してくれるでしょう。
参照ページ:採用活動の現場から──ヤフーが採用活動で大切にしていること – linotice (yahoo.co.jp)
Zホールディングスのインターンに参加するメリット
Zホールディングスのインターンに参加することにより、得られるメリットを紹介します。
厳しい選考を勝ち抜いて参加するだけのメリットは十分にあるでしょう。
本選考と同等の選考を先に受けることができる
Zホールディングスのインターンの選考は、本選考と選考フローが似ている場合があります。
26年卒向けのインターンはまだ正式に発表されていませんが、過去にはエントリーシート、Webテスト、面接を経てインターンが決まっていました。
本選考と同じ選考フローになれば、予行演習として練習できるでしょう。
出題される質問は内容は多少異なりますが、聞かれやすい傾向を把握するのにも活用できます。
インターンを受けることで企業への理解が深まる
インターンを受ければ、企業の仕事や業務内容に触れられるため、企業への理解度が増すでしょう。
インターンに参加した経験を、本選考で自分をアピールする材料として使えます。
Zホールディングスの場合、インターンに参加しても内定にそれほど有利にはならないと言われていますが、働き方や企業の雰囲気、考え方を知る機会になるため、本選考での志望動機などに活かせるでしょう。
また、社員の方やメンターに相談ができる場も持てるため、ネットの情報だけでは分からない情報を聞けるでしょう。
報酬が出る
Zホールディングスのインターンでは報酬が発生します。
正確な金額についてはまだ発表がないため確実なことは言えませんが、過去のインターンでは平均で25,000円ほど出ました。
報酬が出ないインターンも多い中でZホールディングスは報酬も出るため、モチベーションに繋がりますし、実際にお金を受け取ることでよりリアルに仕事の疑似体験ができるでしょう。
参照ページ:LINEヤフーのインターンシップ選考対策・内定直結・優遇・募集情報【就活会議】 (syukatsu-kaigi.jp)
Zホールディングスが行っているインターン内容
Zホールディングスが過去に実施していたインターンの概要を分かる範囲で紹介します。
2024年のインターン情報はまだ発表されていないため、過去のインターン情報をもとに解説しています。
過去のZホールディングスのインターン
開催時期 | 不明 |
場所 | 東京本社 |
人数 | 一つのグループに各3人 |
報酬 | 最低25,000円 |
交通費・宿泊費 | 公表なし |
毎年、4月中旬頃にプレエントリーの受付が開始されます。
情報が公開され次第、エントリーしましょう。
プレエントリーが4月で、締め切りは6月上旬です。
締め切りを考慮すると、インターン参加に向けた対策は遅くとも大学3年生の4月には始めてください。
参照ページ:LINEヤフーのインターンシップ選考対策・内定直結・優遇・募集情報【就活会議】 (syukatsu-kaigi.jp)
ヤフー株式会社のインターンシップ
LINEヤフーになる前のヤフー株式会社が実施していたインターンがあります。
現在Zホールディングスに統合されていることから、2024年のインターンも同様のものとなる可能性があるため、参考になるでしょう。
ヤフー株式会社で過去に実施されていたインターンの概要は、以下の通りです。
開催時期 | 8月中旬 |
開催期間 | プログラムによって変動となり、5日間、10日間、長期が選択可能 就業時間は10:00~18:45(休憩1時間あり) |
場所 | ビジネス:紀尾井町オフィスとオンライン エンジニア:オンライン デザイナー:オンライン |
人数 | 公表なし |
報酬 | エンジニア:時給1,500円(長期の場合は時給2,000円) デザイナー:時給1,300円 ビジネス:時給1,300円 |
交通費・宿泊費 | オンラインの場合はなし、紀尾井町オフィスの場合は支給 |
ヤフーのインターンシップは4月中旬頃にプレエントリーが始まり、5月中旬にインターンのコース情報が公開されます。
ビジネス、エンジニア、デザインの3点から選択し、希望するコースを複数の選択肢の中から選ぶ仕組みです。
2024年度のセールス職の選考が終了しているため参加できませんし、できても意味がない可能性があります。
プレエントリーの締め切りは6月上旬までのため、Zホールディングスのインターン同様、参加に向けた対策は遅くても大学3年生の4月には始めましょう。
Zホールディングスのインターン選考対策
Zホールディングスのインターン選考を突破するための、選考対策を紹介します。
概要
Zホールディングスのインターンが内定に直結することはほとんどありませんが、人気企業のインターンということもあり、応募数は多く倍率は高いです。
そのため、選考までに対策をしておかなければインターンを勝ち取ることは難しいでしょう。
一部の学生は、本選考の志望動機やエピソードの材料として参加しようとし、インターンを受けるための準備をしています。
業界理解や企業理解を徹底した上で、インターンに採用されるように熱意をアピールしましょう。
エンジニア系のインターンを受ける場合は、選考の段階でコーティングテストが実施される可能性があります。
エントリーシートや面接以外にも、専門知識の対策をする必要があるでしょう。
選考フローごとの選考対策
Zホールディングスの選考フローは、エントリーシートやコーティングテスト、オンラインでの面接などに分類され、本選考並みのプロセスが求められます。
コーティングテストはエンジニアのみで、希望したインターンによってはエントリーシートだけの選考の場合もあるでしょう。
ここではどのインターンを受けても良いように、すべての選考フロー対策の解説をします。
エントリーシート
Zホールディングスのインターン選考で最も比重の大きい選考が、エントリーシートです。
エントリーシートのみで選考が決まるケースもあるため、特に力を入れて対策しましょう。
エントリーシートで過去に質問された内容を下記に記載しますので、参考にしてください。
- インターンシップに参加しようと思った理由を教えてください
- 今までの取り組みが分かるものを提出してください
- 成果にこだわり、主体的に挑戦したことを教えてください
- 学業で最も力を入れたことや研究内容の詳細を具体的に説明してください
- インターンで学びたいことや体験してみたいヤフーの業務などあれば教えてください
過去の事例によると、インターンへの志望動機や大学で学んだこと、インターンでどんな経験をしたいかなど様々な質問がされています。
自己分析を通して学生時代に学んだことや取り組んだことを振り返り、説明できるようにしましょう。
取り組みの成果は、各自のポートフォリオに反映されることになります。
エンジニアのインターンに応募する際に提出を求められるので、成果物をまとめておきましょう。
自社サービスであるヤフー関連の質問もあるため、ヤフーのサービスについても調べておいた方がいいでしょう。
また、漠然とやりたいことを話すのではなく、なぜやりたいのか明確な理由を伝えてください。
エントリーシートでは、学生の考え方や内面、価値観が見られています。
自身の強みや経験をもとに、なぜそのインターンに参加し、そのプログラムを受講しようと考えたのかを説明できるようにしましょう。
この時、企業の価値観や求める人材像とマッチするように説明できると、必要な人材だと思ってもらえるでしょう。
コーティングテスト
コーティングテストでは、アルゴリズムの問題と実装問題が出題されます。
ポイントとしては、問題文を誤解しないように読むことと、コードを分かりやすく設計することが挙げられます。
問題文のコードの仕様を誤解すると、誤った解答になる可能性があるので、問題文を正確に理解することが重要です。
コーティングテストでは、答えが合っているだけでなくコードの分かりやすさも重要視されています。
相手にとって読みやすいコードを書く練習をして対策しておきましょう。
コーティングテストの出題傾向や参考資料として、LINEヤフーからコーティングテストの解説動画も出ています。
新卒採用の動画ですが、インターンの参考になる可能性が高いです。
コーティングテストのある選考を受ける場合は、一度視聴をおすすめします。
解説動画実装問題編:LINEヤフー新卒採用 コーディングテスト解説 実装問題編 – YouTube
解説動画アルゴリズム編:ASSIGN Brand Movie 30sec「夜明け。」篇_2024 (youtube.com)
面接
面接ではエントリーシートの内容を深掘りしたり、学生の内面を見たりします。
面接で聞かれる質問を把握しておき、回答を準備しておくといいです。
また、エントリーシートに記載している内容に対してどんな質問がされてもいいように、深掘りもしておきましょう。
面接で聞かれた質問の一例を載せておきます。
- 今までやってきたことを教えてください
- 簡単なコーディングを行うので解いてください
- インターンに参加しようと思ったきっかけを教えてください
- ポートフォリオに掲載されている作品を紹介してください
- インターンでどんなことがしたいですか
- アルバイトで分からないことがあったらどうしていますか
- ヤフーのサービスでよく使っているものは何ですか
- 上手くいかないことで落ち込んだりモチベーションが上がらない時はどうしていますか
インターンに参加しようと思った理由ややりたいことを聞かれるでしょう。
なぜZホールディングスのインターンでなければならないのかも、説明できるようにしておくといいです。
価値観やビジョンが自分にマッチすることや、インターンで自分のスキルが発揮できることなどを伝えられると印象に残りやすくなります。
エントリーシートと同様に自己分析を行うべきなのは変わりませんが、学んだ内容や成果物に関する質問が多めなので、勉強してきたことを振り返っておきましょう。
Zホールディングスのインターン選考の流れ
Zホールディングスのインターン選考の流れは以下の通りです。
コースによって異なる可能性もあるため、参加したいコースの選考フローは事前に確認しておきましょう。
- プレエントリー
- エントリーシート
- コーティングテスト
- 面接
- インターンシップ合格通知
さいごに
引用画像:Zホールディングス株式会社 (z-holdings.co.jp)
Zホールディングスのインターンは、本選考さながらの選考フローの可能性があり、対策なしで受けると落ちてしまうでしょう。
Zホールディングスの求める人材像に当てはまるような志望動機や回答を考え、選考を突破してください。
希望するインターンによって選考フローは変わる可能性があるため、選考フローの確認は必ずしましょう。
インターンに参加できれば本選考でその時の経験を話せますし、企業を深く知ることもできます。
各選考フローの対策を実施し、インターン選考を突破していきましょう。