営業しか仕事がないのは本当か?文系学部出身者でもおすすめしたい営業以外の仕事

はじめに

多くの採用募集案件を見ると、営業職や総合職としては、文系学部出身者を中心に採用する傾向があります。

工学部や薬学部のような理系出身者は、研究職や技術職に配属されやすい反面、文系学部はほぼ営業職から始まるのが現状です。

しかし、文系出身者には本当に営業しか仕事がないのでしょうか。

今回は、営業しか仕事がないと思われがちな文系出身者にスポットを当て、営業職に配属されてしまう理由や、営業職以外に就ける仕事について紹介します。

対人関係や社交性に自信がなく、営業職は避けたいと考えている文系学部の就活生は、ぜひこの記事をご参考にしてください。

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この記事の結論

文系学部出身者には、営業職での案件しかないという現実があります。

理系学部出身者の場合、特化したテーマでの研究や実習をしていないことから、凡庸な営業職への配置しかできないという見解もあるでしょう。

ただし、そうした配置は仕方なくではなく、営業職は企業の顔として期待されている場合がほとんどです。

それでも営業職が性に合わないなら、他の職種を選択することもできます。

とくにWeb関連、ITエンジニア系は狙い目です。

人手不足に悩まされているSEやプログラマーは、常に求められています。

新卒ならIT関連を志望しても問題はなく、採用してくれる企業も多いはずです。

他にもいくつか可能な職種はありますが、デメリットも考えられるので、志望を出す前によく企業研究をしておきましょう。

文系学部出身者が営業に就く確率

文系学部出身者の志望業種リスト

出典元

マイナビ 2021年卒大学生就職意識調査

男女別の志望職種の割合としては、文系学部の男子の43.2%が営業企画・営業部門への配属を希望し、圧倒的に1位とされています。

文系学部の女子では営業企画・営業部門への希望は25.4%とされていますが、他の職種と比較しても割合は高いです。

必ずとは言い切れませんが、多くの文系学部出身の就活生は、入社後は営業系の職種に配属される可能性が高いでしょう。

 

参照元

マイナビ2021

文系学部出身者に営業しか仕事がない理由

駅の前でキャリーバッグを引く男性

文系学部出身者が営業職以外の職種に就けない理由は、文系学部自体の専門性に要因があります。

理系学部出身者と比べると、文学部は実務に直結する専門知識を学問として捉えていないためです。

そこで多くの企業は汎用性の高さを優先し、いったん営業職に配属しているのです。

他にもいくつか理由が考えられます。

営業の需要は当初より高いから

文系学部出身者が営業職に配属されやすい理由は、そもそも営業職は需要が高く、必要とされているからです。

営業の基本は、自社開発・製造した商品やサービスを顧客にPRし、購入してもらうように促すことです。

世の中の大半の商品・サービスは、営業の活動によって広く認知されているでしょう。

当然、どのような企業も営業職には力を入れており、採用枠は他の職種を上回っています。

柔軟に活躍できるから

文系学部出身者のほうが、社会人として柔軟な対応ができると判断していることも大きく影響しています。

高校教育では、文系と理系に大別されます。

理系では数理的な専門性を集中的に学びますが、文系では社会学や国語など幅広いジャンルに触れる学び方が一般的です。

そのため、文系学部出身者は柔軟に世の中で活躍できるイメージを持たれやすいのです。

営業担当者が柔軟に対応することで、企業の売上にも影響が出てきます。

専門性に乏しく制限されてしまうから

文系学部出身者への一般的イメージとして、専門性が低いと見なされていることも理由の一つです。

理系学部出身者は、自分の専門分野で得意な分野を持ち、そのための研究や開発に注力できる知識があるとされています。

そのため、就職や採用の際には、専門分野を活かせる技術職などの仕事を選ぶケースが多く見られます。

文系だからといって、研究職・理系職種に就けないとは言い切れません。

とはいえ、学生時代から勉強を重ねてきている理系学部出身者のほうが、営業職以外に採用されやすい傾向があるでしょう。

もちろんこれは企業の特質や分野にもよります。

営業職がネガティブに思われる理由

腕時計を見るスーツ姿の男性

あらゆる分野があり、新しい仕事形態が登場しているというのに、営業職は消えることがありません。

どのような業種・業界でも、営業職は重要なポジションとして認識されています。

にもかかわらず、営業職はあまり人気がなく、配属されると苦労しそうな悪いイメージがついています。

営業はなぜネガティブに捉えられてしまうのでしょうか。

これには以下のような理由が考えられるでしょう。

  • ストレスやプレッシャーが大きい職種だから
  • 飛び込み営業などの悪いイメージがあるから
  • 成果報酬などの待遇が悪いから

ストレスやプレッシャーが大きい職種だから

企業が課題に感じている経営上のこと

営業職というと、常にプレッシャーにさらされ、ストレスを感じやすい職種というイメージがあるでしょう。

中小企業庁が調べた「中小企業が重視する経営課題」では、営業に関する課題は2位でした。

出典元

中小企業庁 企業の成長を促す経営力と組織

 

1位:人材 82%

2位:営業・販路開拓 59.7%

3位:組織 39.8%

営業職はどの企業にとっても極めて重要な要素です。

他の職種と比較しても数字や成果が目立ちやすく、経営者や上層部からの指摘を受けやすい職種です。

企業の中枢であるために期待も大きく、無理難題を突きつけられることも多いでしょう。

社内環境やコンプライアンス上で問題視されることもあります。

目標に向けて業務に取り組む姿勢が問われるため、一人ひとりの精神的負担が自然と増してしまいます。

飛び込み営業などの悪いイメージがあるから

営業職は悪いイメージのほうが先行しやすいことが、ネガティブなイメージを持たれる理由の一つです。

営業職というと、テレアポや訪問販売など、悪質な勧誘をする業務と想像してしまう人もいるでしょう。

顧客を釣り上げてカモにする業務というネガティブなイメージがあるため、営業職は世間的に受け入れにくいままであります。

各企業が健全な成果を得るには、営業業務そのものを見直す必要性があると考えられています。

成果報酬などの待遇が悪いから

すべての企業の営業職に当てはまることではありませんが、営業は成果主義による報酬制度だと思われています。

その時の売上や利益に応じて報酬が支払われる印象なのです。

そのため、給与や待遇が成果次第で安定しないという不安があり、嫌がられている部分もあるでしょう。

営業職出身者の中には、マネージャーや幹部に昇進し、高い報酬やインセンティブを得ている人がたくさんいますが、昇進するのには時間や努力が必要です。

 

参照元

逆転営業

最初は営業に就くべきなのか

笑顔の女性

多くの新卒採用者が営業職からスタートする傾向にあります。

やはり最初は営業から始めないといけないのかと疑問に思う方もいるでしょう。

これに対する答えとしては、それぞれの価値観で決めればいいということです。

営業経験が昇進に有利と見なす人や、将来別の職に就きたいと考える人がいます。

もし将来のキャリアパスを考え、他の職種への転換を望むなら、営業経験は必要ありません。

自分の目標に向かう最短の道を考えることが重要です。

一方で、今後のキャリアについて漠然としている場合は、一旦は営業を経験しておくといいでしょう。

それが将来のためになる可能性があります。

 

参照元

和田裕美オフィシャル

営業しか仕事がない就活生が他の仕事を獲得する方法

パソコンを操作しながらよそ見をする女性

一般的に文系学部出身者であれば、営業職への配属が優先的になると考えておく必要があるでしょう。

技術職への配属は、ほとんどが理系学部出身者となり、採用人数も限られています。

しかし、それでも営業職を避けたいと考えている場合は、どのような方法が望ましいでしょうか。

ポイントとしては、とにかく早々に準備や対策を練って実行に移すことです。

以下の内容を参考にしてみてください。

  • 自部調整の高いスキルを身につける
  • ポートフォリオを作る
  • 資格取得を目指す
  • ITスキルを身につける
  • 就活エージェントを活用する

実用性の高いスキルを身につける

どうしても営業以外の仕事に就きたいと考えているなら、好きな分野での実用的スキルを早めに身につけることをおすすめします。

例えば、接客業のアルバイトを長年続けていてコミュニケーションに自信があれば、営業に限らず販売員という道が考えられるでしょう。

新卒者は人柄重視の企業が多いのも事実ですが、中途採用や経験者のように即戦力になりそうな人材なら、どの企業も魅力を感じるはずです。

社会人としての職務経験がなくても、実用的なスキルがあると判断されれば、そのスキルが活かせる職種に配属されることがあります。

ポートフォリオを作る

実務未経験な新卒者であれば、独学で身につけたスキルで作成したポートフォリオを公開してみましょう。

例えば、Webデザインに興味があるなら、その作品について客観的に説明し、納得させることが必要です。

一つに限らず、できるだけ多くの作品を仕上げてポートフォリオ化しておくことを、普段から心がけてください。

その成果から評価してくれる企業もあるはずです。

ただし、本当に好きな分野でなければ制作に没頭できず、意味がありません。

好きな分野で実績を作ることを意識してください。

資格取得を目指す

文系学部出身者でも、スキルや能力を客観的に示すことができます。

その方法の一つが資格取得です。

企業に必須資格や推奨資格があるなら、先回りして取得のための勉強を始めてみましょう。

以下は、実務経験問わず有利な資格です。

  • 日商簿記検定
  • MBA
  • ファイナンシャルプランナー3級
  • TOEIC

ITスキルを身につける

どのような業種でも認められるのは、ITスキルを身につけている人物です。

現在どの分野においても、テクノロジーで解決できる問題が多いです。

パソコン、インターネットに依存しています。

ところが、ITに関するノウハウを持っている人材はまだ不足している状況です。

テクノロジーやITの知識は、今後さらに重要視されていくことは間違いないでしょう。

今からでもITスキルへの自身の投資をしておけば、必ずどこかしらの企業で認めてもらえるはずです。

就活エージェントを活用する

文系学部出身者が営業以外の仕事を見つけるのは難しいというイメージは、他のスキルを持っていないかのような印象を与えます。

その結果、戦略の立て方や行動方法についても不明瞭になることがあります。

悩んでいるなら就活エージェントを活用しましょう。

就活エージェントは転職エージェントとは違い、あくまでも新卒者を対象にサポートしてくれる人材紹介サービスです。

あなたの強みから、どのような業界・業種でどのような職種にマッチするのかを、客観的に判断してくれます。

まずは一度相談してみましょう。

 

参照元

TECHCAMPブログ

営業しか仕事がない文系学部出身者におすすめな仕事

スマホを持ち遠くを見つめる女性

文系学部出身は、営業職に就くのが一般的でしょう。

しかし、本当に文系学部出身者出身には営業という職種しか選択肢がないのでしょうか。

なぜ多くの文系出身者が営業職に就くのでしょうか。

文系学部出身者が営業以外の仕事を見つけることが難しい主な理由は、他の職種についての認識が不足しており、より多くの求人がある営業職に集中しているためです。

これは数値的な結果にも反映されています。

文系学部出身者でも、まだまだ活躍できるフィールドはあるはずです。

以下は、文系学部出身者におすすめしたい営業以外の職種です。

  • マーケティング関連の業務
  • カスタマーサクセス
  • バックオフィス
  • Webライター・デザイナー・エンジニア
  • 製造業の生産・販売管理

マーケティング関連の業務

マーケティングは、企業の利益向上のための市場調査と分析、商品・サービスの企画や開発、PRなどを行う業務です。

大手企業ともなればマーケティング部門が独立して存在しているはずです。

たとえ明確な部署がなくても、組織内にマーケティング担当がいるでしょう。

マーケティング活動は営業職の一部に組み込まれている場合もありますが、現場でマーケティング担当者が営業をすることはありません。

マーケティングは、戦略立案と分析などの工程に必要なポジションです。

ネット環境が整い始めたことで、消費者の価値観は多様化してきました。

次世代のマーケティングの需要はますます高まっていくと予想されます。

未経験者がマーケティング部門に配属される機会は少ないですが、一般的にはまず営業で経験を積んだ後、マーケティングへ移行するケースが主流です。

新卒採用された企業で営業職を務め、転職の際に営業以外の仕事を狙うという目標を持ってもいいでしょう。

カスタマーサクセス

カスタマーサクセスとは、既存するカスタマーサポートの進化系といえる職種です。

商品・サービスを購入した顧客へ能動的に関わり、成功体験を実現させる取り組みをします。

問い合わせや要望に対応するだけでなく、顧客の成功実現につながる長期的な関係を築いていく部門です。

ただし、年々増えてはいますが、最近確立し始めた概念なので、まだ職種として募集している企業は少ないでしょう。

研修制度などがしっかり整っている企業などに限定されています。

もしカスタマーサクセスにご興味があれば、チェックしておくといいでしょう。

バックオフィス

バックオフィスとは、営業やマーケティングなど、企業のフロント業務をサポートする業務です。

一般的には総務や経理、労務などの一般事務職が該当します。

業務内容や呼び名は各企業によって異なりますが、バックオフィスを設けていない企業は基本的にはありません。

必ずバックオフィスを担当する人たちがいます。

営業職はノルマや数値目標に追われてプレッシャーやストレスを感じやすいですが、バックオフィスの仕事ではほとんどそれらがありません。

ただし、経理や財務・労務・総務といった部署は、専門知識や資格が必要な場合が多いので、文系学部出身者が簡単につける部署とは言い切れません。

日商簿記検定や公認会計士、税理士、ファイナンシャル・プランニング技能士などの会計資格を持っていれば有利でしょう。

Webライター・デザイナー・エンジニア

文系学部出身者でも、営業以外の職として就きやすいのがWeb関連の業務です。

Web関連といっても範囲は広く、Webサイトやアプリケーションの開発・運用、Webマーケティング、Webライティングやデザインなどさまざまです。

マーケティングは、専門性が求められる面もある一方で、資格が必要ない場合もあり、適切なスキルさえあれば誰でも目指せる職種です。

しかも現在では、SEなどのITエンジニアやプログラマーはまだ人材不足に陥っています。

その分、早めに行動して学んでいれば、これらの分野で活躍できるチャンスがあります。

考え方次第では、フリーランスとして独立して仕事をすることも可能です。

新卒採用でもIT系は広く人材を募集しています。

最初の候補として、Web関連の仕事があるのだと知っておきましょう。

製造業の生産・販売管理

製造業の生産・販売管理は、製造メーカーで生産と販売の業務を効率的に進める管理活動をします。

製品の製造計画立案・実行、在庫管理、品質管理を中心に、顧客ニーズを把握しながら計画や実行、受注管理、請求管理などもします。

企業の製品の中枢をコントロールする役目といえるでしょう。

営業職のような数字や成果を追いかけるストレスは感じにくいものの、設備トラブルや自然災害など予期せぬ事態が発生した際は、急な対応に追われることになります。

効率的な生産・販売管理ができる部署なので、企業の利益に貢献できるやりがいを実感できるでしょう。

 

参照元

和田裕美オフィシャル

まとめ

文系学部出身者には営業しか仕事がないと思われがちです。

新卒者対象の調査では、数値上では営業職への配置が多いことが確かですが、これは単なる誤解です。

考え方や行動次第で、営業職以外の職種に就くことができます。

自分がどのような目標やビジョンを描いているのかで、選択肢を考慮していくことが大切です。

ただし、企業が求める職種として、営業職は最も多いです。

まずは営業職で経験を積み、転職など次のステージでステップアップのためにチャレンジしてみても良いしょう。

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