松井証券のエントリーシートの対策法を徹底解説
2024年3月22日更新
はじめに
この記事では松井証券株式会社(以下松井証券)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特に松井証券ならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、松井証券が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、松井証券の内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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松井証券の概要
出典元
初めに松井証券とはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
松井証券とは
松井証券株式会社は、東京都千代田区に本社を置く金融業界に属する企業です。
主に金融商品取引業を行っていて、オンライン証券で強い力を持っています。
松井証券は、インターネットを介して個人投資家向けに幅広い金融商品とサービスを提供しています。
これには、主要な取引商品やサービスとして、米国株、日本株、FX(外国為替市場)、先物オプション、投資信託、iDeCo(個人型確定拠出年金)、NISA(個人年金)などが含まれています。
松井証券の強みは以下のものです。
- ポイント還元サービス:松井証券では、取引の際に積み重なるポイントを活用した、さまざまなサービスが充実しており、積極的な取引がポイント還元されます。
- ロボアドを利用した投資が可能: 投資家はロボットアドバイザリーサービスを通じて、専門家のアドバイスを元に資産運用を行うことができます。
そのため、手間をかけずに効果的な運用が可能です。
- 手厚い顧客サポート: 松井証券は投資初心者・上級者を問わず、顧客サポートに力を入れており、幅広いニーズに対応できるサポートが提供されています。
- 一日信用取引における優位性:松井証券では、一日信用取引の手数料が他社に比べて低額なので、短期的な取引を行う際に、コスト面での優位性があります。
- 投資家向けのサービス・ツールの充実: 松井証券は、投資家向けの情報サービスやツールを提供しているため、ユーザーが正確な情報にアクセスでき、戦略的な投資判断に役立ちます。
松井証券の採用難易度
松井証券は、国公立大学や有名私立大学からの採用が主要な傾向にあり、一定の学歴フィルターが存在すると考えられます。
松井証券は、金融業界において確固たる地位を築き、多くの求職者や投資家から高い評価を受けています。
その経済的な安定性、競争力ある市場ポジション、高品質のサービスは、今後も成長し続けることが期待されています。
採用難易度を高める要因として、下記のものが考えられます。
- 優れた売上高: 金融業界において確固たる地位を築く松井証券は、高い売上高を誇り、その経済的な安定性が企業の信頼性に繋がっています。
この安定性は、取引において信頼性の高い企業であることを示していると言えるでしょう。
- 就職難易度と偏差値:松井証券は、就活生から高い評価を受けており、その就職難易度と偏差値は業界内でも際立っています。
これは、松井証券が優秀な人材を引き寄せ、高品質な人材を確保していることを示しています。
- 投資サービス:松井証券は、投資家向けの多彩なツールとサービスを提供しており、顧客に対して高品質なサポートと情報を提供しています。
これにより、プロのトレーダーや個人投資家にとって魅力的な選択肢となっています。
- 総合力:松井証券は、金融業界においてトップクラスであるだけでなく、オンライン証券分野においても高い地位を確立しています。
その戦略的な展望と組織力は、競争の激しい金融市場で成功を築き上げてきました。
松井証券の採用大学
松井証券の採用大学の実績は以下の通りですが、難関大学以上の採用実績となっており、所謂学歴フィルターは存在していると考えられます。
<大学院> 上智大学、東京大学、東京学芸大学、東京工業大学、北海道大学、早稲田大学 <大学> 大阪大学、京都大学、慶應義塾大学、埼玉大学、上智大学、中央大学、筑波大学、東京大学、同志社大学、一橋大学、法政大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、早稲田大学 |
採用実績のある大学を見ると、最低でもマーチレベルの大学となっており、最難関大学と呼ばれる上位偏差値帯の大学出身者ばかりで選考難易度は高いです。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
松井証券が求める人材とは?
松井証券では、求める人材として下記のものを公表しています。
全体での求める人材は、一緒に「投資をまじめに、おもしろく」していける人です。
顧客起点
相手の声に意識を傾け、気持ちや立場を想像して物事を考えられる人
チームワーク
仲間と積極的に意見発信・交換を行い、価値を生み出せる人
こだわり
目標達成に向かって、能動的に考え責任感を持って行動できる人
進化
好奇心を持ち、変化を続ける環境に合わせて成長できる人
以上の4つは松井証券の新卒採用サイト内の求める人物像として記載があるものです。
エントリーシートでは、これらの意識を持っている人材かどうかを見られるので、ぜひ意識して選考に臨むといいでしょう。
参照ページ
松井証券の採用の方向性とは?
松井証券は企業理念として「顧客の豊かな人生をサポートする。」を掲げています。
「豊かな人生」とは、経済的な豊かさなのか、社会とのつながりがあることが豊かなのか、人それぞれ価値観が異なります。
松井証券は、100年という変わりゆく歴史の中で、「豊かな人生」を願う顧客の気持ちに応えていく、この思いをずっと変えずにきました。
これからも投資体験を通じて、顧客一人一人の人生が豊かになるためのサポートをすることを目標としてます。
そのため、顧客起点で相手の声に意識を傾け、気持ちや立場を想像して物事を考えられる人や、好奇心を持ち、変化を続ける環境に合わせて成長できる人が求められています。
松井証券は2025年4月以降に4年制またはそれに相当する、国内外の大学または大学院を卒業予定の方を対象にしています。
学部や学科は問わず、リモートワークでの勤務が可能で、東京本社または北海道のコールセンターでの勤務があり得ます。
選考ステップやスケジュールに関する詳細は、松井証券の新卒採用サイトやリクナビで案内されています。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートでは、企業が就活生応募者の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。
企業は、就活生応募者がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。
これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。
また、就活生応募者がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントです。
常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。
そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- まず結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 最後に再び結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。
以下の例文を参考にしてください。
【結論】私が貴社を志望する理由は、向上心を持ち、厳しい環境の中で働くことのできるところに魅力を感じたからです。 【理由】貴社には新人の内から実力に応じた現場の仕事を担当でき、活躍できる環境が整っていると伺っています。 【具体例】私は、高校、大学と硬式野球を続けており、チームの目標に向けて貢献できる選手になれるよう常々努力してきました。 自ら設定した目標のために努力する内に、組織への貢献と自分の成長に充足感を感じてきました。 【結論】業界最大手の企業としてのプライドを持ち、常に向上心を持つ貴社の一員として、現場で顧客の期待に応え、自分自身を成長させることで、貴社に貢献していきたいと考えます。 |
松井証券の価値観やカルチャーを文章に取り入れれる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。
例えば松井証券であれば、企業理念として「顧客の豊かな人生をサポートする。」を掲げています。
求める人材としてあげている「一緒に投資をまじめに、おもしろく」の要素や、その他バリューやビジョンだったりを文章の中で取り上げましょう。
もちろん上記のような基本理念が必ずなければいけないわけではありません。
例えば松井証券は特に主に金融商品取引業を行っていて、オンライン証券で強い力を持っていると評価されています。
その強みを活かし、自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成することもできます。
大事なのは数ある証券会社や代替可能業界がある中で、なぜ「松井証券」を選ぶのかを論理的に説明することです。
参照サイト
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。
勿論文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は文章の構造に問題が見られないかであったり、論理展開に問題がないかを最も注目しています。そのため、企業に提出する前に必ず論理展開や文章構造の見直しをすることを推奨します。
また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
松井証券の選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
志望動機
・証券業界を志望する理由をご記入ください。
【記載例】
あらゆる情報をかき集めて、日々変化を続ける金融業界を理解することは、世界情勢を把握することに不可欠であると考え、日々変化を続ける刺激的な環境は自らの成長にも繋がると感じ、金融業界に携わりたいと思っています。 金融業界は世界経済の動きと連動していると考え、私にとっては最適な環境であると思っています。 金融業界の中でも証券会社に特に魅力を感じている理由は、個の力や人間力で勝負したいと思っており、中でも貴社は国内有数の証券会社として多くの実績をあげているのと同時に、人を育てる文化と個人として勝負できる環境があると感じています。 そのため、貴社で自分の生涯をかけて世界に通用する金融マンになろうと決意しております。 |
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できます。
また、自分の現在軸から未来軸へ論理構造を作ることで、松井証券で何をしたいのかが分かりやすくなっています。
金融や証券業界に対する自分の考えをまとめ、その結果をもとにキャリアプランについて説明できている点は評価ポイントに該当するでしょう。
自己PR
・自己PR
【記載例】
私の強みは、相手のニーズを引き出す傾聴力です。 この強みは、靴屋でのアルバイトを通して身につけました。 お店には、どの靴が自分に似合うのかが分からず、困っているお客様が多く訪れていました。 そのため、多くの時間を割いて悩んだ結果、結局何も購入しないで退店してしまうお客様が相次ぎました。 そんな中、私は接客を工夫しようと試みました。 接客中にお客様が話した中からキーワードや、気持ちを汲み取り、本当に求めている靴のデザインやタイプを導き出すことを心がけました。 その結果、お客様が満足する靴を的確に提案することができ、多くの購入に導くことができました。 私の強みである傾聴力で、お客様一人一人が持つ細やかな要望を汲み取り、一歩踏み込んだ提案から、お客様の信頼と満足度を獲得できると考えています。 |
ポイント:初めに自分の強みを端的に説明しているところは評価できます。
お店の課題について冷静に分析した結果、自分がその課題に対して工夫し、どのようにお店に貢献できたのかも時系列で順序立てて説明できています。
そういった点も評価ポイントに該当するでしょう。
証券会社では、「分析力」「判断力」「情報収集力」「金融知識」をアピールできると大きな強みになります。
そのため、以上のことを意識して、文章を構成すると良いでしょう。
また、エントリーシートが通過したとしても、面接時に深堀りされる可能性があることを念頭に置き、詳細に説明できるようにしておきましょう。
ガクチカ
・学生時代に最も打ち込んだこと
アルバイトで塾講師として、生徒が志望校に合格するためのサポートに尽力しました。 その中で主な課題が2つあり、「生徒が苦手な学習を克服すること」と、「生徒が勉強に対して義務感を持たないようにすること」でした。 1つ目の課題に対して工夫したことは、授業中に生徒がつまずくポイントを解説すると共にノートなどに記録し、毎週自作の小テストを実施することで、苦手克服を後押ししました。 2つ目の課題に対して工夫したことは、生徒に合わせた雑談を取り入れるというものです。 その結果、塾内のアンケートで、90%以上の生徒から「勉強の苦手意識が以前よりも薄れた」と良い評判を獲得することができました。 また、担当した生徒の数学の平均点を約50点上げることに成功し、苦手意識の克服と第一志望校への合格に貢献しました。 このことから、相手の目線に立ってコミュニケーションを取ることの重要性を学びました。 |
ポイント:コミュニケーション能力の高さは、社会人において強力な武器となります。
そのため、今回のように自分が相手の立場に立ってコミュニケーションを取った結果何かを成し遂げた経験は、十分なアピール材料となります。
自分の工夫した内容についても、きちんと説明できている点は評価ポイントに該当するでしょう。
「平均点を約50点上げることに成功」など、具体的な数字を提示することで文章の説得力が増しています。
学業やゼミ、研究室で取り組んだ内容
私は、大学で専攻している書道を約〇〇年間続けています。 自分が主な目標として掲げたのは、師範の資格を取得することでした。 しかし、大学2年の時に1度目の師範試験に不合格となりました。 そこで、合格に向けて2つの方面から改善策を考えました。 1つは練習に対する意識を変えた事です。 ただ黙々と練習をするだけではなく、目的意識を持って練習に励みました。 また、展覧会に足を運んで入賞作品との比較をすることによって、改善点を模索しました。 2つ目は期間を区切って目標を設定する事です。 公の場で作品を披露する機会を増やし、その都度入賞を目指しました。 以上の改善を行った結果、大学3年の冬に師範試験に合格を果たし、出品した展覧会全てで入賞することができました。 |
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できます。また、時系列に順序だてて、かつ端的に表現している点は評価ポイントに該当するでしょう。
自分で試行錯誤して困難な状況を突破した点は高い評価に繋がります。
合格や受賞など、努力した結果として得た成果をアピールすることで、文章の説得力が増しています。
目に見える成果はアピール材料となるので、文章の中に盛り込みましょう。
まとめ
この記事では、松井証券の会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
松井証券株式会社は、東京都千代田区に本社を置く金融業界に属する企業で、主に金融商品取引業を行っており、オンライン証券で強い力を持っています。
インターネットを介して、個人投資家向けに幅広いサービスと金融商品を提供しています。
このような背景を持つ松井証券では、「顧客の豊かな人生をサポートする。」を企業理念として掲げており、顧客起点で相手の声に意識を傾け、気持ちや立場を想像して物事を考えられる人や、好奇心を持ち、変化を続ける環境に合わせて成長できる人を求めています。
これからも投資体験を通じて、顧客一人一人の人生が豊かになるためのサポートをすることを目標としてます。
エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。
この記事が、松井証券の内定に一歩近づくための参考になることを願っています。