株式会社島田商会のエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/4/18更新
はじめに
この記事では株式会社島田商会への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特に島田商会ならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、島田商会が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、島田商会の内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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島田商会の概要
出典:株式会社島田商会
初めに島田商会とはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
島田商会とは
島田商会とは、1916年に大阪で設立された化学品専門商社です。
主に大阪と東京に拠点を置き、108名の社員がいます。
主な事業は化成品・樹脂・フィルム・環境関連建材事業です。
化学品の川上から川下まで幅広く取り扱いしており、「化学品のことなら何でも相談できる」と言われるほど信頼性があります。
売上自体が高いわけではありませんが、社員1人あたりの売上金額が高いことが特徴です。
たとえば、同じ化学品専門商社の売上トップを誇る「長瀬産業」は、売上(2,716億円)に対して社員が943名であり、1人あたりの売上金額は2億8,801万円です。
一方の島田商会は売上(424億円)に対して社員が108名であり、1人あたりの売上金額は3億9,259万円となっています。
つまり島田商会は少数精鋭で、ひとりひとりの能力が高いことがわかります。
そのため、企業研究を含めエントリーシートや面接など、選考対策をしておかなければいけません。
島田商会の採用難易度
島田商会の採用難易度は標準よりやや高いレベルと推測できます。
その理由としては以下の3つです。
- 採用人数が例年5人程度と少ない
- 難関大学から標準的なレベルまで幅広い大学を採用している
- 1人あたりの売上金額が高いことから、優秀な人材を求めている
後ほど紹介しますが、島田商会が採用している大学は幅広いです。
学歴フィルターはないと思われるため、誰にもでも内定獲得のチャンスがあります。
ただし、採用人数が少ないこともあり競争率は高いです。
これらを踏まえると、標準レベルよりも高いと言えるでしょう。
つまり学力などの差ではなく、いかに自分をアピールできるか、選考の対策ができているか、といったところがポイントになります。
島田商会の採用大学
島田商会の採用大学の実績は以下の通りです。
繰り返しになりますが、難関大学から標準的なレベルまで幅広い大学を採用していることから学歴フィルターは存在しないと考えられます。
<大学> 愛知教育大学、追手門学院大学、大阪大学、大阪経済大学、大阪工業大学、関西大学、関西外国語大学、京都産業大学、近畿大学、慶應義塾大学、甲南大学、駒澤大学、専修大学、中央大学、中京大学、中部大学、東海大学、同志社大学、兵庫県立大学、福井県立大学、法政大学、明治大学、名城大学、桃山学院大学、山口大学、大和大学、立命館大学、龍谷大学など |
採用実績の詳細を見ると、慶応義塾大学、山口大学といった上位国立大学から「産近甲龍」「関関同立」「GMARCH」といった大学まで幅が広いです。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
島田商会が求める人材とは?
島田商会が求めている人材は以下の3つです。
相手の立場に立って考えられる人
仕事は1人でするものではなく、互いに協力し合いながら作業を進めます。
円滑に物事を進めるときには、相手の立場に立って考えることが重要です。
自分主体では話がまとまらない場合があります。
島田商会の経営理念の中には「自社の都合ではなく顧客からの信頼を得られるよう、真摯な対応を重ねる」という記載があります。
つまり、顧客からの信頼得るためにも相手の立場になって考え、行動に移すことが大切です。
コミュニケーションが取れる人
仕事においてコミュニケーション能力は必須です。
どんな作業をするにしてもコミュニケーションを取る機会があります。
島田商会の社風はアットホームなところです。
社員同士の仲が良く、若手が上司に気軽に話せる環境が整っています。
これは、普段から積極的にコミュニケーションを取っている証拠です。
また島田商会の採用ページにある先輩社員の声でも「社内も部署を問わず人当たりがいい人が多い」「上下関係からくるストレスはゼロ」といったことが記載されています。
上司と飲みに行くなど、職場以外でもコミュニケーションを大切にしています。
参照ページ
何事にも挑戦できる向上心がある人
島田商会は、3事業体制を確立し、安定した財務基盤があるため、何事でも挑戦しやすいことが特徴です。
人材育成にも力を入れているため、自ら進んで挑戦する向上心のある人を求めています。
経営理念の中にも「新たな機会を見逃さないよう、チャレンジを続ける」という内容が記載されています。
まだまだ事業を拡大し、高みを目指している企業なので、向上心を持って何事にも挑戦することが重要です。
島田商会の採用方向性は?
島田商会が採用の際に重視していることは「人物本位」で採用することです。
人物本位とは、学歴・容姿・年齢・財産などの要素は問わずに、人柄や性格のみで審査することです。
そのため、面接を重視しています。
面接回数は3回(状況によっては2回の場合もある)、面接官も複数人で対応しています。
グループワークやディスカッションなどはありませんが、グループ面接もあるので、いかに自分の人柄をアピールできるかがポイントです。
面接はエントリーシートに書かれた内容を元に質問されることが多いので、エントリーシートに書いた内容は熟知しておきましょう。
エントリーシートに書かれた内容について質問されたときは、補足説明ができるように対策してください。
面接対策については、以下のコンテンツが役立ちますので、良ければ参考にしてください。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
エントリーシートでライバルに差をつけるには、ポイントを抑えておくことです。
エントリーシートで企業がチェックしているポイントや、書き方などを見ていきましょう。
ポイントの概要
エントリーシートでは、企業の求める人物像と就活生がマッチしているかを重点的にチェックします。
企業は就活生が自社で働いたときに、どのような成果を上げられるか、どう会社に貢献できるかを知りたがっています。
これは就活生の能力が、企業の文化や仕事に合っているかを見極めるためです。
また就活生がその企業で働く意欲・熱意が十分にあるか、というポイントも大切にしています。
たとえば「第一志望で選考を受ける就活生」と「滑り止めのために選考を受ける就活生」では、第一志望の就活生を採用したいと考えています。
当然、第一志望で選考を受ける就活生の方がモチベーションも高く、良いパフォーマンスを発揮してくれるからです。
そのため、エントリーシートで「なぜ他の企業ではなく、わが社を選びましたか」という質問をよく見かけるでしょう。
つまり魅力的なエントリーシートにするには「他の企業ではなく、その企業を選んだ志望動機」を明確にアピールすることがポイントです。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
選考を通過しやすいエントリーシートにするには、結論から書き始める「PREP法」を活用することです。PREP法とは「P:結論」「R:理由」「E:具体例」「P:結論」の順番で文章を作る方法です。
この方法を用いることで、相手に内容が伝わりやすく、かつ論理的な構成になるため、読み手の理解度が高くなります。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私の強みはどんなことにでも挑戦する向上心の高さです。 理由:失敗を恐れず果敢に挑戦する向上心の高さは、貴社で最大限発揮できると考えています。 具体例:私は高校生のときにバスケットボール部のキャプテンを務めていました。 私のチームはあまり強い方ではなく、ベスト16が最高順位でした。 しかし、私はキャプテンとして「ベスト4」を目標に掲げました。 目標を達成するために、定期的にミーティングを開き、チームが一丸となって同じ目標に進めるようにしたり、朝練を新たに導入し練習時間を増やしたりしました。 またチーム全体の士気を高めるために、積極的にコミュニケーションを取り、無理やりやらされているのではなく、ひとりひとりが主体的に行動できるように意識改革を行いました。 その結果、目標であるベスト4まで進出でき、最高順位を記録しました。 果敢に挑戦することは大切ですが、目標を達成するために何をすべきか、考えることの重要さを学びました。 結論:私はこの経験を活かし、貴社に入社した後も新事業に挑戦し成果を上げたいと考えております。 これらの理由から私は貴社を志望しました。 |
島田商会の価値観やカルチャーを文章に取り入れる
前述の通り、エントリーシートで大切なことは「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすることです。例えば島田商会であれば「コミュニケーション・挑戦・相手の立場に立つ」といったキーワードを入れましょう。
上記は島田商会の求める人材に触れていますが、経営理念の中にある「三現主義を大切にする」「顧客満足度の向上を目指す」といったキーワードを入れても問題ありません。
学生時代にアルバイトをしていた人は「顧客満足の向上」についてエピソードがある人もいると思います。
大切なことは、数ある企業の中から島田商会を選んだ理由、この業界を選んだ理由を論理的かつ具体的に説明することです。
参照ページ:経営理念 | 化学品の専門商社、島田商会
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの重要性について考えたことがある人は、少ないと思います。
「企業から求められるから提出する」といった単純なものではありません。
エントリーシートの位置付けを知ることで、しっかりとした対策を練ることが可能です。
エントリーシートの位置付けとしては2つ考えられます。
1つ目は、就活生の情報として利用することです。
エントリーシートがなければ、企業は応募者の名前や顔、性格などを知らないまま選考に入ることになります。
もちろんそのような状態で選考をしても、効率的ではありません。
エントリーシートは、言わば「自己紹介」のようなものです。
初めて会う人に自己紹介するのと同じように、就活生は企業にエントリーシートという形で自己紹介をします。
企業はその情報を元に書類選考や面接などに活用します。
2つ目は、論理的思考力を試していることです。
文章の内容も評価しますが、そもそも文章としての構造が間違っていないかが重要です。
また設問ごとに企業が見ているポイントも異なるので、以下の表を参考にしてください。
設問の種類 | 見られているポイント |
志望動機系 | 熱意、業界または企業などの情報収集能力 |
過去の経験系 | リーダーシップ、コミュニケーション能力、論理性といった一般的な資質 |
未来の目標系 | 向上心、未来志向、社会貢献性、ビジョン |
価値観系 | 考え方、個性、企業や業界との適性 |
その他 | 長所、研究内容、ゼミ活動など |
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
よくあるエントリーシートの質問内容と記載例
エントリーシートでよくある質問内容として「志望動機」「自己PR」の記載例を紹介します。
島田商会にエントリーシートを送ることを想定して例文を紹介しているので、参考にしてください。
志望動機
【記載例】
私が貴社を志望した理由は、私の強みを活かせる環境が整っていると思ったからです。 私の強みは相手の立場に立って行動できることです。 この強みは貴社が大切にしていることと同じだと思います。 私は大学時代に介護施設でボランティア活動をしていました。 誰かのために行動をすることが好きだったので、このボランティア活動に参加しました。 しかし、私が想像しているよりも仕事がハードで、さらにお年寄りの方がどう考えているのかわからず、上手く介護できませんでした。 そこでまずはお年寄りの方とコミュニケーションを積極的に取り、楽しいこと・嫌なこと・苦手なことなどたくさん話を聞くようにしました。 コミュニケーションを深めることで、相手がどうしてほしいのかがわかるようになり、上手に介護できるようになりました。 みなさんからもお褒めの言葉を頂き、ボランティア活動が終わる頃には「ここで働いてほしい」とお願いされるほどになりました。 この経験から相手の立場になって行動することで、信頼関係を築けることがわかりました。 貴社に入社した後も、相手の立場になって行動し、顧客満足度を高めていきたいと思います。 |
ポイント:島田商会の求める人物像に触れながら「結論、理由、具体例、結論」の順番で分かりやすく説明できています。
入社してからどう貢献できるか、自分の実体験の中で学んだことなどがしっかりと入っています。
自己PR
【記載例】
私の強みは、周囲の状況を判断し、求められていることを自発的に考え、実行できることです。 私は大学時代に、イタリアンレストランでアルバイトをしていました。 お店では数十種類のワインを取り扱っているのですが、ワインひとつひとつの特徴を答えられる人はいません。 しかし、接客時にお客様から「このワインはどんな味がするの?」と聞かれることも少なくありません。 聞かれてもすぐに答えられないため、お客様を待たせてしまうことがよくありました。 そこで私はバイトリーダーとして、この問題をどう解決すればいいか打開策を考えました。 お店で取り扱っているワインの特徴(味や豆知識)などをまとめ、いつでも他の従業員が見られるようにインターネットのクラウドサービスを活用して全員に共有しました。 その結果、他の従業員もワインの知識が増え、またお客様に質問されたときでもすぐに答えられるため、無駄な時間を削減することに成功しました。 私は、この経験を活かし、貴社に入社した後も課題を自分なりに考え、より良い改善策を見つけられるようにしたいと思います。 また課題を解決することで、他の社員にもプラスになるように取り組みたいと思います。 |
ポイント:結論ファーストで記事が書けています。
内容を具体的に説明できていますが、数字などをもう少し入れてもいいかもしれません。
たとえば、無駄な時間の削減・従業員の知識量の増加という2つを改善したことで売上が〇%上がった、といった数字があればより効果的です。
結論は自分の強みを活かして、入社後にどのように貢献できるかしっかり書けています。
まとめ
この記事では、島田商会の会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
島田商会は、化学品専門商社の中でも川上から川下まで幅広く事業を展開している会社です。
100年以上の経歴もあり、「化学品のことなら何でも相談できる」と言われるほど信頼性があります。
島田商会は「挑戦」「コミュニケーション」「相手の立場になって行動できる」といったキーワードを重視しています。
エントリーシートを書く際は、これらのキーワードを軸に志望動機・自己PRを作るといいでしょう。
この記事が、島田商会の内定に一歩近づくための参考になることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。