【エニアグラム】タイプ4の向いている仕事を徹底解説!
2024/4/18更新
はじめに
みなさんは、エニアグラムをご存じでしょうか?
ここでは、エニアグラム、9つのタイプの中の「タイプ4」について、詳しく解説していきたいと思います。
また、タイプ4の強みや弱点、向いている仕事についても徹底的に解説していきます。
ここでわかることは以下の通りです。
- エニアグラム タイプ4の特徴
- エニアグラム タイプ4の強み
- エニアグラム タイプ4の弱点
- エニアグラム タイプ4に向いている仕事
それでは、詳しく解説しますので、就職活動をこれから始める際の参考になれば幸いです。
エニアグラムについて、詳しくは以下を参照してください。
参照ページ
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本記事の結論
エニアグラムのタイプ4の人は「個性的な人」と言われます。
独創的な創造力を持ち、仕事上では、意見やアイデアを求められることが多く、重宝されます。
自分らしさ、個性を大切にする傾向が強く、専門性の高い仕事で力を発揮することができるはずです。
エニアグラムのタイプ4の人に向いている仕事は、画家、音楽家・ミュージシャン、デザイナー、作家、心理カウンセラー・臨床心理士、医療・福祉、キャリアコンサルタント、料理人などが挙げられます。
自分のタイプを把握することで、自分に合った仕事を見つけたり、検討する材料が見つかるでしょう。
エニアグラムとは?
エニアグラムとは、人間の思考や行動パターンを9つのタイプに分類する性格類型のことです。
エニアグラムとはギリシャ語で、エニアは「9」、グラムは「図」のことです。
エニアグラムで調べると、9つの点を持った円と、それらを繋ぐ線を表した図がヒットします。
この性格論は1960年代に作られたもので、1970年代にアメリカで精神医学、心理学者の注目を集め、研究が進められました。
現代は、新しい人間学、心理学として世界に広がっており、多くの人に知られています。
世界的な大手企業(トヨタ、Amazon、Googleなど)が、エニアグラムを会社に取り入れており、特定の社員に研修を行うなどしているのです。
また、エニアグラムを活用することで、その人の得意なこと、苦手なことが理解でき、人材育成がスムーズにできるツールになります。
【エニアグラム】個性的な人の特徴
個性的な人
エニアグラムのタイプ4の人は「個性的な人(The Individualist)」と言われています。
自分の個性を大切にし、感受性が高く、想像力が豊かな人が多いタイプです。
独創的な想像力を持ち、そこからアイディアを出す力があるので、仕事上では、意見やアイディアを求められることが多いでしょう。
また、専門性の高い分野の仕事で、自分の力を発揮しやすいです。
個性的な人の特徴
タイプ4の「個性的な人」の特徴をまとめましたので、ご覧ください。
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それでは、それぞれの特徴について詳しく解説します。
ユニーク、創造的、独創的
独自性と自己表現を求める傾向が強いと言われています。
いわゆる、天才肌、センスがある人と言われる人が多いです。
「普通の人ではない」と認識されています。
芸術的
感受性が高いので、その特徴を芸術方面で発揮する人も多くいます。
「自分の感動」を大切にしたいという思いを持っているので、その感動を様々な方法で表現しようとする傾向があるのです。
人と同じが嫌だ
人とは違う価値やアイデンティティを持ちたがる傾向にあります。
とにかく平凡が嫌だという特徴が強いです。
社会のルールに縛られることが嫌な人も多く、ファッションなどで個性を表す人もいます。
自分が「特別な存在」であろうとする傾向があるのです。
人の気持ちに敏感、繊細
他の人にどう見られているのかを常に気にしています。
感受性が豊かなことの裏返しでもありますが、少々生きづらさを感じている人が多いようです。
人の個性や良いところに気が付くことが早い傾向があります。
興味関心があることはとことんつきつめる
自己の探求に関しては徹底的に行う傾向があります。
この特徴があることで、一人の時間がないと耐えられない人が多くいるでしょう。
自分の自己研磨の時間を大切にでき、集中力があります。
気分にムラがある
先ほどまで機嫌が良かったのに、急に機嫌が悪くなることがあり、気分の浮き沈みが激しい傾向があります。
例えば「今日はお寿司が食べたい」と言っていたとすると、3分後には「焼き肉が食べたい」と気分が変わることは、日常茶飯事です。
自分のことを理解してくれている人と深く関係を持ちたがる
自分と他の人の間に理解や共感を求める傾向があります。
この傾向があるため、他の人との違いにギャップを感じたり、孤立感を感じる人もいるのが特徴です。
頭のどこかで、自分は人に理解されないのだと諦めていることもあります。
エニアグラムの各タイプの詳しい特徴については、以下を参照してください。
参照ページ
【エニアグラム】個性的な人の強み
エニアグラムのそれぞれのタイプには、強みがあり、それを仕事に生かすことができます。
自分の強みを知ることで、それをどのように伸ばしていけば良いのか、自分の能力を生かせる仕事は何なのかを考える機会になるでしょう。
タイプ4の強みは以下の通りです。
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それでは、それぞれについて詳しく解説していきます。
自分の強み・弱みを認識するのが得意
自分が何を必要としているのか、自分がどう思っているのか、感情を理解するのが得意です。
この強みがあるため、自分自身を理解するのを他の人より、時間をかけずに行うことができるでしょう。
また、自分の成長に何が必要なのか、どう改善すれば良いのか考えるのが得意なので、自己研磨を怠ることはありません。
新しいアイディアを生み出すのが得意
想像力が豊かで、創造性、個性のあるタイプなので、ルールに縛られない独自の感性で多くのアイディアを生み出すことができるはずです。
他の人にはない発想力や芸術的センスが高く、非常にクリエイティブなところが強みと言えるでしょう。
人に対して思いやりがある
感受性が豊かであるため、非常に共感性が強いタイプです。
聞き手に回ることが得意で、人の心に寄り添ったり、人の痛みを理解したりすることができるでしょう。
孤立しがちな部分もありますが、思いやりがあることで、人から好かれる一面も持ち合わせています。
興味のあることを深める
好き嫌い、興味の有無がはっきりとしているため、自分の興味のあることに対しては、徹底的に深めることができます。
行動力がある
好奇心があり、チャレンジ精神がある一面もあります。責任感や正義感が強いタイプでもあるため、これと決めたら、突き進む力を持っています。
【エニアグラム】個性的な人の弱点
人間ですから、得手不得手はあるものです。
しかし、自分の苦手なことを知ることで、自分の弱点に対して、どのように対処していけばよいのか、考えることができるでしょう。
タイプ4の弱点は以下の通りです。
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それでは、それぞれについて詳しく解説していきます。
厳格なルールが苦手
自分のことが特別であると思っていることや、自分の個性を大切にしている傾向が強いので、厳格なルールがある場が苦手なことが多いです。
例えば、上司から期待されたり、仕事について指示されたとすると、自分の独創性やアイディアを否定されたと捉えてしまうことがあります。
自己否定し、落ち込みやすい
自分のことが特別だと思っていますが、意外にも落ち込みやすいのがタイプ4です。
独創性があるため、周りよりも考えやアイディアが多く出せますが、自分の考えと他人の考えが合わないと孤独感を感じて、落ち込みやすい傾向があります。
納得していないことに対してやる気が出ない
自分の好きなもの、興味のあることに対しては、情熱をとことん注ぐことができますが、自分の興味が傾かないものには、気持ちが向きません。
例えば、仕事上での全体の目標があったとすると、それが自分とは合わないと判断するとやる気が出なくなってしまう傾向があります。
組織に馴染めないことがある
仕事をしているとある程度のストレスはつきものですが、感受性の強いタイプ4の人は、ストレスが溜まりやすいです。
このような状況で、タイプ4の人は攻撃的な態度を取ってしまうことがあります。
ストレスが溜まると、自分は特別だという考え方が強く出て、自分の殻に閉じこもり、人を見下すような態度を取ってしまうことがあるため、周囲に馴染みにくい傾向があるのです。
嫌いな人と話すのが苦手
好き嫌いがはっきりしているため、自分が苦手とする人と話をするのを避ける傾向があります。
エニアグラムのタイプ4の強みと弱点について、詳しくは以下を参照してください。
参照ページ
【エニアグラム】個性的な人に向いている仕事
ここまで、エニアグラムのタイプ4の特徴、強み、弱点を解説してきました。
ここからは、タイプ4の人に向いている仕事について解説していきます。
個性的な人の能力が活かせる仕事条件
せっかく働くのであれば、自分の能力を十分に発揮したいと感じると思います。
エニアグラムのタイプ4の人にとっての理想的な条件をまとめましたので、ご覧ください。
- 自分らしさを表現できるキャリア
- できるだけ、自分のペースで働くことのできる環境
- 人と深く関わることができる環境
タイプ4の人にとって「自分らしさ」というキーワードはとても重要です。
自分の価値観や感性にあった仕事を選択することで、充実感、やりがいを感じながら働くことができるのではないでしょうか。
個性的な人に向いている仕事
画家
芸術のセンスがあり、ユニークな考えを持つタイプなので、自分の頭のイメージを形にする仕事の画家は向いている仕事と言えます。
美術館等で、働く人もいますが、画家のほとんどは決まった職場は持たず、個人事業で行っているパターンが多いです。
自分の世界に没頭でき、自分らしさを大いに表現できるので、このタイプにはぴったりの仕事と言えるでしょう。
音楽家・ミュージシャン
音楽家やミュージシャンは、自分の良いと思うものをとことん突き詰める仕事ですので、これだと思ったものに集中して取り組むことのできる、このタイプにはぴったりの仕事でしょう。
自分の中のイメージを音楽という形にするので、このタイプはやりがいを感じる仕事です。
音楽業界について詳しく知りたい方は以下を参照してください。
参照ページ
デザイナー
自分の理想を形にすることが得意なタイプですので、自分らしさや個性を十分に発揮できる仕事となるはずです。
ファッションデザイナーなどがありますが、興味のあることにとことん取り組むことができるタイプなので、向上心を持って仕事に取り組むことができるでしょう。
作家
感受性の強いこのタイプですので、自分の感じたことを形にできるこの仕事は向いているでしょう。
また自分の世界に入って、黙々と作業できることもこのタイプには向いている部分です。
作家の仕事内容などを知りたい方は、以下を参照してください。
参照ページ
【小説家とは】仕事内容や働き方・就職や転職など詳しく解説 | JobQTown
心理カウンセラー・臨床心理士
思いやりがあり、聞き手に回ることの得意なこのタイプです。
相手の本質を見抜く能力もありますので、人に寄り添うこの仕事は適職となるでしょう。
心理カウンセラー・臨床心理士の仕事内容などについては、以下を参照してください。
参照ページ
心理カウンセラーの就職|就職先・資格・給料など徹底解説 | JobQTown
医療・福祉
思いやりがあり、相手の望んでいるものを見極めるのが得意なタイプなので、医師や看護師などの仕事は向いているでしょう。
患者やその家族の問題に対して、的確な視点を用いて解決に導くことができるはずです。
医療・福祉の業界研究等の参考に、以下を参照してください。
参照ページ
【医療業界】の職種とは?職務内容・応募条件・今後の動向について解説 | 就職HANDBOOK
キャリアコンサルタント
人と深く関わることが仕事をする上で得意なタイプなので、一人の人とじっくりコミュニケーションが取れるキャリアコンサルタントの仕事には充実感が得られるでしょう。
料理人
相手の望んでいるものを見極めるのが得意であったり、興味のあるものに対して一生懸命になれるタイプですので、人の喜ぶ料理を作る料理人の仕事は適職でしょう。
料理人になるための就職活動について、詳しく知りたい方は、以下を参照してください。
参照ページ
せんぱい、どんな感じで就活してましたか? | エフラボ2024
個性的な人が避けた方が良い仕事
自分に合った仕事をしたいのは、みなさん考えることではないでしょうか。
エニアグラムがすべてではありませんが、タイプ4の人が避けた方が良い仕事を少し紹介していきます。
- 「自分らしさ」が発揮できない仕事
- 厳しいルールのある仕事
⇒いずれもタイプ4の特有の「個性」「独創性」などを発揮しにくいです。
業界研究や企業研究をする際に、自分の選ぶ業界、企業が「自分らしさ」や「能力」を発揮できるところなのかを十分に吟味していく必要があります。
エニアグラムを活用し、自分のタイプを知ることで、自分が本当にしたいことや、苦手なことが把握できるので、自己分析にも活用できるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はエニアグラムのタイプ4の人に向いている仕事について解説しました。
- エニアグラム タイプ4の特徴
→ユニーク、創造的、独創的、芸術的、人と同じが嫌だ、人の気持ちに敏感、繊細、興味関心があることはとことんつきつめる、気分にムラがある、自分のことを理解してくれている人と深く関係を持ちたがる
- エニアグラム タイプ4の強み
→自分の強み・弱みを認識するのが得意、新しいアイディアを生み出すのが得意、人に対して思いやりがある、興味のあることを深める、行動力がある
- エニアグラム タイプ4の弱点
→厳格なルールが苦手、自己否定して落ち込みやすい、納得していないことに対してやる気が出ない、組織に馴染めないことがある、嫌いな人と話すのが苦手
- エニアグラム タイプ4に向いている仕事
→画家、音楽家・ミュージシャン、デザイナー、作家、心理カウンセラー・臨床心理士、医療・福祉、キャリアコンサルタント、料理人など
エニアグラムで自分のタイプを知ることで、自己分析がしやすくなり、自分の得意なこと、苦手なことを洗い出すことができるでしょう。
また、自分の得意分野を知ることで、どのように能力を伸ばしていくか考えるきっかけにもなります。
さらに、自分のことだけでなく、相手がどのような価値観を持っているのかを理解するツールにもなるでしょう。
苦手なことがあれば、自分の苦手なことが得意なタイプに、改善方法を問うこともできるので、人間として成長することもできるはずです。
ぜひこの記事を就職活動の参考にして、自分にぴったりの仕事ができることを祈っています。