高砂香料工業のエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/04/12更新

はじめに

この記事では、高砂香料工業株式会社(以下高砂香料工業)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。

特に高砂香料工業ならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。

また、高砂香料工業が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、高砂香料工業の内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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高砂香料工業の概要

高砂香料工業建物

出典元:高砂香料工業株式会社HPより

初めに高砂香料工業とはどんな企業なのかを簡単に紹介します。

高砂香料工業とは

高砂香料工業は、1951年に設立された日本国内1位の売上シェアを誇る香料業界を代表する企業の一つです。

世界28の国に拠点を設けるアジア随一のグルーバル香料会社として事業を展開しています。

従業員数は約3,913名で、フレーバー事業、フレグランス事業、アロマイングリディエンツ事業、ファインケミカル事業、サステナビリティ事業といった様々な事業を展開しています。

勤務先となる各研究所は日本国内だけでなく、特にアジア圏内にも拠点を構えています。

そこで目的に応じた研究を行い、専門的な知識と経験を活かし、顧客の多様なニーズに応えることで、世界中の多くの企業や組織に対し、高品質なサービスを提供し続けています。

グローバルな環境で活躍できる人材育成にも定評のある高砂香料工業は、就活生からの人気も高く、常に香料業界ではトップクラスに位置するほど高く評価されています。

高砂香料工業の採用難易度

高砂香料工業の採用難易度はかなり高いとされています。

これは、日本国内に200以上あると言われている香料業界の中において、就活生が選ぶ人気ランキングで高砂香料工業が1位にランクインしていることからも明らかです。

東京大学や京都大学のような一流大学から多くの応募があるため、ライバルのレベルも高く採用への道は険しいと言えるでしょう。

さらに、他の香料業界の企業と比較しても、高砂香料工業の採用人数が少ないことが、その難易度を高めています。

採用人数は例年30名ほどを想定しております。

直近の過去3年間における採用実績は下記の通りとなります。

  • 2022年度の採用実績は26名
  • 2021年度の採用実績は33名
  • 2020年度の採用実績は32名

高砂香料工業の採用大学

高砂香料工業の採用大学の実績は以下の通りですが、難関大学以上の採用実績となっており、いわゆる学歴フィルターは存在していると考えられます。

 

<大学>

青山学院大学、大阪大学、関西大学、京都大学、近畿大学、慶應義塾大学、神戸大学、上智大学、千葉大学、筑波大学、東京大学、東北大学、横浜国立大学、立命館大学、早稲田大学など

<高専>

沼津工業高等専門学校、岐阜工業高等専門学校など

 

採用実績のある大学を見るといずれも知名度も偏差値も高い大学となっており、最難関大学と呼ばれる偏差値の高い大学の出身者ばかりで選考難易度は高いです。

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

 

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

高砂香料工業が求める人材とは?

結論から言うと、高砂香料工業のビジョンに共感し、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。

グローバル企業として日本だけでなく海外転勤も視野に入れたキャリアパスを計画し、特にアジア圏内の研究所で専門的な知識と経験を活かして活躍したい人材を重要視しています。詳しい情報は改めて参照ページから確認してください。

各採用プロセスにおいても、就活生と求める人材像がマッチングしているか否かをよく確認していることが分かります。

また、入社前に必要な知識やスキルは入社時に必須ではないものの、自らの意思によって必要なスキルを習得する姿勢や勉強に取り組む思考があり、強い意志を持つことが重視されています。

新卒求人サイトでは、各種研修制度から垣間見える社員の成長曲線をイメージしながら各種階層別カリキュラムやコンテンツを受講することで、理想とするキャリアパスを描ける環境が整備されています。

この視点から見ると、高砂香料工業に入社したい人は、入社前に香料に関する専門知識を持っていなくても構いません。

代わりに、入社後に自己啓発に取り組む姿勢が重要視されていることがわかります。

 

参照ページ:人材育成 | 高砂香料工業株式会社

高砂香料工業各社の採用方向性の違いは?

高砂香料工業は高砂ケミカル、高砂スパイスといった関連会社があります。

これらの企業では新卒採用において異なる「求める人材」を掲げています。

高砂香料工業は、「向上心、専門性、協調性、誠実さを備えた人」を求める人物像を掲げており、その価値観に基づいて、困難に挑戦し、知識を高め、プロ意識を持って取り組む人材が重視されます。

また、多様な興味や専門性を持つ人々も歓迎されています。

入社時の高度な知識やスキルは必須ではなく、入社後の各種研修を通じて知識やスキルを身につけることが可能です​​​​。

高砂ケミカルでも同じビジョンの元採用活動を行っています。

「周囲と協力しながら何事にも挑戦する」を求める人物像に掲げ、会社と共に個人が成長していくフィールドを目指しています。

採用においては学部や学科を問わず、アジア圏内をはじめ、東京や大阪の事務所を含む、地方での勤務があり得ます。

また、各種社会保険、退職金制度、ワークライフバランス支援制度などの福利厚生が充実しています​​。

選考ステップやスケジュールに関する詳細は、高砂香料工業のマイページで案内されています​​。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

企業はエントリーシートから、就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。

企業は、就活生がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。

これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。

また、就活生がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントです。

常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。

そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。

また、自己分析をしっかりと行うことで、自分自身をプレゼンし魅力的な人物であることをアピールするコミュニケーション能力や語彙力なども総合的に評価されます。

どのようなポイントを押さえておかなければいけなのかは、事前に企業研究をしっかりと行う中で見出しておきましょう。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

まずエントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。

以下の順番を意識すると良いでしょう。

  • まず結論を提示する
  • 結論に至った理由を書く
  • 理由を強調するために具体例を用いる
  • 最後に再び結論を強調する

この方法で意識して記載することで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。

読み手側に配慮された構成ができるかどうかも、非言語の部分におけるコミュニケーション能力の一部と捉えておきましょう。

以下の例文を参考にしてください。

結論:私が香料業界を志望する理由は2点あります。

理由:1点目は、香料が商品に与える影響の大きさに興味を持ったことから、社会に貢献できる仕事につきたいと思い志望しました。

具体例:私は学生時代にペットボトル飲料の香料や主成分を研究テーマにした卒業論文の作成を行いました。

原材料リストを確認し、健康面にも配慮された上でどのような成分が配合されているのかを深掘りしていく中で香料に関する興味が深まり、各企業に問い合わせや工場見学をさせていただく中で知見を深めることができました。

結び:この強みを発揮しこれからも香料のスペシャリストになりたいと考え香料業界を志望します。

理由:2点目は、幅広い業界の企業と深く携わることにより様々なスキルを吸収し、成長したいと考えているからです。

具体例:世の中に溢れる商品の中で全く異なる業界の企業が香料業界の企業と連携して仕事に取り組んでいることを就職活動を通じて気づきました。

普段何気なく使用している医薬品や食料品にも気づかないところで香料業界が携わったものを使用していることに驚きました。

グローバル化が加速し、ニーズの多様化が進む現代において、クライアント様からの要求レベルは高まり続ける中で常にベストな製品とサービスを提供し続ける貴社で私も切磋琢磨し、自らの経験と知識を蓄積して成長していきたいと強い思いを抱いております。

技術系の職種で研究に携わる中で、もちろんクライアント様の要望を自分の耳で直にお聞きすることができる環境にあり、香料業界において日本国内だけでなく世界中にクライアンを持つ貴社で、ニーズを満たすために日々インプットできる環境でグルーバル人材になるという点で、志望理由にマッチしています。

結び:そのため、自身の成長できる環境があるという点から香料業界を志望しています。

 

高砂香料工業の価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。

例えば、高砂香料工業であれば「向上心・専門性・協調性・誠実さを備えた人」であったり、その他バリューやビジョンだったりを文章の中で取り上げましょう。

もちろん上記のような基本理念が必ずなければいけないわけではありません。

例えば高砂香料工業は特に「グローバルな人材育成」に特化したキャリアパスが評価されています。

その強みを活かし、自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成することもできます。

大事なのは数あるファームや代替可能業界がある中で、なぜ「高砂香料工業の技術職」を選ぶのかを論理的に説明することです。

参照サイト:基本理念 – KPMGジャパン

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。

もちろん文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は文章の構造に問題が見られないかであったり、論理展開に問題がないかを最も注目しています。

そのため、企業に提出する前に必ず論理展開や文章構造の見直しをすることをおすすめします。

また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。

(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)

(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)

(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)

(d) 価値観系(見られている点:個性的か、香料業界での技術職としての適性があるか)

(e) その他(長所・研究内容)

設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。

また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

 

ジョカツ エントリーシート

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

KPMGの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

香料業界における技術職のエントリーシート

志望動機

香料業界を志望する理由をご記入ください。(400文字以下)

【記載例】

私が貴社を志望する理由は2つあります。

1つは私のキャリア形成においてマッチ度が高い点です。

学生時代より世界で羽ばたく事業に携わりたいと考え、そのためには語学を習得することが必要不可欠と考えてきました。

世界で待つお客様との商談では自分のことで考えを述べ、相手の発言に対する意図や情熱を自分の目と耳で感じることがビジネスにおいて必要と考えていたことから語学留学を通じてアジア圏で短期生活を送った経験を活かし、企業の課題やニーズに適したサービスや商品を提供できる人材になりたいです。

貴社の提供するフレイバーやフレグランスの領域で特に能力を発揮したいと考え、志望します。

2つめは研修制度に魅力を感じたからです。

「高い専門的知識とスキルを身に着ける」というビジョンに対する研修制度や福利厚生に魅力を感じました。

私は自己啓発にはお金や時間を惜しまないものと考えていますが、会社からスキルアップを応援してもらえる姿勢はモチベーションアップにも大きく寄与する点であり、自分の専門的な領域を磨く上でプラスに働くものとして捉えています。

周囲の意欲が高い同僚や先輩方と切磋琢磨できる環境に身を置くことでが変化する昨今、問題を俯瞰視し根本原因と解決策を提案できる人材を目指して理想に近づけられるフィールドが貴社には揃っていると考えました。

今後のキャリアでもアウトプットできる環境に身を置きたいです。よって私は貴社を志望します。

 

ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点が評価できます。

また、自分の現在軸から未来軸へ論理構造を作ることで、高砂香料工業で何をしたいのかが分かりやすくなっています。

自己PR

・自己PR(何かご自身でやり遂げた経験を具体的にご記入ください)(400字)

【記載例】

私の強みは、困難な課題に対しても粘り強く取り組み、最後までやり遂げる力です。

その強みを発揮した経験として、大学時代に所属していたボランティアサークルでの活動が挙げられます。

サークルでは、被災地や台風被害のひどい地域を対象とした復興支援を行っていました。

ある時、思い出の詰まった家屋が倒壊したご家族の住居で瓦礫の撤去を行いました。

その家族は、全員無事であったものの思い出の品々が瓦礫の中に閉じ込められており、何一つ手元に残っていない状況に悲しい思いをしていました。

私は、その家族の思い出話に耳を傾ける中でより一層、何か力になれることはないかと探し、今ある状況で思い出を復元できることを探しました。

その中の1つが思い出の中で語られた行きつけのラーメン屋さんでした。

店内に充満するラーメンの匂いは思い出しただけでお腹が鳴るようなものであり、ボランティア活動の休憩時間にみんなで足を運び肩を並べてラーメンを食べたのは良い思い出となりました。

その結果、その家族との信頼関係が構築され、ご家族の表情は明るくなりより一層力を込めて作業に集中できるようになりました。

この経験から、困難な課題に対しても粘り強く取り組み、最後までやり遂げる大切さを学びました。

また、相手の課題や悩みを理解し、その人にとって最適な解決策を導くことができることも学びました。

この強みを活かして、コンサルタントとして、クライアントの課題を解決し、社会に貢献していきたいと考えています。

 

ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点が評価できます。

時系列に順序良く記載し、端的に表現している点も評価ポイントに該当するでしょう。

しかし上記の文章では「ボランティア活動」の成果が必ずしもコンサルタントに応募する根拠とはならないので、エントリーシートが通過したとしても面接時に深堀りされる可能性があることを念頭に置きましょう。

まとめ

この記事では、高砂香料工業の会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。

高砂香料工業は世界シェア5位の実績を誇る日本を代表する香料企業の一つとして、世界中の企業や組織に高品質なサービスを提供しています。

このような背景を持つ高砂香料工業では、「向上心・専門性・協調性・誠実さを備えた人」を存在意義として掲げており、この精神に共感できる人材を求めています。

特に、高砂香料工業では誠実さや、向上心を持ち、常に学び続ける姿勢を重視しています

また、社会の発展に寄与したいという強い意志を持つ人材が評価されます。

エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。

この記事が、高砂香料工業の内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

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