学歴フィルターの実態を徹底解明!突破する方法6選!

2024/8/17更新

はじめに

「学歴フィルター」。

就活生もしくは就活をしたことのある方であれば、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

一般的に学歴フィルターとは、大学名によって就活生をふるいにかけることをいいます。

具体的には、書類選考や適性検査で不合格になったり、特定の大学の学生は説明会の予約状況が常に満席になったりというようなケースが挙げられます。

このような「大学名による選別」は、偏差値や入学試験の難易度によって決められるケースがほとんどです。

言い換えると、「入学した大学によって、就職できる企業ランクはある程度決まってしまう」ともいえます。

 この記事を読んでいる就活生の中にも、学歴フィルターに引っかかっていたり、学歴フィルターの存在が気になっていたりする方は一定数いるのではないでしょうか。

本記事では、以下のような就活生を対象に、学歴フィルターの実態を徹底解明するとともに、学歴フィルターを突破する方法を伝授します。

この記事を読むと分かること
  • 学歴フィルターは本当に存在しているのか知りたい
  • なぜ学歴で就活生を区別しているのか知りたい
  • 学歴フィルターの影響を受けない業界を知りたい
  • 学歴フィルターを突破する方法を知りたい

本記事を読めば上記の疑問を解消することができますよ。

ぜひ最後までご覧いただき、選考に役立ててくださいね。

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「学歴フィルター」の実態

就活の「学歴フィルター」の実態

まず、学歴フィルターの実態について解説します。

結論から申し上げると、学歴フィルターは実際に存在します。

自分の大学が学歴フィルターの影響を受けるのかどうか、自分の大学の立ち位置を押さえておきましょう。

学歴フィルター42校とは

学歴フィルター42校とは

学歴フィルター42校とは、学歴フィルターの影響を受けないとされている大学のことを指します。

以下の表をご覧ください。

グループ大学名
旧帝大大阪大学・九州大学・京都大学・東京大学・東北大学・名古屋大学・北海道大学
関東の
国公立大学
お茶の水女子大学・埼玉大学・千葉大学・筑波大学・電気通信大学・東京外国語大学・東京工業大学・東京医科歯科大学・東京都立大学・東京農工大学・一橋大学・横浜国立大学・横浜市立大学
関東の
有名私学
ICU(国際基督教大学)・青山学院大学・学習院大学・慶応義塾大学・芝浦工業大学・上智大学・中央大学・東京理科大学・法政大学・明治大学・立教大学・早稲田大学
関西の
国公立大学
大阪外国語大学(現在は大阪大学の一部)・大阪市立大学・大阪府立大学・神戸大学・奈良女子大学
関西の
有名私学
関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学
その他名古屋市立大学

 

日本で知らない者はいないと言っても過言ではない、いわゆる「超有名大学」が並んでいますね。

これらの大学は学歴フィルターの影響を受けないとされています。

逆に、これ以外の大学は何らかの形で学歴フィルターの影響を受ける可能性があるということです。

ショックに感じてしまった方もいるかもしれませんが、「学歴フィルター」つまり「大学名による選別」は未だ日本に根強く存在しているのです。 

特に、採用担当者も採用予算も少ない企業などは、応募学生すべてと面接している時間がないため、採用基準として「大学名」を重視する可能性が高いといえます。

学歴フィルターの5つの運用方法

学歴フィルターの5つの運用方法

実際にどのようにして学歴フィルターは運用されているのかを紹介します。

学歴フィルターは以下の5つの方法で運用されているようです。

  1. 説明会やセミナーに参加させない
  2. 適性試験で不合格にする
  3. エントリーシートで不合格にする
  4. リクルーターをつけない
  5. 連絡の優先順位を下げる

1.説明会やセミナーに参加させない

志望企業への説明会に参加する際は大学名を入力します。

その際、「42該当大学」に当てはまらない大学、つまりフィルターを突破できない大学からの応募者は、なぜかいつも説明会予約ができなかったり、いつも枠が埋まっていたりする現象が実際に起こっています。

つまり、自動的にふるい落とされているということです。

2.適性試験で不合格にする

就活での適性試験には、SPIのように基礎学力を測るものや、性格診断テストなどがあります。

どちらも、試験の結果は就活生に公開されることなく、合否のみが就活生に知らされます。

この段階であれば、怪しまれることなく、就活生をふるいにかけることができるのです。

システムで自動的に選別することから、突破することは不可能に近いでしょう。

3.エントリーシートで不合格にする

難関といわれている資格を保有しており、自信があったのに不合格だった、というような経験をお持ちの就活生もいるかもしれません。

それはおそらく、学歴フィルターが関係していると思われます。

こちらの運用についても、システムで自動的に選別しているので、学歴がないといくらアピールポイントがあっても不合格となってしまうのです。

4.リクルーターをつけない

企業の採用活動の中核を担う存在であるリクルーター。

優秀な学生を囲い込むために、就活から入社までをしっかりとサポートしてくれる頼もしい存在です。

アドバイスをくれることが多いリクルーターですが、「リク面」と呼ばれる面接を行うこともあるなど、就活において重要な役割を担っています。

ただし、リクルーターは誰にでもつくものではなく、採用実績がある有名大学の学生を中心に囲い込みを行うのです。

したがって、42校以外の大学に通っている就活生にはリクルーターがつきにくい傾向にあるでしょう。

5.連絡の優先順位を下げる

これも同じ考えで、企業は高学歴の優秀な学生を採用したいと考えています。

スケジュール調整をしてもらうために、対象となる就活生に少しでも早く連絡しているのです。

よって、42校以外の就活生への連絡は、優先度が下がってしまいます。

このパターンであれば、次のステップに進める可能性はあるので、自分の強みをしっかりとアピールしましょう。

 企業の採用担当者は「(大学名)選別はしていない」「学歴でのフィルターはない」と公言しますが、鵜呑みにしないほうが良いでしょう。

悲しいかもしれませんが、これが学歴フィルターの実態なのです。

学歴フィルターが存在する理由とは?

学歴フィルターが存在する理由とは?

学歴フィルターの実態を知り、「結局、就活は大学名か…」「もっと人物を評価してほしい…」と感じた方もいるのではないでしょうか?

就活生からすれば不公平な仕組みに感じるかもしれませんが、企業の立場で考えると合理的な場合がほとんどです。

その理由について解説していきます。

採用コストの削減

大手企業や有名企業のように大量の応募がある企業では、就活生一人ひとりと向き合う時間をとることができません。

企業は効率的に優秀な学生を採用したいと考えていますので、偏差値を指標として学生を選別するのです。

そうすることにより、就活生1人に対する採用にかける時間を削減でき、結果的に、面接というコストのかかる選考を削減することができるのです。

明確な採用理由がほしい

学歴フィルターは人事側のリスクの回避の意味を含んでいる可能性があります。

普通の面接でも同様ですが、人事は明確な採用理由がほしいわけです。 

ある学生を採用したはいいものの、その学生が使えなかったらどうでしょうか?

そんなときにその学生が東京大学出身であれば、、言い訳ができますよね。

大学名による選別は、人事のリスク回避、ある種の逃げ道であるともいえるでしょう。

学閥

企業によっては、学閥がある場合があります。

学閥の力をより強固なものにするために、学歴フィルターを用いているのです。

もし、学閥のある企業の選考を受けるのであれば、その大学の学生が有利となるでしょう。

同じ大学で学んだもの同士であれば、能力的な差も少なく、OB・OGの関係性ができあがっているのでコミュニケーションを図りやすいというメリットがあります。

学閥の有無については、インターネットで検索すれば比較的簡単にリサーチできるので気になる方は調べてみましょう。

また、企業にもよりますが「意図しているわけではないが、やはり結果論として、高学歴の有名大学の方ばかりになってしまう」という言い分も見られます。

というのも、やはり有名大学出身の学生のほうが基礎学力が高いので、Webテストや適性検査で良い評点を得られることが多く、結果的に学歴フィルターとなって現れてしまうことも多いようです。

学歴フィルターを突破する方法6選!

「やっぱり、学歴がないと厳しいのか…」「あの企業に入りたいけれど、自分の学歴では厳しそうだな…」と感じてしまった方、諦めるのはまだ早いです。

 何かに秀でていることを証明できれば、学歴フィルターを突破できる可能性はあります。

いかにして採用担当者に「この学生に会ってみたい」と思わせるかが重要です。

ここでは、突破する具体的な方法について提案していきます。

1.語学力

 語学力があることを証明できれば、評価してもらえる可能性はアップします。

とはいえ、証明するためには海外留学に行った経験やTOEIC900点といったように、根拠がある情報が必要です。

もちろん、英語以外の言語でもOKですので、日本語以外の言語をマスターしている方は積極的にアピールしましょう。

特に業務で外国語を使用する職種の場合、大きな強みとなるでしょう。

以下の記事で効果的に語学力のアピールする方法を紹介していますので、ぜひご覧くたさい。

 

2.資格を取得する

学歴フィルターの存在を気にしている就活生ほど積極的に資格取得を目指しましょう。

世の中には、大学在学中でも取得可能な難関資格が多数存在しています。

具体的には以下のとおりです。

大学在学中に目指せる難関資格
  • ファイナンシャル・プランナー(2級以上)
  • 日商簿記(2級以上)
  • 公認会計士
  • 宅地建物取引士
  • 行政書士
  • 司法書士
  • 社会保険労務士
  • TOEIC

目指す就職先によりますが、これらの資格を取得できれば、即戦力となる点に加えて、目標までに努力することができる点をアピールすることが可能です。

合格まで数年のスパンが必要な資格もありますが、努力する価値はあるでしょう。

3.OB・OG訪問を行う

OB・OG訪問を積極的に行い、志望企業とのパイプを増やしましょう。

そもそも、学歴フィルターがあって卒業生で志望企業に就職している人がいないという就活生もおられると思います。

OB・OG訪問とはいうものの、同じ大学の先輩にこだわる必要はありません。

後悔したくないのであれば、高校時代の先輩、バイトの先輩、または知り合いなど、使えるツテは使っていきましょう。

以下のページで、OB・OG訪問についてまとめていますので、OB訪問を行ってみようと考えている就活生は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

4.インターンで活躍する

国内のインターンに参加することはいうまでもなく、就職活動で有利になりますし、何よりインターンという体験そのものが貴重です。

また、海外インターンでも、そのような体験にプラスして、留学と同様にある程度の語学力を担保できる可能性もあります。

5.プログラミングスキルを身につける

近年はエンジニアが不足しているといわれています。

また、さまざまな企業が独自でメディアを運営したり、システムを構築したりしていたりしています。

システムエンジニアにならなくても、プログラミングスキルを持っている人材は重宝されるのです。

そのため、新卒であっても優秀なエンジニアは高く評価されますし、平均年収も高く設定されています。

また、現在はプログラミングを学習しやすい時代になりました。

通信教育や学校に通ったほうが進歩は早いと思いますが、独学でも始められるので、気になった方は挑戦してみてくださいね。

文系出身のエンジニアも多くなってきているので、チャンスは誰にでもあるといえるでしょう。

6.体育会系の実績をアピールする

全国レベルでの体育会系実績は非常に高く評価されます。

学業の面ではなく、部活動で努力できる人であることを証明しているのです。

とはいえ、人によっては勉強するよりも難易度が高い場合もありますのでその点は注意しておくようにしましょう。 

このように、何かしらの「努力した経験」を証明することができれば、学歴フィルター突破への道が開かれるかもしれません。

まとめ

本記事では、学歴フィルターの実態と学歴フィルターを突破する方法について解説してきました。ご自身の大学が42大学に入っておらず、悩んだり、ショックを受けたりしている就活生も多いと思います。

しかし、「学歴」に関しては、大学受験をし直す以外に解決策がありません。

つまり、学歴について嘆いてもどうしようもないので、「今自分ができる精一杯は何か?」を考えて行動することが大事です。

ほかの人が持っていないスキルや資格取得に励み、自分だけの武器を見つけてください。

また、別の考え方として、今の時代、終身雇用の考え方は失われつつあり、転職するのが当たり前の時代になっています。

学歴フィルターがある有名企業や大手企業だけではなく、中小企業やベンチャー企業といった、比較的門戸が開かれている企業に挑戦するのも選択肢に入ってくるでしょう。

新卒で入った会社でしっかりとスキルを身につけて、自分の市場価値を高めればいいのだと考えましょう。

 

「自分のやりたいことは、本当に大手企業でしかできないのか?」
「なりたい自分になるためには、有名企業しか手段はないのか?」
「なんとなく地位や名声のためだけに、企業を選んでいないか?」

 

こうやって一度自己分析をすることで、みえてくるものがあるかもしれません。

就活において、「学歴」は重要な評価基準であることは事実ですが、「学歴」に惑わされることのないように気をつけましょう。

本記事が、これから選考に臨まれる就活生の一助となれば幸いです。

 

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