和田興産のエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/4/19更新
はじめに
この記事では、和田興産への就職を目指している方、エントリーシートの執筆に不安を感じている方に向けて、エントリーシートのポイントについて詳しく解説しています。
和田興産が求めているエントリーシートのアピール方法から実際にあった過去の記載例まで、分かりやすく紹介しています。
また、和田興産が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、和田興産の内定を目指す就活生は、ぜひ最後までご覧ください。
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和田興産の概要
出典元:和田興産株式会社
初めに和田興産とはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
和田興産とは
和田興産は、神戸市兵庫区に本拠地を置き、「ワコーレ」のブランド名で、日本有数の住宅地である神戸市・阪神間やその周辺地域を主要エリアとして、中小型の分譲マンションの開発を手掛けています。
分譲マンション事業、戸建て住宅事業、賃貸事業、その他不動産事業といった幅広い分野で事業を展開。
1899年（明治32年）に神戸市兵庫区にて創業し、「共生（ともいき）」の企業理念を礎に、地域のコミュニティづくりと社会・地球環境への貢献を目指しています。
常に時代のニーズやライフスタイルに応える住まいの創造を続けているのです。
和田興産は、「共生(ともいき)」の企業理念を発信しており、顧客の生き方にフィットするオンリーワンの住まいづくりを心掛けています。
和田興産のビジネスモデルは、分譲マンション・戸建て住宅の開発、賃貸不動産の管理・運営、その他不動産事業として収益物件等の企画・開発、マンション用地や戸建て用地の素地売りを行っているのも特徴です。
他企業との連携や販売提携(代理)を採用してサプライチェーンを構築しています。
これらの事業は、顧客の多様なニーズに応えるための戦略の一環として展開されています。
さらに、和田興産はZEH-M(ゼッチマンション)やスマートゴミ容器の設置といった環境への取り組みを行なっています。
外皮の断熱性能の大幅な向上と、高効率な設備・システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネを実現しているのです。
和田興産の採用難易度
和田興産の採用難易度は標準難易度とされています。
和田興産は、特殊な選考フローがなく、幅広い偏差値帯の大学の就活生を採用しています。
和田興産は、その独自の社風「共生」を掲げており、人と人との繋がりを重要視した、風通しのよい企業です。
職場は上司や先輩との隔たりがなく、わからないことがあれば聞きやすい環境になります。
和田興産は、独自の専門知識と新たな革新のマッチを重要視し、仕事のやりがいを感じたい人や柔軟な考え方ができる人に向いているでしょう。
新たなイノベーションは会社の発展と捉え、個人の成長は会社の成長に繋がるとして奨励しています。
平均年収が838万円で、財形貯蓄制度やリロクラブといった福利厚生が整っていると言えるでしょう。
新入社員を対象とした基礎知識の研修制度があり、役職に応じた研修もあります。
OJTや外部研修などの研修体制が充実しているので、新卒で入っても安心して業務に取りかかる事ができるはずです。
偏差値の高い大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用しており、学歴フィルターのない採用方式を取っている事がわかります。
あらかじめエントリーシートで、自身の人柄や自分の伝えたい事を書き留めておくことが重要になります。
和田興産の採用大学
和田興産の採用大学の実績は以下の通りです。
標準大学以上の採用実績となっており、所謂学歴フィルターは存在していないと考えられます。
| 関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学、神戸学院大学、大阪産業大学、大阪商業大学、神戸芸術工科大学、神戸女学院大学、武庫川女子大学、甲南女子大学、和歌山大学、慶應義塾大学、中央大学 |
採用実績のある大学を見ると標準大学以上となっています。
難関大学と呼ばれる偏差値の高い大学から標準大学の出身者が多く、選考難易度は標準難易度です。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
参照ページ
和田興産が求める人材とは？
結論から言うと、和田興産は求める人物像として以下の4つを掲げています。
- 若々しい力を持つ人
- 情報収集能力の高い人
- 企画力に優れた人
- コミュニケーション能力の高い人
豊かな発想力を持ち、意思疎通を行いながら情報収集を行う人は、どの分野においても効率よく仕事をこなしている印象です。
また、新たな物事にアクティブな人は、仕事で圧倒的な力を発揮します。
就活生の人柄やコミュニケーション能力も非常に重視される内容なので、改めて参照ページから確認してみてください。
エントリーシートや面接においても、就活生と企業の求める人材像がマッチしているかどうかチェックしている印象を受けます。
企業の関心した部分や、マッチしている部分を惜しみなく書いていきましょう。
また、必要な知識やスキルは入社時に必須ではなく、人柄の良さや円滑な人間関係を持つことが最優先です。
新卒求人サイトで、オンボーディングのカリキュラムやコンテンツが記載されており、濃い内容の研修制度で自身のスキルアップが見込めます。
この観点から、和田興産の門をくぐりたい人は事前に製品知識やビジネススキルが無くてもよい事も読み解けるでしょう。
参照ページ：採用情報 | 和田興産株式会社
和田興産各社の採用方向性の違いは？
和田興産の各部門やグループ会社を問わず、新卒採用には共通して以下の人材が求められています。
活発的で若々しい力を持っているか重点的にチェックされるのです。
期待以上の成果を出すためには、自分の役割をこなす上で、課題発見力や学習意欲が高いことが挙げられます。
業務全体を通して作業の流れや目的をしっかり理解することも大切です。
仕事を後回しにしたり、他人任せにする行動は、知識量を激減させてしまいます。
依頼された仕事に関する情報をスピーディかつ正確に収集し、自身の知識が不足していると感じれば積極的に学び、知識を深めていくことができるはずです。
指示されたことをこなすだけでは、考える癖や経験が身に付かないことが多く、成長することができません。
指示された作業をそのまま行うのではなく、作業の目的を理解して積極的に仕事をすることが大切です。
企業のテーマ「共生」に基づいて実施しており、人との繋がりを大切にした経営戦略やそれに連動した人材戦略を定めています。
人材ポートフォリオの策定と、それに基づいた人材獲得・配置・育成施策の実行、多様な人材が活躍する環境づくりを徹底しているのも特徴です。
選考ステップやスケジュールに関する詳細は、和田興産の公式サイトで案内されています。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートで確認されるポイントは企業毎に違います。
エントリーシートの設問が具体的であるほど、求める人材が明確なのです。
就活生の人柄・企業の求める人物像が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。
企業は、就活生がどのような人物であるか、自社でどのように力を発揮してくれるのかを知りたがっています。
これは、就活生の個性や入社に対する熱意が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。
仕事に対するモチベーションが高いかも重要なポイントになります。
常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。
また、エントリーシートの役割として、面接で聞いて欲しいことを書くということが挙げられます。
面接官はエントリーシート等の書類から質問を深掘りして聞いてくるため、自分が面接時に受け答えしやすい内容をエントリーシートに書いておくことが重要です。
「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点は必ず問われる質問です。あらかじめ明確にしておきましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは「簡潔に、読みやすく」を意識すると良いでしょう。
文章力のある人は文章構成がとても綺麗な印象を受けます。
意識すべき事項を下記に記載します。
- 主張・結論
- 理由
- 具体例・実績
- まとめ
この一連の文章の流れが不自然な方が多くいらっしゃいます。
文章構成が綺麗かそうでないかで、就活生の能力がある程度分かってしまうのです。
企業は就活生を採用するメリット、就活生の能力や人柄が自社や社会にどれだけ貢献するのか見定めています。
エントリーシートでは客観的に自己分析を行い、明確に伝えることが重要なポイントです。
「簡潔に、読みやすく」といったことを意識して書くことで、企業は就活生の伝えたい内容や人柄を取り入れやすくなります。
それらのポイントを意識するとバランスの良い文章構成になるため、読み手の理解度を深めます。
以下では例文を紹介しています。
| <例文> 主張・結論:私が貴社を志望した理由は、コミュニケーション力があり、貴社の営業部門で活かせると考えているからです。 理由:少子高齢化が進む現代では、不動産業界の競争率の高まりが激しくなっています。 不動産業界では企画から営業、販売まで人との関わりが絶える事がなく、どの場面でもコミュニケーション力が問われていると考えています。 具体例:特に営業分野では、数多くの人や幅広い年代の方と接触する機会が多くあります。私は学生時代に、災害救助ボランティアに参加したことがあり、異なる年代との意見交換を積極的に行い、同じ課題に向き合う協調性を学びました。 また、自身の考えを丁寧に分かりやすく伝えることでコミュニケーションが図れるという事も学び、企業で活動していく中で非常に重要なポイントだと感じました。 まとめ:ボランティア活動の参加者同士で重要課題に対し深く考察することができ、多くの方の価値観や意見に触れました。 行動力とコミュニケーション力は、課題解決をしていく重要なきっかけであると実感しました。 貴社においても、この姿勢を生かして仕事に臨みたいと思います。 |
和田興産の価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。
和田興産では「共生」というテーマを掲げています。
基本理念や企業の取り組みを文章に取り入れることで、企業とのマッチ度が深まります。
和田興産は、地域密着で不動産を展開し、顧客ニーズに合わせた商品づくりを強みとしています。
また、働きがいのある企業であり、従業員に充実した環境や制度が整えられています。
自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成するようにしましょう。
大事なのは数ある企業の中で、なぜ「和田興産」を選ぶのかを論理的に説明することです。
参照ページ
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の能力や課題解決に対する取り組みを試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。
勿論文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は文章の構造に問題がないか、文章構成に問題がないかを最も注目しています。
そのため、企業に提出する前に必ず文章の展開をしっかり見直しすることがおすすめです。
また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。
(a) 志望動機系（見られている点：熱意、情報収集能力）
(b) 過去の経験系（見られている点：コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質）
(c) 未来目標系（見られている点：大局観、未来志向、社会貢献性）
(d) 価値観系（見られている点：個性的か、コンサルタント適性があるか）
(e) その他（長所・研究内容）
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
参照ページ
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
和田興産の選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
営業職のエントリーシート
志望動機
・自社に応募した理由について教えてください。
【記載例】
| 私が不動産業界の営業職を志望する理由は2点あります。 1点目は、トラブルがあっても冷静に物事を対処できる私の強みは、不動産の営業部門で最大限に発揮されると考えるからです。 私はサッカーのクラブチームに所属していました。練習試合中に選手同士の接触により、怪我人が出てしまった事があります。 瞬時に物事を把握し、他のチームメイトに指示を出し、テーピングで幹部を固定するといった応急処置を行いました。 企業や個人に営業する際、想定外のトラブルに出くわす場面があるでしょう。 予期せぬトラブルに対する冷静さや、誠意のある行動で対応することが求められます。 貴社に入社した際は、柔軟に行動することを心掛け、責任を持って行動していきたいと考えています。 2点目は、営業力に欠かせないヒアリング力を持っていると考えるからです。 顧客は問題を抱えており、それを解決するための手段として自社の商品やサービスを提供していきます。深いところにあるニーズを引き出すためには、しっかりと相手の要望を聞き取る力が必要になると考えています。 あらゆるニーズに対応し、活躍していくために自身のヒアリングスキルを高めていくことが不可欠です。営業職では上手に話す以上に、上手に聞く力が求められます。 顧客ニーズに合わせた様々な戦略提案や、ニーズを満たすため日々インプットできる環境があるため、志望理由にマッチしています。 そのため、自身の成長できる環境があるという点から商社・卸売業界を志望しています。 |
ポイント:最初に結論ファーストで文章を展開し、自身の経験を詳しくまとめることが重要です。
簡潔にまとめる事で、読み手の理解力を向上させます。
また、自分なりに考察した知識と企業の取り組みのマッチングを意識することで、和田興産で何をしたいのかが分かりやすくなっています。
自己PR
・自己PR（ご自身の強みを具体的にご記入ください）
【記載例】
| 私の強みは粘り強く物事に取り組む忍耐力があることです。 私は学生時代にバスケットボール部に所属し、副キャプテンとして活動していました。 2年生の時に練習中に足を怪我してしまい、部活復帰が出来るか分からない状況でした。 部活動を辞めることも考えましたが、3年生の大会を諦めきれずリハビリや個人トレーニングを徹底的に行いました。 限られた時間で効率的に強化しようと、週毎のスケジュールを立てて練習に励み、1日も欠かすことなく継続しました。 その結果、体感や筋力が飛躍的に向上し、45名の部員の中から選抜メンバーに選ばれ、地方大会を優勝する事ができました。 困難に直面しても立ち向かう忍耐力は、この先非常に必要だと考えています。 問題にしっかりと焦点を当て、課題解決に向けた忍耐力を貴社でも活かしていきたいと考えております。 |
ポイント:過去の経歴を結論ファーストで展開しています。
過去→現在→未来といった時系列を組み立て、端的に表現することが重要です。
しかし上記の文章では「部活動」の成果が必ずしも各部門に応募する根拠とはならないので、エントリーシートが通過したとしても面接時に深堀りされる可能性があることを念頭に置きましょう。
まとめ
この記事では、和田興産の会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
和田興産は、神戸市兵庫区に本拠地を置き、「ワコーレ」のブランド名で、日本有数の住宅地である神戸市・阪神間やその周辺地域を主要エリアとして、中小型の分譲マンションの開発を手掛けています。
分譲マンション事業、戸建て住宅事業、賃貸事業、その他不動産事業といった幅広い分野で事業を展開しています。
1899年（明治32年）に神戸市兵庫区にて創業し、「共生（ともいき）」の企業理念を礎に、地域のコミュニティづくりと社会・地球環境への貢献を目指しています。
常に時代のニーズやライフスタイルに応える住まいの創造を続けているのです。
社会の発展に寄与したいという強い意志を持つ人材や主体的に取り組む人材が評価されている印象です。
エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要になります。
この記事で、和田興産の内定に一歩近づけるように参考にしてみてください。
