学生時代に頑張ったことがない人の見つけ方|アピール法も紹介

2024/10/21更新

はじめに

就活を始めると、エントリーシートや面接で、必ずと言っていいほど尋ねられる質問があります。
それは「学生時代に頑張ったことは何ですか?」です。
しかし、実際にこの質問に対して「特に思い当たることがない」と感じる学生は多いです。
この記事では、「学生時代に頑張ったことがない」と感じている就活生のために、その解決方法を、例文を使って分かりやすく解説します。
以下のようなお悩みのある学生は必見ですので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

対象
  • 学生時代頑張ったことが思い浮かばなくて困っている
  • 学生時代頑張ったことの探し方が知りたい
  • 平凡なエピソードを効果的にアピールする方法が知りたい

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学生時代に頑張ったことを企業から聞かれる理由とは?

学生時代に頑張ったことを企業から聞かれる理由とは?
なぜ「学生時代に頑張ったこと」を、どの企業でも聞かれるのでしょうか。
企業側が聞く理由を理解しておくことで、相手の意図に沿ったエピソードを作ることができるようになります。
以下、参考にしてみてください。

どんな人なのかを知り、自社との相性を確かめたい

1つ目の大きな理由として、企業は学生時代頑張ったことのエピソードを通して、就活生がどんな人間なのかを知り、自社との相性を確かめたい意図があります。
それぞれの人には、必ず性格的な特性や、独自の経験、価値観、長所、短所があるものです。
特に学生時代に頑張ったことは、その特性を理解する材料として適しています。
その一方で、企業にも、その企業なりの特徴や文化、風習があります。
基本的に企業は、自社の社風や雰囲気や目指したい像とマッチングしているような人材を探しているのです。
まず、就活生がどんな特性を持っているのかを、学生時代に頑張ったエピソードを通して知って、自社に合っているのかどうか判断します。
もしそこで合っていると企業が判断すれば、内定に近づくことができるでしょう。

例文

学生時代、私はサークル活動でリーダーを務め、メンバーと協力して学園祭のイベントを成功させました。
リーダーとして、各メンバーの意見を尊重しつつ、全体の方向性をまとめる役割を果たしました。
この経験を通じて、私はチームでの協働の大切さや、異なる意見を調整しながら一つの目標に向かうリーダーシップを学びました。
貴社のチーム重視の文化や、社員同士の協力を大切にする風土において、私のこの経験が活かせると考えています。
貴社の一員として、同じ目標に向かって貢献したいと考えています。

将来活躍できるかを判断したい

将来、その就活生が本当に会社入ってから、活躍できるのかを判断するための材料となるからです。
ただ、実際に何か大きな実績があるかどうかが大切なのではなく、その頑張ったことに対して自分が何を感じて、どのように考えたのかです。
また、どんなアクションをしたのかも大切です。
社会に出れば一般的に、どんな人であっても自分のやったことのない仕事に取り組むことがほとんどです。
また、今は時代の流れが早く、企業が同じ事業を長く続けているということは珍しく、新しい事業をする機会もたくさんあります。
そのやったことがないことに対して、どのような気持ちで望むことができ、どんな考え方で取り組むのかをエピソードを通して、企業は知りたいと考えています。
そういう意味で、学生時代頑張ったことは、その姿勢や考え方、特性を理解するのに必要な題材です。
企業が知りたいことは、どんな実績を残したかということではなく、考え方やどのようなマインドセットを持っているかです。
特に頑張ったことがなく、実績がなくても、自分という人間が伝わるようなエピソードがあれば大丈夫です。

例文

私は大学時代、初めて飲食店でアルバイトをしました。
接客業は全くの未経験で、最初は戸惑うことばかりでした。
しかし、自分から積極的に先輩にアドバイスを求めたり、失敗から学びながら業務に取り組みました。
特に、忙しい時間帯でも、落ち着いて対応する方法を身につけたことで、次第にお客様からの評価も向上しました。
この経験を通じて、未知のことにも柔軟に対応し、成長するための努力を惜しまない姿勢を培いました。
これからも新しい挑戦に対して前向きに取り組んでいきたいと考えています。

【例文】学生時代頑張ったことを書くための4つのコツ

学生時代頑張ったことを書くための4つのコツ
学生時代に特別な経験がないと感じていても、ガクチカを書く際には工夫次第で十分にアピールできます。
重要なのは、企業が求める姿勢やスキルを、エピソードを通じて示すことです。
以下、具体的な書き方のポイントを、例文を使って解説します。

学生時代頑張ったことを書くための4つのコツ
  • 具体的な取り組みを伝える
  • 困難に立ち向かった経験を強調する/li>
  • 自分の興味や目標と関連づける
  • エピソードの誇張は避ける

具体的な取り組みを伝える

学生時代に目立った成果がないと感じていても、日々の努力や小さな目標の達成を具体的に伝えることで、企業に対してしっかりとアピールすることが可能です。
重要なのは、どのように取り組み、何を学び、どう成長したかを具体的に示すことです。

例文:資格取得に向けた勉強の取り組み

私は資格試験に合格するために、毎日2時間の勉強時間を確保して取り組みました。
授業やアルバイトで忙しい日々が続く中でも、夜に自分の時間を作り出し、自己管理を徹底していました。
具体的には、試験日までの計画を立て、毎日その計画に沿って勉強を進めました。
時には、友人との付き合いを控えてでも、勉強に集中することを選び、目標達成に向けた努力を続けました。
その結果、無事に〇〇試験に合格することができ、この経験を通じて、継続力や自己管理能力が身についたと感じています。

例文:趣味に関連するスキルを磨くための取り組み

私は趣味として読書を楽しんでおり、特に週末には時間を作って読書に集中するようにしています。
1年間で30冊の本を読破することを目標に掲げ、特に興味のある分野の書籍を選んで読み進めました。
読書を通じて、知識を深めるだけでなく、視野が広がり、新たな考え方やアイデアに触れる機会が増えました。
また、読んだ内容を自分なりにまとめ、日常生活や学業に活かすことで、論理的思考力も養うことができました。
この経験から、自己研鑽の大切さを実感し、今後も継続して学びを深めたいと考えています。

これらのエピソードを通じて、自分が目標に向かってどのように努力し、どんな成果を出したのかを具体的に伝えることが重要です。
このようにして、自分の取り組みがどれほど価値のあるものであったかを示し、企業に対して積極的にアピールしましょう。
具体的な行動とその成果を伝えることで、企業はあなたの継続力や自己成長の姿勢を理解しやすくなります。

困難に立ち向かった経験を強調する

ガクチカを書く際に、困難を乗り越えた経験をアピールすることは、非常に効果的です。
たとえ小さな課題であっても、その困難にどう対処し、どのような学びを得たのかを詳しく説明することです。
あなたの問題解決力やリーダーシップを示すことができます。
例えば、以下のようなエピソードが考えられます。

例文:サークル活動での人間関係のトラブルを解決した経験

は大学時代、サークル活動に積極的に参加していましたが、ある時、メンバー同士の意見対立が原因で活動が停滞してしまいました。
この状況を改善するため、私は率先して問題解決に取り組むことを決意しました。
まず、全員の意見を公平に聞くことから始めました。
意見の食い違いが生じた背景や、それぞれが抱えている不満や懸念を丁寧に聞き取りました。
その際、メンバー全員が安心して話せるように、私自身が中立的な立場を保つことを心掛けました。
話し合いを進める中で、皆が抱えていた問題は、共通の目標に対するアプローチの違いから生じていることがわかりました。
次に、共通の目標を再確認し、それに向けた新たな解決策を提案しました。
具体的には、活動の進め方を見直し、意見が対立しないようにするためのコミュニケーションの場を設けることにしました。
この提案により、メンバー全員が納得し、再び一丸となって活動に取り組むことができました。
結果として、サークル内の人間関係は改善され、活動がスムーズに進むようになりました。
この経験を通じて、私は問題解決力やリーダーシップの重要性を強く実感しました。
また、意見の対立が生じた場合でも、冷静に状況を分析し、全員が納得できる解決策を見つけることで、信頼関係を取り戻すことができると、貴重な教訓を得ました。
この経験は、今後のキャリアでも活かしていきたいと考えています。

上述のように、具体的なエピソードを詳しく描写しながら、問題解決の過程と得られた成果を明確に伝えることです。
まず、状況説明から始め、次に取った行動とその理由を詳述します。
最後に、結果とそこから学んだことをまとめることで、自己の成長やスキルをアピールしてください。
冷静な分析や中立的な立場を示しつつ、リーダーシップと問題解決力を強調する構成が効果的です。

自分の興味や目標と関連づける

ガクチカを書く際に、自分が志望する業界や職種と関連する経験を織り交ぜることは、企業に対する強い志望意欲をアピールするうえで、非常に効果的です。
興味を持って自主的に取り組んだ経験や、将来の目標に向けて努力したエピソードは、「この人は本当に情熱を持っている」という印象を与えます。
例えば、映像制作に興味がある学生が、その興味を活かして独学で動画編集ソフトの使い方を学んだというエピソードです。
この場合の、ガクチカへの記載は、単に「動画編集を学んだ」というだけではなく、どのように学び、どのような成果を得たかを具体的に描写します。

例文

私は映像制作に強い興味があり、将来は映像プロデューサーとして活躍したいと考えています。
そのため、学生時代に自主的に動画編集ソフトの使い方を学び始めました。
初めは基本的な編集操作からスタートし、オンライン講座や参考書を活用して少しずつスキルを高めていきました。
特に独学での学びを通じて、自分で企画した短編動画を制作し、友人やSNSでのフィードバックを受けながら改良を重ねました。
最終的には、学内の映像コンテストで入賞することができ、自分の努力が成果につながることを実感しました。

このように、具体的な経験を詳細に記述することで、会社側にその努力の過程と成果が明確に伝わります。
さらに、この経験が今後のキャリアにどう役立つのかを示すことが重要です。

例文

この経験を通じて、映像制作のプロセスにおける企画力や編集スキル、そして視聴者の反応を踏まえた改善の重要性を学びました。
今後、貴社での映像制作に携わる際には、この経験を活かして、より多くの人に感動や共感を与えられる作品を作りたいと考えています。

このように、自分の興味や目標を、ガクチカに関連付けることで、企業に対して明確な志望動機を伝えることができます。
採用担当者に強い印象を与えられるでしょう。

エピソードの誇張は避ける

ガクチカを書く際には、事実を誇張したり作り話をすることは避けましょう。
企業は面接で応募者のエピソードを詳しく掘り下げることが多く、嘘が露見すると信頼を失い、内定を逃してしまう可能性があります。

例文

毎日1時間ずつ勉強して簿記の資格を取得した経験があります。
大学の授業とアルバイトの合間を縫って、コツコツと勉強を続け、結果的に資格試験に合格することができました。
また、飲食店でのアルバイトでは、接客スキルを磨くことで、お客様からの評価が上がりました。
忙しいランチタイムに、迅速かつ丁寧な対応を心掛けたことで、多くのお客様から「また来たい」と言っていただけるようになりました。

このように、日々の努力や小さな成果を、誇りを持って伝えましょう。
正直なガクチカは、面接で自信を持って話すことができ、自然体でのアピールにつながります。
企業はあなたの誠実さを評価し、信頼を築くきっかけとなるでしょう。
学生時代に特別な経験がないと感じる場合でも、工夫を凝らしてガクチカを作成することが可能です。
ポイントは、具体的なエピソードをもとに、企業が求めるスキルや姿勢をアピールすることです。
日常的な取り組みや、困難を乗り越えた経験を正直に伝えることで、採用担当者に自分の強みを理解してもらえるでしょう。
好印象を残せるガクチカの締め方は以下の記事をご覧ください。

学生時代頑張ったことが見つからない人向けの対策6選

「学生時代に頑張ったことが思い当たらない」人はどうしたら良いのでしょうか。自分だけで考えても見つからず、焦りだけが募ってしまい、精神的にもよくありません。
以下、その探し方を解説していきます。

学生時代頑張ったことが見つからない人向けの対策6選
  • 友人や家族に聞いてみる
  • 日記や写真などから見つけてみる/li>
  • 他の就活生のエントリーシートなどからヒントをもらう
  • 高校時代のエピソードを深掘りする
  • いつもやっている習慣などを洗い出してみる
  • 就活前に何かに集中して取り組んでみる

友人や家族に聞いてみる

まず、やって欲しいことは、友人や家族に聞いてみることです。
自分で探しても無い場合は、近くで自分のことをよく知っている人に、聞いてみることが手っ取り早いです。
人に聞いてみることで、自分の知らなかったことや、気が付いていなかったような「頑張ったこと」が見つかるでしょう。
自分が頑張ったと思っていなかったとしても、他の人からしたらすごく頑張っていたよということもよくあります。
聞いてみるときは、少し恥ずかしいですが、一回聞いてみるとすごく新鮮な意見など、もらうことが可能です。
自分を深く知るきっかけにもなるのでいい機会です。

日記や写真などから見つけてみる

自分で日記やブログなどをやっているとしたら、そこから頑張ったことの糸口を掴むのも良いかもしれません。
記憶はすぐに消えてしまいます。
自分が一所懸命に頑張ったと思っていたことでも、時間が経つに連れて薄くなってしまうことがほとんどです。
1つの手段としては、過去の自分が記憶していた日記やブログを見返してみることです。
自分がとっていた写真など、スマホなどに保存しているものを見て、自分が今まで何をしてきたのかを思い出す作業をしてみましょう。
その当時の気持ちや、やっていたことなどの記憶が蘇ってきます。
「意外に自分って過去にこういうこと頑張ってたかもな〜」と感じることが見つかるでしょう。
その記憶を深掘りして行くと、学生時代に頑張ったことのエピソードが作れる可能性があります。

他の就活生のエントリーシートなどからヒントをもらう

他の就活生のエントリーシートなどからヒントをもらって、「あ、これなら自分もやっていた!」という事例を探すことも可能です。
グーグルなどで「エントリーシート事例」などで検索してみると、実際に昔の就活生や内定者が提出して通ったエントリーシートを、無料で確認できます。
それを見ながら、自分と同じような経験を持っている人を探して、参考にしてみましょう。
自分が言語化できていなかった自分の強みや、特徴の表現を借りてみるのもいいです。
もちろん人のエントリーシートなので、全てが自分に当てはまるわけではないですが、自分の学生時代頑張ったことを見つける手段としては優秀です。

高校時代のエピソードを深掘りする

大学時代に頑張ったと思えることがないと感じる人は、高校時代のエピソードで勝負してみるのも手です。
確かに昔のエピソードだと期間も空いてしまっているし、できることも変わっているし、ダメなのかもしれないと思うでしょう。
けれども、人としての本質は変わりませんので大丈夫です。
人の性格や特性は、幼少期に形成されるということが科学的にも証明されています。
もちろん最近のエピソードで、学生時代に頑張ったことがあれば新鮮でいいです。
ですが、もし本当に探しても無い場合は高校時代の話を題材にしてみるのも良いでしょう。
大切なことは、頑張ったことから自分の特性や特徴、強みや弱みなどを抽象度をあげて言語化することです。

例文

私はラグビー部でゲームリーダーを務め、チームを関東大会出場に導いた経験があります。
このとき、単に「関東大会に出場した」と伝えるのではなく、「私はリーダーシップを発揮し、メンバー全員からの信頼を得ることができました。
試合前には積極的にコミュニケーションを取り、全員の意見を尊重しながら戦略を立てました。
その結果、チーム一丸となり関東大会への出場を果たしました。

ガクチカの深掘り方法は以下の記事でも紹介しているのであわせてチェックしてみてください。

いつもやっている習慣などを洗い出してみる

例えば、毎日やっている習慣などを洗い出してみて、それを学生時代に頑張ったことのエピソードとして使うのも良いです。
多くの人は、「大学時代にビジネスプランコンテストに参加して優勝しました」といったエピソードとして必要だと思いがちです。
しかし、「大学の4年間一人暮らしの間家計簿をつけ続けています」というエピソードで就活をした方もいます。
日常でやっている習慣は、学生時代に頑張ったことには入らないだろうと思ってしまいがちです。
しかし、これも立派な材料になるのです。

例文:日常の習慣をガクチカに活かす

私は大学4年間、一人暮らしをしながら毎日家計簿をつけることを習慣にしていました。
最初は単に支出を把握するためでしたが、次第に無駄を省き、効率的な家計管理を目指すようになりました。
週末には食材の買い出しリストを作り、月末には収支の見直しを行うことで、限られた予算の中で生活をやりくりする力が身につきました。
この経験を通じて、計画性や継続力、問題解決能力が培われたと感じています。
これらのスキルは、仕事でも役立つと考えています。

この例では、「継続する力」「自分を管理する能力」など、様々な自分の特性をアピールすることができます。
いつも何気なくやっていることや習慣は、他の人からすると実はすごいことであり、自分のことを言い表すのに最適な材料である場合があるのです。
一度紙などに書き出してみるといいでしょう。

就活前に何かに集中して取り組んでみる

就活前に頑張ったことを、短期間で集中的に作ってみるのも良いでしょう。
題材はなんでもよく、「これだったら自分が頑張れそうだな」と思えることをやってみてください。
例えば、最近流行っていることで言えば、プログラミングやブログなどです。
もちろん、勉強や新しい趣味などを見つけて、本気で取り組んでみるのも良いでしょう。
例文:就活前にプログラミングに集中して取り組んだ経験
就活を控えた時期に、プログラミングに挑戦してみようと決めました。
もともと興味があった分野であり、短期間で集中してスキルを習得しようと、1日2時間を目標に独学で学び続けました。
最初は難しく感じましたが、オンラインの無料教材を活用し、コツコツと基礎を固めることで、HTMLやCSS、JavaScriptのコードが書けるようになりました。
この経験を通じて、目標に向かって計画的に努力する姿勢を学びました。
また、短期間でも集中して取り組むことで、大きな成果を上げられることを実感しました。
上述のように、大事なことは頑張って終わりにするのではなくて、そのことに対してどんな思いで取り組み、どのようにしたかを抽象化しておきましょう。
以下ではガクチカの作成方法を具体的に解説しているので、エピソードが見つかったらこちらを参考にしてエントリーシートを書いてみてくださいね。

どうしても見つからない人向け!学生時代頑張ったことの作り方

学生時代頑張ったことの作り方
どう頑張っても学生時代に頑張ったことが見つからない場合は、就活が本格化する前にアピールできる経験をつくるのもひとつの手段です。
以下では学生時代に頑張ったことの作り方を解説するので、こちらを参考にアピール材料を作ってみてください。

長期インターンに参加する

長期インターンは短期に比べて実際の仕事を体験できます。
入社後に自分が携わるかもしれない仕事を経験することで、いまの自分に足りないものが見えてくるでしょう。
それを克服するために努力した出来事があれば、学生時代に頑張ったエピソードとしてアピールできるでしょう。

課外活動を行う

サークルやゼミ以外の、課外活動に参加するのもひとつの手段です。
さまざまな年代が集まるグループに所属してボランティア活動をするという方法もあります。
こうした課外活動に参加すると、同年代とは異なる価値観の人と出会い新たな発見があるかもしれませんよ。

アルバイトをする

もともと興味があったバイトや、あえて苦手な分野のバイトなどを選ぶのもおすすめです。
仕事に対して責任感を持って真摯に取り組むことで、学業だけでは得られない大きな経験をすることができます。
言われたことだけでなく「ここをこうすればもっとよくなる」と自主的に活動するようにしましょう。

資格を取得する

資格取得のためには勉強計画を立てて、着実にこなしていく必要があります。
その過程や勉強の工夫も、学生時代に頑張ったこととしてアピールできるでしょう。
「1日に〇時間勉強した」「問題集を〇周解いた」など、具体的な勉強量を説明できるとなお良いです。

さいごに

この記事では「学生時代に頑張ったことがない」と感じる就活生に向けて、自分の経験をどのように、魅力的なエピソードに変えるか例文を含めて解説しました。
たとえ特別な経験がなくてもエピソードを工夫して伝えれば、企業に対して十分なアピールをすることは可能です。
学生時代の具体的な取り組みや、困難に直面した際の対応、自分の興味や目標と関連付けたエピソードをしっかりと伝えることが重要です。
この記事を参考に、自分の経験を振り返り、具体的なエピソードとしてまとめることで、就職活動における自信を取り戻し、前向きに取り組むことができます。
自分の価値をしっかりと企業に伝えられるように、しっかり対策しましょう。

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