外資系企業とは?日系企業との違いや向いている人の特徴を解説

2024年10月25日更新

はじめに

みなさんも「外資系企業」という言葉は聞いたことがあるでしょう。

しかしながら、実際に「外資系企業と日系企業の違いは?」と問われると、具体的に説明できる方は少ないのが実情です。

そこでこの記事では、外資系企業を志望する学生に向けて、外資系企業と日系企業の違いについて分かりやすく解説していきます。

特に以下のような学生を対象としています。

対象
  • 外資系企業と日系企業の違いを知りたい
  • 外資系企業に就くメリットを知りたい
  • 外資系で出世する人の特徴

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そもそも外資系企業とは?

そもそも外資系企業とは?

外資系企業と聞くと、「グローバルに活躍できる」「英語力を活かせる」とざっくりとしたイメージを抱く方が多いのではないでしょうか。

しかし、外資系企業の定義や特徴を具体的に説明できる方は実は少ないんです。

ということでここでは、日系企業との違いを比べるためにも、そもそも外資系企業とはなにか、詳しく説明していきます。

外資系企業とは、海外の企業や投資家が一定以上の出資をしている日本の企業のことです。

つまり、日本の法律にもとづいて設立された企業であっても、海外企業が出資している場合には、外資系企業ということになります。

そして、ひとくちに外資系企業といっても種類が3つあります。

外資系の種類
  • 外資出資100%の企業
  • 日系企業との共同出資の企業
  • 海外の企業が買収または資本提携した企業

それぞれの特徴について簡単に紹介します。

外資出資100%の企業

外資出資100%の企業は、文字通りすべて外国資本で成り立っている企業のことです。

たとえ日本法人として設立されていても、本社は海外にあることから、経営方針や企業文化は親会社のものが強く反映されます。

例えば、日本法人企業であってもアメリカに本社がある場合には、社内会議が英語で行われたり、人事異動も頻繁に行われます。

このタイプの企業で働くには、本社とのやりとりも多いことから、ビジネスで通用する英語力が不可欠となってきます。

そして外国人が在籍しているケースも多いため、語学力だけでなく、異文化コミュニケーション能力も求められるでしょう。

日系企業との共同出資の企業

次に海外企業と日系企業が協働で設立するケースです。

いわば日本市場と海外市場の橋渡し的な存在とも言えます。

主導権は出資額の大きい企業が握り、両社の強みを活かした経営が行われます。

出資比率によって経営方針や企業文化は大きく異なり、国際色豊かな企業もあれば、日本企業の文化が強い企業もあるのが特徴です。

海外の企業が買収または資本提携した企業

次にもともと日本企業であった会社が外国企業に買収されたり、資本提携して外資系企業に変化するというケースです。

多くの場合、事業拡大や海外進出、後継者不在の解決や事業継承のために行われます。

このタイプの企業は、買収や提携の目的によって経営方針やスタイル、企業文化が大きく変わることも少なくありません。

また、日本市場で通用するノウハウがありながら、グローバルな視野を持って事業展開しているのが特徴です。

そのため両者のバランスを取りながら、柔軟に変化に対応していくスキルが求められます。

外資系企業と日系企業の違いとは?

外資系企業と日系企業の違いとは?

一般的には、外資系企業と日系企業はさまざまな違いがあるとされています。

実際、外資系企業というと「高収入」とか「成果主義」とか「ハードワーク」そんなイメージを持つ方も多いことでしょう。

本章では外資系企業と日系企業の主な違いについて解説していきます。

外資系企業と日系企業の主な違い
  • 即戦力が求められる
  • 成果主義である
  • 意思決定が早い
  • 個人主義である
  • ワークライフバランスの考え方

それぞれ詳しく解説していきます。

外資は即戦力を求められる

結論として、外資系企業は即戦力の人材を求める傾向にあります。

日系企業であれば、新卒であっても中途採用であってもある程度の人数を一気に採用する場合は、新入社員研修やビジネスマナー、階層別研修といった丁寧な研修を行うことが一般的です。

そして、そのような研修を終えたあとはOJTで先輩に教えてもらいながら仕事を覚えていくということが多いでしょう。

しかし、外資系企業は社員のこれまでの積み上げてきた経験やスキルを活かして、入社後からすぐに成果を求められます。

特に中途採用であれば、その傾向は非常に強いといえます。

もちろん、新卒入社であっても非常に早い段階から成果を求められるのは間違いないので、その環境を覚悟して入社する必要があるでしょう。  

外資系企業は成果主義が強い

外資系企業は、日系企業に比べて成果に対する意識が強いのも特徴です。

個人で成果を出すことができなければ、解雇される可能性もあります。。

日系企業であれば、いわゆる「年功序列」のイメージのように年次に応じて役職が上がっていく場合が多いです。

一方、外資系企業では完全な成果主義であることが非常に多く、成果を出すことができなければ、解雇されるリスクも持ち合わせています。

早い段階から成果を求められるのは事実ですが、その成果に応じた報酬がもらえることは魅力的であるといえます。

外資系は意思決定が早い

一般的に外資系企業の意思決定は日系企業の意思決定よりも早いといわれています。

その理由としては、外資系企業の意思決定方法がトップダウンであるからです。

基本的に上位の職に就いている社員が決断を下し、部下が実行します。

日系企業であれば、会議などで議論をしても、何も決定されず決断は延期されるというケースは少なくありません。

それに対して、外資系企業では1人、もしくは直属の部下数人で決定するため、早く実行に取り掛かれるのです。

外資系は個人主義の傾向がある 

職種や企業により差はありますが、一般的に外資系企業では個人に成果が課されているケースが多いので、個人単位で仕事に向き合うケースが必然的に多くなってきます。

一方、日系企業の場合、組織として成果を出すように動く傾向があるでしょう。

例えば日系企業では、自分の仕事がすべて終わっていたとしても、他者の仕事を手伝うこともあります。

しかし、外資系企業では自分の仕事をこなしていればよいという、「個人」を重視する傾向があり、チームでの調和や協調性を求められることはありません。

外資系でのワークライフバランスの考え方

外資系企業では、「成果主義」「個人主義」が重んじられる文化があることを理解していただけたでしょうか。

その傾向は外資系企業でのワークバランスの考え方にも関わってきます。

日系企業では、「長時間労働で頑張る文化」といった風潮がある一方で、外資系企業では「時間内で効率的に働く」という文化があります。

つまり、日系企業では長時間労働が評価されるのに対し、外資系企業での長時間労働は「仕事ができない」印象を与えてしまう可能性が非常に高いです。

もちろんケースバイケースで事情は変わってきますが、外資系企業においても重要なことは成果だということです。

また個人の抱える業務内容が明確であるため、「働くときは働く」「休む時は休む」のメリハリがはっきりしています。

その成果主義の文化が女性の働きやすさにも関係してきます。

海外では、日本よりも女性の産休や育休に対して理解があるとされてるからです。

一般的に外資系企業では、テレワークやリモートワークのような働き方が導入されているケースも多くあります。

仕事の成果をあげていれば残業をする必要もないため、その分プライベートに時間を割くことも可能です。

こういった点から外資系企業は女性にとって働きやすい環境があり、働き方次第ではワークライフバランスも取りやすいと言えるでしょう。

ワークライフバランスについて、詳しく知りたい方は以下の記事も併せてチェックしてみてください。

日系より外資系の方が向いている人の6つの特徴

本章ではここまでの内容を踏まえた上で、どのような人が外資系に向いているのかを紹介していきます。
外資系企業に向いている方の特徴は以下の通りです。

特徴
  • 無駄が嫌いな人
  • 年功序列が嫌いな人
  • 変化に強い人
  • キャリアアップに積極的な人
  • 自ら目標設定し努力できる人
  • 自分の意見を持ち、はっきりと言語化できる人

それぞれ解説します。

効率重視な人

外資系企業は、意思決定や業務実行までのスピードが早く、無駄が少ないのが日系企業とのちがいです。多少のリスクがあったとしても、自動化や効率化を好む傾向にあります。

そして、業務の効率化をある程度個人の裁量で行うことができる雰囲気があることが多く、むしろ使える手法は採用されます。

そのため、業務を効率化できる人の方が高い評価を受けやすいです。  

したがって、スピード感のある仕事をしたい方や常に効率を求めて迅速に行動に移せる方に向いていると言えるでしょう。

年功序列が嫌いな人

年功序列が嫌いな人も外資系企業に向いているといえます。

例えば、「若いうちから活躍したい!」「20代からたくさん稼ぎたい!」という人にとって、年功序列の制度は障害となってしまいます。

しかしながら外資系は成果主義であることから、能力が伴えば年齢や経歴に関わらず、活躍する場が与えられるのです。

そのため、20代から成果を出して、高い評価を得ることが可能です。

若いうちから裁量の大きい仕事にチャレンジしたいという方にとって、魅力的な職場と言えるでしょう。  

変化に対応できる柔軟な人

外資系企業では組織変更が多いため、その変化に柔軟に対応できることが求められます。

何十個もある部署を混ぜて組織を組み直すようなこともあります。

その結果、上司が同じポジションになったり、部下が上司になったりと立場が変わることは日常茶飯事です。

また、組織の変更によって、今までとは違う業務を求められることも少なくありません。

そのような変化に強い人、むしろ「キャリアアップのチャンスだ!」とポジティブに捉えられる人が向いているといえるでしょう。

キャリアアップに積極的な人

キャリアアップに積極的な人は外資系企業に向いているといえます。

これまでも解説した通り、外資系企業では会社にぶら下がって生きていくような人は向いていません。

自分のキャリアにおいて、どこで働くべきかを常に考えることができるかどうか、は外資系企業で成功できるかどうかの1つの指標といえるでしょう。 

自ら目標設定し努力できる人

これまでお伝えしている通り、外資系企業では柔軟な働きができるというメリットがある一方、日系企業以上に自己管理能力が求められてきます。

個人の成果を重視する実力主義であるがゆえに、時間の使い方についてはそれぞれに委ねられていますが、もし結果が出ないとなれば評価は下がってしまう可能性が高いです。

また、年功序列の制度がないことから、たとえ長く務めていたとしても昇進できるとは限りません。

そのため、外資系企業で活躍するためには自分でキャリアプランを設計し、目標を設定し努力できる方は活躍できると言えるでしょう。

自分の意見を持ち、はっきりと言語化できる人

自分の意見を持ち、はっきりと言語化できる人も、外資系企業に向いていると言えます。

それだけでなく、指示された業務を淡々とこなすのではなく、自ら課題を発見し、解決するためになにが必要なのか考える力も必要です。

さまざまな国籍の方が在籍していることから、多種多様な価値観があり、それらを理解するためには、きちんと言葉にできなければ伝わりません。

たとえ新入社員であっても、会議などで意見を求められる場面は多々あるので、自分の考えを積極的に発言できることが求められていると言えるでしょう。

外資系で出世する人としない人の違い


前章では外資系企業に向いている人について解説しましたが、本章では外資系企業で出世しない人の違いにフォーカスしていきます。

合わない人
  • 結果にこだわることができない
  • 上司との人間関係がうまく構築できない
  • 自己主張が弱い
  • メンタルが弱い
  • 数字で会社への貢献を示せる

それぞれ解説します。

結果にこだわることができない

結果にこだわることができない人は外資系企業で出世するのは難しいでしょう。

結果を出すためには、難易度が高い課題を常に抱えてクリアしていかなくてはなりません。

そのため、長時間労働を強いられる場面や、基本的な自己管理はもちろん、仕事以外の何かを犠牲にしなくてはならない場面もあります。

そのような何かを犠牲にしないと結果を出すことはできない、という場面で仕事にコミットすることができなければ、外資系企業で結果を出すことは難しいです。

また、仕事以外の場面においても、自分磨きを行っていく必要があります。  

上司との人間関係がうまく構築できない

2章でも述べた通り、外資系企業では組織変更の回数が非常に多く、上司や部下といった立場がすぐに変わることがあります。

そのため、外資系では若い人だけではなくシニア層の社員の入れ替わりも非常に激しいです。

つまり、その入れ替わった若い層とシニア層と良好な人間関係を築くことで、出世しやすくなるかもしれません。

特に上司であることが多いシニア層とのコミュニケーションは重要です。

外資企業では個人の成果が重視され、その成果を認めるのは直属の上司であり、出世の判断は上司次第ということになります。

そのため、上司と良好な関係を築き上げることが出世への近道と言えるでしょう。

自己主張が弱い

自己主張ができない人は、外資系では埋もれてしまう可能性が高いです。

もちろん、主張すれば良いというわけではありませんが、主張ができないことには評価されません。

特に成果主義である外資系企業ではなおさらでしょう。

日本では遠慮や謙遜として捉えてもらえることもありますが、外資系企業においては単に自分の考えがない人としてみなされてしまいます。

そのため、会議などで他者の意見を尊重しながらも自分の提案をしっかりと主張し、自力で地位を確立できる方は活躍できます。

メンタルが弱い

外資系企業で出世するにはメンタルが弱いと厳しいかもしれません。

先述のように、外資系企業では組織への帰属意識が低い人が非常に多い上に、成果主義、個人主義です。

そのため、オンオフがはっきりしており、ときにはドライを感じる場面もあるでしょう。

そして感じるのは、「仕事は自分で成し遂げるという感覚」。

個人にのし掛かるプレッシャーに耐えなくてはいけないという側面では、強靭なメンタルが求められます。 

また、日本ではなく海外のルールが適用されることから、日本人にとっては想像していない業務命令やミッションを課されることもあります。

こういった日本ならではのルールが理解されないと、精神的負荷を感じる方が多いです。

これらのことから、理解されない場面でも論理的に相手を説得できる根気強さや、プレッシャーに耐える精神力の有無が出世できるか否かの分け目と言えるでしょう。

さいごに

本記事では外資系企業と日系企業の違いについて解説してきました。

外資系企業は「個人主義」「成果主義」で、成果さえ出せば年齢に関係なく出世ができるというメリットがあります。

その一方、ハイリスク・ハイリターンが伴うというデメリットもあります。

英語力を活かしたい方はもちろんのこと、即戦力として活躍したい方や自分の意見を主張できる方にとっては、非常に魅力的な職場でしょう。

この記事を読んで外資系企業に魅力を感じた方は、ぜひどんな企業があるか調べてみてください。

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