内定承諾に迷ったら?具体的な解決方法やマナーを徹底解説

2024年10月25日

はじめに

みなさんの将来が決まる内定承諾。

学生にとっては、これまでの人生の中でも大きな決断ですよね。

そして努力して得たものだからこそ、簡単には決められないことでしょう。

そこで本記事では、内定承諾先が決めきれない就活生に向けて、なぜ内定承諾に迷ってしまうのか、そして迷ってしまったときの解決方法について徹底解説していきます。

主に以下のような学生の悩みを解決しています。

就活生の悩み
  • 内定を貰えたけどすぐに承諾していいのかな?
  • 複数内定獲得できたけど、どの企業にすればよいか分からない

この記事がみなさんのよりよい企業選びに繋がれば幸いです。

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なぜ内定承諾を迷ってしまうのか?

内定獲得のために、しっかりと企業研究や自己分析を行い必死に対策してきたにも関わらず、いざ決断を求められると「承諾していいのかな…」と迷ってしまう学生が多くいます。

ここでは、内定承諾の悩みに陥ってしまう学生の原因についてみていきましょう。

考えられるパターンは以下の通りです。

考えられるパターン
  • 企業選びの軸があいまいだった
  • 将来の具体的な姿がイメージできていない
  • 周囲からの反対
  • 本命企業の選考が残っている
  • 同じタイミングに複数企業から内定が出た

それぞれについてどういうことなのか、簡単に説明していきます。

企業選びの軸があいまいだった

まずは、企業選びの軸があいまいなまま就活を行っていたパターンです。

軸を明確化せずに就活を進めてしまい、最終的な企業選択で悩んでしまうという学生が多くいます。

「業界を絞らずに、ネームバリューのある大手企業をとりあえず受けた」という方も、このパターンに陥りやすいです。

そのため、企業選びの軸については常に整理しておくとよいかもしれませんね。

詳しい参考例については後ほど解説します。

周囲からの反対

中には周囲に反対されていて迷っているという方もいることでしょう。

特に人の意見に左右されやすい方や、就活の軸が定まっていない方は要注意です。

家族や友人、大学の先輩など、人それぞれ違ったアドバイスをされると混乱してしまうため、さらに気を付けなければなりません。

「もっと有名企業を受けなさい」「中小企業なんか入社しない方がいい」とマイナスな意見を聞いてしまうと辞退するべきか悩んでしまいますよね。

しかし最終的に判断するのは、あなた自身です。

エントリーした企業については、周囲の人ではなく自分の方が熟知しています。

そのため、他人の意見で悩んだ際には、「自分を信じて決断する」ということを第一優先させて最終決断してください。

本命企業の選考が残っている

次にまだ本命企業の選考が残っているというパターンです。

内定獲得できた企業はあくまでも滑り止めであり、本命企業の選考を控えている、または結果を待っている状況の場合、内定承諾してよいか、多くの就活生が悩んでいます。

就活では、第一志望の企業に落ちたときのことを想定して、複数企業を受けます。

そしてそれぞれの企業の選考スピードや期間は異なりますので、本命企業が最後となる可能性は十分にありえます。

そうなれば、先に出た内定を受けるかどうか悩むのは当然のことです。

「万が一、本命企業に受からなかったらどうしよう…」と不安も生じてしまい、落ちた時のことを考えてしまうので、なおさら悩んでしまうのです。

滑り止めではありますが、入社してもよいと考えてエントリーした企業ですから、考えてしまうのも無理はありません。

その場合には内定保留できるか、企業に確認してみてもよいかもしれませんね。

同じタイミングに複数企業から内定が出た

その他には、同じタイミングで複数の企業から内定が出たというパターンもあります。

選考スケジュールには、企業ごとに差があるものの、同時並行で就活を進めていれば同タイミングで結果が来ることは珍しくはありません。

複数企業から内定を得られれば、多くの選択肢から決められるというメリットがある反面、その多さゆえに悩んでしまうのです。

さらに企業ごとに内定承諾の期限が設けられているため、じっくり悩むこともできません。

先述したとおり、エントリーしている企業はどれも入社してもよいと考えていた企業です。

そんな企業から内定が出たとなれば悩んでしまうのも当然です。

悩んでしまうことは悪いことではなく、真剣に将来のことを考え、就活に向き合っている証拠でしょう。

自分に本当にあった企業が分からなくなってしまった場合には、両親や信頼できる人を頼ってみるとよいですよ。

また、企業選びの方法については、後ほど解説していますので、ぜひ参考にしてください。

内定承諾に迷ったときの判断方法は?

自分がどのパターンに陥っているのか、確認できたでしょうか?

それが確認できたところで、次は内定承諾先の決め手についてです。

複数内定がある中から、いかにして1社に決めていけば良いのか。

その基準の参考となるものを2つ紹介していきます。?

入社後に後悔しないかどうか

まずは、入社したときに後悔しないかどうかです。

正直にいうと、この点については難しい問題でもあります。

入社前と後の印象が完全に一致する可能性は高いとは言えないからです。

とはいえ、しっかりと情報を収集すればそのギャップを埋めることも十分に可能です。

特にメリットだけに目先がいっている学生は、入社後のギャップに悩まされてしまいます。

そのため、企業について、多角的な視点で情報を集めることを心がけることが重要です。

しっかりと備えたうえで、内定承諾先を決定するようにしましょう。

絶対に外せない条件を満たしているかどうか

その次に「企業を選ぶうえで絶対に外せない条件=就活の軸」を満たしているかどうかです。

1つ目のパターンに陥っていた学生は、まずは就活の軸を整理するところから始めましょう。

就活の軸が明確に定まっている学生は、その軸をもう一度見直しましょう。

就活中は手一杯となり、妥協が生まれ、全ての条件を満たしていないにも関わらず面接だけ受けた、ということもあるかもしれません。

内定を承諾する際は、どの条件が当てはまっているのか、もし当てはまっていなくても妥協できるものなのかを整理しておくことが必要になります。

また、就活の軸が明確になっていない方の多くが、入社後にギャップを感じ後悔しています。

絶対に外せない条件はなにかを考えて、内定承諾先を決めるようにしましょう!

内定承諾を迷ったときの具体的な解決方法

どの企業の内定を受けるか、この決定ひとつで卒業後の未来は大きく変わるため迷ってしまうのは当然です。

少しでも納得のいく結果となるよう、じっくり考えるべきですし、あいまいな気持ちで内定の快諾や辞退をするのはよくありません。

それでも、企業側はいつまでも待ってくれるということはなく、いつかは答えを出さなければなりません。

ここでは具体的な解決方法について紹介していきます。

自己分析を徹底的にする

内定先をどこにするか、決めきれない方の多くは自己分析ができていません。

自分の価値観が分かっていないと重要視するべきものが見えてこず、判断材料が分からなくなってしまうのです。

よい企業とは人それぞれ異なりますので、もし内定承諾先に迷ったときには、自分のことを分析した上で、どの企業が向いているか考えてみると決められるかもしれませんね。

以下の記事では、自己分析のやり方や分析に役立つツールを紹介していますので、併せてチェックしてみてください。

点数化する

決め手となるポイントについてわかったところで、具体的な決め方の方法論について解説していきます。

今回用いる方法は、「意思決定マトリックス表」を用いるものです。

このマトリックス表を用いることで定量的な意思決定ができ、より納得感のある企業を選ぶことができます。

?意思決定マトリックス表は「志望企業」と「企業選びの軸」の2つの要素を組み合わせて作成します。

考え方は以下の通りです。

  1. 企業選びの軸を志望企業で表を作成
  2. 軸をMust(絶対に外せない軸)とWant(できれば外せない軸)に分類する
  3. 軸を1~5の5段階で定量評価し、企業に当てはめる(1~10でもOK!)→MustとWantを重要度に合わせて傾斜をつける(例:Mustは2倍など)
  4. 点数が最も高い企業が最も志望度が高い企業となる

参考例としては、上図のようなものです。
このマトリックス表を用いることで、複数の中から1社を選ぶ基準が明確になります。

企業選びの軸を見つめなおす

マトリックス表を作成する際にも必要になるように「企業選びの軸」を明確に整理しておくことは重要です。

ここでは、企業選びの軸になり得る8つの項目を紹介します。

軸が定まっていない学生は参考にしてみてください。

企業選びの軸
  • 会社基盤…安定した財務基盤や、ブランド力があること
  • 理念戦略…企業としてのミッション・経営理念・ビジョン・成長戦略に共感できる
  • 事業内容…事業分野や内容に興味や関心が持てる
  • 仕事内容…仕事にやりがいや意味を感じられること
  • 組織風土…自分の志向と組織の風土が一致している
  • 人的魅力…魅力のある人と一緒に働けること
  • 施設環境…オフィス環境や店舗など、働く環境が快適であること
  • 制度待遇…評価制度や待遇に納得感があること

以上のようなものが挙げられます。

これらはほんの一例ですので、自分自身が大事にしている項目も付け足してみてください。

内定者イベントに参加する

企業によっては、内定者フォローや確保のためにイベントを実施している場合もあります。

「内定を決めているわけではないから」「まだ入社するかわからない」と参加を躊躇う方もいますが、迷いがあるなら、なおさら行くことによって新たな発見があるかもしれません。

イベントでは、さまざまな部署や職種の方と関わる機会が設けられているケースがあります。

企業の雰囲気を感じ取ることができ、実際体感することで自分に合っているかわかります。

また、入社後一緒に働くこととなる同期にであえるのも大きなメリットです。

仕事内容や制度はもちろんのことですが、長く働くうえでは人間関係も重要です。

そういった面においても、内定者イベントに参加して決めるのもひとつの方法として考えてみてもよいかもしれませんね。

客観的な意見を取り入れる

自分1人で人生の大きな決断をするというのは、学生にとってはとても荷が重いことでしょう。

社会人経験もないですし、実際働くイメージもまだ湧きませんので、どう判断したらよいか悩んでしまいます。

そのような場合には、両親や先輩、就活のプロからアドバイスを貰いましょう。

最も相談しやすいのは、あなたについても深く理解している両親です。

その他に、大学のキャリアセンターやエージェントといった、就活のプロに聞くのもおすすめです。

内定承諾に迷っているときのNG行動

複数内定を獲得して迷っていると、焦ってしまい決断を誤ってしまう学生が多くいます。

できれば入社後の後悔は減らしていきたいですよね。

ということでここでは、そんな迷っているときでもやってはいけないNG行動を紹介します。

自分の意思で決めない

内定承諾に迷ってしまう方の多くが他人の意見に流されやすい傾向にあります。

そのため、自分の意思ではなく周りの声に流されて入社先を決めるという方もいます。

しかしながら企業の良し悪しは人それぞれ異なりますので、自分の価値観を大事にしましょう。

そうすれば入社後の後悔も減らせますし、自分で決めた企業だからこそ仕事にモチベーションを持って働くことができますよ。

たしかに周りの人のアドバイスはヒントになる場合もありますが、最終決断は自分でするようにしましょう。

福利厚生や待遇面だけで判断する

内定承諾に迷っている方の中には、福利厚生や待遇面だけで企業を判断する学生がいます。

たしかに働くうえでは重要な要素のひとつではありますが、それだけで決めるというのはおすすめできません。

長く働くことを考えると、そもそも仕事内容が自分の求めているものとあっていなければ働くこと自体が苦痛となってしまいます。

そのため、待遇面だけでなく、企業文化や職種、働き方といったさまざまな観点から企業を見るようにしましょう。

以下の記事では、福利厚生ランキングを紹介しています。

福利厚生や待遇面だけで判断するのは、おすすめできませんがぜひ参考にしてみてください。

人事担当者の印象だけで決める

就活生にとって、内定先の社員と言われて思い浮かべるのは、就活イベントや面接であっている人事担当者ですよね。

そのため、人事担当者の人柄がよいと「この企業なら優しそう!」「期の企業に入社したい!」と思ってしまうかもしれません。

しかしながらその限られた社員だけで判断するのは非常に危険です。

社員の人柄が共通している企業もありますが、ほとんどは部署やチームによって雰囲気が異なっています。

もし社員の人柄で判断したいのであれば、人事だけでなく幅広い年齢や部署などあらゆる人を見るようにしましょう。

妥協してしまう

内定承諾に迷っていると、最終的に妥協して決めてしまうという学生もいます。

いくつもの企業を見ていると、どこが自分に適しているのか、内定承諾するべきなのかわからなくなってしまうこともあります。

しかしながら、そのようなときでも、必ず妥協して就活を終えることのないようにしましょう。

たとえ周りが就活を終えていてもです。

焦ってしまい、「この企業ならまあいいか」と選ぶのではなく、「この企業がいい」と自分が完全に納得できる企業が出るまで就活を続けることが大切です。

そうすることで、結果的に胸を張って入社できますし、その後も高いモチベーションで働き続けられるようになるでしょう。

内定辞退時のマナー

ここまでの内容で、複数企業から内定を貰えた場合、どのように決めるべきか理解が深まったのではないでしょうか。

1社に決めると次にしなければならないのが、実は1番の鬼門でもある、その他の企業への内定辞退の連絡です。

ここでは簡単にマナーを紹介します。

内定辞退のマナーといっても、「こうしなければならない!」というような明確なルールはありません。

最も一般的な方法は、電話で直接伝えることです。

ビジネスの場において、重要な連絡は電話というのが鉄則です。

直接声が聞けるので誠意が伝わるというメリットもあります。

内定辞退の連絡をする際に気をつけていただきたいことは、以下の3点です。

気をつけたいこと
  • 騒音の気にならない場所から連絡する
  • 連絡を入れるタイミングに気を付ける
  • 必ず担当者に伝える

しかしながら、電話が嫌だなと思う学生や、担当者の不在が続く場合は、メールで伝える方法もあります。

メールだと直接話すことはありません。

そのため、余計な気を遣わなくて済むかもしれませんね。

そして文面で残す分、言った言わなかったのトラブルを避けることもできます。

いずれの方法をとるにしても、内定を辞退する場合にはきちんと連絡することが重要です。

何も連絡をしない、ということは無いようにしましょう。

内定辞退に関してはこちらの記事でも紹介しています。

さいごに

複数内定で承諾を迷ってしまう原因から、具体的な決め方、内定辞退する時の簡単なマナーまで紹介しました。

学生にとって、ここまで大きな決断を迫られるのははじめてのことでしょう。

内定承諾に迷ってしまうことは当たり前のことですし、あなただけではありませんよ。

じっくり悩んで選んだのであれば、どの企業でも失敗なんてことはないです。

本当に分からなくなってしまったときには、周りの人を頼ってみるのもよいかもしれませんね。

この記事が、内定承諾してよいか迷っている方にとって、少しでも解決のヒントになれば幸いです。

ぜひ紹介した解決方法を参考にして、納得のいく就活にしてください。

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