履歴書の自由記述欄とは?書き方のポイントや例文を徹底解説

2024/10/24更新

はじめに

「自由記述欄」と書かれている大きな空欄が履歴書やエントリーシートにあり、戸惑う人も多いのではないでしょうか?

実際に自由記述を書こうとしても「何を書けばよいか分からない」という人もいると思います。

そこで本記事では、履歴書やエントリーシートの自由記述欄の記入方法を知りたい人に向けて、記入するべき内容や記入の際のポイントを徹底的に解説いたします。

この記事の対象となる人は以下の通りです。

この記事の対象
  • 自由記述欄の書き方が分からない人
  • どのような内容を書けばいいか分からない人
  • 他の就活生と差を付けるために何をすればいいのか分からない人

この記事を最後まで読んで、自由記述欄を有効活用し、ほかの就活生と差をつけ、就職活動をスムーズに進めましょう。

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自由記述欄で見られる5つのポイント

まず、履歴書やエントリーシートに企業が「自由記述欄」を設けている理由をご存じですか? 

それは、学歴やよく練られた形骸化した志望動機・自己PRでは分からない、就活生の側面を見たいからです。

では、企業が見ているポイントである、個性(想像力・発想力)、発想力、適性、志望度、プレゼンテーション能力、論理性について見ていきましょう。

具体的なエントリーシートの書き方について、もっと詳しく知りたいという方は以下のページを参考にしてみてください。

 

個性

学生が「自由」に「記入」できる「欄」が、自由記述欄です。

自由記述欄はスペースが大きいので、何を書くか迷うのも無理はありません。

まさに、学生の個性が試されているといえます。

文章力で勝負することもできますし、写真で感性を、図やグラフで処理能力をアピールすることもできます。

題材は自由ですので、学生にとっては、自分の人柄や個性を表現する絶好の機会です。

もちろん、文字以外で表現するのも良いでしょう。
例えば、絵や写真を使用してもOKな場合があり、学生時代に頑張ったことなどを伝える際にオリジナリティがでます。

また、自分の個性をアピールすることでほかの就活生と差を付けることができますので、企業側はどのような人物なのか、人となりを判断する材料になるでしょう。

実際に、自由記述欄では何をしても良い企業が多くあります。

企業は、就活生の得意分野やその分野の選択も含めて個性として見ています。

せっかくのチャンスなので、個性をアピールできるように意識して自由記述欄を記入しましょう。

発想力

「発想力」は、履歴書やエントリーシートの自由記述欄での評価の点の1つです。

ビジネスにおいても重要なスキルの1つであり、アイデアや企画の提案においては欠かせないものとなります。

その理由は、ビジネスでは独自のアイデアや斬新な提案が評価されて、成功につながることがあるからです。

特に事業を発展させるために常に新しいアイデアが必要となる業界では、発想力は重要となるでしょう。

製品開発や新しいサービスを考える機会が就職後に想定される企業を受ける場合には、これまでに、ほかの人とは異なる発想力でどのような課題を解決したのか、またはどのような成功体験をしたのかを記入することが大切です。

あなたの柔軟な発想力でアピールが成功すれば、企業側は入社後にも新しいアイデアを生み出してくれそうと期待されますので、ほかの就活生に大きく差をつけることができるはずです。

適性 

企業側は、求める人物像と就活生が合っているかどうかを見ています。

例えば、IT技術を駆使して、黙々と作業に従事することが求められるような企業の場合。

ここで自分の強みとして「芸術性」をアピールしても、「うちと合っていないのではないか」「本当にうちの応募要項を見たのだろうか」と、判断されてしまいかねません。

ほかの記述欄では書ききれなかった適性を自由記述欄でアピールすれば、企業にいかに適した人間かを伝えることができるので、内容はしっかりと吟味する必要があります。

志望度

記述欄の内容は自由ですが、プラス評価をもらうためには自己PRにつながる内容が不可欠であり、そのためには徹底した企業分析や自己分析をしなくてはなりません。

そこをしっかり記述すれば、「どうしても〇〇社に入社したい」「自分の長所を活かしてこの事業に活かせるのでは」と論理的なアピールになり、志望度が伝わります。

自分の企業に対する熱意を伝えるためにも、自由記述欄にはある程度の完成度が必要ですし、その完成度から熱意や志望度を企業側は判断します。
企業側は志望度の高い就活生から採用する傾向にありますので、しっかりとアピールできるように考えていきましょう。

プレゼンテーション能力 

入社後は、自分のアイデアを資料にまとめてプレゼンする機会が多くなります。

書くことが自由ということは、資料作成とほとんど一緒ということです。

つまり、企業は学生の資料として相手に見やすくまとめる能力、資料として相手に分かりやすく情報を処理する能力、これらを判断しています。

例えば、大学の授業などで発表が分かりやすいと言われた経験があると、その能力が高いことのアピールにつながるでしょう。

分かりやすい自由記述欄を作成するということが、直接プレゼンテーション能力を伝えることになりますので、読み手の立場になって記述することが必要となります。

論理性

相手を説得することは、ビジネスにおいて簡単ではありません。

「なぜそのような結論に至ったのか」「それが最善だと思った理由は?」「机上の空論になっていないか」など、企業の疑問を払拭することは入社後に必要なスキルです。

自分が持つスキルや経験、学んだことを体系的にまとめ、それがどのように企業のビジネスに貢献できるかを論理性を持って書くことで、問題解決力の高さをアピールすることができます。

自由記述(自由記述欄)に書くべきおすすめの内容

さて、企業が注目しているポイントが分かったところで、実際に書く内容について解説いたします。

記入するべき内容
  • 自分の性格や強み
  • 追加(補足)の自己PR
  • 新規事業のアイデア
  • 入社後の自分の姿
  • イラスト・写真・図

自分の性格や強み

自由記述欄は、自分の性格や強みをアピールする機会になり、企業側に「この人と働きたい」「この人にぜひ活躍してほしい」と思ってもらうチャンスです。
性格に関しては、その企業に合った人物像であるかを記述しないといけませんので、自己分析を行い求める人物像を分析したうえで書くことを意識しましょう。
強みに関しては、自分だけが持っている特技やスキルをアピールしましょう。
体力が必要となる企業で自分が体力に自信があるのであれば、経験をあわせて記入すると説得力が増します。

追加の自己PR

自己PRは、履歴書の場合はない可能性もありますが、エントリーシートでは「自己PRが不完全燃焼」はよくある話です。
追加の文章という意味合いで、もう少し自己PRしたいときに自由記述欄を使って自分の性格や特徴、強みに触れアピールしてみましょう。
「学生生活で力を入れたこと」について触れるのもありです。

エントリーシートでの自己PRの書き方をもっと具体的に知りたい方は、これらを参考にして対策をしてください。

 

新規事業のアイデア

実現可能かは考えずに、自分の思いついた新規事業のアイデアについて書くのも良い方法です。

企業が新卒をとるのは、もちろん戦力として必要だからという理由もありますが、ほかにも「若い人の柔軟な考えを知りたい」「若い人ならではのフレッシュな戦略で勝負してみたい」という思惑もあってのこと。

あまりにも内容が外れているのはNGですが、なぜこの内容を思いついたか、なぜこの事業をやってみたいかについて深掘りされても、しっかりと答えられる内容にしましょう。
もちろん、記述したアイデアが採用されるとは限りません。

実現可能かは置いておいて、柔軟な発想力を評価してもらえる可能性はおおいにあります。
もし、なかなかアイデアが浮かばない場合には、競合他社の商品やサービスとの違いを比較することでアイデアにつながるかもしれません。
日々の生活の中でもアンテナを張って過ごすのも大切です。

入社後の自分の姿

5年後や10年後の自分の姿を想像して書いてみるのも良いのではないでしょうか。

具体的であればあるほど良いので、うちでこんなふうに成長したいと思っているのか、将来はこういう事業部で活躍してもらえそうだと思ってもらえれば、企業側に好印象を与えられます。
また、入社に対する計画性やモチベーションの高さも伝えることができるでしょう。
熱意をより伝えるためには、具体的な入社後の目標を書くと企業側へのアピールにつながります。

イラスト・写真・図

イラストや写真・図を用いて、視覚的または統計的に訴えるのも一つの手です。

企業によっては、イラストを求められることがあり、特にデザイン系や制作系の企業には多い傾向があります。

また、自分が頑張ったときの様子を写真や図でアピールすれば、「実際にやった」という証拠になるうえ、文字だけでは伝わらない経験や雰囲気を伝えられます。

このように、写真やイラスト・図は自分の実績をアピールするポートフォリオとして非常に有効です。
企業側の目にも止まりやすく印象に残りやすいですし、特に自由記述欄に指定がなければ、この方法で記述するとほかの就活生と差をつけることができます。
文字で見るより、画として見たほうが早いような内容であれば、このような方法で積極的にアピールしましょう。

自由記述(自由記述欄)の書き方のステップ

何を書けば良いのか、内容がだいたい頭に入ったところで、続いて書き方について見ていきます。

手順としては次の5つです。それぞれ見ていきましょう。

企業研究を行う

まず、企業に自分がマッチしているかアピールするには、十分な企業研究が必要です。
企業の公式ホームページを見ることで、だいたいの企業の特徴は把握できます。

企業のことをもっと深く知るためには、企業説明会に行き、詳細な企業研究を行いましょう。
企業ごとに取り組んでいる事業、企業理念、求める人物像、社風などを理解したうえで、論理的なものになるように意識することも必要です。

題材を決める

しっかりと企業分析をして、企業について知ることができたあとは、何を自由記述で伝えるかを決定します。
冒頭で述べた適性、想像力、発想力といった個性、企業への志望度が伝わるものが良いでしょう。
しっかりと企業の方向性に沿った題材を考えると、より企業に志望度が伝わります。
例えば、部活でのことを題材にする場合には、部活での出来事をすべて盛り込むのではなく、出来事を1つに絞ることで企業側に自分の伝えたいことが伝わりやすくなるでしょう。

表現方法を決める

題材を決め、次はどのような形で表現するか考えましょう。
まずは、アイデアをいくつか出してみて、あとで絞っていく形でも良いです。
例えば、デザインやセンスを問われる業界では、ここでの構成が大切になります。
いくつか下書きをして構成を考えると自分の納得のいくものを提出できますので、直接本番の用紙に書くのは避けて、自分で納得のいく形を模索してみましょう。

記載する内容を具体的に決める

題材と表現方法が決定したら、どのような形、内容で記入するのか具体的に考えます。
自由記述欄の大きさによっては、書きたい情報が書ききれないことも考えられます。
文字で記載するときは、文字数や文字の大きさをチェックしましょう。

下書きをする

具体的に書く内容が決定したら下書きをしましょう。
まず、エントリーシートを数枚コピーしておき、自分がイメージしたように情報を配置します。
画像、イラストの大きさや文字の大きさなど十分に確認し「自分の伝えたいことが伝わっているのか」客観的に見て再検討します。
第三者に見てもらうのが良いので、友人や家族に見てもらいましょう。

本番 

最後には、下書きで納得いったものを模写します。
後で見返すために、できあがったものをコピーしておくと便利です。
今まで熟考してきたものを丁寧に形にしていきましょう。

自由記述(自由記述欄)の例文5選

では自由記述欄にどのように書いたらいいのか、例文を紹介していきましょう。

アルバイト×ガクチカの例文

私は大学1年の時から、アルバイトで塾の個別指導を担当しています。生徒によって教える内容が異なるのはもちろんですが、一人ひとり勉強のモチベーションも異なるため、宿題をやって来なかったり、勉強の目的を尋ねられたり、なかなか思うようにいかないときがありました。
それでも、少しでもその時間を楽しんでもらえるように、教材を変えてみたり、生徒と真剣に向き合い将来について話したりすると、少しずつではありますが机に向かってくれるようになりました。少しでも良い方法を実践していくことの大切さと、こちらが誠意をもって対応すれば、相手もきっと答えてくれるということを学びました。
入社後はこの経験を生かし、お客様一人ひとりに寄り添いながら、親身になって一緒に学んでいきたいと思っております。

【ポイント】

エピソード→困難→学んだこと→入社後に生かしたいこと、と分かりやすい流れになっています。

ガクチカの書き方、作成方法を詳しく知りたい方は、以下のページを参考にしてみてください。

 

続いて、新規事業について書いてみた場合も見てみましょう。

アパレル×新規事業の例文

私は服が好きなのですが、同じくらい花が好きです。「花というライフスタイルに興味を持っている方は非常に多いのではないか」と考え、御社の新規事業として、店舗の一角で花を展開することを提案いたします。
生花が難しければ、花に関連する商品や、ドライフラワーなどもよいかと思いますが、服を選ぶように花を選んでもらい、生活の質の向上、毎日がもっと楽しくなる一助になればと思います。

【ポイント】

ランニングコストや需要など実現可能かどうかは置いておいて、新しい事業を提案していますね。

社会人になると実現可能かどうかが気になってしまい、アイデアを発言することが難しいことが多くなってしまうので、担当者には就活生のアイデアが新鮮に思える場合があります。

エンジニア×プロジェクトの例文

私は大学で学んだ知識を生かし、エンジニアとして学生団体でのプロジェクトに参加しました。そこでは、ほかの学生と協力して、Webアプリケーションの開発を行いました。
一つの課題に対して、私たちはそれぞれの得意分野を活かしながら、協力し合って目的を達成することができました。その中で、私が担当した部分はシステムのデータベース設計でした。始めは難しいと感じたものの、ほかのメンバーと議論を重ねながら、一歩ずつ前進していくことができました。
最終的には、スムーズなシステムの運用が実現でき、その経験から、課題解決に向けたチームワークの重要性や自分の役割をしっかり果たすことの大切さを学びました。今後も、自分の得意分野を活かしながら、チームで目的を達成するために貢献していきたいと思います。

【ポイント】

こちらでは、自分が力を入れた部分について説明しつつ、チームワークの大切さや役割の果たし方についても記述していますね。

仕事はチームワークが重要ですので、このような経験は入社後のイメージがしやすく、担当者にも好印象を与えることができます。

入社後の目標×ボランティア

私は大学で経済学を学び、国際開発の分野に興味を持っています。そのため、インターンシップやボランティアなどを通じて、アフリカやアジアの開発途上国の現地で支援活動を行ってきました。その中で、地域の課題やニーズに応えたプロジェクトを実現するためには、地域の人々と協力しながら持続可能なソリューションを提供することが重要だと学びました。
入社後は、御社が展開する国際支援プロジェクトに参画し、現地の人々と協力して持続可能な社会貢献を目指すことが目標です。私は現地の人々とコミュニケーションをとる能力やチームワークを駆使しながら、地域の課題を解決するプロジェクトに携わりたいと考えています。
また、現地の人々と協力することで、相手のニーズや文化を理解することができ、自身の視野を広げることができると思っています。
御社での経験を通じて、より多くの人々に貢献する力を身につけ、国際社会に貢献することを目指しております。

【ポイント】

この例文では、学生時代の経験から得たスキルや考え方を就職してから活かすことができるとアピールしています。

経験から得たスキルや考え方というのは、コミュニケーション能力、柔軟性、課題解決能力、成長意欲などのことです。

このようなスキルがアピールできると、就職してからも仕事に積極的に取り組む姿勢が見えるため、企業側も採用してからのイメージがしやすいでしょう。

しかし、成功体験や実績がない場合は、企業の行っている事業に対する想いや自身が就職に向けてスキルを磨いていることをアピールすると良いでしょう。

入社の目的×スキルアップについての例文

私は大学で機械工学を専攻し、御社のような大手自動車業界で働くことが夢でした。しかし、御社の事業は急速に進化しており、私が学生時代に学んだ知識だけでは追いつくことができません。
そのため、入社後はまずは現場での実務経験を積み、自分の不足している知識や技術を習得することが目標です。また、海外事業に携わることも視野に入れており、英語力も必須のスキルと考えています。
現在、英会話の勉強をしており、入社後は海外の取引先とのコミュニケーションにも積極的に取り組みたいと思っています。さらに、最近では自動運転技術が注目されており、その分野でもスキルを磨きたいと考えています。
自動運転技術にはさまざまな技術要素が組み合わさっており、その中でも自分が貢献できる部分を見つけ、深く理解し、技術を習得していきたいと思っています。
御社での業務を通じて、自分自身が成長し、御社に貢献することを目標に、全力で取り組んでいきたいと思います。

【ポイント】

この例文では、自身の得意としてる専門分野での足りない知識や、技術の習得を目標にしていることが分かります。

また、自動車産業の国際化に対応するため、英語力を向上させることや自動運転技術にも興味を持ち、スキルアップに努める意欲があることがアピールできています。

働き始めてからの目標を述べることで、企業側も就活生がどのように成長していくかをイメージしやすくなります。

自由記述欄で気をつけること

なんとなく、自由記述欄の概要が掴めてきたのではないでしょうか?

「自由」ではありますが、守るべきポイントがありますので解説します。

空欄にしない

まず、前提として履歴書やエントリーシートの自由記述欄は絶対に空白にしないようにしましょう。

履歴書やエントリーシートは書類選考であると同時に、面接時の参考資料でもあります。
基本的な内容は簡単に埋めることができる人が多いでしょう。
しかし、最後にある自由記述欄を空白のまま提出してしまう新卒者は案外います。自由記述欄を書かない理由としては、書くことが思いつかない、何を書くべきか分からない、そもそも面倒くさいなどさまざまだと思います。
空白の自由記述欄を見た企業の担当者はどう感じるでしょうか?
「やる気があるのか?」「アピールできるチャンスを見逃してしまうのだな」「面倒ってことは企業への興味はその程度だよね」などと、マイナスの評価につながる場合もあります。
そのため、不採用になるリスクは高くなるでしょう。
形式的なことでも構いませんので何かを書き、空欄にして印象を悪くするのは避けましょう。

企業からの条件を確認しておく

基本的には、何を書いても良いとされる自由記述欄ですが、企業からの条件が提示されている場合があります。
例えば、カラーは禁止、写真以外の方法で、などといった内容です。
これらの指定条件をしっかりと確認せずに書いてしまうと、「この人は、こちらの要求を確認していない」「社会人としての常識に欠ける」と、マイナス評価につながります。
書き始める前に、この内容で問題がないかどうか必ず確認するようにしましょう。

内容を簡潔に

文字で書くのはもちろん良いのですが、その際、ぎっしりと詰め込んで書いたり、冗長的に同じような内容を繰り返し書くのはやめましょう。
読み手にとってストレスになりますし、「結局何が言いたいんだ」と思われても仕方がありません。
文字で書く場合は、次項目でも解説しているように構成に気をつけ、簡潔・明瞭な文章を心がけるようにしましょう。

レイアウトや色に気を配る

自由記述欄の余白をどう使うかは自由ですが、例えば文字に起こした場合、必要以上にぎっしりと詰め込んで書いてしまうと、面接官にとって非常に読みにくいマイナスの印象を与えかねません。
自由だからこそ、レイアウトや構成、色使いは非常に大切になります。
視覚的にストレスの少ない内容にし、UI(ユーザーインターフェース)を意識して書きましょう。

人と違う構成にしたい場合
  • 新聞風
  • 漫画仕立て
  • 論文風


どちらも読みやすい表現がポイントになります。図やグラフなどを用いてみてもよいでしょう。
文字色を変えてみたり、色ペンを使用したりして、一見して分かりやすい内容がベターです。
ペンを使用する際には、先ほども解説したように企業側の指定を確認するようにしてください。
文章のうまい下手、絵のうまい下手よりも一番大切なのは、伝えようとする気持ちです。

ほかで書いた内容は書かない

すでに「志望動機や自己PR、学生生活で力を入れたこと」で触れた内容について書くのはやめましょう。
せっかく、違う内容について言及できる「自由記述欄」となっているのに、同じ内容を書いてしまったら、元も子もありません。
そればかりか、「ほかにアピールできることないのかな」「そんなに経験に乏しい学生生活を送ってきたのだろうか」と、マイナス評価につながってしまいます。
トピックを変えて工夫するように心掛けてください。

ネガティブな表現は避ける

自由記述欄はポジティブな表現を使うことが基本です。
自分の能力がアピールできる場であるのにネガティブなことを書いてしまうと、企業側にはネガティブな印象ばかりが残ってしまいます。
例えば「緊張しやすい」という表現ではなく「慎重に物事を考えることができる」という伝え方にすることで、ポジティブに変換できます。
言葉の表現の仕方には、十分注意して記述してください。

こだわりすぎない

記述する内容は精査しなくてはいけませんが、こだわりすぎるのはNGです。
その理由としては、こだわりすぎて完璧を求めすぎると何を伝えたいか自分で分からなくなってしまうからです。
まず、おおまかに内容を書いて、そこから細かい部分を修正することで、時間をかけずに自由記述欄を完成させることができます。

さいごに

自由記述欄でみられるポイントや、書くべき内容、気をつけるべき点から書き方の流れについて、ご紹介しました。

今回は自由記述欄でのポイント、内容、注意する点や書き方について解説いたしました。

自由記述欄は「自由」であるがゆえに自分の力量が試されます。

逆に言えば、自由記述がしっかりと書けていれば、他の就活生にも差をつけることができるでしょう。

そのため、しっかりと自由記述の意味をとらえ、ポイントを押さえておくことが重要です。

ここで解説したポイントを参考にして、個性が光る自由記述欄を完成させ内定につながることを願っています。

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