上京時の交通費で最安は？3つの移動手段を徹底比較！
2024年9月29日更新
はじめに
「就活で上京したいけど、どうやって行こうか…」
「安く上京するには、やっぱりバス一択？」
移動手段によって料金や移動時間、体への負担が大きく変わるため、どれを選ぶか迷うのは当然です。
就活など重要なイベントが控えている場合、安さだけで上京手段を選ぶと、体調不良や寝不足で失敗するかもしれません。
- 上京時に利用できる主要な交通手段
- 新幹線、飛行機、夜行バスの特徴とメリット・デメリット
- 各交通手段の料金と移動時間の比較
- 身体への負担を軽減するための移動手段の選び方
就活生や遠距離移動を考えている方は、最適な交通手段を見つけるための参考にしてみてください。
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上京時の交通費比較｜新幹線
速くて便利
新幹線は早く上京でき、予約も簡単で便利です。
主要都市間の移動時間の目安は以下の通り。
- 博多‐東京間：約5時間
- 広島‐東京間：約4時間
- 新大阪‐東京間：約2.5時間
- 名古屋‐東京間：約1.7時間
- 仙台‐東京間：約1.5時間
さらに、飛行機とは違い、搭乗手続きは不要で、飛行場までの移動も不要なので実質的な移動時間は圧倒的にどの移動手段よりも早いです。
席の確保がしやすい
また、新幹線の座席の予約も簡単にできます。
最近では、緑の窓口に並ばずとも、ネットや駅の自動券売機で買うことも可能です。
新幹線の席数も多く設置されているため、混雑で乗れないこともほとんどありません。
前の席とのスペースも比較的広く空いているので、移動による疲労も軽減できます。
そのため、就活中など忙しいときも素早く予約でき、快適かつ早く移動できます。
万が一、席が取れない場合でも立ち乗りができるので、緊急でどうしても移動したい場合は新幹線一択でしょう。
料金が高め
新幹線は、他の移動手段に比べると、料金が高めに設定されている場合が多いです。
料金の一例は、以下の通り。
- 博多‐東京間：21,810円（税込）
- 広島‐東京間：18,040円（税込）
- 新大阪‐東京間：13,620円（税込）
- 名古屋‐東京間：10,360円（税込）
- 仙台‐東京間：11,200円（税込）
後で解説しますが、夜行バスの料金は新幹線の半分近い料金です。
就活の時期はアルバイトの回数も減り、お金も足りなくなる時期にもなるので、費用面ではデメリットが大きいと言えます。
そのため、ここぞというときや、費用面で余裕がある場合に利用しましょう。
上京時の交通費比較｜飛行機
次は、遠距離で利用することが多い飛行機について解説します。
飛行機利用が便利なケース
飛行機での上京は、次の2つのケースにおいて便利です。
- 北海道や九州など遠隔地からの移動
- 飛行場の近くに住んでいる
北海道や沖縄から上京する場合、飛行機以外の手段としてフェリーと高速バスの乗り継ぎもあります。
しかし、移動時間が長く疲労が蓄積される場合もあるため、就活などには不向きかもしれません。
とはいえ、沖縄など超遠隔地では他の移動手段は選べませんし、九州でもむしろ飛行機の方が料金が安くなります。
また、飛行場の近くに住んでいる場合、新幹線よりもアクセスが容易なので、飛行機の利用がおすすめです。
新幹線の駅ほど飛行場は多くはないため、飛行場までの移動時間と移動コストも含めて検討する必要があります。
飛行場の近くに住んでいる場合は、行き先によっては飛行機も選択肢に挙げられるでしょう。
料金高めだが割引あり
飛行機での料金は移動区間によって変わりますが、他の移動手段に比べると高い場合が多いです。
費用を安く抑えられるピーチやジェットスターなどのLCC（格安航空券）では、料金は5,000円～2万円が目安です。
しかし、飛行機では早期割引、学割など適用で安くチケットを購入することもできます。
たとえば、25歳以下の方であれば「ANAスマートU25」が利用でき、平均割引率は59%とリーズナブルに移動できます。
予定が早期に決まりづらい就活生には難しい場合もあるかもしれませんが、予定が決まっているのであれば、飛行機も上京の交通手段に入れてみてください。
苦手な人は避けたほうがいい場合も
飛行機は離着陸時の急加速や、飛行中の高所恐怖症などの恐怖心がある方は遠慮した方が良いかもしれません。
就活の大事な時期や旅行などの楽しい時間の前に、恐怖心を感じたくないでしょう。
少し体調が悪くなる程度であれば、移動後の予定も考慮した上で飛行機を選んでみると良いです。
上京時の交通費比較｜夜行バス
次は、とにかく安く移動したい方向けの夜行バスについて解説します。
圧倒的に料金が安い
夜行バスの一番のメリットは、なんといっても圧倒的に料金が安いことです。
夜行バスの移動料金の目安は以下の通り。
- 博多‐東京間：10,780円（税込）
- 広島‐東京間：7,700円（税込）
- 大阪‐東京間：3,465円（税込）
- 名古屋‐東京間：2,200円（税込）
- 仙台‐東京間：2,574円（税込）
特に大阪-東京間の3000円代は非常に安いです。
年末年始、GW、夏休みなどの繁忙期は、夜行バスでもかなり高額になるので、余裕をもって事前にチェックしておく必要はあります。
また、夜行バスも早期割等があるので、さらに安く利用できるので予定が決まった段階で早めにチケット購入することをおすすめします。
お金が少ない、または足りない時期には、これほど安い交通手段はないので、ぜひ利用してみてください。
身体に負担がかかることも
夜行バスは長時間移動をするため、体に負担がかかる可能性があります。
バスのシートは新幹線や飛行機に比べて狭く、リクライニングの角度も限られていることが多いため、長時間座ったままの姿勢で過ごさなければならないこともあるでしょう。
その結果、十分に休息を取れず、翌日に疲労感が残ることが考えられます。
また、長時間同じ姿勢でいることから、腰痛や肩こり、足のむくみなどの体調不良が生じるかもしれません。
特に慣れていない人にとっては、夜行バスとはいえ快適な睡眠を得るのが難しいことが多く、到着後の活動に影響が出ることも考えられます。
いびきをする人、暗い中スマホをいじる人、トイレで起きる人などあなたの睡眠妨害の要因は数多くあります。
そのため、交通手段を選ぶ際には、費用だけでなく、体への負担も考慮して検討しましょう。
身体の負担の少ない席がおすすめ
夜行バスで上京する際、身体の負担を軽減するためには座席選びが重要です。
3列独立シートは、通常の4列シートに比べて座席が広く、隣の乗客との間隔も広いため、プライベート空間が確保されます。
リクライニングシートは、背もたれを大きく倒すことができるため、足元が広く、長時間の移動でも快適に過ごせます。
また、座席の下にフットレストがある場合、足を伸ばしてリラックスすることができるため、腰や足への負担が軽減されます。
少し料金が高くても、身体への負担を減らすためには快適な座席を選ぶ価値があるでしょう。
さいごに
本記事では、新幹線、飛行機、夜行バスの3つの上京手段について解説しました。
新幹線は早さと利便性が魅力で、飛行機は遠距離移動に便利ですが、どちらも料金が高めです。
夜行バスは圧倒的に安いですが、身体への負担が大きい可能性があります。
それぞれの交通手段にはメリットとデメリットがあるため、自身の状況や目的に応じて選択することが重要です。
ぜひ本記事を参考に、目的に合った最適な上京手段を見つけてみてください。
