irootsの徹底解説!評判・概要・活用法も紹介
2024/9/28更新
はじめに
就職活動をする就活生の大部分は就活サイトを活用しており、それに伴って就活サイトも様々なものが登場しています。
ここではそんな就活サイトの1つであるirootsの解説をしていきます。
irootsのサービス内容やirootsならではの強みについて解説するとともに、irootsの評判についても詳しく紹介するので利用にあたっての参考にしてください。
また、就職活動におけるirootsの活用法も合わせて紹介しますのでこれから就職活動を始める方、既に就職活動を始めている方、就職活動で行き詰っている方はこの記事を読んでirootsを選択肢の1つにしてください。
- irootsについて知りたい方
- irootsの評判が気になる方
- irootsを使って就職活動を有利に進めたいと考えている方
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irootsとは
出典:iroots(アイルーツ)- 新卒学生のための就活スカウトサイト|就職に最適解を。
まずはじめにirootsについて概要を紹介します。
どのようなサービスかを知り、活用できるか見極めていきましょう。
irootsの概要
irootsはエン・ジャパン株式会社が運営している新卒学生向けのスカウト就活サイトです。
エン・ジャパン株式会社は人材紹介を手掛けている企業でiroots以外にも多数の求人広告サイトを運営しています。
2011年に誕生したirootsは無料で利用ができ、自分のプロフィールを登録すると企業側からスカウトメールが届くのが特徴です。
スカウトメールも適当に届くのではなく、登録したプロフィールから学生にマッチしそうな企業が送ってくるため、自分に合った企業が見つかる可能性が高いでしょう。
本来、就活サイトは学生が自分から企業を探して選考にエントリーしますが、irootsは企業が学生にアプローチするシステムとなっています。
1度登録すれば後は企業からのスカウトを待つだけなので登録しておくだけで就職活動の助けになるでしょう。
irootsについては下記の記事でも紹介していますので、合わせてご参考ください。
irootsのサービス・強み一覧
irootsの大まかな概要が分かったところで、より詳細なサービスやirootsならではの強みを解説していきます。
現在多数の就活サイトがある中でirootsを活用するメリットや優位な点を把握し、他の就活サイトとの違いを確認しましょう。
- スカウト制の実施
- スカウトメールの開封率が高い
- 6,000文字に及ぶプロフィール設定
- 自己分析ツールの提供
- 厳格な審査を突破した優良企業のみ掲載
- スカウトリクエスト制を使った逆アピールが可能
スカウト制の実施
iroots最大の特徴であるスカウト制は学生が企業にエントリーするわけではなく、企業が学生にアプローチをかける仕組みとなっています。
多くのスカウトメールが来るとは限りませんが、スカウトメールが届いた時点で企業が学生に興味を持っているのが分かるため、上手くいけば選考もスムーズに進み、内定を獲得できる可能性があります。
スカウトを受けるまでは労力はかかりますが、スカウトがくれば大きな見返りがあると言えるでしょう。
スカウトメール開封率が高い
irootsはスカウト制に力を入れているだけあって、スカウトメールの開封率は高いことで知られています。
開封率は85.4%となっており、8割以上の学生に開封されているのが分かります。
多くの学生がスカウトメールを開封するということは、それだけ学生の要望に応えたメールを提供できているということです。
適当なスカウトメールではなく、学生の希望を満たしたメールを送っていると言えるでしょう。
プロフィールは6,000文字まで入力可
irootsではスカウトメールを受け取るために学生のプロフィールを設定する必要があります。
このプロフィールの文字数は最大で6,000字まで入力ができるようになっており、学生のプロフィールを細かく記入することが可能です。
プロフィールでは大学時代のエピソードから幼少期の体験まで記載できるので通常の就活サイトよりも自分のアピールに繋がります。
プロフィールを書けば書くほど自分のアピールができますので、プロフィールを活用することが重要です。
しかし、いくらプロフィールとはいえ6,000文字もの文字数を埋めるのは難しく、irootsに登録している学生の多くは3,000文字以下の文字数に留まっています。
文字稼ぎで文章を埋めても企業には響かないため、文字数よりプロフィールの中身で勝負していきましょう。
自己分析ツールを利用可
irootsはスカウト機能以外にも自己分析ツールを搭載しています。
サイトに登録することで利用ができ、15分の診断で自分の性格や価値観を診断することが可能です。
調査項目は37項目に及び、キャリアタイプ指向性や性格特性、ストレス耐性など細分化されているので自分の性格を細かく診断するのに役立ちます。
プロフィールを書く前に自己分析ツールを使い、自己分析が完了してからプロフィールを書いても良いでしょう。
この自己分析ツールはこれまで240万人以上が受検したツールであるため、信憑性も高いと言えます。
自己分析ツールを受ける受けないは自由ですが、自己分析のクオリティを高められることを考えると受けておいて損はないでしょう。
掲載企業は厳選な審査を通過した企業だけ
irootsは完全審査制を採用しており、厳しい審査を通過した企業のみ登録されます。
ただ売上をあげているだけでなく、事業の将来性や若手社員の成長環境など細かい部分も見られるため、審査は相当厳しいものが予想されます。
実際、irootsに登録されている企業の数は200社ほどで、審査の通過率は10%と厳しい数字です。
また、400社を超える登録はされないことが分かっており、登録されている企業は大企業からベンチャー企業までありますが、いずれも優良企業で構成されています。
厳しい審査を突破した企業からしかスカウトが来ないため、優良企業の選考を受けられる確率は極めて高いと言えるでしょう。
スカウトリクエスト
企業からスカウトを送るirootsですが、学生側から企業へスカウトの話を掛け合うスカウトリクエストという制度が存在します。
これは自己推薦を目的とした機能で年に約500名がリクエストを送っていると言います。
企業からのスカウトメールをただ待つだけでなく、学生側から企業にアプローチすることもできるため、学生と企業のマッチ率にも良い影響を与えていると言えるでしょう。
irootsの良い評判
irootsの概要や強みについて解説しましたが、irootsを実際に利用した学生の評判も紹介します。
ここではirootsのどのような部分が良いのか、学生からの評判をご紹介します。
スカウトが豊富
irootsの良い評判の1つにスカウトが豊富なことが挙げられます。
掲載企業は少ないものの、学生によっては多くの企業からスカウトがされるため、就職活動が上手くいきやすくなるでしょう。
就活サイトではスカウトメールが届かないサイトもあったり、企業が適当にスカウトメールを送信することもあり、スカウトに力を入れているサイトが少ないという意見も聞きます。
irootsは企業からのスカウト採用に力を入れている企業なため、スカウトにより選考を進めたい学生には評判が高いです。
irootsの公式ページでは利用者のメッセージの記載があるので紹介します。
【irootsの公式ページの利用者インタビュー】
自分が知らない企業に出会えたことで、世界が広がった。
スカウト制によってそれまで自分が興味・関心がなかった業界や企業に目を向けるきっかけとなり、内定を得るまでに繋がっています。
思わぬ企業からスカウトが来ることもあるため、自分の視野を広げる意味でもirootsを利用してみると良いでしょう。
優良企業が多い
前述した通りirootsに登録するには厳しい審査を通過する必要があるため、優良企業からしかスカウトメールは来ないようになっています。
優良企業と分かっていれば安心して選考に臨めますし、優良企業から求められるのは気分が良い、という声も聞きます。
企業には誰もが聞いたことのある大手企業から聞いたことのないベンチャー企業までありますが、いずれも成長が見込めたり活躍の場が安定して提供できる企業です。
自分にマッチするであろう企業からスカウトされるので選考も通過しやすいですし、学生と企業を繋ぐツールとして重宝されています。
こちらもirootsの公式ページに利用者のメッセージがあるので紹介します。
【irootsの公式ページの利用者インタビュー】
スカウトが届く企業の質が高く、とても信頼のおけるサービスだと思った。
スカウトメールを送る企業の質が高ければ、それがそのままirootsのサービスの質に直結します。
自社の質を高めるためにも質の高い企業を厳選するのは当然なのかもしれません。
自己分析ツールが使える
スカウト制だけでなく、自己分析ツールが利用できる点も評価されています。
就活サイトに登録した学生には就職活動を始めたばかりで、まだ自己分析すら行っていない学生もいます。
そういった学生がirootsの自己分析ツールを利用し、就職活動の対策に繋がったという声が一定数あります。
既に就職活動を進めている学生の中にもirootsの自己分析ツールを評価している声はありますし、適性診断が優れているのは間違いないでしょう。
こちらも公式ページの声を掲載します。
【irootsの公式ページの利用者インタビュー】
適性診断で、自分のやりたい仕事は何かを掴むきっかけになった。
自己分析ツールにより自分の適性が判明し、やりたい仕事が見つかることもあるのできっかけ作りとしての評価も高いようです。
irootsの悪い評判
irootsには良い評判が多いですが、すべての評判が良いわけではありません。
悪い評判もいくつかあり、irootsの不満点も述べられています。
ここではirootsの悪い評判を紹介しますので利用の際の参考にしてください。
スカウトが届かない場合がある
スカウト制を取り入れているirootsですが、中にはスカウトメールが届かないといった声もあります。
スカウト制はこちらからアクションを取ることも少ない反面、企業からのオファーを待つ時間が多くなります。
スカウトリクエストはありますが、企業から興味を持ってもらえなければ何もできない状況が続くこともありえるでしょう。
スカウト制は良くも悪くも待ちの姿勢が強くなるため、スカウトが来ない学生からは不満の声が挙がりがちになります。
スカウトメールを届くようにするためにプロフィールを充実させるなど工夫も必要となるでしょう。
また、irootsに登録している学生の約7割は国公立やMARCHなど学力レベルの高い大学に所属している学生です。
レベルの高い学生が多いため、一定の学力に及ばない大学に所属する登録者は中々スカウトが届かない可能性があります。
学力だけで判断はされませんが、スカウトメールを送る判断材料にはなっているため、プロフィールで巻き返していきましょう。
プロフィールの入力文字数が多い
irootsの悪い評判で多いのがプロフィールの文字数が多いことです。
6,000文字もあるためプロフィールを書き切ろうとすると、それだけで1日が終わってしまいます。
エントリーシートや他の就活サイトのプロフィール欄の文字数は400文字や多くても1,500文字ほどなため、6,000文字は多過ぎると感じる利用者もそれなりにいるようです。
3,000文字以上を書く登録者も少ないことから6,000文字を埋めようとする学生も少ないことが分かります。
6,000文字という文字数を見ただけでやる気を削がれる学生もいますので、文字数に気おくれしないことが重要です。
また、6,000文字を書き切った場合でも文字稼ぎが多く、中身が伴っていなければ企業の関心を引くことは難しいでしょう。
無駄のない文章を6,000文字も書くのは難しく、自己分析を徹底してできていないと完成度の高いプロフィールを作れません。
文字数はあまり気にせず、クオリティの高いプロフィールの完成を心掛けるのがおすすめです。
企業数が少ない
厳選な審査をしている故にirootsは登録されている企業数が他の就活サイトと比べて少なく、そこに不満を持つ声も挙がっています。
どんなに多くても400社しか企業数がないため、思うようにスカウトが来ない時もあります。
スカウトメールが来たとしても自分の希望する業界や企業でないこともあるため、時間が経過するだけで自分の希望するスカウトが得られない場合も多いです。
良く言えば厳選された企業からスカウトを受けられますが、悪く言えば企業が少なすぎて就職活動が進まない可能性もあります。
掲載する企業数が今後増えていけば不満の声も減っていくでしょう。
irootsの活用法
ここではirootsを使った活用法を紹介していきます。
irootsにある機能をただ使うだけでなく、上手く活用して就職活動を有利に進めていきましょう。
自己分析の対策に活用する
irootsの自己分析ツールを使い、自己分析の対策をしてみましょう。
登録するだけで利用できるため、irootsで自己分析をして他の就活サイトのプロフィールを完成させるという手法も可能です。
項目も細分化されて結果を出してくれますので自分の新しい一面に気が付く可能性もあります。
就職活動を始めたばかりであれば真っ先に自己分析ツールを使って自己分析の対策を進めていくと良いでしょう。
スカウト制を利用し、企業探しの手間を省く
スカウトメールを待ってこちらから企業を探す手間を省くこともできるでしょう。
何千何万とある企業の中から自分に合った企業を探すのは時間も労力もかかります。
自己分析とプロフィール設定が終わったら企業からのスカウトメールを待ち、スカウトが来た企業を吟味して選考に臨んでいきましょう。
また、スカウトメールを送ってきた企業を基に自分に合った業界や企業の傾向を分析して、他の就活サイトを使って企業にエントリーしていくという方法もおすすめです。
自分にマッチする業界・企業が分かるだけでもirootsを利用する意味はあるでしょう。
優良企業を探すのに役立てる
自分に合った企業を探すのと同様、優良企業を探すのにもirootsは活用可能です。
厳選な審査を突破した企業ばかりなので、irootsに載っている企業にこちらからアプローチしても良いでしょう。
企業の傾向を掴むのにも使えますし、自分なりに活用法を模索してみましょう。
プロフィール作成が選考にも役立つ
irootsで重要なのはプロフィールとなっていますので、自然と完成度の高いプロフィールができあがります。
そのためirootsで作成したプロフィールは他の就活サイトのプロフィールやエントリーシート選考などでも活用できるでしょう。
せっかくプロフィールを作るわけですのでirootsの中だけで終わらせず、選考など他でも有効活用していきましょう。
irootsと他の就活サイトを使い分けよう
irootsの特徴としてスカウトメールが来なければ学生側からできることは限られてきます。
スカウトメールをただ待つのではなく、待っている間に他の就活サイトを使って就職活動を進めていきましょう。
irootsにはirootsの強みがありますが、irootsに向かないと感じたことはその他の就活サイトを使ってカバーすることが就職活動成功に繋がるでしょう。
irootsを含む就活サイト・ツールについて紹介した記事を下記に掲載しておきますので、そちらも参考に活用できそうな就活サイトを探してみてください。
さいごに
irootsはスカウト制を採用する就活サイトです。
他の就活サイトと違い、プロフィールを設定して企業からのスカウトメールを待つスタイルを取っています。
irootsに登録されている企業は通過率10%の厳しい審査を突破した優良企業ばかりなので、登録者からの満足度も高いです。
自分の知らなかった企業と巡り合うこともあり、思わぬ企業との縁ができることもあります。
6,000文字にも及ぶプロフィール、自己分析ができるツールなど就職活動をサポートするサービスが揃っており、利用者からの評判も好評です。
一方でプロフィールの文字数が多すぎる、掲載企業数が少ないといった不満の声もあるため、iroots以外の就活サイトも使って就職活動を取り組むことを推奨します。
ここで解説したirootsの活用法を参考に上手くirootsを使って就職活動を成功させてください。
就活サイトは例年増加傾向にあり、どれだけ活用できるかで就職活動の成功にも関わってきます。
この記事を元にirootsに興味を持ち、上手く活用していただければ幸いです。