薬剤師に未来はないのか?なくなる職業ランキング!

2024/9/28更新

はじめに

薬剤師を目指す人の中には「薬剤師は将来性がない」という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。

そこで今回は、薬剤師には本当に未来がないのかを徹底解説していきます。

なくなる職業ランキングも紹介しているので、薬剤師以外にも気になっている職業があれば照らし合わせてみて参考にしてください。

この記事の対象
  • 薬剤師を目指しているけど、将来性が不安な就活生
  • 薬剤師に将来性がないといわれる理由を知りたい就活生
  • なくなる職業ランキングを知りたい就活生

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薬剤師に将来性がないといわれる理由4つ

薬剤師に将来性がないといわれる理由4つ

薬剤師に未来がないと思われる理由を、下記の4つにまとめました。

薬剤師に将来性がないといわれる理由
  • 薬剤師の数が飽和状態になりつつある
  • リフィル処方箋の普及
  • ファーマシーテクニシャンの導入
  • ITやAIの導入

それぞれの理由を詳細に解説していきます。

薬剤師の数が飽和状態になりつつある

厚生労働省が発表した「令和2年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、薬剤師の数は年々増加傾向にあることが分かります。

平成30年から令和2年にかけて、薬剤師の数は1万693人増加しており、令和2年の薬剤師の数は32万1,982人となっています。

現在は求人の数と求職者のバランスが取れつつあり、「薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会」が発表したデータによると、2030年までにはバランスが安定すると予想されています。

リフィル処方箋の普及

リフィル処方箋とは、診療報酬改定により2022年度から導入された制度のことで、一定の期間内であれば医師の処方箋なしで複数回薬を受け取れます。

注意点として、リフィル処方箋が発行されたからといって、無制限に全ての薬が受け取れるわけではありません。

リフィル処方箋が導入されたことで、一見してみると医師や薬剤師の業務量が減るように思えますが、実際には薬剤師の負担が増えるといわれています。

その理由として挙げられるのが、受診回数の増加や患者の経過観察などです。

リフィル処方箋を導入する患者の中には、こまめに薬を購入する方もおり、その分業務が増える可能性があります。

また、医師の診察を受けずに薬を購入するため、薬剤師は患者の体調の変化を細かくチェックする必要があります。

リフィル処方箋の導入によって、薬剤師はより高いスキルや細やかな対応が求められているのです。

ファーマシーテクニシャンの導入

テクニシャン制度とは、薬剤師免許を持たない人でも錠剤のピッキングや事務作業を行える制度のことです。

現在の日本ではまだ導入されていませんが、薬剤師が患者と向き合う業務に専念できるように導入が検討されており、最終チェックを薬剤師が行うという条件付きで、テクニシャンにピッキング業務の一部を認められています。

ファーマシーテクニシャン制度によって、薬剤師は監査業務や投薬業務、在宅訪問などに注力できるといわれていますが、その一方で能力のない薬剤師は仕事が奪われてしまう可能性が危惧されています。

ITやAIの導入

近年AIやICTにおける技術の進歩によって、さまざまな企業でロボットの導入が増えており、それは薬局も例外ではありません。

薬局にAIを導入することで、調剤ミスや処方の待ち時間の軽減が期待されています。

これは、薬剤師の仕事を完全に代替するものではなく、一部の業務をサポートする役目を担うことを意味しています。

しかし、逆に言うとAIでもできる単純作業をメインに行っている薬剤師には不安要素の一つとなるでしょう。

AIに任せることのできる業務の詳細は、下記の通りです。

AIが代替できる業務
  • 事務作業
  • 受付業務
  • 調剤業務
  • 薬剤管理

また、調剤業務は最も正確性が求められる業務ですが、AIの画像認識システムを導入すると、処方通りのお薬が正しく入っているか確認できるため、薬剤師の負担が軽減し監査業務も効率良く進みます。
高齢化が進んでいる現代では医師や薬剤師の負担を減らすため、処方箋の電子化やオンライン診療も進んでおり、生産性の向上が求められるでしょう。

コロナ禍の影響もあり、オンライン診療に関しては導入している病院が増えており、従来予測されていたスピードよりも早く医療業界のIT化が進んでいます。

 

将来なくなる仕事ランキングTOP13

将来なくなる可能性が高い仕事をランキング形式で13位まで紹介します。

将来なくなる可能性が高い仕事
  • 1位:薬剤師
  • 2位:タクシードライバー
  • 3位:レジスタッフ
  • 4位:警備員
  • 5位:事務仕事
  • 6位:放射線科医
  • 7位:建築士
  • 8位:公認会計士
  • 9位:行政書士
  • 10位:司法書士
  • 11位:社会保険労務士
  • 12位:税理士
  • 13位:鉄道運転士

薬剤師以外に気になる職業がある場合は参考にしてみてください。

1位:薬剤師

薬剤師のメイン業務である調剤業務や薬歴管理は、AIの得意分野であるため、10年後にはAIに奪われている可能性が高いといわれています。

薬剤師には、主に3つの業務があります。

薬剤師のメイン業務
  • 調剤業務
  • 薬歴管理
  • 服薬指導

このうち、服薬指導に関しては患者さんと対面で行うため、コミュニケーション能力が必要になりAIに代替される可能性は低いです。

しかし調剤業務と薬歴管理は、大量の情報処理や統計データを扱えるAIのビッグデータの強みが活きるため、AIに奪われる可能性が高いです。

そのため、薬剤師の業務は将来的には縮小していき、需要も減少すると予想されるでしょう。

2位:タクシードライバー

タクシードライバーも、自動運転技術によって、近い将来なくなる可能性が高いといわれています。

現在、中国の一部の都市では自動運転によるタクシーがすでに実装済みで、日本でも公道の自動運転システムのテストが実施されています。

10年後には新たな通信システムとなる6Gの登場によって通信が安定し、正確な自動運転が可能になるでしょう。

そのため、今後多くのタクシー運転手が職を失う可能性が高いです。

3位:レジスタッフ

レジ打ちの仕事も、今後AIに代替される可能性が高いです。

既に、多くのスーパーや小売店などでセルフレジが導入されており、レジスタッフの需要は低下しています。

さらに、将来的にはレジスタッフが必要ない無人店舗や無人コンビニの登場が予想されており、需要は低下していく一方であると考えられます。

アメリカでは既に店舗で自動決済システムが導入されており、「Amazon Go」は商品を手に取って店舗を出ると自動で会計されるシステムになっています。

このようなシステムは、日本でも10年以内に普及することが予想されており、レジを手打ちする業務はなくなっていくでしょう。

4位:警備員

AIの普及は、警備業界にも及びます。

例えば、顔認証機能を備えた防犯カメラも登場しており、AIが不審者を特定することも可能です。

また、AIの暗視技術によって夜間警備の仕事も今後なくなっていくでしょう。

警備の仕事はAIの得意分野といえるため、需要は低下していく一方です。

5位:事務仕事

経理などの事務仕事も、今後AIに代替される可能性が高いです。

経理などの事務仕事はルーティンワークが多いため、マニュアルに沿った業務が得意な

AIに奪われやすいからです。

特にAIに奪われやすい業務の詳細を、下記にまとめます。

AIに奪われやすい事務作業
  • 税務申告
  • 支払い業務
  • 仕分け業務
  • 問い合わせ対応

このような仕事は、AIの持つ機械学習やビックデータの強みが活かせます。

単純作業の多い事務仕事からどんどんAIに奪われていくでしょう。

6位:放射線科医

病院内で病気の診断を行う放射線科医も、近いうちAIに代替される可能性が高いといわれています。

近年AIの画像診断に関する実験が行われており、乳がん識別の実験では、AIの方が放射線科医よりも正確な診断結果を出したことも分かっています。

そのため、CT・MRI・レントゲンといった画像診断の分野で、今後さらにAIの研究開発が進んでいくでしょう。

しかし、AIは故障のリスクがあることから、画像診断を完全に任せることは難しいため、AIの進歩によって放射線科医の仕事が完全に奪われることは考えにくいです。

これからは、AIの画像診断技術を使いこなせる放射線科医が活躍する時代になっていくでしょう。

7位:建築士

建築士もAIによって代替される可能性が高い仕事の一つです。

建築士のメイン業務である設計業務には、AIの得意分野である計算やデータ分析の業務が多いからです。

以下にAIの得意な業務の詳細を記載します。

AIが得意な業務
  • 建築に必要なデータの収集
  • 設計プランの生成
  • 建物の構造計算
  • 材料の選定や予算の算出

AIはマニュアルに沿った作業が得意な一方で、人の要望や感情を汲み取る仕事は不向きです。

そのため、建築士の仕事が全てAIに奪われる可能性は低いといえます。

しかし、今後AIは導入されていくと予想されるため、うまくAIと共存しながらも、ニーズを汲み取った図面づくりなど人にしかできない業務を率先して行っていく必要があるでしょう。

8位:公認会計士

公認会計士も、AIに奪われる仕事の一つである可能性が高いといわれています。

公認会計士の業務の大半は、AIと親和性が高いといわれており、AIの得意な業務を下記にまとめます。

AIの得意な業務
  • 財務データの集計・分析
  • 財務文書や取引記録の検証
  • リスク管理や将来の財務戦略の提案

このように、AIに任せられる業務は大部分を占めます。

しかし、財務相談やコンサルティング業務など対人となる業務は、公認会計士の専門知識を活かしつつコミュニケーション能力が求められるため、人にしかできない仕事といえます。

そのため、今後AIが公認会計士の業務を全て奪うことは考えにくく、公認会計士にはより高度な専門スキルが求められるでしょう。

9位:行政書士

行政書士も、AIに奪われる仕事の一つである可能性が高いといわれています。

役所に提出する書類の作成がメイン業務である行政書士は、書類作成が得意なAIに仕事を奪われることが予想されています。

公認会計士の仕事のうち、AIが得意な業務を下記にまとめます。

AIが得意な業務
  • 許認可申請の代理
  • 法的文書や証明書の作成
  • AIチャットボットによる顧客サポート
  • 法的データなどの情報収集

このように、公認会計士の仕事の大半は単純作業のため、AIに任せられる業務の幅も広いです。

逆にAIに任せられない仕事としては、専門知識が必要なアドバイスやクライアントとのやり取りです。

今後は、コンサルティング業に特化した公認会計士が求められるでしょう。

10位:司法書士

司法書士も、AIに奪われる仕事の一つである可能性が高いといわれています。

司法書士の仕事にも、AIが得意な業務が多いからです。

AIが得意な業務
  • 裁判所・法務局に提出する書類作成
  • 契約書の内容分析
  • 法的前例や判例など法的情報の収集
  • 不動産登記、会社登記業務

このように、司法書士の仕事も大半がAIに任せることが可能です。

しかし、司法書士の仕事は上記の他にも、クライアントと対面でやりとりをするぎょうむもあるため、AIに全てを任せることは難しいでしょう。

例えば、成年後見人制度や相続の手続きなどの業務では、クライアントである高齢者からの聞き取りや、家族との面談が必須です。

人とコミュニケーションを取るのはAIが不得意とする分野のため、司法書士の仕事は完全に奪われることはないでしょう。

11位:社会保険労務士

社会保険労務士も、AIに奪われる仕事の一つである可能性が高いといわれています。

社労士のメイン業務は、企業での給与計算や社会保険手続きです。

これらの業務も、AIが得意とする分野になります。

社会保険労務士の仕事のうち、AIが得意とする業務の詳細を下記にまとめます。

AIが得意な業務
  • 社会保険の手続き
  • 給与計算
  • 法令遵守のチェック

このように、社会保険労務士の仕事の大半が、AIに任せることができます。

しかし、社会保険労務士は各企業やクライアントの相談に乗ったり、専門知識を活かしてアドバイスも行っているため、全ての業務をAIに任せるのは難しいでしょう。

よって、社会保険労務士の仕事が完全にAIに奪われることはないと考えられます。

12位:税理士

税理士も、AIに奪われる仕事の一つである可能性が高いといわれています。

社会保険労務士の仕事のうち、AIが得意な業務を下記にまとめます。

AIが得意な業務
  • 帳簿の作成 
  • 税務書類のデータ入力
  • 税務申告書の自動生成

これらの業務以外にも、税理士はクライアントに対してそれぞれの企業に合った財務計画の提案やアドバイスを行っています。

AIは人とコミュニケーションを取ることは困難なため、税理士の仕事が完全にAIに奪われることはないでしょう。

13位:鉄道運転士

鉄道運転士も、AIに奪われる仕事の一つである可能性が高いといわれています。

既に一部の路線では自動運転技術が導入されており、鉄道運転士の仕事もなくなりつつあります。

しかし、鉄道運転士を完全になくすことは、時間がかかるともいわれています。

鉄道は多くの人が利用し、安全性が重視される乗り物であるため、完全にAIに任せるのは不安が大きいためです。

今後、自動運転技術が進歩し、安全性が確認されれば鉄道運転士の仕事が完全になくなる日も近いかもしれません。

 

薬剤師として生き残る方法

薬剤師として生き残る方法

薬剤師として生き残る方法は下記の通りです。

薬剤師として生き残る方法
  • 高い専門性を持つ薬剤師になる 
  • 地域規模で高齢者をサポートできる薬剤師になる
  • セルフメディケーションを支えられる薬剤師になる
  • 語学を学んで、外国人にも寄り添える薬剤師になる

それぞれを解説していきます。

高い専門性を持つ薬剤師になる 

専門職では、高い専門性が必要ですが、薬剤師も同じです。

外来化学療法の増加や、高度薬学管理型薬局の開設によって、高度な知識・技術・臨床経験を持つ薬剤師が求められています。

中でも臨床スキルは、薬剤師にとって最も重要なスキルとされており、臨床スキルが向上することで、患者への適切な薬物治療の提供が可能になります。
新たな医薬品や治療法の情報を常にキャッチアップし、最新の知識を取り入れることが重要です。

また、病態についての理解を深め、複雑な症例への対応力を身につけることも必要です。

地域規模で高齢者をサポートできる薬剤師になる

高齢化が進む中で、健康サポート薬局やかかりつけ薬剤師の需要も高まってきています。

患者の健康相談を定期的に行う必要があり、患者のわずかな変化に気づいて適切な調剤を行ったり、服薬や健康に関する悩みを解決する能力が求められるでしょう。

また在宅医療を希望する患者も増加しているため、薬の処方を行う薬剤師は、在宅の患者と接する機会が多いです。

そのため、医師よりも患者との距離感が近く、健康に関する相談をされたりなど、患者のサポートする面でも活躍が期待されています。

セルフメディケーションを支えられる薬剤師になる

セルフメディケーション税制などの制度も整い、市販薬の人気が高まっている一方で、ドラッグストアにはさまざまな市販薬があり、一般の人にとってはどれを選べばいいか悩んでしまうことも多いです。

そんな状況なので、一人ひとりのニーズを把握し、サポートできる薬剤師が求められています。

一人ひとりに合ったサポートを行うには、個人のニーズやライフスタイルを細かく把握するための観察力やコミュニケーション能力、豊富な知識が必要です。

語学を学んで、外国人にも寄り添える薬剤師になる

外国人観光客や在留外国人の増加に伴って、外国語が話せる薬剤師の需要が高まっています。

英語だけでなく中国語や韓国語などいくつかの外国語が話せる薬剤師は、特に重宝されます。

外国語が話せれば、日本各地の薬局・ドラッグストア・病院で引く手あまたとなるでしょう。

さいごに

「薬剤師は将来性がない」という言葉を聞いて、薬剤師を目指すことに不安を感じる人もいるかもしれません。

たしかに、薬剤師は現在飽和状態にあり、リフィル処方箋やファーマシーテクニシャン、AIの導入などによって、能力のない薬剤師は仕事が奪われてしまう可能性が危惧されています。

しかし、薬剤師として生き残る方法はいくつもあります。

この記事で紹介した方法を参考にして、将来的にも必要とされるような薬剤師を目指していってほしいと願っています。

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