【具体例付き】就活でのモチベーショングラフの活用法とは?

2024/9/24更新

はじめに

就活を始めて勧められるがままにモチベーショングラフを書いたものの、「どうエントリーシートにつなげていけばいいのかわからない…」と活用法に困っている就活生は多いです。

そこでこの記事では、以下の就活生を対象に、モチベーショングラフの活用法について解説します。

対象の読者
  • モチベーショングラフを作ったものの、エントリーシートに活かせない就活生
  • モチベーショングラフを作るうえで、活用方法を把握しておきたい就活生
  • エントリーシートにモチベーショングラフで書いたことを盛り込みたい就活生

この記事はモチベーショングラフを書き終えた人が次のステップに進む方法を示しています。

せっかく作ったモチベーショングラフを無駄なく活かし切りましょう。

「モチベーショングラフをまだ書いていない!」「モチベーショングラフってそもそも何!?」という方はこの記事をご覧ください。

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モチベーショングラフとは?

モチベーショングラフとは?

モチベーショングラフとは

就活における自己分析の方法の一つで、「人生における出来事とモチベーションの起伏の関連を一目で把握できるようにしたグラフ」です。

つまり、モチベーショングラフを見れば、どんな時に「うまくいっている・順調」と感じ、どんな時に「うまくいかない・苦しい」と感じるのかが一目でわかります。

モチベーショングラフを書くことのメリット

モチベーショングラフは、就活を始めた時から、就活を終えるときまで役に立ちます。

就活を始めたばかりの人は、就活で重要になる自分自身の「過去の経験」「行動の源泉」を感覚的に把握する手段として、自己分析の足掛かりになります。

一方、就活に行き詰った時に見返してみても、面接で話す内容の裏付けになるエピソードを思い出したり、再度自己分析をする時のヒントとして有効です。

モチベーショングラフを作る時の注意点

モチベーショングラフを作る時の注意点

出来事を振り返るだけになっていないか

「言われるがままにモチベーショングラフを作ってみた」という方に忘れてほしくないのが、「モチベーショングラフはあくまで自己分析の足掛かり」ということです。

「自己分析=自問自答による深層心理を確かめる作業」をする際のきっかけとなるキーワードを出していく作業でもあるので、出来事やモチベーションの上がり下がりだけでなく、思考・感情・価値観を必ず書きます。

そして、それらの思考・感情・価値観に対してさらに「なぜ?」と問うことで初めてモチベーショングラフが自己分析になります。

また、感情や価値観は外的要因にも左右されるでしょう。

自分に合う環境・合わない環境を把握することで、企業に求める環境のヒントになるので、外的要因についても書き込む必要があるでしょう。

少し良く見せようという気持ちがないか

過去の経験とそれに伴う感情を書き出すことに恥ずかしさを感じる就活生も少なくありません。

もしかしたら、少しだけよく見せようと話を強調してしまうことや、卑下してしまうこともあるかもしれません。

しかし、モチベーショングラフは自分自身の行動の源泉を把握することが目的です。

ありのままの自分を書くことで、今まで無意識だった自分の価値観を把握でき、ESへのアウトプットの際もしっかりとした裏付けにつながるので、面接官への説得力も増します。

価値観の変化も加味する

モチベーショングラフを書く際は、幼少期から現在までを振り返るので、もちろん考え方の変化があります。

しかし、その変化も自己分析において重要な情報になります。

自分が変化するきっかけも重要な要素なので、今とは違う考え方だからと無視せず、できるだけその当時の気持ちを思い出して書けると、深掘りのきっかけを増やすこともできます。

モチベーショングラフの見方

モチベーショングラフの見方

完成したグラフを見るときの着眼点は2点です。

ポイントを抑え、さらなるブラッシュアップを目指しましょう。

グラフの山と谷を見る。

モチベーショングラフを書き始めた時の目的である、「やる気スイッチ/モチベーションの源泉」を見つける際はグラフの山と谷を見ます。

自分のやる気スイッチやモチベーションの源泉を見つけることで、自分の長所ややりたいことが見つかる可能性が高くなります。

グラフの山・谷の前後を見る。

山・谷のモチベーションの切り替えの前後には、行動の源泉に関連するエピソードがあります。

山・谷と合わせてその前後を見ることで、モチベーションに変化を与える行動がわかるでしょう。

そのため、山・谷と合わせてその前後を見ることは、やりたいことへのさらなる深掘りや、面接の中で自分の発言を裏付ける効果的なエピソードを見つけるきっかけになります。

見極める上でのコツ

モチベーショングラフを見るポイントを抑えることで、「挫折は力になる」という価値観を持つようになったり、その前の上り調子のところを見れば、その価値観が形成されるまでのエピソードがわかります。

ただ、モチベーショングラフを書いていると、山・谷となる出来事が多すぎて混乱してしまうこともあるかもしれません。

その時は、山・谷の前後を見ることを前提に進めます。

自分にとって特に大きなエピソードを書き、その結果につながる小さなエピソードは山・谷の前後を深掘りしていくときに書き込んでください。

深掘りしていくことで漏れなくエピソードを把握できます。

モチベーショングラフを活用する注意点

ここでは、モチベーショングラフを活用する注意点をいくつか紹介します。

モチベーショングラフを最大限に発揮するためにも、以下の注意点を念頭に置いて、チェックしてみてはいかがでしょうか。

自己分析を基にした資料であることを伝える

モチベーショングラフは、あくまで自己分析を視覚的に表現したツールです。

グラフが単なる形式的なものに見えないように、自分の成長や学びを示す資料として活用し、面接官に説明する際も作った目的を念頭に置きましょう。

説明とエピソードに一貫性を持たせる

グラフ上のモチベーションの上下と、話すエピソードが矛盾しないようにしましょう。

面接官は質問の答えと、答えに関係しているエピソードに一貫性があるかどうかを注意深く見ています。

一貫性がないと、信頼性が損なわれる可能性があります。

マイナスのエピソードを強調しすぎない

モチベーションが下がった瞬間や失敗のエピソードがあっても、それを強調しすぎるとネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。

モチベーションが低下した時期について話す際には、その後どう立ち直り、成長につながったのかというポジティブな側面にフォーカスしましょう。

モチベーショングラフの深掘り

ここでは、モチベーショングラフの深掘りに役立つポイントをそれぞれ解説します。

共通点を見つける

自分が一貫して持っているモチベーション/行動の源泉が、モチベーショングラフの山・谷を見ることでわかります。

それらの共通点は一つに絞られるとは限りません。

AとBから共通点を見つけることで、Cの出来事にも共通する要素が含まれていると気付くこともあります。

相違点を見つける

共通点がなかなか見つからないという方は、山と谷を比較して、相違点を見つける事でもモチベーションの源泉を知れます。

相違点を分析することで、自分のやる気スイッチ/モチベーションの源泉は何か明確にしてみると良いでしょう。

モチベーショングラフを活用したエントリーシート例

ここでは、モチベーショングラフを活用したエントリーシートの具体例を、エントリーシートでよく聞かれる質問とともに紹介します。

モチベーショングラフを活かしたい就活生は、ぜひ参考にしてみてください。

Q.あなたの強みやモチベーションの源について教えてください。

私のモチベーションの源は、「目標達成に向けて、具体的な計画を立て、それを着実に実行する力」にあります。この源は、大学時代のゼミ活動で培ったものです。

ゼミでは、経済データを分析し、最終的な論文発表を目指すプロジェクトに取り組みました。私は「プロジェクトの成功には明確なゴール設定と段階的な実行が不可欠」と考え、まずはチームで年間スケジュールを作成し、進捗を測るための中間目標を設定しました。また、各メンバーの強みを活かした役割分担も行い、プロジェクトが効率的に進むように調整しました。

当初、データ収集に時間がかかり、計画通りに進まないこともありましたが、途中で軌道修正をしつつも、計画を柔軟に見直すことで最終的には予定通りに論文発表を成功させることができました。この経験から、私は「計画を立て、それを実行し、必要に応じて柔軟に対応する」というプロセスが、モチベーションを維持し、成果を上げるための重要な要素であることを学びました。

このようなモチベーションの源を活かし、貴社においても、目標に対して粘り強く取り組み、結果を出すために最善を尽くしたいと考えています。

エントリーシートにおいて「自分のモチベーションの源」を記載する際、自己分析や具体的なエピソードを交えながら、どのように動機づけられて行動しているかを示すことが大切です。

モチベーショングラフを活用することで、グラフの山・谷の前後の事象を簡単に整理することができます。

どのように動機づけられて行動しているかをスムーズに示めせるでしょう。

Q.あなたの価値観や行動の原点となる経験について教えてください。

私の価値観の原点となっているのは、幼少期に両親の営んでいた小さな家業を手伝った経験です。私の両親は地元で洋品店を経営しており、私は小学生の頃から毎日のように店の手伝いをしていました。特に印象に残っているのは、お客様一人ひとりに合わせた丁寧な接客です。両親は、商品の提案をする際、ただ物を売るのではなく、お客様のニーズを深く理解し、その人に本当に必要なものを提案する姿勢を大切にしていました。

一度、常連のお客様が急に来店されなくなり、私は「新しい商品が気に入らなかったのだろうか」と不安に感じていました。しかし、母がそのお客様に電話をかけて体調を気遣い、その後元気になったその方が再び来店したとき、母と心から感謝の言葉を交わす姿を目にしたことで、「人とのつながりが商売の根底にある」ということを実感しました。この経験は、ただ物を売るだけではなく、お客様一人ひとりとの関係を大切にし、信頼を築くことの大切さを私に教えてくれました。

原体験を通じて、私は「人とのつながりを大切にし、相手に寄り添う姿勢」を強く意識するようになりました。大学でもサークル活動やアルバイトを通じて、周囲との信頼関係を築くことを常に心がけ、グループでのプロジェクトやリーダーとしての役割でも、メンバー一人ひとりの意見を尊重し、互いにサポートし合う環境作りに努めてきました。

貴社においても、この「人に寄り添う姿勢」を活かし、クライアントとの信頼関係を築き、長期的なビジネスパートナーシップを育んでいくことに貢献したいと考えています。

原体験を明確に書くことで、価値観や行動がどこから来ているのかが説得力を持って伝わり、企業側にも魅力的に映る内容になります。

モチベーショングラフを活用すれば、価値観の変化に関係する行動を整理できるので、原体験に関する質問にも対応できるようになるでしょう。

Q.あなたが企業を選ぶ際に大切にしている価値観について教えてください。

私が企業選びで最も大切にしている価値観は、「人を大切にし、挑戦を支援する企業文化」です。この価値観は、学生時代の経験から培われたものです。

私は大学時代、ボランティア活動に熱心に取り組んできました。特に印象に残っているのは、地域の子どもたちを対象にした教育支援活動です。初めは子どもたちとの関係を築くのに苦労しましたが、活動を通じて気付いたのは、彼ら一人ひとりの可能性を信じ、必要な支援を行うことで成長が促されるということです。この経験を通じて、人の成長を支援し、その挑戦を後押しすることの大切さを学びました。

私はこの考え方を仕事の場でも重要視しており、社員一人ひとりの挑戦を大切にし、成長を支援する企業で働きたいと考えています。特に、個々の社員が自らのアイデアや意見を発信できる風通しの良い環境や、失敗を恐れずに新たなことに挑戦できる文化がある企業を志望しています。こうした環境では、社員のモチベーションが高まり、企業全体の成長にもつながると考えているからです。

貴社は「挑戦する精神を尊重し、社員の成長を促進する風土」が強いとお聞きし、私が大切にしている価値観と一致していると感じました。特に、若手社員にも積極的にプロジェクトを任せる姿勢や、充実した研修制度を通じて社員のスキルアップを支援する体制は、私が働きたいと感じる理想の職場環境です。私は貴社で、常に新しいことに挑戦しながら自己成長を続け、長期的なキャリアを築いていきたいと考えています。

モチベーショングラフを活用することで、自分の思考の癖や傾向を理解できるため、業界選び・企業選びのプロセスをより根拠のあるものにできます。

そのため、自己の価値観を明確にし、それが企業とどのように結びつくかを具体的に述べられ、企業側に自分がその企業にフィットする人材であることをアピールできるでしょう。

モチベーショングラフをさらに活かすには?

さらに深い自己分析につなげるために必要なのは、「他者からの視点」です。

見えてきたモチベーションを「なぜ?」と深掘りすることが重要な自己分析ですが、他者から見ると自分が思いがけないところにも「なぜ?」があったり、さらにもう一段階深掘りできる部分があったりします。

そのため、完成したモチベーショングラフを他者に見てもらいましょう。

「誰に頼ればいいのかわからない」「知り合いに見られるのは恥ずかしい…」という方はキャリアアドバイザーの活用をおすすめします。

専門的な視点を持つキャリアアドバイザーであれば、自己分析もさらに効果的に進められ、出てきた要素をESや面接の中でうまく活用していくためのアドバイスも受けられます。

エントリーシートやモチベーショングラフを他の人に見てもらうメリットとは?

ここでは、エントリーシートやモチベーショングラフを他の人に見てもらうメリットをいくつか紹介します。

モチベーショングラフを他者に見てもらうかどうか悩んでいる就活生は、以下のメリットを参照して、判断してみると良いでしょう。

自己視点の偏りを修正できる

自分自身では気づきにくい癖や書き方の癖、説明不足な点を、他の人から指摘してもらえます。

自分では当たり前だと思っていることが、他人には十分に伝わっていないことも少なくありません。

第三者に見てもらうことで、客観的な視点から評価され、自分が伝えたいことが的確に伝わるかどうかを確認できます。

説明不足や分かりにくい点を発見できる

他人に見てもらうと、文章の構成がわかりにくい部分や、モチベーショングラフの変動の理由が不明確な部分など、改善すべき点を指摘してもらえます。

特に、読み手が面接官や採用担当者と同じ立場で考えることで、企業側が疑問に思う箇所を見つけやすくなります。

自信を持って提出できる

他の人に見てもらい、フィードバックを基に改善を加えることで、エントリーシートやモチベーショングラフの内容に自信を持つことができます。

複数の人から確認を受けることで、「これなら大丈夫だ」と感じ、安心して提出することができます。

異なる視点からのアドバイスが得られる

他の人が持っている経験や知識、視点を活用することで、自分にはない新たなアイデアや気づきを得ることができます。

特に、同じ企業に応募した経験がある人や、企業の採用プロセスを理解している人から具体的なアドバイスをもらえると有益なので、実践してみると良いでしょう。

モチベーショングラフが説得力を持つか確認できる

他人にモチベーショングラフを見てもらうことで、グラフの変動が自然であるか、過剰な誇張や不自然な点がないかを確認できます。

過剰にモチベーションが上がったり下がったりすることがないか、他の人のフィードバックを受けて修正することで、より現実的で説得力のあるグラフを作成できます。

エピソードの適切さを確認できる

モチベーショングラフに基づくエピソードが、自分にとって重要であるだけでなく、企業側にとっても興味を引くものかどうかを確認できます。

エピソードの選び方が適切か、他者の意見を基にブラッシュアップすることで、より効果的にアピールできるようになります。

さいごに

モチベーショングラフは書くのに時間がかかるかもしれませんが、深掘りすればするほど 自分のことが見えてきます。

ただ、モチベーショングラフを十分に活かすには製作するだけでなく、見方やエントリーシートに活かすことが重要になります。

グラフの山と谷の前後をきちんと整理し、エントリーシートに反映させることで、エントリーシートの内容をより具体的に書けるようになるでしょう。

エントリーシートに書く際には、この記事で紹介した内容を参考にすることで、より効果的な文章を作成できます。

自己分析を始める際に作っておいて、就活全体を通して無駄なく使い切りましょう!

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