【面接官目線】就活で着るスーツの色の選び方を解説

2024/9/27更新

はじめに

就活用のスーツを購入する際に、どのようなスーツを選べばよいか迷うもの。

自己分析や企業研究など就活の準備を念入りにしているにも関わらず、スーツの色が原因で印象を悪くはしたくないですよね。

この記事では、以下のような疑問を持つ就活生を対象としています。

対象の読者
  • 何色のスーツを購入すればいいの?
  • 業界ごとに適したスーツの色ってあるの?
  • スーツの着こなしで注意すべきことは?

この記事では、失敗しないスーツの色の選び方や印象が良くなる着こなし方、印象が悪くなるNG例なども含めて面接官目線で解説していきます。

この記事を読めばスーツの色で悩むことはなくなりますので、最後までご覧ください。

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就活用スーツの定番の色

就活用スーツの定番の色

リクルートスーツでは黒・紺・グレーが定番の色となっています。

今採用担当者になっている40代や50代が就活をしていた1990年代後半までは、紺色が定番の色でした。

そして、2000年代以降は黒色のスーツを着ている就活生が大多数です。

スーツの色を選ぶときの基準は大きく2つあります。

色の基準

  1. どんな自分を相手に印象づけたいのか?
  2. 志望する業界にマッチした色は何色か?

 

この2つを意識して選択することをおすすめします。

「自分がこの色を好きだから」といって選ぶのではなくあくまでも業界にマッチしているか、相手の気持ちはどうか、という点を重視しましょう。

なお、スーツの柄は無地を選び、ストライプやチェックなどの柄入りは避けましょう。

下記の記事では女性用スーツの選び方について詳しく解説しています。

就活では見た目が重要視される

アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱したメラビアンの法則によれば、人間の第一印象は3~5秒程度で決まるとのこと。

そして、最初に与えてしまった印象を変えようと思っても、覆すのにはとても時間がかかるようです。

心理学では初頭効果と呼ばれ、第一印象がその人の評価や好感度を大きく左右することが分かっています。

あなたが今まで出会った人の中で「この人、なんか苦手だな」と第一印象で感じた場合、その印象を覆すのは、よほどのことがない限り難しいですよね。

それだけ第一印象は強烈で、面接でも評価に強い影響を及ぼします。

たとえば、スーツが肩から着崩れていて、寝ぐせが付いた髪型で、ネクタイもヨレヨレで、という就活生がいたとしたら、内定を得ることは難しいでしょう。

さらにメラビアンの法則によれば、最初に会った際に視覚、聴覚、言語のどの要素で優先的に第一印象を決めているかを数値化しています。

実に、見た目55%、話し方38%、言語7%という衝撃的な結果が公開されています。

「えっ!話す内容って、たった7%しかないの?」「見た目で6割決まっちゃうの!」と感じた人もいるかもしれませんね。

それだけ人間は視覚を使って物事を判断しているというわけです。

つまり、スーツ一つをとっても大事な判断材料になりますので、慎重に選ぶことが大切です。

【カラー別】就活用スーツで相手に与える印象

スーツの色によって与える印象は大きく違うものです。

定番の色である黒、濃紺、グレーの相手に与える印象を見ていきましょう。

黒色

黒色は現代の就活のスタンダードカラーであり、キリっとした凛々しい印象を与えます。

さまざまなアンケートでは、就活生全体の7割がブラックスーツを着用しているという結果も出ており、最も当たり障りのない安全な色だといえるでしょう。

就活の場で「変に目立ちたくない」と考えている人、は黒色を選ぶ傾向があります。

就活は何かとストレスが多いので、「服装で余計なストレスを感じたくない」ないという思いも黒のスーツを選ぶ理由になっています。

さらに黒色のメリットとしては、就活以外にも使え汎用性が高いことが挙げられます。

たとえば、冠婚葬祭に出席するときなど、黒のスーツを1着持っていれば、礼服として代用でき、コスパがいいです。

一方で、面接官側から見た黒のスーツの印象は「協調性」「素直」「自分の色を出さない」といったイメージです。

たとえば、コンプライアンスが厳格で協調性が重視されるような会社であれば黒だと無難です。

逆に黒色のスーツに対して「没個性」「周りと一緒」「堅い」など、マイナスイメージを持つ面接官もいるかもしれません。

求める人物像が「チャレンジ精神」「好奇心旺盛」「行動力」などを掲げている会社だと、黒色はネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。

濃紺

スーツの中で最もフォーマルとされているのは「濃紺の無地」です。

この色は「誠実さ」や「さわやかさ」を相手に与えます。

特に40代、50代の面接官世代の定番色だったことを考えると、実は黒無地よりも好印象を与えることができます。

「類は友を呼ぶ」という言葉がありますが、人間は無意識に自分と似た特徴を持つ相手に親しみを感じやすい傾向があります。

この法則に基づくと、面接官に一番刺さる色は「濃紺」といえるでしょう。

「みんなが黒にしているから自分も…」という考えが必ずしも正しいとは限らないことがわかるでしょう。

なお、下記の記事では就活スーツで紺色を選ぶ際の注意点について解説しています。

グレー

グレーを選ぶ場合は、できるだけトーンの低いチャコールグレーを選んでください。

あまりライト過ぎるグレーは明るすぎて、カジュアルっぽく見えるので控えたほうがいいでしょう。

グレーは黒や濃紺よりも「落ち着き」や「知的」な印象を与えられます。

最近はグレーのスーツを着用している就活生をほとんど見かけなくなりましたが、会議やプレゼンの場にふさわしく、ビジネスマンには欠かせない色だといえるでしょう。

真面目で上品な印象に見えるチャコールグレースーツなら、就活の場でも全く問題ありません。

加えて、黒色や紺色と異なり、グレーならば汚れやホコリ、フケといった白い汚れが目立ちにくいため、お手入れが簡単というメリットもあります。

泊まりがけや夜間バスでの移動、連日の面談になった場合にこのメリットは大きいといえるのではないでしょうか。

「周りと同じはイヤ」「もう少し個性を出したい」「あまり気を使いたくない」という人は次の業界特性も加味しながら、決して失礼に当たらないチャコールグレースーツを選ぶのも一つの選択肢です。

業界ごとの就活用スーツの色の選び方

業界ごとの就活用スーツの色の選び方

業界により望ましいスーツの色があります。

「硬めの業界」と「柔らかめの業界」に区分して色選びを解説していきます。

硬めの業界

硬めの服装がおすすめとされる業界は下記のとおりです。

硬めの業界
  • 銀行
  • 証券
  • 保険
  • ホテル
  • 公務員

スーツの色は男女ともに黒か濃紺が無難です。

ただし、企業の社風や方針によっても変わりますので、あなたが受ける業界や会社の傾向をリサーチしてスーツの色を選びましょう。

形式に縛られない業界

柔らかめの服装でも大丈夫な業界は下記のとおりです。

柔らかめの業界
  • アパレル
  • IT
  • 映画
  • ゲーム
  • 広告
  • テレビ

柔らかめの服装がおすすめとされる業界では、黒や濃紺のほか、グレーのスーツを着用しても良いでしょう。

スーツの柄は無地が基本ですが、志望先によっては目立たないストライプ柄(シャドーストライプ)のスーツがOKな場合もあります。

下記の記事ではオーダースーツについて詳しく解説しています。

就活用スーツの着こなしポイント

スーツの色が問題なくても、適切な着こなしができていないと一気に第一印象が悪くなります。

たとえば、濃紺のスーツでもサイズが体型と合っていなかったり、ボタンを外してダランとしていたりしたら、減点要素になり得ます。

メラビアンの法則では『第一印象は「見た目」で55%決まる』でした。

これは単にスーツの色だけではなく着こなし方も含まれますので、着こなしについても5つほど大切なポイントを解説していきます。

体型に合ったサイズのスーツを選ぼう

体型に合っていないスーツを着ると、ダブダブでだらしなく見えますし、きついと窮屈な印象を与えます。

あなたの体にスーツがフィットしていないと「入社への意欲が低いのではないか」と面接官が感じて評価が不利になる可能性もあります。

ネットでのスーツ購入だとはっきりとしたサイズが分からないので、可能であればお店で店員さんに採寸してもらい、あなたにピッタリのスーツで選考に臨むようにしましょう。

ボタンは男性1つ掛け、女性2つ掛け

男性のスーツで2つボタンの場合、上をとめ、下のボタンは外したままにします。

現在ではスーツのラインが崩れないように、下のボタンはとめないことがマナーとなっているため、就活の際もそれに従うようにしましょう。

女性は2つボタンをどちらともとめることがマナーです。

しかし、ボタンがとまっていると座りにくい、シワになりやすいなど、着心地の悪さが出る可能性があります。

スーツを購入する際は立って試着するだけでなく、座り心地も試してみると安心です。

ワイシャツとジャケットのバランスできれいに

スーツに合わせるワイシャツはレギュラー、またはワイドカラーシャツがおすすめです。

ジャケットの袖口から1.5cm、襟部分からは1.5~2cmほど出すようにしてシャツを見せることで、スーツ全体の印象に立体感が出るため格好良く着こなすことができます。

ネクタイの幅と長さ

ネクタイを着用する際には、ジャケットのラぺル幅(ジャケットのカラー(上襟)に続く下襟部分を「ラペル」という)とネクタイの大剣の幅を同じにすることで、バランス良く見えます。

また、ネクタイの長さもベルトのバックルに剣先がくる程度の長さのものを選びましょう。

カッターの襟とズボンの折り目

次に注目すべきポイントは、「カッターシャツの襟元とズボンの折り目」です。

これらにシワがあったり、だらしなかったりすると、全体的に整っていない印象を与えるもの。

小まめにクリーニングに出すか、自分でアイロンをかけるなどして、きちんとした外見と清潔感を保つようにしましょう。

就活スーツのトラブルとリスク管理

就活スーツのトラブルとリスク管理

次に面接前にスーツでのトラブルがないように、事前にリスク管理しておくべきポイントを2つ紹介します。

移動中のシワ

就活中はスーツを着たまま電車やバスなどの交通機関を利用することが多く、長時間かけて移動することが多くなります。

スーツを着たままの日常の動作(階段の上り下り、座る・立つ、歩行)もシワの原因になります。

面接の前日にはスーツに着替えられる場所を調べて、私服で移動することをおすすめします。

急な天候の変化

面接当日の天気にも注意が必要です。

スーツの生地が雨に濡れると、シワが残りやすく型崩れの原因になります。

また、雨に濡れたスーツで面接を受けると、悪い印象を与える可能性があります。

そんなときに備えて「折りたたみの傘」を常に持っているとよいでしょう。

折りたたみ傘であれば、面接会場で傘の置き場に困ったり、雨が止んだ後に持って帰るのを忘れてしまったり、という事態も防げます。

スーツに関するQ&A

次にスーツに関してよく出る質問についてQ&A形式で整理しておきます。

Q1:スーツはどこで買えばいいの?

洋服の青山、AOKI、ユニクロといったお店であれば、品質が良いスーツを安く購入できます。

さらに高品質なスーツがほしい場合は、少々値段が上がるものの、マルイやパルコのようなファッションビル、高島屋や伊勢丹などの百貨店に行けばさまざまな種類のスーツから自分の気に入ったものを選べるでしょう。

Q2:スーツの価格相場ってどのくらい?

相場は3〜5万円程度となっています。

素材、機能性、パンツが2本付いているツーパンツスーツなどで値段が変わります。

3万円前後の予算があれば就活に必要な機能性が期待できるでしょう。

Q3:スーツは何着持っておけばいいの?

最低2着は持っておくことをおすすめします。

クリーニングに出している間や修理している間に、面接が入っても大丈夫なように予備があると安心です。

Q4:夏の暑いときはクールビズでも大丈夫?

ノーネクタイ、半袖カッターシャツといったクールビズは企業の指定がない限り避けてください。

暑いかもしれませんが、就活の間だけの我慢です。

マナーとしてジャケットと長袖の白シャツで臨みましょう。

Q5:リクルートスーツでストライプ柄はダメなの?

艶・光沢感のあるスーツやラインのハッキリしたストライプ柄などは、カジュアルな印象を与えるため避けたほうが無難です。

ただし、同じ色で太さの違う糸を使っていて、近くで見たときにストライプに見えるシャドーストライプなら可とされています。

Q6:スーツに合わせるネクタイはどんなものがいいの?

リクルートスーツに合わせるネクタイは、無地・ストライプ・小紋柄など、なるべくオーソドックスな柄で安心感を与えるような色柄がおすすめです。

紫やピンクなどの明るい色・季節感のない色は印象が悪くなってしまいます。

また、柄ではストライプの間隔が広いモノ、高級感のあるペイズリーやポップな柄は避けるようにしましょう。

さいごに

人の印象は見た目が大部分を占め、最初に与えた印象がのちのちまで影響します。

就活では黒・濃紺・グレーのスーツを着用するのがマナーです。

就活でも見た目は重要なので、この記事を参考にスーツの色や着こなしを頭にいれておくとよいですよ。

また、業界の雰囲気に合わせてスーツを選ぶ必要があることを覚えておきましょう。

内定を逃さないようにスーツに気を配ることをおすすめします。

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