就活はコロナの影響で変化したのか徹底調査!ポイントも解説!

2024/8/16更新

はじめに

「就活は新型コロナウイルスの影響で変わったって本当?」

「コロナの影響を受けて変わった就活ではどのようなことに気をつければいい?」

2020年1月に中国から感染拡大が始まった新型コロナウイルスは、世界各国で感染が流行しました。

日本でも日を追うごとに新型コロナウイルス感染者が増加し、緊急事態宣言の発令を受け不要不急の外出は自粛するなど、これまでの生活が一変したのです。

新型コロナウイルスは就職活動にも大きな影響を与え、感染拡大前の就活とは異なる状況が続いています。

この記事では、コロナの影響を受けて就活がどのように変化したのかを詳しく解説します。以前までの就活と異なる現在の就活に不安を抱いている就活生に向けて、コロナの影響を受けた就活のメリットとデメリットについても解説していますのでぜひ最後までご覧ください。

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1.コロナが与えた就活への影響は大きく分けて3つ

コロナが与えた就活への影響

新型コロナウイルス感染拡大によって、就活は大きく変化しました。

現在の就活を制するには、就活がコロナによってどのような影響を受けたのか、明確に理解する必要があります。

ここでは具体的に受けた影響を3つに分けて解説します。

就活への影響
  • 求人倍率
  • 外出自粛による制限
  • 採用のオンライン化

1-1.求人倍率

株式会社リクルートが2023年4月に発表した求人倍率調査によると、コロナ禍前の2020年卒の求人倍率が1.83に対し、2021年卒は1.53、2022年卒は1.50でした。

新型コロナウイルス感染拡大による景気や、経済の悪化が原因と見られます。

しかし、リーマンショックの影響を受けた2011年の求人倍率は1.28まで減少していることから、リーマンショックほどの落ち込みはなく、堅調でした。

また、2023年卒は1.58倍、2024年卒は1.71倍とコロナ禍前の水準に近づきつつあり、企業の採用意欲が高まっていることがわかります。

就職みらい研究所の調査によると、採用予定数を100とした際の内定人数は、2020年卒89.5人に対して2021年卒は96.8人と増加傾向です。

新型コロナウイルスの影響による就職難は、年々緩和傾向にあると言えるでしょう。

2022年卒は95.6人、2023年卒は92.6人と減少傾向ですが、これはプレエントリーの人数が減少する中、企業が多くの内定を出し、多くの内定辞退者が出た結果です。

ただし、従業員数が5,000名以上の大企業については現在も競争が激化している傾向にあります。

新型コロナウイルスの影響によって、より安定感のある企業へ就職したいと考える就活生が増えたためと考えられるでしょう。

1-2.外出自粛による制限

新型コロナウイルス感染拡大前は、就活シーズンが始まると、合同説明会やインターンシップなどの就活イベントが頻繁に行われていました。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大以降は、感染対策による外出自粛により、これらの就活イベントが開催されにくい傾向にあります。

現在でも、企業説明会やインターンシップをオンライン上で開催する企業は多く、対面とオンラインを使い分ける就活が一般的になりつつあるのです。

1-3.採用活動がオンライン化

従来の就活における採用面接は対面での実施がメインでしたが、新型コロナウイルスの影響により、オンラインで実施する企業が増えています。

就職みらい研究所の調査によると、2021年卒採用におけるオンライン面接の実施率は69.8%であり、約7割の企業がオンラインでの面接を実施しています。

また、従業員数が5,000名以上の大企業に絞ると94.3%となっており、会社規模が大きくなるにつれ、オンライン化を推進している傾向です。

現在でも、対面とオンラインの面接形式の選択を就活生に委ねる企業が増えており、スケジュール調整や企業への熱意などで形式の使い分けが可能です。

 

2.コロナの影響を受けた就活で押さえるべきポイント3選

コロナの影響を受けた就活で押さえるべきポイント

新型コロナウイルスの影響を受けた就活は、従来の就活と大きく異なります。

このような環境下での就活を成功させるためにも、最低限押さえるべきポイントを以下3点にまとめました。

ぜひ参考にして、効率的に現在の就活を乗り切りましょう。

2-1.感染対策

最も基本的なことですが、新型コロナウイルスの影響を受けた就活において感染対策は重要です。

仮に新型コロナウイルスに感染してしまった場合、最低でも1週間の隔離が必要となり、その間就活が制限されます。

面接が佳境な場面で就活がストップしてしまうのは、非常にもったいないです。

そのため、手洗いうがいの徹底や人混みの回避など、基本的な感染対策を万全にするように心掛けましょう。

常に体調管理を徹底できる癖は、社会人になってからも役立ちます。

この機会に感染対策から体調管理を行う習慣を身に付けてみるのもおすすめです。

2-2.ネット環境を整備する

新型コロナウイルスの影響を受けた就活では、対面とオンラインでの活動が半々となるでしょう。

オンラインでの就活に乗り遅れないよう、ネット環境を整備してください。

カフェや大学など公共のWi-Fiがある場所でも可能ですが、集中できる自宅で安定したオンライン環境を構築することをおすすめします。

また、面接の途中で途切れるようなリスクを極力下げるためにも、回線速度が速い光回線が好ましいでしょう。

デスクや椅子も自分に合ったものを調達できると、集中力も向上しておすすめです。

2-3.企業研究

合同説明会やOB訪問などの機会が以前よりも減っているため、従来の就活よりも情報収集の難易度が上がっています。

そのため、口コミサイトやOB訪問のマッチングアプリなどをうまく活用し、情報の取捨選択をしていくように心掛けましょう。

業界選びも非常に重要です。

新型コロナウイルスの影響を受けていない、または新型コロナウイルスが追い風になっているような業界を選ぶことも一つの手段です。

現在でこそ従来の状態に戻りつつあります。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大直後は、飲食・宿泊業、運輸業、サービス業などで、コロナの影響を受けて採用数を減らした企業の割合は増えました。

逆に、金融・保険業・医療・福祉・建設業は採用数を変更していない割合が多く、現在においても安定した企業を求める就活生の数が多いです。

新型コロナウイルスの影響をなるべく受けていない業界をメインに就活を進めることも、現在の就活を乗り切るポイントの一つと言えるでしょう。

また、従業員数が5,000人以上の大企業も、従来同様に競争が激化しています。

新型コロナウイルスの影響を受けたとしても再建までのスピードが早く、安定していることが要因と考えられます。

自分の適性を活かし、自分の求める働きやすさを備えている企業を選びつつ、企業の将来性や安定性も加味して慎重に企業選びを行いましょう。

3.コロナの影響で変化した就活のメリット・デメリットとは

コロナの影響で変化した就活のメリット・デメリットとは

新型コロナウイルスの影響を受けた就活には、感染拡大前の就活と比べてメリットとデメリットのそれぞれが存在します。

新型コロナウイルスの影響を受け、就活は大きく様変わりしましたが、一概に悪化したとは言えずむしろ良くなった点が大いにあるのです。

メリットとデメリットそれぞれを理解し、前向きに就活を進めていきましょう。

ここでは、新型コロナウイルスの影響を受けた就活のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

3-1.メリット

まずは新型コロナウイルスの影響を受けた就活のメリットについて解説します。

具体的には以下4点がメリットとして挙げられます。

メリット
  • 移動が少ない
  • 時間やお金を節約できる
  • 多くの企業を受けられる
  • 自分らしく話せる

一つずつ詳しく見ていきましょう。

3-1-1.移動が少ない

企業の合同説明会などの就活イベントや最終面接などは、就活生が多く利便性の高い都市部での開催がメインです。

地方に住む学生にとっては、これらに参加するだけで長距離移動が発生し、体力を消耗してしまうでしょう。

しかし、新型コロナウイルスの影響で就活イベントなどのオンライン化が進んでいるため、現地に赴く機会が減り、移動時間が少なくなったのはメリットです。

就活で移動が少ないと、移動手段の確認や時間調整といった関連作業の手間が省けるため、その分自己分析や企業研究といったことに有効活用できます。

新型コロナウイルスの影響で移動が減少した就活では、時間管理をしっかりと行い、内定獲得に向けて着実に対策を講じることが大切です。

3-1-2.時間やお金を節約できる

従来の採用面接において、最終面接は役員が出社している本社で実施することが多く、都市部へ出向く必要がありました。

地方学生にとっては、面接会場に行くための飛行機や新幹線・ホテルを予約する必要があり、出費の多さに苦労した方も多いでしょう。

その点、採用のオンライン化が進んでいる現在の就活では、インターネット環境が整っている場所であれば就活が完結するため、時間やお金を大幅に節約できます。

飛行機や新幹線・ホテルの予約手配は慣れていないと負担になることも多く、スケジュールの調整も必要です。

採用のオンライン化はこのような就活生の負担を減らすだけでなく、企業にとっても就活生の交通費に関する経費削減にも繋がります。

採用側・就活生側の両者にとってメリットがあるため、現在でも対面面接と並行してオンライン面接を行う企業が多く存在します。

3-1-3.多くの企業を受けられる

就活生の中では、数十社にエントリーしている方も珍しくないですが、この場合に問題となるのがスケジュール調整です。

特に対面面接が主流だった従来の就活では、複数企業の面接日がバッティングし、なおかつ面接会場が遠い場合、どちらかの面接を断る必要があります。

別の日程で調整することも可能ですが、調整を依頼する企業に対して「第一志望ではない」と伝えているようなものなので、気が進まない方も多いでしょう。

ですが、採用のオンライン化が進んだ現在の就活では、同一時間でない限りは、自宅で面接をいくつも受けられるため、多くの企業の就職活動が可能です。

従来の就活に比べて、企業の選択肢の幅が広がったことは、大きなメリットです。

3-1-4.自分らしく話せる

ある調査によると、企業の採用担当はオンライン面接の欠点として、「就活生の雰囲気が分からない」などを挙げています。

人物判定の精度を課題として認識しているのです。

これは、学生側から見るとプレッシャーを感じにくく、自分らしく話せるのがメリットです。

オンライン面接は、実際に面接会場に出向いて採用担当者と直接話す対面形式よりも緊張しにくく、拘束される時間も減少します。

実際の学生の声として、下記のようなものがあります。

「オンラインで自分らしく話せたし、時間が拘束される頻度が減った」
「オンライン面接の方が楽」

緊張しやすい方にとって、オンラインでの面接は嬉しい方式と言えるでしょう。

3-2.デメリット

新型コロナウイルスで影響を受けた就活のデメリットは以下3点です。

デメリット
  • 競争が激化
  • ミスマッチの可能性がある
  • 社風を感じる機会の減少

3-2-1.競争が激化

新型コロナウイルスの影響で、企業の採用活動がオンライン化したことで、多くの就活生がさまざまな企業を受けられるようになりました。

これはメリットですが、その反面、競争が激化するようになったのはデメリットです。

特に大企業では、2021年卒から2022年卒にかけて求人倍率が0.60から0.41と大きく減少し、より一層競争が激しくなっています。

いくら面接を受けても内定をもらえない方は、大企業だけでなく中小企業なども視野に入れてみましょう。

企業規模よりも、自分が求める働きやすさを備え、適性を活かせそうな企業であれば、入社後もスムーズに働き続けられるでしょう。

3-2-2.ミスマッチの可能性がある

「2022年&2023年新卒採用動向調査」によると、企業の採用担当がオンライン面接に対する悩みとして、学生の全体像を把握しにくいという意見があります。

具体的な声は以下の通りです。

「空気感がわからない」
「相手の表情や様子などのノンバーバル情報を読み取りづらい」
「オンライン面接で評価の高い学生が対面ではまったくレベルが高くないなど、見極めがまったくできていないことがあった」

入社後に初めて対面した時に、オンライン面接での印象と全く違うケースがあります。

就活生は、入社するまで実際の職場や社員の雰囲気が分からないというデメリットがあるのです。

入社までに抱いていたイメージと、入社後に実感した職場や社員の雰囲気が異なる場合、長く継続して働き続けることは難しいでしょう。

このように対面での面接に比べ、入社後のミスマッチの可能性が高いことは、デメリットの一つとして認識しておきましょう。

3-2-3.社風を感じる機会の減少

新型コロナウイルスの影響で、従来活発に実施されていた企業の合同説明会やインターンシップ・OB訪問などの機会が減少しました。

これによって、ネット上の情報では把握しづらい社風などの直観的な評価が難しくなっています。

ある調査によると、企業を選ぶ際の軸として「社風が良い」という項目が37%で一位となっており、多くの学生が社風を重視していることが分かります。

社風を感じる機会が減少したことをデメリットに感じる就活生も少なくないでしょう。

4.コロナの影響を受けた就活生の声

コロナの影響を受けた就活生の声

新型コロナウイルスの影響で、現在もオンライン中心の就活が続いています。

実際に、新型コロナウイルスの影響を受けた就活についてどのように感じているか確認する機会も、感染拡大前と比べて減っているでしょう。

そこで、就活生を対象としたアンケート結果をもとに、新型コロナウイルスの影響を受けた就活について感じていることをまとめました。

4-1.コロナの影響を受けた就活について

キャンラボリサーチが2021年に実施した調査によると、「コロナ禍の就活についてどう思いますか?」という質問に対し、76%の学生が不安を感じていました。

従来であれば、大学で友人と就活に関する情報収集をするのが一般的だったのです。

しかし、新型コロナウイルスの影響でオンライン授業がメインとなった2020年〜2021年は、大学へ行く機会が少ない学生が増えました。

就活支援センターでの相談も難しい状況にありました。

より一層不安を感じる就活生も多く見受けられる結果となったのです。

現在でも、対面面接とオンライン面接の両方を使い分けたり、インターンシップや企業説明会をオンライン上で実施したりする企業が多いです。

しかし、感染対策を講じながら対面での授業を再開している大学も多いため、現在の就活について、友人と積極的に情報交換の場を設けるといいでしょう。

4-2.オンライン面接について

2021年のキャンラボリサーチの調査では、就職活動について「オンライン・対面どちら派ですか?」という質問も行われました。

その結果は、オンライン派37%、どちらともいえない33%、対面派30%と、およそ1/3ずつでした。

前述した通り、オンライン面接は時間や場所に縛られず、多くの企業を受けられるというメリットがあります。

しかしその反面、学生の人物像を把握しづらく入社後のミスマッチに繋がりかねないというデメリットがあるのです。

オンラインと対面でどちらが優れているかということは、判断が難しいです。

現在ではどちらのメリットも活かして、上手に使い分ける企業が多く見受けられます。

対面面接のほうが有利になるわけではないため、自分にとって都合の良い面接形式や手段を選択しましょう。

4-3.理系と文系の違い

「2022年卒学生の就職活動動向調査」によると、コロナ禍での就活を楽観視している学生の割合は文系学生は34%、理系学生は42%という結果になりました。

この結果から、理系学生の方がコロナ禍の就活に対する不安が少ないことが分かります。

 

まとめ

本記事では、新型コロナウイルスの影響を受けた就活を乗り切るための3つのポイントやメリット・デメリットについて解説しました。

新型コロナウイルス感染拡大以降、採用のオンライン化が進み、就活の進め方や対面との使い分けに戸惑っている就活生も多いでしょう。

今回紹介したポイントを押さえて、自分の適性を活かせる企業を選ぶことで、新型コロナウイルスの影響を受けた就活も効率的に進めることができます。

採用のオンライン化をぜひ前向きに捉え、第一志望企業の内定を掴み取りましょう!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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