【就職活動】全落ちする原因と対策について徹底解説!

2024年8月27日更新

就活で全落ち・・・。

想像するだけでゾッとしますよね。

周りの学生が次々に内定を獲得するなかで持ち駒が無くなる恐怖は計り知れません。 

でも、就活の全落ちは実際にあり得る話なんですよ。

全落ちのリスクを避けるためには、きちんと原因と対策を知っておかなければなりません。

今回は以下のような悩みや疑問にお答えする記事になっています。

対象の読者
  • 就活で全落ちするのが怖い・・・
  • 就活で全落ちする人の割合やその後の進路は?
  • 全落ちした場合はどうすればいいの?

この記事を読めば、こういった悩みや疑問はすべて解決できますよ。

この記事でわかること
  • 全落ちする原因とその対策
  • 全落ちリスクの高さやその後の進路
  • 全落ちが確定した場合に取るべき行動

原因と対策をきちんと押さえて全落ちを避けましょう!

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就活で全落ちする人の割合は?

就活で全落ちする人の割合はどれくらいなのでしょうか。?

エントリー数に対する内定数のデータを見ると、就活の全落ちは不思議なことではないことがわかります。

リクルートが発行している就職白書によれば、2024年卒のエントリー数と内定数の平均は下表のとおりとなっています。

就活の段階2024年卒生の実績(参考)2023年卒
プレエントリー28.12社30.98社
本エントリー12.71社16.02社
内々定・内定を取得2.61社2.52社

 

就活で全落ちする人の割合はどれくらいなのでしょうか。

本エントリーの平均12.71社に対して、最終的な内定数の平均は2.61社です。

言い換えれば、12.71社受けても平均10.10社は落ちているということになります。

この数値からわかるとおり、多くの学生が実際には選考を受けた企業のほとんどは落選しており、就活の全落ちは珍しいことではないのです。

もしあなたが現時点で全落ちしているとしたら、まずは落ちることが当たり前であることを認識して心を落ち着かせてください。

その上で今どうするべきなのかを考えていきましょう。

具体的にどんな行動をすべきかは後述します。

就活で全落ちして卒業・・・その後は?

考え得る中で最悪のパターンは、卒業間近の全落ちですよね。

この場合の就活生はその後どうしているのでしょうか?

主な選択肢は以下の2つです。

就活で全落ちした場合の選択肢
  • 既卒で再挑戦
  • 就職浪人して再挑戦

①既卒で再挑戦

1つ目の選択肢は、とりあえず卒業し、既卒として再度就職活動をすることです。

授業や課題に追われることは無いため、アルバイトなどをしながら就活する人が多いです。

ただし、大事な新卒カードを失っているため、時間に余裕があっても就活が楽になるわけではありません。

また、面接の中で「卒業と同時に就職しなかったのか?」と問われる可能性が非常に高いため、面接官を納得させる明確な理由を用意しておく必要があります。

②就職浪人して再挑戦

もう一つの選択肢は、重要な新卒カードを保持するために就職浪人、つまり大学を留年することです。

日本の新卒一括採用システムの中では、一般的に新卒と既卒では就職難易度が大きく変わるのが実情。

もう1年分の学費を払ってでも、就職浪人を選ぶ学生は少なくありません。

しかしながら既卒より就職活動が有利とはいえ、留年している事実は選考の中で確実に指摘されます。

既卒の場合と同様、きちんとした理由を用意しておかなければなりません。?

前年度と違って「留年」というハンデが増えていることを認識した上で就活に臨む必要があるのです。

なお既卒・留年(就活浪人)の就職活動については下記でも解説しているため、気になる方は読んでみてください!

就活で全落ちしてフリーターやニートに・・・

選考で落とされると、自分の人間性を否定されたように感じて落ち込んでしまうのが普通です。

ましてや卒業間近の全落ちとなれば、受けるストレスの大きさは尋常ではないでしょう。

就活がある種のトラウマとなってしまい、もう一年就職活動を頑張る気力が起きずにフリーターやニートの道を歩む人もいるかもしれません。

全落ちで辛い思いをしないためには、次の項目で解説する「全落ちする原因」を知っておく必要があります。

全落ちする原因

全落ちする主な原因は以下の5つです。

全落ちする主な原因
  • エントリー数が少なすぎる
  • エントリー数が多すぎる
  • 就活の軸がブレている
  • 適性検査への対策が足りない
  • 志望動機が抽象的

それぞれ解説していきます。

①エントリー数が少なすぎる

エントリー数が少なすぎると全落ちする可能性が高まります。

持ち駒が少ないのですから当たり前のことですよね。

先ほど紹介したとおり、12.71社受けても内定までたどり着けるのはわずか2.61社であり、10.10社は落ちます。

数社しか受けない就活生も稀にいますが、実際はかなりリスクの高い行為であり、相当な自信がない限りは避けるべき状況です。

「大手しか受けない!」と意気込む就活生は注意しなければなりません。

②エントリー数が多すぎる

逆にエントリー数が多すぎるというのも全落ちの危険性を高めます。

とにかくたくさん受ければ、どこか採用してくれる企業はあるだろうと考える就活生も少なくありません。

就活の選考を同時進行できる数には限りがあります。

自分のキャパシティを超えてまでエントリーしてはむしろ逆効果なのです。

エントリーしすぎると、1社あたりに費やせる企業研究、業界研究の時間が極端に少なくなります。

そうなるとエントリーシートの内容が薄くなってしまい、エントリーシートを元に展開される面接で高い評価を受けることは難しくなります。?

エントリー数は、多ければ良いということではないのです。

③就活の軸がブレている

自己分析が甘く、就活の軸がブレてしまっている学生も全落ちリスクが高いと言えます。

自己分析が足りないと以下のパターンに陥りがちです。

自己分析が足りない場合に陥るパターンの例
  • 自分の強みが不明瞭なため、企業理念に合致しそうな人間性であることをアピールするものの面接官に見抜かれる
  • 自分が本当にやりたい仕事がわかっていないので、志望業界が定まらず企業研究、業界研究が疎かになる

自己分析の軽視は危険です。

就活の軸がブレている場合、早期に気づいて対策しなければ取り返しのつかないことになってしまいます。

④適性検査への対策が足りない

適正検査への対策を怠ってしまい、面接までたどり着けずに持ち駒がどんどん減っていくパターンもよくあります。

SPIや玉手箱などに代表される適性検査は、速く正確に解くことが求められることが多く、実際には対策は必須です。?

適性検査対策を甘く見るのはやめましょう。

⑤志望動機が抽象的

先ほどは「自己分析」の重要性について言及しましたが、同じく「企業分析」が十分でない場合も全落ちする可能性があります。

「なぜ競合他社(B社、C社…)ではなく、特定のA社を第一志望にするか」を明確に証明するために、A社にしかない特徴を志望動機に掲げることが内定獲得のうえで欠かせません。

そのため企業分析のゴールの1つとして、「他社と比較したうえで、A社にしかない特徴を見つける」ことが挙げられます。

そんな中、自己分析・企業分析が不十分で志望動機をあいまいに述べた場合、大抵の企業は「志望度が低い」と判断して次回の選考に呼ばないと判断するでしょう。

もし就活が上手くいかない学生は、ぜひ基礎的な部分からもう一度見直してみてください。

就活で「ない内定」を避けるためにすべきこと

就活で全落ちする原因を確認してきました。

それを踏まえて、ここでは全落ちしないためにはどうすれば良いのかをお伝えします。

「ない内定」を避けるためにすべきことは以下の3つです。

「ない内定」を避けるためにすべきこと
  • エントリー数は多すぎず少なすぎず
  • 早期に就活の軸を固めておく
  • 適性検査の対策を念入りに行う
  • 企業分析を徹底的に行う

①エントリー数は多すぎず少なすぎず

先述のとおり、エントリー数は多すぎても少なすぎてもダメです。

自分のキャパシティを超えない範囲内で受けるようにしてください。

面接のスケジュール調整、業界研究や企業研究などに割く時間を考えると、実際に同時進行で受けられるのは5社程度かと思います。

24卒の平均本エントリー数12.71社という数値と併せて、自分にとって適切なエントリー数を考えてみてください。

②早期に就活の軸を固めておく

就活は早い段階で準備を始めるに越したことはありません。

始めに自己分析を徹底的に行い就活の軸を固めてしまえば、様々な面で迷いがなくなります。

自己分析を徹底的に行うメリット
  • 面接での自己PRに迷いが無くなり、自信を持って受け答えできるようになる
  • 志望業界に迷いが無くなり、企業研究や業界研究を効率的に行えるようになる

軸がブレない学生は就活で強く、内定をもらいやすいです。

また自己分析については下記記事でも解説しているため、自己分析に不安を感じる学生はぜひ読んでみてください!

③適性検査の対策を念入りに行う

適正検査は、きちんと対策さえすれば突破できるテストですので、ここで手駒を減らしてしまうのはあまりにもったいないです。

志望業界、志望企業で頻繁に採用されている適性検査の対策は欠かさないようにしましょう。

面接へ到達できる手駒を増やすことによって、全落ちのリスクは格段に下がります。

なお、適性検査の対策方法については、下記の記事で徹底解説していますのでご覧ください。

④企業分析を徹底的に行う

自己分析が十分でも、企業分析が不十分な場合は内定獲得の可能性を高めることはできません。

一方で業界研究や企業分析をすることで、業界内での志望企業の立ち位置や、競合他社との相違点が見え、面接官が納得する志望動機の構築に繋がります。

また志望企業が所属する業界以外の気になる業界・企業も調べることで、より志望企業を客観的に分析できるでしょう。

エントリーシートや面接の受け答えをより一段とレベルアップする効果をもたらすため、その他の業界・企業研究も積極的に行うべきです。

企業分析については、主に下記の方法で行うとされるため、ぜひ時間をかけて行ってみてください。

企業分析の主な方法
  • 新卒採用ホームページや、インターネット上の就活サイトの閲覧
  • 転職口コミサイト(OpenWork・ライトハウスなど)を確認する
  • 企業説明会に参加する
  • OBOG訪問、座談会に参加して社員と直接話す など

なお「企業分析」については下記記事でも具体的に解説しているため、必要に応じて目を通してみることをおすすめします。

就活で全落ちした場合どうするべき?

就活で全落ちした場合はどうするべきなのでしょうか。

全落ちが確定した時期によって行うべき行動は異なります。

以下3つの時期を想定して解説していきます。

  1. 3年生の3月頃
  2. 4年生の6月頃
  3. 4年生の3月頃

①3年生の3月頃

3年生の3月頃に全落ちが確定するケースは、外資系企業やベンチャー企業などの早期選考を受けている場合に限られます。

就活の出鼻をくじかれショックを受けるかもしれませんが、この時点での全落ちには焦る必要はありません。

経団連に加盟している企業を始めとして、大多数の企業はこれから広報や選考を開始するわけですから、気持ちを切り替えましょう。

ここまでの就職活動の何が悪かったのかを分析、改善してしまえば、早期選考を受けてきていない他の学生に大きな差をつけることができますよ。

②4年生の6月頃

4年生の6月頃は、多くの就活生が内々定を獲得しているため、この時点での全落ちはメンタル的にかなりきついものがあります。

この段階ですべきことは、ただ一つ。

自分を見つめ直し、今までうまくいかなかった原因を探ることです。

失敗した要因をわからないままにしていると、以降の就活で取り返しのつかない状況になってしまいます。

精神的に辛いかとは思いますが、なんとかふんばってください。

6月の時点ではまだまだチャンスはたくさんあります。

夏頃からは大手企業の2次募集、秋から中小企業の2次募集が実施されるため、しっかりと準備しましょう。

大手企業のグループ会社は2次募集を行う傾向にあるため、要チェックです。

なお、就活の2次募集については以下の記事を参考にしてください。

③4年生の3月頃

卒業を目前にした4年生の3月頃に全落ちが確定した場合は、次年度の就活に向けて動くしかありません。

既卒で再挑戦するのか、新卒カードを残して就職浪人するのか、どちらにせよ1学年下の就活は始まっています。

先述した「就活で「ない内定」を避けるためにすべきこと」を徹底して就活に臨みましょう。

よくある質問

よくある質問をまとめました。

よくある質問
  • Q.理系就活生で全落ちすることはあるの?
  • Q.コロナの影響で就活が全落ちになった人はいるの?

Q.理系就活生で全落ちすることはあるの?
A.推薦等があるとはいえ、理系就活生でも全落ちするケースはざらにあります。

Q.コロナの影響で就活が全落ちになった人はいるの?
A.コロナ禍で採用数を抑えがちな業界を目指す就活生にとっては、コロナの影響は大きいです。

他の業界も見据えておかなければ全落ちのリスクは高まるでしょう。

おわりに

今回は就活の全落ちについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
記事の内容を簡単にまとめます。

記事のまとめ
  • 選考の大多数に落ちるのが当たり前であり、就活の全落ちは珍しいことではない
  • 卒業を間近にして全落ちが確定した場合、「既卒で再挑戦」か「就職浪人」の2択になる
  • 全落ちを避けるためにすべきことは、「エントリー数は多すぎず少なすぎず」、「早期に就活の軸を固めておく」、「適性検査の対策を念入りに行う」「企業分析を徹底する」の4つ
  • 全落ちが確定した時期によって取るべき行動は異なる

最後までお読みいただいたあなたは、今の時点で何をすべきかがきっとわかったはずです。

就活はスピードが命。

先を見据えて「今」動きましょう!

また別の記事で「優秀な学生」が選考に落ちる理由についても解説しているため、就活が思ったよりうまくいっていないと感じる方はぜひ読んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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