就活で内定率がアップするエントリーシートの書き方と例を紹介!

2024/8/30更新

はじめに

エントリーシートは、選考で一貫して用いられる大切な資料で、エントリーシートのでき次第で合否が決まると言っても過言ではありません。

ガクチカ・自己PR・志望動機それぞれの書き方のコツをつかめば、ライバルと差がつき内定率も各段に上がるでしょう。

そこで今回は、内定率をアップさせるエントリーシートの書き方と例文を紹介します。

以下のようなお悩みのある学生は必見ですので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

就活生の悩み
  • ライバルと差別化できるエントリーシートにしたい
  • 例文を参考にしながらエントリーシートを書きたい
  • 内容だけでなく分かりやすさ・読みやすさも重視したい

ライバルに差をつける!
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就活で内定率がアップするエントリーシートの例文

就活で内定率がアップするエントリーシートの例文

書き方を知る前に、まずは具体的な例文を先に紹介します。

  1. ガクチカ
  2. 自己PR
  3. 志望動機

 

上記3つの項目はどの企業を受けるにしても、必須です。どういう流れで書かれているのかを自分のエントリーシートと照らし合わせながら、読み進めていくのをおすすめします。

ガクチカの例文

家庭教師のアルバイトで担当生徒を志望校へ合格させたことです。

私自身、志望校に落ちた経験があり、同じ経験を味わってほしくない気持ちから取り組みはじめました。

担当する生徒は数学が苦手で、特に確率でつまずいていました。

そこで公式を暗記させて問題量をやるのではなく、公式の成り立ちに時間を多く割いたところ、テストの点数が徐々にアップ。

結果、模試でもA判定が続出し、志望校に無事合格しました。原因分析に時間を多く割くことが、改善の最短ルートだと思います。

この経験を貴社でも活かし、売り上げアップに繋げていきたいです。

ガクチカでは、具体的なエピソードを用いて、自分の行動や成果を強調することが重要です。

まずは取り組んだ課題や目標を明確に示し、そのためにどのような工夫や努力をしたかを具体的に記述しましょう。

次に、その結果や得られた成果を数字や具体例で示し、自分の成長や学びを強調します。

最後にその経験が将来どのように活かせるかを簡潔にまとめ、企業に自分の価値をアピールしてください。

自己PRの例文

私の強みは責任感をもって物事に取り組むことです。

この強みを発揮したのは、文化祭でクレープの出し物を率い、1日で200個販売した経験です。

当時、掲げていた1日の目標個数は100個でしたが、お昼時点でまだ30個に満たなく達成不可能に見えました。

ただ、与えられた責務を簡単に諦めるのは私の想いとは違うため、問題点を考え改善を行いました。

具体的には、午前中でもっとも反応がよかった種類をお昼の1時間、文化祭終了1時間前に半額セールをやるというものです。

結果、セール対象外のクレープも同時に売れ、合計200個を販売することができました。

貴社においても与えられた役割以上に貢献していきたいです。

自己PRでは、自分の強みを明確に伝えましょう。

まずは自分が誇れる強みをひとつ選び、その強みを証明する具体的なエピソードを紹介します。

次にその強みがどのようにして培われたか、またその強みが企業にどのように貢献できるかを論理的に説明してください。

企業が求める人物像に自分が合致していることをアピールできれば、面接官に好印象を与えられますよ。

志望動機の例文

私は生徒に対して単に知識を教えるのではなく、人として同じ目線で教育をしていきたいです。

高校生の頃、担任の先生が親のように近い関係で指導してくれました。

生徒の目線ではなく「人としての目線」で接してくれたことに嬉しさを感じ、人の心をケアできる先生がもっと必要なのではないかと思いました。

貴社を訪れた際に「人の心に共感できる教育」を掲げていたことに心底感銘を受けました。「想い」があるからこそ「結果」が伴うと思っています。

入社したら、生徒に気を配るだけではなく、顔色の先にある「心の本音」を汲み取っていけるよう努力して参ります。

志望動機で重要なのは、企業とのマッチングを強調することです。

まずは企業のビジョンや業務内容についてリサーチし、自分の価値観や目指すキャリアとどう一致しているかを説明します。

そしてその企業を選んだ理由を具体的に述べ、他社ではなくその企業で働きたい理由を強調しましょう。

さらに自分がその企業でどのように貢献できるかを具体的に示し、企業に対する熱意と自分の強みを伝えることがポイントです。

就活におけるエントリーシートの書き方

就活におけるエントリーシートの書き方

エントリーシートの構成は以下5つから成り立っているのがほとんどです。

  1. 冒頭に成し遂げたことを記載する
  2. 背景(動機)の説明する
  3. 問題点と原因を分析する
  4. 結果と学びをまとめる
  5. 学びの活かし方を記載する

 

構成に慣れていない人はまずそれぞれのフレームに文章を書いていき、最後にまとめると素敵なエントリーシートに仕上がります。では、見ていきましょう。

冒頭に成し遂げたことを記載する

「何を最も伝えたいのか」が分かるように、結論ファーストを意識しましょう。

「何を達成したのか」「どんなことをおこなってきたのか」などを端的に書くのがよいです。

冒頭の一発目に書くことで、企業の担当者にインパクトを与えることができます。その後も興味をもって読んでもらえる。

一方、結論を最初に書かずに、背景や動機を書くと「なんの話をしようとしているんだろう?」と内容が頭の中に入ってきません。

結論ファーストは読み手に自分を印象づけるための有効手段でもあるので、伝えたいことは最初に記載することを意識しましょう。

背景・動機の説明する

冒頭に「成し遂げたこと」をまとめたら、背景・動機についての補足説明をしましょう。

理由がなく納得ができないと、話の信頼感を損なう可能性もあるでしょう。

まずは「なぜしたのか」「どういう状況だったのか」などを簡単にまとめていきます。

エントリーシートは文字数に制限がある場合がほとんどのため、補足説明は端的に書いて後半に文字数の余裕を残しておきましょう。

問題点と解決策を記載する

背景・動機を説明したら、それらが抱えている問題点を記載します。

「当時は〇〇が問題でした」「原因は△△です」と、問題点を記載してそれらをどのように解決したのかを具体的に説明しましょう。

問題点を見つけたきっかけについても記載すれば、広い視野で物事を冷静に客観視できることもアピールできます。

結果・学びをまとめる

「問題点・原因・改善点」が書けたら「結果・学び」をまとめていきましょう。

客観的な評価がわかるように、数字で表せるとイメージがしやすいです。その際に、改善後の結果だけではなく「改善前の結果」もあるといいかもしれません。

たとえば、英語のテストが30点だったのが80点になれば、大きな変化量ですよね。一方、改善後の結果しかない場合は変化量がわからないため、インパクトに欠けます。

詳細な数字ではなくてもいいので、知っている範囲で記載しておくのがよいです。

さらに結果が出たことによって「どんなことを学んだのか」について記載すると説得力が出るでしょう。

学びの活かし方を記載する

最後に「入社してからどのように活かすか」を記載しましょう。

エントリーシートは、企業にアピールするものであるため「私は貴社にどう貢献できるか」といったことを伝えるのが重要です。

たとえば「相手からのレスポンスを早く返すことが大事だと学んだ」のであれば「私は入社してからも自分でボールをもたないのを意識して、業務を円滑に進めて最短で結果を出していきたいです」のようにまとめるのもいいでしょう。

入社してからの未来を描けていると「先が見えている人材だ」と伝えられるため、少なからずとも好印象を与えることができます。実際にエントリーシートを書く際は、ぜひ意識してみてください。

就活におけるエントリーシートを書く際の注意点

就活におけるエントリーシートを書く際の注意点

「エントリーシートをさっそく書いていきたいんだけど、気をつけるべきポイントってある?」と気になっている就活生には、次の注意点を押さえておくとよいです。

注意点
  • 同じ語尾は2回までにする
  • PREP法を意識して文章を書く
  • 第三者が読んでもわかるようにまとめる

上記3つは、実は社会人になってから使えるノウハウであるため、ここでしっかりと勉強しておくのをおすすめします。

同じ語尾は2回までにする

エントリーシートに限らず、ライティングのルールとして「同じ語尾は2回まで」が適切です。次に具体例を紹介するので、一度比べてみてください。

同じ語尾?します。?ます。?あります。
異なる語尾?します。?です。?ます。

 

ずっと同じ語尾が続いてしまうと、文章のリズムが悪くなり読み手にも稚拙な印象を与える可能性があります。

「?ありました。?でした。」などもよく見られがちです。

意識できるだけで文章がグッとよくなります。社会人になってからも資料作成などが頻繁にあるため、一度覚えておけば一生使えるルールです。

エントリーシートを書く際に一緒に覚えておきましょう。

PREP法を意識して文章を書く

「PREP法」とは、文章作成・プレゼンテーションなどで相手にわかりやすく伝えるための構成の一種。次をご覧ください。

PREP法
  • P(Point)|要点
  • R(Reason)|理由
  • E(Example)|具体例
  • P(Point)|要点

はじめに要点を述べ、次に背景や理由を補足していきます。

補足説明だけだと抽象的でイメージしづらいため、具体例を加えたうえで最後にふたたび要点をまとめるものです。

PREP法はエントリーシートだけでなく面接でも活用できるので、使いこなせるように日々この文法を意識して会話してみましょう。

第三者が読んでもわかるようにまとめる

エントリーシートでは、専門性の高い分野をまとめる方もいるため専門用語を多用する就活生もいますが、安易に使うのは効果的ではありません。

なぜなら、相手も同じ知識をもっているかわからないからです。

もし、専門用語を知らない方が採用担当だった場合、専門用語が多用されたエントリーシートは伝わらないものになります。

どれだけ内容が素晴らしいものでも、相手に理解してもらえなければ意味がありません。

そのため、より具体的にわかりやすく説明することが必要です。

一度エントリーシートを書いたら、まったく内容を知らない友だちに読んでもらうのをおすすめします。

就活のエントリーシートに関するよくある質問

最後に就活のエントリーシートに関するよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

エントリーシートはいつから提出できる?

卒業する前年の3月1日からエントリーが可能です。

?25卒からはインターンで選考などの早期選考も実施されるため、これよりも早くエントリーシートを提出できる場合があります。

エントリーシートと履歴書の違いは?

履歴書は、基本的な個人情報や学歴、職歴を記載するもので、主に応募者の経歴を確認するために使われます。

一方、エントリーシートは企業ごとに設けられた質問に対して回答する形式で、応募者の考え方や適性を企業が評価するための資料です。

エントリーシートでは、ガクチカや自己PR、志望動機など、個別の質問に答える必要があり、より自分の個性や意欲をアピールすることが求められるのが特徴です。

エントリーシートの種類と提出方法は?

エントリーシートはWeb上で提出する方法と手書きで郵送する方法があります。

現在はWeb上での提出が主流となっていますが、郵送したり説明会で記載したりすることもまれにあります。

志望企業がどのようなエントリーシートの種類や提出方法なのか事前にチェックしておくと効率的に就活を進められるでしょう。

「です・ます」と「である」はどちらの方がいい?

「です・ます」と「である」のどちらを使って記載しても問題ありません。

大切なのは、文中で語尾を統一させることです。

「です・ます」と「である」が混在していると、一貫性がなく文章が稚拙な印象になってしまいます。

「です・ます」と「である」の使い分けに関しては以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

さいごに

内定率が高いエントリーシートほど、基本に忠実です。

インパクト性のある内容や大きな成果に目がいきやすいですが、大切なのは「自分がどんなことをしてきたのか」をわかりやすく伝え、アピールすること。

周りからすれば大したことのない内容だとしても、自分がおこなってきたものであれば自信をもって大丈夫です。

加えて、書き方や注意点を押さえつつ、自分の文章に応用していけば素敵なものになります。

本記事の内容を踏まえて、ぜひ就活の選考対策に役立ててください。

 

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