【26卒】何から始めればいい?就活完全ガイド|準備や対策紹介
2024/10/6更新
はじめに
これから就活の準備を始めたいと思っても、何から手をつければ良いのかわからず、不安を感じている26卒の就活生も多いはず。
しかし、就活のトレンドやスケジュール、対策をおさえておけばこの先の就活をスムーズに進められます。
本記事では就活を何から始めればいいのか分からない26卒生に向けて、就活のスケジュールややるべき準備について解説します。
以下のようなお悩みのある学生は必見ですので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
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26卒就活生はいつから就活を始めるべき?
就職みらい研究所の調査を見てみると、就活は卒業・修了前年次の6月以前に始める人が一番多いことが判明しました。
6月はインターンシップの応募が始まる時期でもあるため、これに合わせて自己分析や業界・企業研究を始める学生が多いようです。
就活生の約6割は、卒業前年次の9月より前に就活を開始しており、さらに近年ではその割合が高くなっています。
ただ、ゼミや研究などの関係で学業を優先にしていてこの時期に就活を始められない人も一定数います。
「この時期までに必ず始めないといけない」ということではないので、焦らずに自分のペースで臨みましょう。
26卒就活スケジュールとやるべき準備
26卒の就活生が、これから取り組むべきことを時系列にまとめました。
スケジュール管理を徹底し、着実にステップを進めていきましょう。
基本的なスケジュールの流れは以下のとおりです。
年月 | スケジュール |
3年生4〜6月 | 自己分析 業界研究・企業研究 |
3年生7〜2月 | 夏インターンに参加(7~8月) 秋インターンに参加(9〜11月) 冬インターンに参加(12〜2月) |
3年生3月 | 就活本格スタート 企業説明会・エントリー・選考 |
4年生4月〜 | 選考、内々定 |
4年生7月頃〜 | 企業の二次募集開始 |
就活は、短期間で多くのタスクをこなさなければならないため、スケジュールを計画的に管理することが不可欠です。
以下のやることリストに沿って行動し、就活を効率的に進めることができます。
なお、すでに期間が過ぎているタスクに関しては見直しを行い、取り組むべきことを確実にクリアして行きましょう。
自己分析を始める(3年・4~6月)
自己分析は就活の出発点です。
これを行うことで、自分が本当に興味を持つ業界や職種を見つけ、志望動機を明確にすることができます。
自己分析とは、自分の経験や価値観、強み・弱みなどを振り返り、具体的に言語化するプロセスです。
自分自身を深く理解し、企業側に自分をアピールする際の軸をつくることができます。
3月までに自己分析を完了させることで、早めに志望業界や職種が決定でき、次のステップに移る準備を整えましょう。
自己分析の方法としては、自分の性格特性や仕事に対する価値観を整理するために、自己分析書を読む、学内セミナーに参加する、またはオンラインの診断サービスを利用することなどが推奨されています。
これにより、自分の適性を理解し、就活において強みを最大限に生かせるでしょう。
詳しいやり方については、以下の記事で解説していますのでご参照ください。
業界・企業研究を行う(3年・4~6月)
自己分析で明らかになった自分の価値観や適性を基に、興味を持った業界や企業の研究を進めましょう。
業界研究を行うことで、業界全体の特性や動向を把握し、さらに志望企業の選定に役立てることができます。
企業研究では、企業の規模や経営方針、企業文化、競争優位性など、より具体的な情報を収集し、志望動機を具体的にするプロセスです。
業界・企業研究は、インターネットや書籍を使って情報を集めるだけでなく、業界セミナーやキャリアセンターのサポートをおすすめします。
多角的な視点から進めることが大切なのです。
6月までに業界と企業の理解を深め、志望先をしっかりと絞り込むことを目標にしましょう。
具体的な業界研究・企業研究のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。
夏インターンに参加(3年・7月〜8月)
夏休みの期間を利用してインターンシップに参加することは、就活を本格的に始める第一歩です。
7月から8月は多くの企業が学生向けに、サマーインターンシップを開催する時期になります。
この機会を活用することで、業界や企業の実情を直接知ることができ、自分に合った職種や、業界を見極める重要な手がかりになるでしょう。
インターンシップでは、実際の業務を体験し、社員と交流することで企業の文化や価値観を肌で感じることができます。
また、インターンシップ参加者のみが受けられる特別な選考ルートや、早期内定のチャンスもあるのです。
参加する前に自己分析をしっかりと行い、自分の興味や強みを明確にしておくことが重要になります。
そして、インターンシップに向けて、エントリーシートや面接対策を万全に行い、しっかりと準備を整えましょう。
秋インターンに参加(3年・9月〜11月)
秋のインターンシップは、夏のインターンに参加できなかった学生や、さらに深い業界理解を目指す学生にとって絶好の機会です。
9月から11月にかけて開催される秋のインターンシップは、夏とは異なる企業や新たなプログラムに参加できる貴重な機会となります。
特に業界特化型のインターンや、短期間で実施されるものが多く、企業の実務により深く関与する体験ができるでしょう。
秋のインターンシップに参加することで、夏の経験を踏まえて、さらに自己のスキルを磨き、自分にとって最適な企業選びの判断材料を増やせます。
また、秋のインターンシップに参加すれば、企業からの評価を高められ、就活本番で有利に立つことが期待されます。
インターンシップ後には、フィードバックを受けて自己分析を再度見直し、次のステップに備えましょう。
冬インターンに参加(3年・12月〜2月)
冬のインターンシップは、企業の選考が本格化する前に自分の実力を試し、就活を有利に進めるためのラストチャンスです。
12月から2月にかけて開催される冬のインターンシップは、就活の直前準備として最適な機会になります。
夏や秋のインターンシップに参加できなかった企業のプログラムに参加するチャンスでもあるのです。
この時期のインターンシップは、短期間で集中して実務を体験できるものが多く、即戦力としての適性やスキルが重視されています。
冬インターンに参加することで、企業の業務プロセスや社内の雰囲気を実際に体験し、選考前に企業との相性を確かめられるでしょう。
また、企業側も冬のインターンシップで、優秀な人材を見極めようとしています。参加者には特別な選考枠が用意されていることもあり、早期内定への道が開けるチャンスが広がるのです。
この機会を逃さず、自分の強みや適性をアピールし、より良い評価を得るためにしっかりと準備を進めましょう。
冬インターンを通じて得られる経験と、フィードバックを最大限に活用し、本選考に備えることが重要です。
企業説明会に参加する(3年・3月~4年・6月)
企業説明会は、企業との最初の直接接点となる貴重な場です。
企業の文化やビジョン、採用方針を詳しく知るために、3月からスタートする企業のプレエントリー期間に合わせ、説明会に参加することが求められます。
説明会は、企業が単独で開催するものと、複数の企業が一同に会する合同説明会の二つです。
単独説明会では、その企業の詳細な情報を深掘りすることができ、合同説明会では、多くの企業の情報を一度に収集できる機会となります。
どちらの説明会にも積極的に参加し、多くの企業の情報を集めることが、のちのちの選考において有利となるでしょう。
3月から6月の間に多くの説明会に参加することで、企業研究がさらに深まります。
就活の軸を決める(3年・3月~4年・6月)
就職活動の準備が進む中で、「就活の軸」を明確にすることが重要です。
就活の軸とは、企業選びの際に自分が最も重視するポイントを指します。
例えば、「成長できる環境」「社会貢献度の高い仕事」「ワークライフバランスの良い職場」など、自分にとって譲れない条件を2〜3つに絞り込むことです。
これにより、選考での自己PRや志望動機の説得力が増し、採用担当者に強い印象を与えることができるでしょう。
また、就活の軸を明確にすることで、就活の方向性がぶれず、一貫したメッセージを伝えやすくなります。
自分に合った企業を見極め、ミスマッチを避けるためにも、3月から6月の間にしっかりと軸を定めます。
選考対策を行う(3年・3月~4年・8月)
選考対策は、就職活動を成功させるために非常に重要なステップです。
エントリーシートの作成や、Webテスト、グループディスカッション、面接対策などを早めに始めることで、スムーズに選考を進める準備が整います。
特にWebテストの対策は、問題集を繰り返し解くことで慣れておく必要があります。
また、グループディスカッションや面接の練習も必要です。
キャリアセンターが主催する練習会に参加したり、インターンシップの選考過程を練習の場として活用したりすることが効果的になります。
多くのフィードバックを受け、8月までに自信を持って選考に臨めるよう準備を整えましょう。
ガクチカの詳しい対策は以下の記事で詳しく解説しています。
プレエントリー・エントリーシート提出(3年・3月~4年・7月)
3月から始まるプレエントリーの期間には、志望する企業へのプレエントリーを行い、説明会の予約を進めます。
その後、企業ごとに異なるエントリーシートの提出が求められるため、早めに準備を進めましょう。
書類の内容は、自己分析や企業研究を基にしっかりと書き込み、締め切りに間に合うよう管理を徹底することが大切です。
また、企業によってはエントリーシートの内容が選考の第一関門となることが多いため、表現や書き方に十分に注意し、何度も見直しを行いましょう。
3月から7月の間に、計画的に提出を完了させることを目指してください。
詳細については以下の記事で解説しています。
面接対策を行う(4年・4月~9月)
面接は、就活の中で最も重要なプロセスです。
4月から本格的に面接対策を始め、志望動機や自己PRを繰り返し練り直しましょう。
模擬面接を通じて自信をつけ、採用担当者からのフィードバックを活かして内容を改善します。
さらに、OB・OG訪問を活用し、実際の業務や職場の雰囲気について、現場の声を聞くことで、面接でのアピールポイントを具体化させます。
企業ごとに異なる面接形式に対応できるよう、さまざまなパターンでの練習を重ねることが大切です。
4月から9月の間に、多くの練習を積み重ね、面接本番に臨む準備を整えましょう。
応募企業を精査する(4年・7月~9月)
7月から9月の期間は、企業への応募数を絞り、精査する段階です。
この時期には、すでにプレエントリーを行った企業の中から、本選考に進む企業を選びます。
応募企業を選定する際は、自分の「就活の軸」に沿って判断することが重要です。
企業の業績や将来性、社風、働き方、福利厚生などを再確認し、自分の価値観やキャリアプランに合致する企業を選びましょう。
また、応募企業を絞り込めば、面接対策や書類準備に集中でき、質の高いアピールが可能となります。
応募企業を精査することは、就活の効率化に直結するため、この期間を有効に活用して、選考の準備を進めてください。
OB・OG訪問を積極的に行う(4年・6月~11月)
OB・OG訪問は、実際にその企業で働いている先輩から、直接話を聞くことができる貴重な機会です。
OB・OG訪問を通じて、企業の現場のリアルな雰囲気や仕事の具体的な内容、キャリアパスについて深く知ることができます。
6月から11月にかけて、積極的に訪問を行い、企業選びの参考にしましょう。
OB・OG訪問を行う際には、事前に質問を準備し、訪問先の先輩に対して礼儀正しく対応することが求められます。
また、訪問後は必ずお礼のメールを送るなど、社会人としての基本的なマナーを守ることが大切です。
訪問を通じて得た情報をもとに、面接での具体的なエピソードや志望動機をさらに深めていきましょう。
面接本番の準備を完璧にする(4年・9月~12月)
面接の本番に備えるために、9月から12月の間に集中して準備を行いましょう。
この期間は、これまでの準備で得た知識やスキルを実際の面接でどう活かすかを考え、実践的な練習を行う段階です。
模擬面接を重ねてフィードバックを受けることで、面接での弱点を補強し、自己PRや志望動機をより効果的に伝える技術を磨いていきます。
また、グループディスカッションやケーススタディの練習も、この時期に集中的に行いましょう。
特にコンサルティング業界や金融業界を目指す場合、論理的思考力や問題解決能力が求められるため、これらの対策は欠かせません。
企業ごとの面接スタイルや評価ポイントを事前に調べ、それに合わせた対策を立てることも重要です。
内定取得後の準備(4年・6月~10月)
内定を取得したら、入社に向けた準備を開始します。
内定者研修が予定されている場合や、入社前に課される課題がある場合もあり、これらの情報をしっかりと把握して対応することが求められます。
さらに、内定後も大学での学業や、卒業準備を進める必要があるため、残りの学生生活を有意義に過ごすための計画を立てましょう。
内定をもらったからといって気を抜かず、最後まで責任を持って準備を進めることが、社会人生活への良いスタートとなります。
フォローアップ・内定準備(4年・10月~翌年3月)
10月以降、内定が決まった場合でも、その後のフォローアップが重要です。
企業によっては、内定者向けの研修やイベントが開催されることがありますので、積極的に参加して企業理解を深めましょう。
さらに、内定先企業とのコミュニケーションを維持し、入社準備を円滑に進めることも大切です。
この期間には、引き続き自分のスキルアップやキャリアプランニングを行い、入社後に備えておくことが求められます。
語学の勉強や資格取得、自己啓発書を読むなど、自己成長のための時間を有効に使いましょう。
企業の選考がスタートする時期と内定が出るタイミング
ここからは、企業の選考がスタートする時期と内定が出るタイミングについて解説します。
外資系企業の場合
外資系企業は内定を出す時期が早いと言われています。
一般的に選考スタート時期は大学3年の7~10月で、内定は11月以降に出ます。
特に外資系コンサルは、年内に内定が出ることもあるようです。
ベンチャーの場合
ベンチャーも外資系企業と同様、、一般的な就活スケジュールよりも少し早く情報解禁される傾向にあります。
選考は早いと3年の5月中旬から始まり、内定は11月下旬から遅くても2月には出るようです。
国内大手企業の場合
総合商社とデベロッパーなど人気業界の内定は6月以降が一般的ですが、それよりも早い時期に内定が出る企業もあります。
インターンが本選考のフローに入っているケースも増えているため、インターンで評価された学生には本選考で有利になりやすいでしょう。
大学3年生3月ごろに情報解禁され、大学4年生の6月から選考開始、そこから年内に内定が決まることが多いです。
26卒が知っておくべき最新の就職トレンド
26卒の就職トレンドは、ツールの多様化とインターンシップの差別化が鍵となります。
就活において、これまでの常識が変わりつつあり、新たなツールを活用し、効率的に企業との接点を持つことが求められています。
これらの変化に対応するためには、新たな就活ツールの活用や、インターンシップの選び方に注目することが重要です。
新たな就活ツールの活用
ここ数年、就活で使用されるツールが大きく変わってきています。
従来の就職サイトに代わり、ダイレクトリクルーティングや口コミサイトが主流となりつつあるのです。
企業側が学生に直接アプローチする「攻めの採用」が一般化し、就活の手法がより多様化しています。
26卒の学生は、こうした新しいツールを上手に活用することで、より効果的な就活を行うことができるでしょう。
特に注目すべきは、ダイレクトリクルーティングの成長です。
少子高齢化に伴い、労働人口が減少している現代、企業がターゲットとする人材へ効率的に接触できる方法として、新卒採用でも広く取り入れられています。
これにより、従来のように学生が応募するだけでなく、企業からのアプローチも期待できるようになりました。
インターンシップの選び方に変化
近年、多くの企業が就活生に強い印象を与えるため、独自のプログラムや特別な体験を提供するインターンシップを実施しています。
参加することで他の就活生との差別化が図れるため、積極的に参加しましょう。
26卒の就活生にとって、インターンシップの選び方が、就活の成否を左右する重要な要素となっています。
自分に合ったインターンシップを選ぶことで、企業への理解を深め、効果的な自己PRの材料として活用できます。
例えば、実際のプロジェクトへの参加型や、経営者と直接対話する機会を提供するインターンシップもあります。
企業の内部を深く知る、貴重な経験となるでしょう。
また、こうした体験は自己成長につながるだけでなく、企業との関係を強化し、採用に近づく大きなチャンスでもあります。
インターンシップは早期選考の一環として位置づけられているため、自分に合ったプログラムを選び、企業理解を深めることで、早期内定を獲得する可能性も高まるのです。
インターンシップの選定においては、自身の目標や興味に合ったものを見つけ出すことが重要になります。
適切なインターンシップを選ぶことで、企業との強い関係を築き、就活を有利に進められるでしょう。
26卒就活に関するよくある質問
最後に26就活生によるよくある質問に回答したので、ぜひ参考にしてください。
インターンシップには参加すべき?
希望の企業がインターンシップを実施していたら、できるだけ参加しましょう。
25卒の就活生からインターンシップのルールが改正され、インターンシップが選考フローの中に組み込まれることが多くなりました。
場合によってはインターンシップに参加しないと本選考を受けられないこともあるので、情報をチェックして準備しておきましょう。
何社エントリーしたらいい?
応募する企業の数は変動がありますが、基本的には5~20社程度エントリーするのが一般的です。
新卒の就活生の場合は平均20〜30社エントリーしていると言われており、これを目安にして企業を絞ってみてください。
さいごに
本記事は26卒就活生が内定を獲得するための就活スケジュールや準備内容、知っておきたい最新トレンドについて解説しました。
まず、就活の基本は、自己分析を通じて自分の強みや適性を明確にし、志望業界・企業の研究を行うことです。
これらの初期ステップを4月から6月までに完了させることで、就活を有利に進めることができます。
さらに、インターンシップに参加し、企業との接点を早めに持つことで、内定獲得のチャンスをつかめるでしょう。
この記事を参考にして、自分に合った就活方法を見つけ、内定までの道筋をしっかりと描きましょう。