【自己分析】自己分析サイトとは?活用方法やおすすめを紹介
2024/9/24更新
はじめに
就活生にとって自己分析は、自分の強みや適性を見つけ、理想の職業を選ぶための重要なステップです。
しかし、多くの就活生が「どのように自己分析を進めればよいか」という疑問を抱えているのではないでしょうか。
自己分析の方法は人それぞれですが、効果的に行うためのツールとして自己分析サイトが注目されています。
そこで本記事では、就活生が自己分析サイトを活用するメリットや注意点、効果的な使い方について詳しく解説していきます。
以下のような悩みを抱える就活生の方は、ぜひ最後までお読みください。
- 自己分析をどのように進めればいいの?
- 自己分析サイトは本当に役立つの?
- 自己分析サイトを使う際の注意点を知りたい
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自己分析サイトを活用するメリット
就職活動において自己分析はとても重要な要素です。
近年、インターネット上の自己分析サイトを利用する就活生が増加しています。
これらのサイトは、就活生に多くの利点をもたらし、効果的な自己理解とキャリアプランニングをサポートしてくれることでしょう。
以下に、就活生が自己分析サイトを活用することで得られる、主なメリットを詳しく解説します。
客観的に自己評価できる
自己分析サイトを利用することで、就活生は自分自身を客観的に評価する機会を得られます。
多くのサイトは、性格診断やスキルテストなどの科学的手法を用いています。
これにより、自分では気づかなかった長所や短所を発見できるでしょう。
客観的な視点は、自己PRや志望動機の作成に役立ちます。
時間と場所の制約から解放される
自己分析サイトは24時間いつでもアクセス可能です。
就活生は自分のペースで、好きな時間に自己分析を進められます。
通学や通勤の合間など、隙間時間を有効活用できるのも魅力的ですね。
場所を選ばずに利用できるため、自宅でリラックスしながら取り組めます。
多様な分析ツールにアクセスできる
自己分析サイトは、さまざまな角度から自己理解を深められる多様なツールを提供しています。
適性診断、価値観テスト、強み分析など、幅広い選択肢があります。
これらのツールを組み合わせることで、総合的な自己理解が可能になるのです。
自分に合ったツールを選べるのも大きな利点です。
業界・職種研究と連携できる
多くの自己分析サイトは、業界や職種に関する情報も提供しています。
自己分析の結果と、希望する業界・職種の特徴を照らし合わせることができます。
これにより、自分に合ったキャリアパスを見つけやすくなるでしょう。
業界研究と自己分析を同時に進められる効率性も魅力的です。
データに基づくアドバイスを受けられる
自己分析サイトは、大量のデータを基に分析結果を提供します。
過去の就活生のデータや、企業の求める人材像などが反映されているケースも多いです。
このようなデータに基づくアドバイスは、より実践的で信頼性が高いと言えるでしょう。
具体的な改善点や次のステップが明確になり、効果的な就活につながります。
コストパフォーマンスが高い
多くの自己分析サイトは、無料または低コストで利用できます。
対面でのカウンセリングと比較すると、経済的な負担が少ないのが特徴です。
就活にかかる費用を抑えつつ、質の高い自己分析が可能になります。
コストを気にせず、繰り返し利用できるのも大きなメリットでしょう。
自己分析サイトの活用は、就活生にとってとても有益なツールとなります。
客観的な自己評価や時間の有効活用、多様なツールの利用など、さまざまなメリットがあります。
これらのサイトを上手に活用することで、より効果的な就職活動につながるでしょう。
ただし、サイトの結果を鵜呑みにせず、自身の経験や周囲の意見も参考にしながら、総合的に自己理解を深めていくことが重要です。
自己分析サイトの活用方法
さまざまな自己分析サイトがあることは分かったと思いますが、サイトを活用して具体的にどのように自己分析を進めればよいか分からない人もいると思います。
ここでは自己分析サイトを活用した自己分析の方法について紹介していきます。
自己分析サイトで長所・短所を確認する
まず、自己分析サイトで自分の長所や強み、短所や苦手なことを見つけましょう。
自分の長所や短所をよく理解しておくと、企業が求めている人材に自分がマッチするかどうかが分かりやすくなり、効率よく就活を進められます。
仮に、自分が思っていた長所や短所と、自己分析サイトで出てきた長所や短所が違った場合でも、あまり気にすることはありません。
自覚していない結果が客観的に出てくることもあるため、先入観や否定的な考え方を持たず、幅広い視点で分析しましょう。
自分の過去の経験を書き出す
自己分析サイトで自分の強みや短所を見つけることができたら、自分の過去の経験を洗い出してみましょう。
小学校から高校、大学まで年代別に自分の過去を振り返り、紙に書き出してみる方法が良いです。
紙に書き出すことで視覚的に過去の自分を見つめ直すことができるので、自分では知らなかった、自覚していなかった強みや価値観を見つけやすくなります。
振り返る内容は、大小どのようなものでも構いません。
自分が活躍した出来事、成功した出来事、失敗した出来事、印象に残っている出来事など何でも良いので思い出してみてください。
自己分析サイトの強みと過去の経験を見比べ整理する
ある程度、自分の長所や短所が見えてきたら、次は、その長所や短所と洗い出した過去の経験を照らし合わせてみましょう。
一つ一つ照らし合わせ整理をすることで、共通点を見つけることができたり、自分の長所や短所が明確になったりします。
自分の特徴と過去の経験が一致すると、エントリーシートを書く際や面接の際に、過去のエピソードを自分の長所・短所を絡めて説明することができます。
自己分析により説得力が増し、面接官にも納得してもらえるでしょう。
他己分析をする
自分なりに自己分析をした結果が、まわりの人から見て一致しているかどうかを判断するために、他己分析をしましょう。
他己分析してもらう対象者としては、家族や自分を良く知っている友人が良いです。
自分が思っている自分と他者が思っている自分が違うこともあるので、客観的な生の意見も聞いてみましょう。
まだ自覚していない自分の特徴を知ることで、視野も広がります。
ここまでやれば、自己分析は十分です。
あとは、エントリーシートや面接で、しっかりと行った自己分析結果を実際の過去の経験エピソードと絡めて説明しましょう。
また、細かく自己・他己分析を行い、自分に本当に合った企業を見つけることで、入社後、ミスマッチやギャップを感じる可能性も低くなります。
自己分析サイトおすすめ7選
就職活動において、自己分析は避けて通れない重要なステップです。
近年、インターネット上には多くの自己分析サイトが登場し、就活生の強い味方となっています。
これらのサイトは、科学的な手法やビッグデータを活用し、効率的かつ効果的な自己分析をサポートしてくれるでしょう。
ここでは、特に役立つ自己分析サイトをご紹介します。
それぞれの特徴や利用方法を知ることで、自分に合ったサイトを選び、満足のできる自己分析をしてみてください。
キャリアチケットスカウト
- 企業からスカウトが届く
- 就活生の価値観と企業の価値観を比べるため、本当に自分に合った企業を見つけることができる
- 用意された4つの質問に答えるだけで自己分析ができる
- 1分で登録でき、無料で自己分析できる
キャリアチケットスカウトは、レバレジーズ株式会社が運営する自己分析サイトです。
一番の特徴は、記述形式をさせることで価値観ベースに企業とマッチングすることができるため、本当に自分に合った企業に効率よく出会えます。
質問内容は4つあり、「ガクチカ、自己の強み、就活の軸、自己PR」です。
また、大体20分程度で回答終了し、自己分析結果を公開すると、大手企業や優良企業からのスカウトが届くことがあります。
キミスカ適性検査
- 自己分析結果を見た企業からオファーがもらえる
- 回答は5分~15分ででき、時間をかけずに自己分析できる
- 結果がグラフで見やすい
診断時間が5分〜10分と短く、忙しい就活生におすすめの自己分析サイトです。
150問の簡単な質問に答えるだけで自己分析(自分にどんな傾向があるか)結果が出ます。
また、他の自己分析サイトに比べて、150問という多くの質問が用意されているため、より細かい部分まで診断ができるのが特徴です。
キミスカ適性検査では下記9つの観点で自己分析ができます。
- 性格の傾向
- 意欲の傾向
- 思考力の傾向
- ストレス耐性
- 価値観の傾向
- ネガティブ傾向
- 職務適性
- 戦闘力
- 虚偽回答の傾向
また、その他にも人物像および人材活用に関するコメントももらえます。
Lognavi 適性テスト
- 適性テストの結果は偉人に例えて分かりやすく表示される
- 適性テストには性格テストと知的テストがある
- 星の数で自分に合う企業を探せる
Lognaviは性格面の自己分析だけでなく、知的テストと性格テスト両方を受けられるのが特徴です。
また、ほかの自己分析サイトと違い、適性テストの結果は偉人をモチーフにしたイラストで表示されます。
診断結果は偉人に例えられ、より自分がどんな人物像であるかをイメージしやすくなっています。
性格テストについては、何度も受けることが可能です。
自分の適性結果をもとに、自分と相性の良い企業を探しやすくするため、5段階の星が表示されます。
リクナビ診断
- 4択の質問で答えやすい
- 自分に向いている仕事のタイプを3つ紹介してもらえる
- 人としてどのような特性を持っているのか分かりやすく結果が出る
- リクナビをインストールしている人は新たなアプリを入れず、リクナビ上で簡単に診断ができる
リクナビ診断は、就職情報サイト「リクナビ」上で使用できる自己分析ツールです。
主に、自分の価値観や向いている職業を知ることができます。
質問内容はすべて4択で、110問ほどあります。
大体5分〜15分程度で回答が終わるでしょう。
特に難しいことを質問されるのではなく、生活していく中で大切にしていることや、会社・仕事に求めるものなどを質問され、自分の人生や会社、仕事に対する価値観を明確にすることができます。
具体的な回答方法としては、質問に対して「あてはまる」「あてはまらない」のどちらに近いかを回答していくだけなので、とても簡単です。
また、診断結果には「仕事探しのアドバイス」という項目もあり、自分の価値観と合う、自分に向いている仕事のタイプを3つ紹介してもらえます。
FutureFinder 16タイプ分析
- 診断結果から自分にマッチした企業を紹介してもらえる
- 自分の価値観に合った優良企業からオファーが来る
- 登録者限定のイベントに参加できる
FutureFinderは、株式会社ジェイックが運営する特性マッチング求人サイトです。
心理学統計に基づいた151問の質問に回答します。
その診断結果から自分の行動特性や性格特性が分かります。
そして、自分の強みを活かすことができる企業を紹介してくれるのです。
また、診断結果から、自分が仕事をする上で適した役割を16個のタイプから選び、教えてくれます。
COLOR INSIDE YOURSELF トーテム診断」
2018年にサービスが開始された無料自己分析サイトです。
他の自己分析サイトとは少し違い、生年月日を入力すると自分のキャラクターが作れます。
質問数は108問で、大体10分程度で終わる内容です。
診断結果から、仕事におけるアドバイスや、向いている職場環境や理想の職場環境などが分かります。
- ゲーム感覚で自己分析ができる
- 自己の特性だけでなく、向いている職場環境などがわかる
- 診断結果から3つの自己PR文が自動で作られる
dodaキャンパス 適性検査GPS
dodaキャンパスの適正検査(GPS)は、ベネッセコーポレーションが作成したwebテストです。
質問は23問あり、自分の強みや弱みなどの特性が分かります。
診断結果は、「レジリエンス(適応力)」「リーダーシップ」「協調性」の3つの項目で表れ、ランクで表示され見やすいです。
また、大きな特徴として、診断結果を企業が見てオファーをもらえることもあります。
- 質問数が少なく手軽に簡単に受けられる
- 診断結果が見やすい
- 診断結果を見た価値観の合う企業からオファーをもらえる
就活生が自己分析サイトを活用するときの注意点
自己分析サイトは就活生にとって便利なツールですが、効果的に活用するには注意すべき点があります。
これらのサイトは客観的な視点を提供してくれますが、結果を鵜呑みにせず、自分自身との対話を大切にすることが重要です。
以下に、就活生が自己分析サイトを活用する際に気をつけるべきポイントをいくつか紹介します。
これらの注意点を意識しながら自己分析を進めることで、より深い自己理解と効果的な就活につながるでしょう。
結果を絶対視しない
自己分析サイトの結果は、あくまでも一つの指標に過ぎません。
診断結果を絶対的なものとして受け止めるのではなく、参考程度に捉えることが大切です。
自分の経験や周囲の評価と照らし合わせて、結果の妥当性を検討しましょう。
時には、診断結果に違和感を覚えることもあるかもしれません。
そのような場合は、なぜそう感じるのかを深く掘り下げてみることで、新たな気づきが得られる可能性があります。
複数のサイトを利用する
一つの自己分析サイトだけに頼らず、複数のサイトを利用することをおすすめします。
各サイトには特徴や強みがあり、異なる角度から自己分析ができるでしょう。
複数のサイトの結果を比較することで、より多角的な自己理解が可能になります。
ただし、あまりに多くのサイトを利用すると混乱を招く恐れがあるため、2〜3サイト程度に絞るのが良いでしょう。
結果を深掘りする
自己分析サイトの結果をそのまま受け入れるだけでは不十分です。
診断結果を基に、自分自身でさらに掘り下げて考えることが重要です。
なぜその結果になったのか、具体的なエピソードと結びつけて考えてみましょう。
自分の経験や行動パターンを振り返ることで、より深い自己理解につながります。
この過程で、自己PRや志望動機作成のヒントが見つかることもあるでしょう。
時間をおいて再診断する
自己分析サイトの結果は、その時々の心理状態や環境に影響される可能性があります。
一度診断を受けた後、しばらく時間をおいて再度診断を受けてみることをおすすめします。
結果に変化があれば、その理由を考えることで新たな気づきが得られるかもしれません。
ただし、短期間に何度も診断を繰り返すと、かえって混乱を招く可能性があるため注意が必要です。
他者の意見も取り入れる
自己分析サイトの結果だけでなく、周囲の人からの評価も重要です。
家族や友人、先生など、自分をよく知る人に意見を求めてみましょう。
他者からの評価と自己分析サイトの結果を比較することで、より客観的な自己理解が可能になります。
ときには、自分では気づかなかった長所や短所が明らかになることもあるでしょう。
さいごに
今回は、就活における自己分析サイトの活用方法やおすすめ自己分析サイトの紹介をしました。
就活の初めの一歩は自己分析と言っても過言ではありません。
就活の軸や業界、業種を決める大事な取り組みなので、時間をかけてじっくり自己分析をすることをおすすめします。
さまざまな自己分析サイトがあり、どれを使えばよいか迷うかもしれませんが、それぞれの特徴を見て自分に合った自己分析サイトを使っていきましょう。