【合説の是非論】合同説明会に参加する目的、賢いまわり方を解説

2024/9/27更新

はじめに

「合同説明会に参加するのって時間のムダじゃない?」

「合説に参加するメリットとかあるの?」

「合説のまわり方がイマイチわからない…」 など、就活初期に行われるイベントであるがゆえに、まだ初々しい就活生にとって、その意味や立ち振る舞い方がわからないのが合同説明会です。

この記事は、就活をしている以下のような方に向けて書いています。

対象の読者
  • 合同説明会がどんなものか知りたい
  • 参加するメリットやデメリットを把握したい
  • 企業側が出展する理由も知りたい

本記事では、合同説明会に参加するメリットやデメリット、効率的かつ効果的に活用するテクニックなどを書いています。

合同説明会について詳しく知りたい方におすすめです。

また、実際にどんな合同説明会や就活イベントがあるのかという情報は、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

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合同説明会とは

合同説明会とは

正式名称は、合同企業説明会(以下、合説)といい、たくさんの企業が一堂に集まり合同で企業説明会を行うイベントです。

リクナビやマイナビなどの就職情報サイトが開催するイベントのほか、大学や地方自治体が行うものまで全国各地で実施されます。

会場に設置された各企業ブースに学生が訪れ、企業側が企業概要や事業内容、求人情報といった説明から先輩社員との座談会などを実施する企業が多いでしょう。

さらに、エントリーシートの書き方や面接のコツなど、就活ノウハウを学べるセミナーなども同時に開催されます。

合説の企業側の出展目的

まずは、企業側が合説に出展する理由について解説していきます。

主に、目的は以下の3つです。

出展する目的

  1. 学生に認知してもらうため
  2. 学生のエントリー数を増やすため
  3. 優秀な人材を発見するため

 

それぞれについて詳しく説明します。

①学生に認知してもらうため

1つ目の目的は、自社の認知拡大を狙った広告・宣伝のためです。

採用を進める上では、企業側としてもまずは学生に企業のことを知ってもらう必要があります。

有名で人気のある企業であれば、PRしなくても知名度があるので問題ありませんが、まだ認知されていない企業はまずは自社の名前を知ってもらわなくてはなりません。

自分の企業が、「どんな企業で」「どんな事業を行っていて」「どんな求人を出しているのか」を知ってもらうために、合説に出展をします。

➁学生のエントリー数を増やすため

2つ目の目的は、採用のエントリー数を増やすためです。

企業側としては、優秀な学生を採用したくてもエントリー数が少なければ選ぶこともできません。

学生側に認知してもらうことはもちろん、そこから興味を持ってもらい、エントリーまで進んでもらう必要があります。

そのため、企業側は学生に自社の魅力を知ってもらう場として、合説への出展を行います。

③優秀な人材を発見するため

3つ目として、優秀な人材を早い時期からキャッチしておきたいという目的があります。

説明会という建付けにはなりますが、採用担当は優秀な人材がいないかアンテナを立てて見張っています。

実際に優秀な人材を見つければ、名刺を渡したり、メールアドレスを交換したりとイベント終了後も接触できるように動くこともあるようです。

逆を言うと、合説の場にて企業の人事の方からアプローチがあった際には、企業側からの脈ありだと捉えてもよいでしょう。

合説に参加するメリット4つ

合説に参加するメリット4つ

企業側の目的はわかりましたが、学生が合説に参加するメリットはなんでしょうか。

メリットとしては、大きく4つあります。

メリット

  1. やる気スイッチが入る
  2. リアルな企業情報が入手できる
  3. 企業や業界を知るチャンスになる
  4. その場で人脈を作れる

 

それぞれについて解説していきます。

①やる気スイッチが入る

ライバルを目の前にすることで就活に対する意識が変わります。

頭の中で想像するのとリアルに接触するのでは、臨場感で圧倒的な差が生まれます。

受験勉強時代に図書館で他の学生が勉強している姿を見て、「自分も頑張らないと…」と感化された経験はありませんか?

同じように、黒いリクルートスーツに身を包んだ大勢のライバルを見ると、自然と就活スイッチが入ります。

就活に本腰が入らない就活生がいれば、合説に参加して刺激をもらうこともオススメです。

②企業情報が入手できる

2つ目のメリットとしては、情報収集の効率性が良いことです。

個別に企業を訪問して情報を得るのは、経済的にも労力的にも負担が大きいでしょう。

合説であれば、出展している企業情報を一気に集めることができます。

また、ネット上の企業情報では基本的にプラスの情報しか載っていない、かつ一方通行の情報となるため精度がやや落ちてしまいます。

一方、合説では企業の方に質問できるチャンスがあり、リアルな情報をインタラクティブに得ることも可能なので、正確な情報をキャッチしやすいです。

そのため、合説は個別の企業説明会との比較では「効率性」、ネット情報との比較では「正確性」という意味で大きなメリットのある機会となります。

③企業や業界を知るチャンスになる

当然ですが、その企業の存在を知らないとエントリーすることはできません。

合説に参加することで、自分では検索しない、ネットでは見ることのない企業に出会うことができます。

会場をまわると、企業名が自然と目に飛び込んできますので、知らない企業も無意識に認知できるでしょう。

未知の業界や企業を知ることで、それまで知らなかった分野の新鮮な情報を入手できます。

さまざまな情報が入ることで比較が可能になり、自身が希望している企業との違いを知ることにつながるのです。

合説に参加することで、視野も広くなり、情報確度も高くなります。

➃その場で人脈を作れる

最後は知名度の低い企業であれば、その場でコネクションを作れるというメリットもあります。

知名度の低い企業の場合、ブースに学生が集まっていないこともあるでしょう。

そこに参加することで、人事担当者との接点を深く持つことができます。

合説は、個別の企業説明会よりフランクに人事担当者と話ができる場です。

人事担当者と話す中で、うまくアピールして顔を売ることができれば、以降の選考が有利に働く可能性は十分にあります。

合説に参加するデメリット

合説に参加するデメリット

次に合説に参加するデメリットも押さえておきましょう。

ここでは、考えられるデメリットを3つ紹介しておきます。

①企業の良い面ばかりを聞かされる
②知りたい情報を入手できない場合も
③交通費や時間がかかる

 

それぞれについて解説していきます。

①企業の良い面ばかりを聞かされる

合説で企業側は、基本的にプラスな情報を伝えます。

「給与は高いけど残業が多い」「やりがいはあるけど激務」「企業は大きいけど、若いうちは責任のある仕事を任せてもらえない」など、マイナスに感じる部分を伝えることはほとんどありません。

合説が企業PRの場であるため、その場でわざわざネガティブな表現をして就活生を不安にさせるような情報発信は避けたいと考えられます。

そのため、人事担当者が話している内容は、一側面しか見ていない、聞かされていないと自覚しながら聴くことが肝要です。

就活初期は視野を拡大することが必要となりますので、情報収集という意味では非常に価値のある場ですが、情報を鵜呑みにしない心構えを持つようにしましょう。

➁情報を入手できない場合も

合説に参加する企業は1日に何セットも同じ説明を行います。

説明する内容はある程度決まっていて、大体の就活生が知りたいであろう企業情報や求人情報を集約して、単に企業側がアピールしたい情報で固めらることが多いです。

逆を言うと、学生にとっては自分の知りたい情報を得られないケースもあるでしょう。

最後に質問タイムもあったりしますが、多数の就活生が聴いている手前、リアルな情報をあえて伝えない場合もあります。

もし、どうしても聞きたい内容があれば、ブースに人が少ない時間帯に個別で聞くなどの対策をしていきましょう。

③交通費や時間がかかる

最後のデメリットとしては、合説に参加するための交通費や移動時間のコストが発生することです。

現在はオンラインでの参加が可能な場合もあるので、回避できることもありますが、リアルで参加したほうが臨場感や情報の質が代わってきます。

自身の懐事情も考えた上で、参加する合説を考えていきましょう。

合同説明会の賢いまわり方

合同説明会の賢いまわり方

「合説のメリットやデメリットはわかりました。次に、合説に参加する場合、何かまわり方のコツとかありますか?」

という就活生向けに、賢いまわり方を紹介します。

コツは、以下の3つとなります。

賢いまわり方

  1. 自分が知らない業界や企業の説明を聞く
  2. インターネットで情報が拾える有名企業は避ける
  3. 気に入った企業は担当者とコネを作る

 

それぞれについて解説していきます。

①自分が知らない業界や企業の説明を聞く

自分が知らない業界や企業のブースをあえて選んで話を聞いてみましょう。

自分の知っている業界や企業はアンテナが立ち情報感度が良い状態なので、インターネットやいろいろな媒体を通じて情報が入ってきやすくなります。

逆に、自分の興味のない業界や企業の情報と出会う機会はほとんどありません。

知らない業界や企業に対して積極的にアプローチすることにより、相対的な比較が可能になります。

自身が興味のある業界や企業との違いや類似点などを、より深く知るキッカケにもなるでしょう。

➁インターネットで情報が拾える有名企業は避ける

インターネットで情報が拾えるような有名企業は避けておきましょう。

有名企業となると、就活生の参加者数も多いので、自分が知りたい情報を知れる機会は少なくなります。

また、最近は口コミサイトの情報も充実してきているため、有名企業であれば社風や給料などの情報を簡単に入手できるようになりました。

こうした理由から、現地でしか取れない情報を集めるために、合説に参加するのがオススメです。

③気に入った企業は担当者とコネを作る

実は、個別の企業説明会よりも合説のほうが、人事担当者の懐には入りやすいです。

個別の企業説明会では志望している関心の高い学生が集まるため、人事担当者も本気度高く参加していることが多いでしょう。

一方、合説の場合は活動目的が宣伝・広告がメインとなるので、人事担当者もカジュアルに接することを心がけています。

そのため、よりオープンに会話をすることができ、顔や名前を覚えられたり、良い印象が残ったりさえすれば、選考が優位に働く可能性も出てきます。

少しでも興味がある企業に出会ったら、積極的にコンタクトを取ってみましょう。

合説よくあるQ&A

合説よくあるQ&A

最後に合説に関してよくある質問をQ&A形式でまとめていきます。

Q1:合説に参加すると選考が有利になる?

基本的に有利に働くことはないと考えましょう。

企業側の合説参加の目的は、企業のPRです。

前提として選考しようと思って出展していませんので、期待しすぎないように。

ただし、優秀な人材を発見しようと目を光らせている企業もあります。

知名度のない企業であれば、選考につながることもありますので、気を抜かずに参加するようにしましょう。

Q2:どんな服装で参加すればいい?

基本はリクルートスーツです。

合説で周囲を見渡すと、みんなリクルートスーツに身を包んでいます。

そこにカジュアルな服装で参加すると、場から浮いてしまいます。

また、スーツであれば何でもいいというわけではなく、黒やダークグレイ、濃紺などの落ち着いた色で、オーソドックスなスーツを着用してください。

ちなみに、「服装自由」とか「私服でお越しください」などの指示がある場合は、フォーマル寄りのカジュアルオフィシャルで参加しても問題ありません。

Q3:名刺をもらったら、どう対応したらいい?

帰宅後にできるだけ早くお礼メールを送りましょう。

先ほども説明したとおり、人事から名刺をもらえるということは、脈がある可能性もあります。

特に自分の興味のある企業であれば、コネクションを継続させるために、帰り次第すぐに「お礼メール」を打ちましょう。

その際は、「志望度が高いこと」や「説明会の中で印象に残ったことや感想」などを付け加えると、別ルートの選考に参加させてもらえるチャンスが拡大します。

Q4:合説では積極的に質問すべきですか?

できる限り積極的に質問していきましょう。

たとえ合説であっても、アピールの場だと捉えることが肝要です。

あなたが興味のある志望度の高い企業であれば、なおさらです。

調べれば誰でもわかるような質問は逆効果となりますので、控えるようにしましょう。

あくまでもリアルなやりとりでなければ入手できない具体的な質問を投げかけるようにしましょう。

Q5:合説に持参すべきアイテムは何ですか?

持参すべきアイテムを以下に記しました。

当日チェックを忘れずに行ってください。

絶対に必要なアイテム

☑就活かばん
☑スケジュール帳
☑筆記用具
☑メモ帳
☑資料を挟むA4サイズのクリアファイル

任意で必要なアイテム

☑記入済みの履歴書
☑折り畳み傘
☑スマホの充電器
☑常備薬(特に花粉系)

記入済みの履歴書は意外に思われるかもしれませんが、企業によっては選考をその場で進める企業もあります。

その際にすぐに履歴書を出すことができれば、より選考がスムーズに進みます。

先回り力や志望度も伝わりますので、仕込んでおいて損はないでしょう。

さいごに

本記事では、合説に参加するメリットからデメリット、賢いまわり方などを説明しました。

合説はメリットとデメリットを比較しても、メリットのほうが大きいので、一度は参加してみるのがオススメです。

参加する際には、今回紹介した3つの賢いまわり方を参考にして、よりよい機会にしていきましょう。

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合説よりも小規模になりますが、就活生と企業がお互いをよりよく知るために交流できるイベントとなります。

詳細は下記ページで紹介していますので、ぜひご覧ください。

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