【例文あり】自己PRでリーダーシップをアピールする5つの方法

2024/10/9更新

はじめに

この記事は、自己PRの「リーダーシップ」について気になっている就活生に向けています。

対象の読者
  • リーダーシップは企業に評価されるのかが心配
  • リーダーシップのアピールの方法が分からない
  • リーダーシップをアピールするコツを知りたい

自己PRで「リーダーシップ」を企業にうまくアピールする方法を解説します。

結論からお話しすると、リーダーシップをアピールするには伝え方に工夫が必要です。

本記事ではどのような伝え方をすれば企業に良い評価を受けるのか、逆にどのような伝え方が評価を下げるのかを解説しています。

例文を交えていますので、最後まで読めば再現可能になるように構成しています。

ぜひ就活の自己PRの参考にしてください。

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リーダーシップとは

リーダーシップとは

「リーダーシップ」を簡単に説明すると「組織やチームを導いて目標を達成する力」です。

リーダーには主に以下の役目があります。

リーダーの役目
  • 組織やチームの目標の設定
  • 組織やチームの環境の整備
  • メンバーの手本となり、引っ張る
  • メンバーが力を発揮できるように働きかける

自己PRでリーダーシップをアピールしたい人は、今までにリーダーとしてどのような経験や実績があるのかを一度振り返ってみましょう。

自己PRで「リーダーシップ」は評価されるのか?

自己PRで「リーダーシップ」は評価されるのか?

まずはじめに、学生が自己PRで「リーダーシップ」をアピールしてきた場合、人事はどう捉えているのかを解説します。

基本的には「歓迎」で受け止められるでしょう。

リーダーシップをアピールするときの注意点

組織にはリーダーばかりだと、組織が機能不全に陥る可能性があります。

逆にリーダー不在の場合は、決断する人がいないため、目標がなく生産性がなくなってしまう恐れもあります。

最近の若い人には

「役職に就きたくない」
「責任を負いたくない」
「上と下の板挟みになりたくない」

などの理由で、責任のあるポストにはあまり就きたくないという風潮もあります。

そんな中で「私の強みはリーダーシップです」とアピールすれば、企業に一目置かれるでしょう。 

但し、リーダーシップのアピールには注意が必要です。

後述する5つのテクニックで注意点が明確になるはずですので、ぜひご覧ください。

企業が求めるリーダーシップとは

企業が求めるリーダーシップとは

次に、あらかじめ企業が求めるリーダーシップを押さえておいたほうがいいので、このセクションで解説します。

リーダーシップ行動理論では「PM理論」が有名です。

この理論によれば、リーダーシップの機能は「目標を達成する機能(P)」と「集団を維持する機能(M)」で構成されます。 

したがって、

「目標を達成する機能(P)」
×
「集団を維持する機能(M)」

 

を最大化することがリーダーシップの役割になります。

そのためにはどんな要素が必要なのでしょうか?

リーダーシップを発揮する対象を「他人」と「自分」、「課題」という3つの切り口に分けて、必要な要素を導き出していきます。

リーダーシップを
発揮する対象
求められる要素
他 人対人影響力、協調性、協働性、指導・育成力、感情理解力など
自 分責任感、行動力、自主性、自律性、忍耐力、ストレス耐性など
課 題目標設定力、問題発見力、問題解決力、論理的思考力、分析力、企画力、計画性など

 

このように「リーダーシップ」と一言でいっても、たくさんの要素があり、抽象度の高い単語だということが理解できると思います。

いずれの要素も企業にとっては大切なパーツなので、「リーダーシップ」を語る場合、それが何なのかを具体的に言及する必要があるということですね。

リーダーシップをアピールする5つのテクニック

リーダーシップをアピールする5つのテクニック

それでは5つのテクニックを1つずつ紐解いていきます。

①リーダーシップを別の言葉で言い換える

「私の強みはリーダーシップです」といったところで、人事にはあまり響かない恐れがあります。

理由は大きく2つあります。

よく使われる単語のため

1つ目は、使い古された単語のためです。

「リーダーシップ」という言葉は、ビジネスで頻繁に登場してくる言葉だし、就活生もアピールでよく使う単語でもあります。

なので、企業側は「リーダーシップ」という言葉を聞いた瞬間に、

「またかぁ…」
「何か捻りはないの?」

といった感触を覚えます。

掴みどころのない単語のため

加えて、「リーダーシップ」は先ほども説明したとおり抽象度の高い言葉なので、何を指しているのか分からない、掴みどころのない単語です。

要は、具体的な話を聞いてみないとリーダシップのどの要素を指しているのか理解できないと、ボヤっとして曖昧な印象に終始してしまいます。

それを別の表現で言い換えることにより、具体的にイメージできるリーダーシップに変貌します。

たとえば、

「リーダーシップ」の言い換え
  • 自らが率先垂範して周囲を協働させる力
  • みんなの意見を集約して最適解を導き出せる力
  • 各人の強みを引き出し、成功体験させるプロデュース力
  • 現状と目標のギャップを伝え、組織を適切な軌道に乗せる修正力
  • 士気の落ちた組織を鼓舞し再起する力

のような言い回しで「リーダーシップ」を伝えてみてはいかがでしょか?

これだとオリジナル性があるので、相手の脳にインパクトを残せますし、具体性が追加されているので動きもイメージできます。

ぜひ、独創的でビジュアル的にも理解できるイメージしやすい表現にトライしてみましょう。

②具体的なエピソードで伝える

リーダーシップを語るのであれば、もちろん具体的な中身が必要です。

中身が抽象的で分かりにくいと、

「それってリーダーシップなの?」
「単なる自己満足では?」

といった心証を免れません。

具体性の追加
  • 5W1H
  • 固有名詞
  • 第三者や権威の声
  • 5感テクニック

などの具体性を追加して、リーダーシップを下支えする説得力のあるイメージしやすいエピソードを盛り込むことが何にも増して重要です。

③定量・定性的な成果を入れる

特にリーダーシップをアピールする場合は、そのリーダーシップを発揮したことでどのような成果が生まれたのかを伝える必要があります。

要は、「~しました」という事実を語るだけでは相手に良い印象を持ってもらえないのです。

成果といっても、大きなものである必要はありません。

小さくてもいいので、どういう目標を達成できたのかを定量的に表現する必要があります。

逆に、数値で表せない成果は、定性的に表現するように心掛けましょう。

たとえば、

(あなたのやったことで)各人が目標を持って練習に取り組むようになり、惰性でやっていた練習が一転して活気を帯びてきました。

など、必ずどういう変化が起きたのかを定性的に伝えるようにしましょう。

④独断性のあるリーダーシップでないことを伝える

長所と短所はコインの裏表で、リーダーシップも「独善的」や「自分勝手」、「暴走する」など、周囲を振り回すリスクがあると捉えられがちです。

組織は秩序を守ることを重視する傾向にあるため、そのような独断的なリーダーシップを持った人が目立つと、強調を求める声が強まることが考えられます。

特に、人事はそのような注意が必要な人に敏感なので、エピソードの中で「独断性のあるリーダーシップ」ではないことをしっかりと伝えましょう。

それに成功すれば、人事は安心してあなたのリーダーシップを受け入れるはずです。

⑤必ずベネフィットを入れる

最後のポイントは必ず「ベネフィット」でフィニッシュするということです。

「ベネフィット」とは何かというと、「リーダーシップが御社にどのようなメリットをもたらすか」です。

内定決裁時に人事は社長や役員に対して、「こうこうこういう理由でA君に内定を出します」という理由が欲しいわけです。

したがって、あなたは必ず

だから、このリーダーシップを発揮して~で活躍できるんです。

と言えなければ、採用の決定打に欠きます。

企業側の「得たい結果」や「求める未来像」にフォーカスして、必ずベネフィットでクローズするようにしましょう。

リーダーシップをアピールする例文

リーダーシップをアピールする例文

それでは元人事目線で作った刺さる例文を公開します。

リーダーシップをアピールするときの型

まずは型がないと例文を作れないと思いますので、紹介します。

①結論:「私の強みは~です」
②具体性:「具体的には~だからです」
③ベネフィット」「(だから)この力を使って~で貢献します」

 

この3段論法で十分刺さるでしょう。

具体例を見ないとイメージが湧かないと思いますので、例文をお示ししますね。

リーダーシップをアピールするときの例文

例文:ゼミ編】

私の強みは、チームで何が最善かを絶えず自問し、機を見て実行に移す力です。

この力は学内で実施されるゼミの対抗ディベートで発揮されました。

私はゼミ長として、大会準備の全権を任されましたが、まずはゼミ生全員の総力を結集することを念頭に、全員が協働して成果物を作り出す目標を掲げました。

ゼミの時間はもちろんのこと、土日などゼミ以外のプライベートの時間も活用して想定される色んな角度からの質問や疑問を洗い出し、それに対する回答を衆知を集めて作り上げました。

また、アルバイトで参加できないゼミ生には参加意欲を失わせないように、事前にLINEやメールで意見やアイディアを聴取したり、決まったことを必ず報告するなど情報を共有する場を設け、不在者の関与度や参加度も高めるように働きかけました。

結果として、ディベート前日には立派な想定問答集が完成し、結果として最優秀賞をみんなの力で勝ち取ることができました。

この取り組みを通じて、1人では見つけ出せない盲点をチームで補完することで漏れがなくなり、盤石の体制で臨めることを学びました。

御社ではこの力を十分に活かし、組織力の最大化を肝に銘じつつ、業容の拡大に努めて参りたいと考えています

いかがでしょうか?

まずは「結論」でリーダーシップという言葉をダイレクトに使わないようにします。

その代わりに、「チームで何が最善かを絶えず自問し、機を見て実行に移す力」といった動きのある動詞を使ってビジュアルにイメージできるように仕立てましょう。

続いて、「具体性」では結論を下支えする考え方や実際の行動場面を入れ込みながら、臨場感を高めています。

しかも、「自分勝手な」「独断的な」要素を排除し、チームワークで仕事をするリーダーシップを匂わせていますね。

それによる成果物(=最優秀賞)も確認できます。

最後は「ベネフィット」で活躍イメージを想起させ、単なる事実の報告に終始していないので、収まりがいいですね。

まだイメージが湧かないかもしれませんので、もう1つ例を見ていきましょう。

【例文:アルバイト編】

私の強みは見えない問題を発見し、適切な問題解決で目標を達成する力です。

具体的には、3年間勤めているアパレルショップで、今年の4月からバイト―リーダーを任されています。

就任当初は、全員が売上目標未達で、頑張っても無理だろうという厭世観が店内に漂っていました。

そこで私自身、何が問題なのかを絶えず自問していました。

あるお客様の接客時に「聞きたいことがあったら、こっちから聞くわ」と煙たがれ、求められていない過剰な接客や執拗な売り込みがお客様から嫌悪感を抱かれ、失注につながっているのではないかという仮説を立てました。

「言い出したものから実行せよ」で来店してきたお客様の接客はせずに、まず行動を観察していました。

お客様は一通り見終わると顔を上げ、店員を探している素振りを見せました。

すかさず、お客様のところに駆け寄り、お話をお伺いしたところ、違う色がないかというご相談でした。

その色は店舗にはないが、取り寄せられることをお伝えすると、その場で発注が決まり、売上につながりました。

この仮説を何件か試してみると、やはり困ったときに接客するほうが売上の直結率が高いことがデータで証明できました。

この方法を店長の承諾を経て他のスタッフにも徹底すると、期待以上に再現性が高く、すべてのスタッフで目標売上を達成できたことに加えて、仕事に対する姿勢が以前よりも前向きで笑顔に変わり、店舗の接客の活性化にも大きく貢献しました。

御社では問題の本質を追求し、最適解を導き出すことで、売上とお客様満足の向上に邁進したいと考えています。

パターンがだいぶ見えてきましたか?

興味と真実味のある自己PR文になっているでしょうか?

なっていれば、この自己PRは成功だと言えます。

ちなみに、このエピソードはすべて想像で作っています。

型を使って、文脈のつなぎや言葉のチョイスを工夫するだけで、このような文章ができあがるというわけです。

最後にもう1つだけ例文をお届けして、さらにイメージを掴んでもらいます。

この例文では部活・サークル編として、縁の下の力持ち的存在でも「リーダーシップ」をアピールできることにチャレンジしてみたいと思います。

【例文:部活・サークル編】

各人の強みと弱みを分析し、的確な指示を出して全体の底力を引き上げることが私の強みです。

私は野球部に在籍していますが、大学2年生の練習試合でスライディング時に相手チームのキャッチャーと激突した際に肩をぶつけた衝撃から、二度と試合に出場できない怪我を負いました。

一時は、退部の2文字も頭をよぎりましたが、中途半端が嫌な性格により、後方からチームメイトを支援できる方法を模索していました。

その気持ちを察してくれた監督からスコアラーを命じられ、今度はベンチから試合に貢献することに気持ちを切り替えました。

スコアラーとして、単に記録を取ることだけに留まらず、選手の打席と相手投手の配球を分析し、各人の強いコースや高さ、球種と安打の関係を図で示しました。

その上で、各人の好球必打を心掛けることと、弱いコースや高さ、球種は敢えて見送ったり、ファールチップでかわす戦法を打撃練習から部員に徹底し、ある部員からは「このコースに強いとは思いもよらなかったよ」とデータの存在に感謝されました。

結果として、練習試合を含めた試合でチーム打率が2割3分から2割8分に引き上げることに貢献し、勝率も連動してアップしました。

現在は、弱点を補強するデータとしても活用され、部員が私のデータ分析をかなり頼りにしてくれるようになりました。

御社では与えられた場で最善を尽くすべく、得意の分析力と提案力を駆使して、目に見えない問題をデータを活用して解決していきたいと考えています。

さいごに

リーダーシップの自己PRを例文を交え、テクニックをお伝えしながら解説してきました。

同じ内容でも、伝え方や言葉のチョイス、見せる角度でまったく違うものに見えることが理解できたと思います。

相手が見たい、採用したい映像を文章化することがポイントです。

そのためには相手の求める人物像を予めリサーチしておくことが大切ですし、その人物像に近付けるためのエピソード選びも重要になってきます。

そのうえで、今回公開したテクニックを随所に散りばめて、うまく自己PRでリーダーシップをアピールしましょう。

本記事があなたの自己PRの成功に貢献できれば幸いです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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