【企業研究】ベネッセの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年6月25日更新

はじめに

就活を行う上で、企業研究は非常に重要です。

企業について理解を深めることで、就活を進めることができます。

 

今回研究を行うのはベネッセ。

ベネッセの就職難易度や採用大学、選考対策を徹底的に解説します。

 

ベネッセを志望している方はもちろん、教育業界に興味がある方もぜひ最後までお読みくださいね。



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ベネッセの基本データ

はじめに、ベネッセの基本データを見ていきましょう。

 

会社名株式会社ベネッセホールディングス
設立年1955年(昭和30年)1月28日

2009年10月1日持株会社化に伴い、

「株式会社ベネッセコーポレーション」より商号変更

従業員数連結 16,637人(2023年3月31日現在)
売上高411,876,000円(2023年3月連結期)
企業理念Benesse=『よく生きる』

Benesse。それは「志」をもって、夢や理想の実現に向けて

一歩一歩近づいていく、そのプロセスをも楽しむ生き方のこと

私たちは、一人ひとりの「よく生きる」を実現するために

人々の向上意欲と課題解決を生涯にあたって支援します

そして、お客さまや社会・地域から支持され

なくてはならない企業グループとして、いまと未来の社会に貢献します

行動指針■私たちが大切にすること

何事にも誠実に向き合います

何よりも信用を重んじます

常に挑戦し革新し続けます

■私たちが約束すること

お客さまに―

すべての行動の原点はお客さまにあります。私たちは、お客さまの立場で考え抜き、お客さまの今と未来の課題解決に繋がる真の価値を創造し、期待に応え続けます。

共に働く仲間たちに―

私たちは、お互いの成長とチームワークを大切にし、公正で活気に満ちた職場をつくります。

取引先の皆さまに―

私たちは、お取引先を、ともに価値を生み出す大切なパートナーと考え、ともに発展することを目指し、信頼関係に基づいた適切な関係を保ちます。

地域・社会に―

私たちは、事業を通して、赤ちゃんからお年寄りまですべての人々が安心して暮らせる環境づくりに貢献し、豊かな社会の実現を追求します。

株主の皆さまに―

私たちは、株主の皆さまから永きにわたって信頼していただけるよう、成長し進化し続けます。

福利厚生・カフェテリアプラン

(住宅補助/出産・育児/子どもの教育・療育/介護/医療・健康増進/財産形成/ボランティア活動費補助)

・賃貸住宅手当

・従業員持ち株会

・確定給付年金

・確定拠出型年金

・各種保険

(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険等)

・定期健康診断

 

引用元:ベネッセ採用サイト



事業内容

続いて、ベネッセが取り組む事業内容を見ていきましょう。

教育事業

進研ゼミによる若年層への教育機会の提供をはじめ、「大人になっても学び続ける」ニーズに応えるべく、リカレントやリスキリングに対応する事業を展開しています。

大人向け教育では「Udemy」というプラットフォームを展開しており、個人はもちろん、法人の学びも支援することが狙いです。

 

また、教育のDX化によって、地域格差や経済格差による影響を受けない教育機会の不平等解消も行っています。

 

さらにはGIGAスクール構想※の実現に向け、学校教育のICT化を推進する事業も積極的に展開しています。

 

※文部科学省が推進する、1人1台の端末環境と高速ネットワーク環境の整備をベースとした、個別最適化された創造性を育む教育ICT環境を実現させる施策

 

すでにロボットやAI、ARやVR、センサーなどのEdTech分野では業界1位を誇っており、それらの領域に興味がある人にとっては最善の企業と言えるでしょう。

介護・保育

教育事業のイメージが強いベネッセですが、介護や保育領域も積極的に事業展開しています。

 

「介護の匠」と呼ばれる、介護のプロフェッショナルの育成・教育をはじめ、介護業界や保育業界の評価制度や賃金の是正など、社会課題と向き合うような働きかけや事業を展開している点は特徴的です。



募集職種

では、新卒ではどのような職種を募集しているのでしょうか。

 

職種は、入社時は全員が「企画職」での業務となります。

その上で対象となる顧客や、どの領域の課題解決を行うかによってミッションが変わっていきます。具体的なポジション例としては学校コンサルティングやマーケティング、商品開発、デジタルサービス開発などです。

 

会社主導のジョブローテーションはないため、異動を希望する場合は能力開発制度や公募制度を利用し、異動します。

 

新卒給与は基本給 215,000円ですが、働く地域によって地域給が適用されます。

補助として、賃貸住宅手当は支給条件を満たす場合のみ、賃貸住宅手当が入社後3年まで支給されます。(1~2年目:28,000円/月、3年目: 18,000円/月)

賞与は6月と12月の年2回支給されます。



新卒選考フロー

新卒選考フロー

ベネッセの選考フローは以下です。

 

一次選考

エントリーシート・適性テスト

2つの結果を総合的に判断して合否が決定します。

二次選考

個人面接、グループディスカッションなどが行われます。

三次選考

個人面接

面接官1名による個人面接が実施されます。

最終選考

個人面接

面接官2名による個人面接が実施されます。

 

選考フローは非常にシンプルで、選考ごとに適切な対策を行うことが求められます。

また、質問内容も「なぜベネッセを選んだのか」などの基本的な内容のため、事前にきちんと対策を行うことが大切です。



インターン

ベネッセのインターンは、全4コースで構成されています。

開催日や応募締め切りはインターンによって異なるため、各コースの詳細情報をきちんとチェックしましょう。

 

①End-User・企画メソッド

②Benesse Business School

③つくる、教育×DIGITAL

④User-Based Digital Competition

 

これまで20年の歴史を持つベネッセのインターンは、教育業界1位ならではの密度濃いプログラムを最大の特徴としています。

 

①End-User・企画メソッド

「その人の生活において、何を解決したらベストなのか」をテーマに、企画立案を行うインターンコースです。

 

エンドユーザーの課題を解決するサービス・商品を企画することが求められるベネッセにおける企画メソッドを通して、自分の思考を形にする術を学ぶことができます。

 

②Benesse Business School

「ビジネスのプロ」を目指す人に向けて開講されるインターンで、社会人向けビジネススクールと同等のレベルでビジネスの基礎・基本を学べるプログラムが無償提供されています。

 

コンサルティングを専門にする外部講師を迎え、経営戦略・マーケティングを学ぶことができます。

 

③つくる、教育×DIGITAL

名称通り、教育現場をデジタル技術がどう変えていくかという点に焦点を当てた内容です。

具体的には、業界1位のリソースを基にした新デジタル商品の企画を行います。

 

また、最新テクノロジーの専門家を迎え、最新テクノロジーのもたらす未来の可能性について学ぶことも可能です。

 

④User-Based Digital Competition

「顧客起点の企画+開発」コンペティションと題し、チームではなく個人で開発を行うインターンです。個人戦のため、自分の得意な技術を最大限活用し、実力を試すことが可能です。

 

開発経験が1年以上という条件付きのため、一定レベル以上の学生と共に切磋琢磨することが可能です。



社風

若い社員も積極的に挑戦してほしいと考える風土が根付いており、手を上げさえすれば多くの機会に恵まれます。

また、「教育」という大きな社会課題と向き合っていることもあり、バイタリティ高く自身の仕事に情熱を持っている人が多いようです。



求める人材

ベネッセでは、求める人材を以下のように定義しています。

 

高いベーススキルに加えて、

 

①困難に立ち向かう「バイタリティ」があり

②お客様の課題を解決するという「本気さ」があり

③その願いを実現するために「挑戦」し続けることができる

 

方をベネッセは求めています。

業界1位の会社で求められる仕事のレベルは非常に高いです。

そんな厳しい環境下でも、お客様のために最後まで挑戦し続ける志をベネッセの社員は持っていますし、同じ志を持った仲間と一緒に働きたいと考えています。

 

引用:ベネッセ新卒採用ページ

 

教育業界1位という誇りを強く持つベネッセは、その点を踏まえた志高い人物を望んでいるようです。



就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

では、教育業界内ではベネッセはどのような立ち位置なのでしょうか。

教育業界で名を連ねるRECRUIT、トライグループ、LOTALICOとの比較から見ていきましょう。

 

会社名ベネッセリクルートトライグループLITALICO
売上高411,876,000円(2023年3月連結期)7,606億円

(2022年4月1日~2023年3月31日)

47,519,000円

(2022年2月期)

197.3 億円

(2022年3月期)

平均年収934万円997万円408万円?399万円
就職偏差値・

難易度

60高いやや高いやや低い
社風・若手活躍に積極的

・家族や自分のキャリアを重んじる

・実力主義

・主体的に自分のキャリアを切り開いていける

・若手主体の環境

・中途ではなく新卒に強み

・会社の思想に強く共感している人が多い

 

就職偏差値:【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

 

教育業界No.1の名に相応しく、就職偏差値は明確に高いことが分かります。

また、平均年収は300万円台と言われる教育業界の中で、平均年収900万円越えと非常に高い数値を維持しているのは、先進技術を積極的に活用するなどの事業躍進があるからでしょう。

 

競合他社と比べた際は、社風には大きな差はないものの、与えられる裁量に一定の差があることが見て取れます。



採用大学

ベネッセでは、国内外の大学院・大学から広く採用しています。

2021年度版のランキングを見ていきましょう。

 

1位早稲田大15人
2位同志社大8人
3位青山学院大7人
3位千葉大7人
5位慶應義塾大5人
5位明治大5人
7位中央大4人
7位京都大4人
7位大阪大4人
7位筑波大4人
11位関西学院大3人
11位立教大ほか3人

 

参考:サンデー毎日2020/8/30号

 

どちらかと言えば私立大学が目立ちますが、国立大の人気も高いことが伺えます。

また、全国各地に拠点があるため、エリアを問わず人気な点が大きな特徴です。

 

明確な学歴フィルターは存在しないものの、国立大学であれば旧帝大以上、私立大学であればMARCH、関関同立以上が採用されやすい状況になっていることが分かります。

ただし、そのほかの大学の方にもチャンスがないわけではないので、興味がある場合にはインターンや選考に応募してみるのがおすすめです。



ベネッセのホットニュース

では最後に、注目すべきベネッセのホットニュースを見ていきましょう。

 

最新テクノロジーを駆使

Edtechのリードカンパニーとして知られるベネッセは、生成系AIやChatGPTなどの活用にぬかりがありません。

 

直近では、生成系AIを活用した次世代型コンタクトセンター設立を発表し、「既存のコンタクトセンターの業務プロセスを抜本的に改革し、顧客体験の向上と、生産性向上を実現する」としています。

 

教育系企業の強みを生かし、コンタクトセンター・バックオフィス(事務処理センター)の構築・運営を行うTMJ、および国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)発のベンチャーであるHmcommと共同で取り組むなどして、幅広い事業者との連携を行う点を強みとしています。

リスクキリングの推進

近年、「人生100年時代」のキーワードと共に、リスキリングに注目が集まっています。

 

ベネッセでは、連携するUdemyを通じて社会人個人および法人向けに多方面で学びの機会を提供するだけでなく、人材不足に備え、「既存社員のリスキル」の自社内で展開し始めています。

 

現在ベネッセが推進しているDX化は、IT部門だけで担う仕事ではなく、事業現場の社員たちもITやデジタル技術に対する知見やDXに対するリテラシーを持つ必要があるという考えが根底にあることが要因です。

 

実際にはシステムやアプリの開発に携わらなくとも、共通言語として最低限の概念や専門用語を理解していなければ、スムーズに話をすることはできないという考えのもと、既存社員向けにDXの専門知識やスキルを研修する25ものプログラムを輩出しています。

 

今後、現在よりもさらに社会全体で注目が集まっていく「リスクキリング」について、最先端で学ぶことができる仕組みがあると言えるでしょう。



ベネッセの企業研究を就活に生かそう!

いかがでしたか?

本記事では、ベネッセの就職難易度や採用大学、選考対策を徹底的に解説してきました。

 

教育業界No.1のベネッセは、No.1に相応しく様々な教育事業を展開するだけでなく、保育や介護の領域も広く積極的に取り組んでいることをご理解いただけたのではないでしょうか。

 

インターンのコースが豊富なため、ベネッセに興味がある方はまず、インターンから取り組んでみても良いかもしれません。

 

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