【業界研究】SMBC日興証券の採用大学・就職難易度を徹底解説

はじめに

就活をするにおいて、順調に行うためにあなたの志望問わず、いくつかの業界について知っておくことはとても大事なことです。

業界を知っているか否かで、選択肢を広げることができ、行動すべき手段と精神的にも変わってくるでしょう。

そのような方に向けて、こちらの記事では、業界について詳しく紹介していきたいと思います。

今回、焦点を当てるのは証券業界です。

証券業界の特徴、そこに向けた対策から採用大学について徹底解説していきます。

該当業界の全体像を把握したいと考えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてはいかがでしょうか。

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証券業界について

証券業界とは、主にどのようなことを行っているのでしょうか、ご存じでしょうか。

証券業界の主なビジネスモデルの大枠として、投資家が株式また投資信託などの金融商品を購入する際に当たって、仲介を行っていることが挙げられます。

そこで、仲介手数料を得るほか、株式運用を行うことで利益を得ています。

今回注目している証券業界の業界については、【業界研究ガイド】業界一覧の記事で参考にしていただけると幸いです。

SMBC証券の基本データ

証券業界と言っても、いくつかの企業が存在します。

今回は、SMBC日興証券会社について見ていきましょう。

同社の基本データは以下の通りになります。

引用：SMBC日興証券

さらにSMBC日興証券会社の基本的なデータにて詳しく閲覧したい方はSMBC日興証券を参照してください。

事業内容

基本データの章で確認したように、SMBC日興証券会社の規模の大きさについて知ることができたと思います。

上章にて、証券業界についての大枠について説明しましたが、総合証券会社の業務は大きく分けて2つに分類されます。

1つ目は、個人あるいは未上場の企業の顧客に対して資産運営コンサルティングを行うリテール業務です。

2つ目は、上場企業への経営戦略のコンサルティングまたは機関投資家に向けたマーケット情報の提供を行うセールホール業務です。

では、SMBC日興証券会社はどのような事業を行っているのかという観点についても詳しく説明していきます。

①リテール、②インベストメント・バンキング、③グローバル・マーケッツ、④クオンツ、⑤システム、⑥コーポレートといった6つの事業を展開しています。

それらについて、以下の表にて詳しく説明いたします。

リテール

リテールは、個人の富裕層から未上場企業の顧客までに向けた資産運営コンサルティングを行っています。

株式や債券、投資信託、保険といった幅の広い資産運用商品に加えて、SMBCグループとしての相乗効果を発揮した多様なるサービスの提供のほか、顧客の新しいビジネスチャンスのきっかけとなるサポートもしています。

多様化してきている顧客のニーズをしっかりと捉えて、高度なコンサルティング力と共に質の高い最適なサービスを提供していると言えるでしょう。

インベストメント・バンキング

インベストメント・バンキングでは、顧客である企業の経営課題や時代の変遷にともなって変化するマーケット環境に合わせて、最適な金融サービスを提供し、企業価値が向上することを図った業務を行っています。

具体的に、株式や債券による資金調達またはM&Aアドバイザリー業務を担っています。

経営から財務戦略の提案から案件執行までに至る、幅の広いサービスを今日のグローバル時代にて、最適なアドバイスまたは付加価値の高いソリューションを提供していると言えますね。

グローバル・マーケッツ

グローバル・マーケッツについては、商品の開発や提供を行うセールスとトレーディング業務あるいは、市場調査を通じた情報発信を行うリサーチ業務を担が業務内容になります。

銀行や保険会社、運営会社や金融派生商品など複数の金融商品に分散され、高い運用収益を得ようとする代替投資の1つであるヘッジファンドなどといった、国内外それぞれの投資機関に対して、商品とマーケティング情報を提供することで、顧客の方々の投資活動をサポートしています。

高度で的確なマーケットを調査と分析をして、国内外の投資機関にタイムリーな情報と商品を提供していると言えるでしょう。

クオンツ

クオンツは、数理・テクノロジーを専門的に変わり続ける金融市場に対応するべくソリューション提供や基礎インフラ整備の役割を担っています。

このクオンツですが、グローバル・マーケッツ部門で商品売買するトレーダーと共に時価評価モデルまたはシステムの開発をするクオンツ部と、コーポレート部門と共に時価評価モデルの検証、各リスク量の計測や分析などを行うリスク管理部に分けられています。

さらに、近年では機械学習などの先端技術や最新の議論をいかに効率的に活かすことができるかという観点にも積極的に取り組み、金融業界にて新たなる数理技術をリードしています。

クオンツは、数理技術を専門的に扱い、SMBC日興証券のビジネスを支えていることが分かりますね。

システム

システムに関しては、最新技術を積極的に取り入れたシステムインフラを活用し、DXの中核を担いつつ、グループ各社やパートナー企業との連携を取り、異業種間での協働による新たな金融の未来づくりに励んでいます。

さらに、システムとIT領域においての主要テーマとして、①全社におけるDX推進とデジタル人材育成、②セキュリティ・システムリスク管理、③最先端のテクノロジーを活用したツール開発での生産性向上、④デジタルテクノロジーを活用した取引チャネル・サービス拡大の4つを掲げています。

これからもSMBC日興証券のビジネスを支える役割であると言えるでしょう。

コーポレート

コーポレートでは、経理・財務といった企業の根本を支える分野からSMBC日興証券のビジネスをサポートしています。

同社の健全性を維持しながら。さらなる収益性の向上を図るために体制強化または実践に取り組んでいます。

こちらのコーポレートもSMBC日興証券の経営を支える大事な役割を担っていることが分かりでしょう。

募集職種

SMBC日興証券の事業内容が幅広く展開されていることが分かりました。

SMBCに就職したいと考えている方もいらっしゃると思います。

募集されている職種について紹介します。

募集概要では、総合コースの「オープン採用」と「部門別採用」の2つに分類されていることが分かります。

条件、業務内容や新卒の年収についてそれぞれの違いを見ていきましょう。

オープン採用

総合コースのオープン型採用では、全国型と地域別型の2つに分かれています。

違いは転居があるかどうかの違いです。

全国型と地域別型とでは、初任給も異なります。

全国型では、転居を伴わいと言いましたが、海外拠点に務める可能性があることは把握しておきましょう。

また、試用期間、昇給や賞与の回数はどちらも変わりありません。

部門別採用

こちらの部門別採用では、募集職種の種類が複数あることが分かります。

募集職種と業務内容でそれぞれに順を振ってあるため、照らし合わせて参考にしてください。

あなた自身が求めている職種を見つけられるかもしれません。

しっかりと情報収集をしておきましょう。

さらに、総合コースのオープン採用と部門別採用以外にも、NIBコースや障がいをお持ちの方への採用も行っています。

NIBコースとは、部門別新卒採用を起点に、インベストメント・バンカーとしての長期的なキャリア形成を推進し、Global Investment Banking部門をリードする人材を育成するコースのことを指します。

新卒選考フロー

SMBCの選考フローでは、ES、webテスト、一次面接、二次面接、最終面接となっています。

気になるES質問内容とwebテストの種類について紹介します。

しっかりとポイントを抑えておきましょう。

ESの質問内容では、4つほど聞かれます。

・質問1：志望動機

・質問2：あなたを特徴づける個性を3つ、20字以内で記入してください。また、それぞれの個性について100字以内で説明してください。

・質問3：当社が大切にしている価値観として「共存共栄」「革新性」「親切で正直」であります。ご自身の体験において、これらの価値観について大切だと実感できた場面を振り返り、その体験について、また大切だと考える理由について説明してください。

・質問4:総合証券会社でキャリアを歩むうえで、理想とするキャリイメージを300字以内でご記入ください。

という内容が問われます。

質問内容は比較的にシンプルではありますが、SMBC日興証券会社のことを研究しつつ、自己理解やキャリアプランなどを考える時間をしっかりと確保してESの記入に臨みましょう。

webテスト対策では、玉手箱をやっておきましょう。

まずは平均点超えを目標に学習してみてはいかがでしょうか。

インターン

SMBC日興証券には、インターンシップ制度が設けられています。

インターンシップは例年、7月～11月の間に3回あります。

オンラインで開催されていて、職業体験がインターンの内容になっています。

具体的には、中核ビジネスであるリテール業務の魅力の体験、国内外のマーケット文政やトライアルトレーディングなど、グループワークを通して、マーケットのダイナミズムの体験、DX推進の取り組みの紹介やグループワークにてシステム部門の業務内容の体験などが挙げられます。

インターンシップに参加することで優遇があると感じられた学生が85%もいるというデータがあるそうです。

同社に就職をしたいのであれば、積極的にインターンシップに参加しましょう。

社風

就職にあたり、社風はとても大事な要素であると思います。

SMBC日興証券株式会社はどのような社風なのでしょうか。

多種多様なバックグランドを持つ人材で溢れている会社で、外資と日系の両方のカラーを持っていると言われています。

「穏やかな人が多い」という声があるのと同時に、シニアから若手に向けて外資経験が豊富であり、充実した案件数を積みたいと考えている方におすすめの環境でしょう。

求められる人材

ここまで見てきて、SMBC日興証券について見てきました。

どのような企業だったのかを確認できたと思います。

つぎに、SMBC日興証券が求める人材について紹介します。

①得意分野で信頼を獲得し、結果を出すことに成功する人材

私は現在セールストレーダーとして、担当地域の機関投資家向けに債券マーケットに関する情報を提供し、売買提案などを行っています。ある時、ベテランの先輩からお客様を引き継ぎましたが、知識不足だった私には、なかなか取引のお話がいただけず悩んでいました。

それでも欠かさずに情報提供を続けていたある日、そのお客様から「保有商品の入替を検討している」とお話があり、入替先として検討している商品は私の得意分野の商品でした。

私は折々の会話に自信を持って話せる得意分野の話題を織り交ぜていましたので、そのことをお客様が覚えていてくださり、詳しく聞きたいとご相談いただけました。その後もお客様と会話を重ね、取引をいただくことができました。上司からも「良い仕事だったよ」と言われ、自信につながりました。

引用：社員のメッセージ(金融市場営業部)

②たゆまぬ努力を続けチャンスをものにし、信頼構築を形成する人材

入社後の集合研修を経て支店へ配属となり、毎日100件以上の架電や飛込訪問を繰り返しましたが、思っていたような成果が出ず、私は悩み続けていました。

新規開拓したい法人を数件ピックアップし、2日に１回はアポなし訪問をしました。ある日、１年ほど通った企業で、キーパーソンの創業者の会長にばったりお会いすることができたのです。

お会いした瞬間に一方的に自己紹介してプロフィールちらしをお渡ししました。いきなり自己紹介をされたことが印象深かったようで、後日正式にアポイントをいただきました。そこから対話を重ね関係を構築し、やがて大きな資金をお預けいただきました。

自分の営業スタイルを信じ、粘り強く行動したことで壁を乗り越えた経験は大きな自信になりました。

引用：社員のメッセージ(FC課 上級コンサルタント)

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

SMBC日興証券株式会社は、業界の中でどの立ち位置に属しているのでしょうか。

競合他社とも比較をしているため、以下の表を基準に参考にしてみてください。

同業界の就職偏差値は高く、各々の企業の規模が大きいことが分かります。

SMBC日興証券株式会社は業界の中でもトップクラスというわけではありませんが、決して劣っているわけではありません。

就職偏差値については、以下の記事も参考にしてください！

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

採用大学

SMBC日興証券に採用されている大学院・大学一覧について以下の表をご覧ください。

引用：マイナビ2024

リクナビのプレエントリー数と採用人数を考慮すると、採用倍率は50倍程度と考えられるでしょう。

人気のある企業で競争率が高いことが分かります。

上記の大学一覧を見ると名のある大学が並んでいますが、幅広い大学から採用者が出ており、明らかな学歴フィルターは存在しないでしょう。

業界と同社をしっかりと研究して、熱意を持って就職活動に励むことが大事と分かることでしょう。

ホットニュース

SMBC日興証券株式会社が基幹システムの運用を日本アイ・ビー・エムにアウトソーシングしたことが明らかになってます。

契約期間は10年で契約金額は200億円を超えるアウトソーシングをしています。

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「エントリーシートに正解はあるのか」「書き方が良く分からない…」こんなことを考えたことはありませんか？

就活生にとって、エントリーシートは第一関門ともいえるものです。

今回は、選考を通過したエントリーシートを20社分用意しました。

各エントリーシートにはポイント付きで解説しています。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

これまで、SMBC日興証券株式会社の選考、対策、社風、求められる人材、採用大学について詳しく見てきました。

證券業界の市場は大きく、SMBC日興証券株式会社の規模も大きいことが分かったはずです。

また、同社は事業内容の幅が広くいくつかのビジネスを展開していることを理解することができたと思います。

採用大学のネームバリューはありますが、学歴が全てということではありません。

同社に興味があるのであれば、インターンシップに参加して、チャンスを掴めるようにしましょう。

本記事を参考にしていただけたら幸いです。

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