人を笑顔にする仕事20選!タイプ別志望動機を公開【例文あり】
2024/9/25更新
はじめに
「人を笑顔にする仕事」「人に喜ばれる仕事」に憧れる就活生は多いでしょう。
人を笑顔にする仕事に就けば、大きなやりがいを感じられますし、自分もポジティブな気持ちになれますよね。
しかし、ここで注意してほしいのは、世の中にあるすべての仕事がなんらかの形で「人を笑顔にしている」ということです。
「人を笑顔にする仕事」や「人に喜ばれる仕事」に就きたいという気持ちはよくわかりますが、そのまま志望動機にしてしまうと、採用担当者に抽象的な印象を与えてしまいます。
本記事では以下のような就活生に向けて、「人を笑顔にする方法」を3つのタイプに分類し、どのような職業があるのかを解説していきます。
- 人を笑顔にする職業にはどのようなものがあるか知りたい
- 人を笑顔にしたいという志望理由を具体的に伝える方法が知りたい
- 人を笑顔にする仕事に就いたときのメリット・デメリットが知りたい
また、志望理由が抽象的にならないよう、タイプ別の志望動機を公開します。
ぜひ、最後までご覧いただき、参考にしてください。
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「人を笑顔にする方法」は大きくわけて3つ
人を笑顔にする方法は大きく分けて3つに分類できます。
自己分析を徹底し、自分がどのタイプに当てはまるのかを確認しておきましょう。
以下でタイプ別の特徴を解説しますので、参考にしてください。
分類
- 生活や人生をサポートすることで笑顔にする
- イベントを彩ることで笑顔にする
- 教育を通して笑顔にする
1.生活や人生をサポートすることで笑顔にする
人の生活や人生をサポートすることにより、人を笑顔にすることができます。
人の人生には、悩みはつきもの。
健康面や生活面、ライフスタイルに関することなど、人が困難に直面した際にサポートすることができる職業は多く存在しており、社会に必要とされています。
2.イベントを彩ることで笑顔にする
結婚式や家族旅行、誕生日パーティーなど、人生にはさまざまなイベントが存在します。
プランナーやコンダクターとしてイベントを盛り上げ、成功させることができれば、多くの人の気持ちをポジティブにすることができます。
これらの仕事は対面で行うことが多く、「人を笑顔にする仕事」のイメージに最もマッチしているのではないでしょうか。
3.教育を通して笑顔にする
教育を通して人を笑顔にする方法もあります。
年代により目標達成の難易度は異なりますが、「志望校への合格」「資格試験への合格」「部活動やスポーツで結果を残す」など、目標達成をサポートすることで人を笑顔にすることができるでしょう。
目標達成までは困難の連続かと思いますが、教え子とともに目標を達成した際の喜びは大きく、やりがいを感じられます。
自分にあったタイプを選ぼう!人を笑顔にする仕事20選!
ここからは、「人を笑顔にする仕事」を紹介します。
先ほど説明したタイプ別に仕事を紹介していきますので、参考にしてみてください。
生活や人生をサポートすることで人を笑顔にする仕事
資格が必要な職業もあることから、より専門的に人々の暮らしをサポートすることができるでしょう。
①営業職
営業職は、直接顧客と対面して商品を販売したり、サービスの契約をしたりするのがメインの仕事です。
目標が高く設定されていたり、顧客のニーズをうまく汲み取れなかったり、困難な場面に遭遇するケースは多々あるでしょう。
しかしながら、これらの困難を乗り越えたその先に、顧客の笑顔があるはずです。
販売する商品やサービスによっては、生涯にわたってクライアントの暮らしや経済活動をサポートしていく必要があります。
責任は重大ですが、やりがいも大きいでしょう。
また、以下の記事で営業職について詳しく解説していますので、あわせてチェックしてください。
②介護職
介護職は、病院や介護福祉施設での勤務、ホームヘルパーとして要介護者の生活をサポートする職業です。
具体的には、介護が必要な顧客への日常生活のサポートが挙げられます。
高齢社会化している日本において、なくてはならない職業であり、重要な役割を担っています。
責任は大きいですが、顧客やその家族を笑顔にできる職業といえるでしょう。
③心理カウンセラー
心理カウンセラーは、心の病気を抱えている人や困っている人にカウンセリングを行なうことがメインの仕事です。
抱えている悩みは人それぞれですが、顧客が徐々に良い方向に変化していくよう導くことができれば、おのずとみんな笑顔になるでしょう。
④歯科衛生士
歯科衛生士の仕事は、主に歯科医院に勤め、患者の歯にまつわるさまざまなケアや治療の補助を行うのがメインです。
歯は、食べ物を美味しく食べることや健康に密接に関係しています。
そのため、治療が順調に進めば、顧客の笑顔を見られる職業といえるでしょう。
歯科衛生士になるためには資格が必要なので、興味がある方はリサーチしてくださいね。
⑤医師
医師は、病院に勤め、患者の病気を治療する職業です。
病気になると、誰もが不安に駆られます。
治療を行う過程で、不安が払しょくされたり、健康的な生活を送れるようになったりすると、患者の笑顔が見られます。
医師になるためには国家資格が必要で、難易度は非常に高いので努力が必要です。
人の命をあずかる仕事は責任が伴いますが、その分やりがいも大きいといえます。
⑥看護師
看護師は、医師のサポートを行う職業です。
たとえば、採血、血圧測定、入院患者の身の回りの世話などが挙げられます。
患者に寄り添ってサポートするため、人を笑顔にすることができるでしょう。
看護師の仕事は、医師と同様に命をあずかる仕事ですので、責任は重大です。
医師と同様、やりがいも大きいでしょう。
なお、看護師になるためには、国家資格が必要です。
資格を取得するには専門学校などに通う必要があるので、興味のある方はリサーチしてみてくださいね。
⑦美容師
美容師は、顧客の髪をカットする、染める、パーマをかける、セットをするなど、ヘアに関するサービスを提供する仕事です。
髪を整えると、気持ちを切り替えられたり、自分に自信が持ててポジティブになれたりします。
顧客に直接サービスを提供する仕事なので、顧客の笑顔を近くで感じられる職業といえるでしょう。
また、美容師になるには美容師国家資格を取得しなければなりません。
資格を取得するには専門学校に通う必要があるので、興味のある方はリサーチしてみてくださいね。
⑧スポーツインストラクター
スポーツインストラクターは、スポーツやトレーニングに関する知識・技術のサポートを行う職業です。
顧客の目標達成に向けて共に努力し、成果が表れた場合は、顧客の笑顔が見られます。
業務内容として、顧客にあったオリジナルの運動メニューを考案し、トレーニングをサポートすることなどが挙げられます。
以下の記事でスポーツ業界の職業について詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
⑨キャリアアドバイザー
キャリアアドバイザーは、転職者や第二新卒者などの就職活動をサポートする仕事です。
顧客のニーズを探るために面談を行ない、マッチしそうな求人を紹介します。
また、面接対策やフォローなど、顧客の目標達成に向け、サポートを続けるのが特徴です。
そのため、顧客の就職が決まれば、顧客を笑顔にできるといえるでしょう。
⑩接客全般
接客業は、各種ショップにおいて店員となる職業です。
具体的には、アパレルショップの店員、スーパーの店員、百貨店の店員などが挙げられます。
直接顧客と触れ合い、商品を提案したり相談に乗ったりすることも多いでしょう。顧客と最も近い距離で笑顔をもらえる職業であるといえます。
顧客の要望に的確に応え、生活をサポートする提案ができるのでやりがいは大きいでしょう。
⑪運送業
運送業は、商品や荷物を顧客に正確かつ迅速に届ける仕事です。
ネットショッピングが定着した結果、運送業の重要性が高まっています。
生活に必要なものはもちろん、趣味やプレゼントなどを顧客に配送することで、多くの人を笑顔にできるでしょう。
イベントを彩ることで笑顔にする
人生にはたくさんの節目があり、それに関わるイベントを企画したり、盛り上げたりすることで人を笑顔にできます。
これらの仕事はクライアントと直接やりとりし、共にイベントを創り上げていくことから「人を笑顔にする仕事」のイメージに最もマッチしているのではないでしょうか。
⑫ウェディングプランナー
ウェディングプランナーは、結婚式の企画・運営を担う仕事です。
顧客のニーズを汲み取り、提案と相談を重ねながら数カ月かけて新郎新婦のイメージを具現化していきます。
結婚式という晴れの舞台を一緒に作りあげていくことは、大きなやりがいになるでしょう。
幸せな瞬間であるため、顧客や参列者を笑顔にできる職業です。
⑬飲食業
飲食業は、レストランなどにおける配膳や調理を行う職業です。
美味しい食事やサービスを提供することにより、お客様を笑顔にします。
特別な記念日などを祝うことも多く、その空間を彩ることができるのは飲食業の大きな魅力です。
⑭旅館・ホテルスタッフ
旅館やホテルで働くスタッフは、旅行というイベントを彩ることで、人を笑顔にできます。
旅館やホテルスタッフには顧客のニーズにあった満足度の高いサービスを提供することが求められます。
サービス提供に失敗は許されず責任は大きいですが、完璧にサービスを提供できた場合の達成感は大きいでしょう。
⑮テーマパークスタッフ
テーマパークスタッフは、テーマパークにおいて誘導、接客などを行う職業です。
テーマパークに来る人々は、楽しみにしている場合がほとんどです。
そのため、顧客から笑顔をもらいやすい職業といえるでしょう。
テーマパークの世界観を壊さないような立ち振る舞いが要求されますので、気が抜けませんが、その分やりがいはあるはずです。
⑯イベントプランナー
イベントプランナーは、さまざまなイベントの企画・準備・運営を行う職業です。
たとえば、セミナー・コンサート・展示会などが挙げられます。
イベントプランナーには、イベントの始めから終わりまでを一貫してサポートすることが求められます。
また、美術・音響・照明など、各スタッフとコミュニケーションを図ることも重要です。
このように大変な仕事ですが、1つのイベントをやり遂げたときの達成感は、何にも代えがたいでしょう。
この仕事では、イベント参加者だけでなく、スタッフ全員を笑顔にすることができます。
⑰ツアーコンダクター
ツアーコンダクターは、旅行の出発から帰着までのすべてをサポートする仕事です。
顧客のスケジュールを適切に管理し、満足度の高い旅を提供できれば、より多くの人を笑顔にできるでしょう。
旅行は家族や仲間内での大きなイベントであり、高い料金をいただくことになります。
金額に比例して責任は大きくなりますが、やりがいもあります。
教育を通して人を笑顔にする
人生とは学びの連続です。
学びのレベルや目的は違えど、さまざまな学びを通じて人生を豊かにできます。
そんな教育に携わる仕事に就くことができれば、多くの人の暮らしを豊かにし、笑顔を生み出すことができるでしょう。
⑱保育士
保育士は、子どもたちの命をあずかる職業です。
それぞれの家庭にとって唯一無二の存在である子どもの命をあずかることは、大きな責任が伴います。
一方で、子どもたちが笑顔で楽しそうに遊ぶ様子を見られることは、大きなやりがいといえるでしょう。
保育士には、保育士資格が必要です。
以下の記事で、新卒で保育士になる方法を解説していますので、保育士を目指している方は確認してみましょう。
⑲塾講師
塾講師は、生徒の勉強をサポートする職業です。
無事に志望校へ合格させることができれば、生徒や保護者を笑顔にすることができます。
特に資格は必要ありませんが、指導する科目の専門的な知識が求められますので注意してください。
⑳教師
教師は、子どもたちの生活をサポートし、授業を提供する職業です。
学校は多くの子どもにとって、生活の中心です。
楽しく充実した授業を展開できたときや子どもが目標を達成したときには、子どもたちの笑顔が見られるでしょう。
教師になるためには、教員免許を取得しなければなりません。
4年制大学で教職課程を専攻する必要があります。
人を笑顔にする仕事に就く際の注意点
人を笑顔にする仕事には、メリットばかりでなくデメリットや注意点があります。
正しく理解しておいてくださいね。
常に笑顔が求められる
直接顧客と関わる仕事に就く場合は、常に笑顔が求められます。
プライベートでどんな不幸があっても、調子が良くなくても、顧客の笑顔のためや質の高いサービスを提供するために、常に明るく笑顔でふるまうことが要求されます。
自分の感情をぐっと押さえて仕事をしなければいけない場面も多いので、覚悟が必要です。
クレームを受ける機会が多い
直接顧客と関わるので、笑顔に触れることもあれば、クレームを受けることもあるでしょう。
顧客は、サービスや商品の対価としてお金を支払っています。
満足のいかない商品やサービスであれば、クレームを申し入れるのは当然です。
返品や代わりのきくものであればまだしも、旅行や結婚式などのイベントでの失敗は取り返しがつきません。
大きな責任がある仕事だということを理解したうえで職業を選ぶようにしましょう。
【タイプ別】実際に使える志望動機を公開
本記事で分類した3つのタイプで、それぞれ実際に使える志望動機を公開します。
志望動機について悩んでいる就活生は、ぜひ参考にしてください。
生活や人生をサポートすることで笑顔にする仕事
生活をサポートする仕事である運送業について志望動機の例文を紹介します。
【運送業の志望動機】
私は配送を通して人を笑顔にすることができる御社を志望しています。私は学生時代、荷物配達のアルバイトを4年間続けてきました。配達業務は、暑い夏の日、大雨の日、寒い冬の日、どんな日であっても休むことはなく、お荷物をお客様にお届けします。単純に荷物を届けるのではなく、お客様に笑顔になってもらうために、「想いや気持ちを届ける」という意識で取り組んできました。
その結果、配達を担当していたエリアでは、お客様から顔を覚えていただき、声をかけてもらえるようになったのです。地域のお客様を笑顔にすることができ、自分の心が温まる配送業こそ天職であると感じ、志望するに至りました。
アルバイトで経験した実体験をもとに、どのように人を笑顔にするかを述べているのがポイントです。
実際の経験があるので面接でも役立ちそうですね。
イベントを彩ることで笑顔にする仕事
ここでは結婚式というイベントを彩るウェディングプランナーの志望動機を公開します。
【ウェディングプランナーの志望動機】
私はウェディングプランナーとして結婚式をプロデュースし、多くの人を笑顔にしたいと考え御社を志望しています。
私はとにかく人を喜ばせることが大好きです。大学のサークルでは、イベントリーダーを務め、さまざまなイベントを企画しました。本来、つらい作業である事前準備においても、参加者の笑顔を想像するだけで楽しく取り組むことができました。その際に、人を笑顔にできるような職業に就きたいと考えるようになったのです。また、楽しいイベントは、皆の心に残り続けるものだと実感し、人々の人生の大切な日を作っていきたいと思うようになりました。
御社は、サービスの内製化に力を入れており、チームで一丸となって結婚式を創り上げるスタイルをとられています。私もチームの一員となり、より顧客満足度の高い結婚式を創り上げていきたいと感じ、志望するに至りました。
自身の経験や性格を結びつけて志望動機を作成しています。
志望する職業の経験があるにこしたことはありませんが、未経験の場合は自分の得意としていることと仕事を関連付けて、どのように会社に貢献できるかをアピールしましょう。
教育を通して人を笑顔にする仕事
教育に関する仕事の代表といっても過言ではない、教師の志望動機を紹介します。
【教師の志望動機】
私は多くの生徒を笑顔にしたいと考え、教師を志望しています。
私が教師になりたいと強く思うようになったのは、教育実習での体験からです。授業や部活動で実際に生徒を指導し、生徒の生き生きとした表情を見ると自分も力をもらえました。教育実習の期間は短かったですが、間違っていることに対しては、しっかりと指導してきました。教育実習の最終日には、よく指導した生徒があいさつに来てくれ、感謝の気持ちを伝えてくれたのです。
その経験から、多くの生徒を良い方向に導き、笑顔にできるような教師になりたいと考え、教師になることを選びました。
こちらも教育実習で実際の教育現場を経験したエピソードをもとに、志望動機を作成しています。
実際のエピソードがあるので説得力がありますね。
【面接頻出質問集】100種類の回答例をいつでもスマホからチェックできる!
面接対策に悩んでいる方にピッタリの面接頻出質問集を用意しました。
質問と回答例は、全部で100種類あります。
さいごに
ここまで、「人を笑顔にする仕事」について、職業や就職する際の注意点、実際に使える志望動機について解説してきました。
「人を笑顔にする仕事」にはたくさんの種類があり、非常に魅力的な仕事です。
また、人を笑顔にすることができれば、自分自身もハッピーになり、楽しい毎日を送れるでしょう。
一方、「人を笑顔にする仕事」は、華やかな部分が注目されがちですが、その裏では入念な準備やクレーム対応などが存在しています。
それぞれの仕事の特性をしっかりと理解し、就職先を選んでくださいね。
本記事が、「人を笑顔にする仕事」を探している就活生の一助となれば幸いです。