【企業研究】 ベイカレントの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

コンサルティング業界

ベイカレントは総合コンサルティングをおこなう企業です。

コンサルティング企業の業務内容は、企業の事業発展や支援または個人や法人が利益を得るためのアシストをおこなうもので、業務上での解決策や方針を示してゆきます。

コンサルティング業界については以下の記事を参考にしてください。

【業界研究】コンサル業界について解説します。 | ジョーカツキャンパス (jo-katsu.com)　コンサルティング　

また、コンサルティング企業以外の業界については、以下の記事で概観しているのでぜひ読んでください！

【業界研究ガイド】業界一覧

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事業内容

総合コンサルティング業務をおこなっており、企業の経営・業務・ITに関して見識のあるコンサルタントを抱えながら、あらゆる業界の企業経営者を支援しています。

戦略の立案からビジネスの過程の改革、そして実行までの流れをワンストップサービス（ひとつの場所でさまざまなサービスが受けられる環境や場所）で提供が可能です。

正式な社名は「株式会社ベイカレント・コンサルティング」と言い、デジタル、オペレーション、テクノロジーをカバーする総合コンサルティング企業です。

業界を問わず、企業が抱える課題解決を支援するために、経営、業務、ITなどの戦略を立案し実行を支援する総合サービスを提供しています。

クライアント固有の企業風土や価値観を共有することで「真のパートナー」としてのサービスをおこないます。

５つの柱を基とした取引先のサポートを実施しており

①ストラテジー

②デジタル

③オペレーション

④テクノロジー

⑤サステナビリティ　

の５つから成り立っています。順に解説していきましょう。

①「ストラテジー」（strategy　戦略）

ビジネスと科学技術のノウハウを活かし、高品質な戦略をおこないます。

従来のスタイルも考慮しつつ、環境の変化にも対応可能な「アップデート」された戦略を立てることが可能です。

②「デジタル」（digital　物事をコンピューターで扱える型にする）

DX（デジタルトランスフォーメーション＝デジタル革新・デジタル変換の意味）をおこなう現代企業経営において、さらなる戦略面との融合を追求します。

そして個別のDXだけにとどまらず、全社でのDXサポートが実行可能です。

③「オペレーション」（operation　業務フローを進行する活動、手順）

クライアント従来のオペレーションに向き合い、または問いながら現場での方法を改善できないかを見極めてサポートします。

そのための戦略の立案をするものです。

④「テクノロジー」（technology　科学技術）

クライアントの経営をサポートするにも科学技術が不十分ではうまくゆきません。

ITシステムやさまざまなサービスの中から最適なものを選んで提供する必要があります。

そのため常に高い技術の提供が求められ、成果を出す意識付けが求められるのです。

また、テクノロジー推進には大規模の投資もあるので、慎重にかつ的確な選択でクライアントの成功をサポートしてゆきます。

⑤「サステナビリティ」（sustainability　持続可能性）

現代の企業においては、自社の発展だけでなく環境や経済に配慮した活動をおこなうことが必要とされています。

「サステナビリティ」は、社会全体を長い目で見て「より良く、より持続させてゆく」活動が肝心となるのです。

同社では通常のサステナビリティにDXも加え、両方の視点からクライアントのサポートを実現しています。

新卒選考フロー

ベイカレント社でのコンサルタント職の選考について解説します。

ES（エントリーシート）、インターン、説明会やセミナーからとスタートの違いがありますが、ここではESからの選考を説明します。

○選考フローについて

• エントリーシート　11月上旬
• WEBでのテスト　　11月上旬
• １次面接　　　　　11月上旬
• ２次面接　　　　　11月下旬
• 筆記試験　　　　　11月下旬
• ３次面接　　　　　11月中旬
• WEBでのテスト　　12月中旬
• ４次面接　　　　　12月中旬

○最終面接　　　　　12月下旬

面接が合計5回あるのが特徴的です。

○WEBテストの内容について

以下は２１年卒業者対応のテスト内容です。

問題とその時間配分は以下の通りになっています。

制限時間は合計1時間30分　で会場は本社（東京都　港区）です。

時間の内訳は

• 計数理解テスト　25分程
• 言語理解テスト　35分程
• 性格検査テスト　20分程　　

テストは「玉手箱」と呼ばれるもので、言語・計数・英語ジャンルから出題されました。

問題の順番はランダムで各分野ごとに出題される仕様です。

各々の問題の難易度は決して高くはないのですが、素早く正確に回答する必要があり、時間配分に注意しなくてはなりません。

また10分程度の小論文テストもあり、テーマは「時事問題について」となっていました。

○ESの質問内容について

• 志望理由（200字以内）
• 自己PR（200字以内）
• 学生時代に最も打ち込んだこと（200字以内）などになります。

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社風

コンサルティング企業としては「ワンプール制」を採用しています。

これはコンサルタントが役職や勤続年数に関係なく同じ部門に所属していることです。

そのため、役員クラスの社員でも新人コンサルタントと同じ部署でやり取りしながら仕事をしています。

また、通常は業界や領域別で部門を分けてあるのですが、部門分けがされておらず業界や領域に縛られない、広い業界の知識を広げることが可能です。

知識を向上して経験を積み重ねるだけではなく、社内の人脈も豊富になって幅広い交流が展開されます。

役職に関わらず同じフロアで勤務しているため、企業風土は「フランク」であり、意見や雑談はしやすく、不明点もその場で相談して解決できる職場です。

フランクとは言っても馴れ馴れしくはなく、社員がお互いを尊重しあえる環境と言えます。

また非常に風通しのよい職場環境です。

従業員同士の交流も頻繁におこなわれており、交流会や勉強会などもよく開催されます。

非常に営業力の強い会社であり、女性は働きやすい環境であって、約１割が女性社員です。

コンサルタント業界というと「高収入だが非常に激務」と言われることも多いのですが、

同社では残業時間を減らして「ワークライフバランス」を取りやすくしています。

従業員は仕事ばかりではなく、プライベートでも生き生きとした日々を送れるように考慮されています。

そして最も大切な点は「やる気のある人には活躍の場が用意されている」ことです。

意欲的に業務に取り組み、努力をすることで年齢を問わず大きなプロジェクトや新規事業に取り組めるチャンスが与えられます。

力をつければどんどん新しい仕事にチャレンジできる環境が用意されており、挑戦する心・向上心を持つ人は活躍ができる風土があり、そのために会社がしっかりとサポートしてくれる企業です。

求める人材

求める人材の大前提は「やる気のある人」であること。

その上で以下３つの条件を満たす人材を求めています。

①仕事をやり遂げる力があること

責任をもって仕事を最後までやり遂げる力を持っていることが求められます。

ただし仕事を完遂するまで無制限に働くのではなく、同社のルールでは残業の上限は45時間とされており超過することはありません。

②ITに関わる業務知見があること

同社では基幹システム（販売管理・在庫管理・会計などの業務を効率化するもの）やクラウド（インターネットなどのネットワークを経由してユーザーへとサービスを提供すること）推進での業務経験やIT知見を持つ人を求めています。

③学び続ける向上心があること

いつも自分を向上させて学び続ける姿勢が求められます。

同社では社員向け研修メニューが非常に充実しているので、向上心のある人はどんどん成長することが可能です。

常にチャレンジすることで新しい知識と経験を得ることができます。

なかでも日々の業務を通じて、常に向上する意識を持ち自分を磨き続ける人が求められています。

求める人材をご覧になっていかがでしょうか。自分の強みを言葉にするのは難しいですよね。以下のような記事もぜひご参考にしてください。

自分の強みの伝え方は？回答方法や言い換えも紹介！

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

2021年～2022年　国内コンサルティング業界　売上高ランキング

就職偏差値・難易度については下の記事を参考にしてください。

【最新版】24卒・25卒就活偏差値・難易度ランキング | ジョーカツキャンパス (jo-katsu.com)

コンサルティング業界の他社比較を表にしてみました。

• 各社の社風について

ベイカレント・コンサルティングは上記で述べたので省略します。

• 野村総合研究所

・社員に活気があり仕事に対してやり切る文化があります。最後まで仕事を完遂させる。

・社内は風通しが良く、上下関係も厳しくはありません。何でも言いあえる職場です。

・「自分発」で仕事を取りに行く姿勢を求められます。

・どんどん提案して仕事を作っていける環境です。

• 三菱総合研究所

・チャレンジ精神が旺盛で、風通しの良い職場です。

・まじめな人が多く、売り上げも大切、何をするか何をしたいかも大切に考えています。

・働きやすい自由度の高い環境が整っている職場です。

・従業員同士の距離感が程よく取れていて、落ち着きがあります。

• ドリームインキュベーター

・勢いのある企業で風通しが良く、上下関係の厳しさもあまりありません。

・外国人の従業員も多く在籍し、グローバルな環境です。

・仕事を終えれば早く退勤することも可能で、休日も取りやすい職場です。

・完全フレックス制であり、土日に仕事はありません。

• アビームコンサルティング

・チームワークを大切にし、クライアントのためにチーム全体で成果を上げています。

・働き方改革を強く推進しており、激務にならない業務形態を取っています。

・女性社員が働きやすい企業で、女性社員比率が24.5％と高いことが特徴です。

・2017年働きがいのある会社ランキング、コンサルティングファーム部門1位でした。

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採用大学

新卒採用では幅広い大学の採用をしています。

そのなかでも慶応義塾大学と早稲田大学が一番多いです。

一覧を見ると、青山学院大学、大阪大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、京都大学、慶応義塾大学、神戸大学，上智大学、中央大学、東京大学、同志社大学、東北大学、名古屋大学、一橋大学、法政大学、北海道大学、明治大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学となります。

採用大学の下限となるのはMARCH、関関同立クラスになります。

学歴フィルターですが、何らかの形で存在すると思われます。

理由として毎年150名程の大量採用をおこなう企業ですが、対して採用大学の種類が少ないことが挙げられます。

ホットニュース

2023年4月から2025年卒業者対応でコンサルタント職の本選考、サマーインターンのエントリー受付が開始されました。

日経株価指数　300の構成銘柄にベイカレント・コンサルティング社が選ばれました。

2023年10月2日付で構成銘柄に組み込まれます。

日経株価指数　300とは市場や業種を代表しての主要300銘柄のことで、時価総額・業種・流動性の優れた企業が選ばれるものです。

まとめ

以上ベイカレント・コンサルティングについて紹介しました。

コンサルティング業界の仕事は非常にハードですが、その反面収入が高くやりがいも大きな業務です。

常に向上心を持って知見を広くすることを求められますし、経験を積んで業務をこなしてゆく仕事であることは間違いありません。

自己を高め、向上心を持ち続ける人こそ挑戦してほしい職業です。

その見返りに責任の大きな仕事に従事する分、大きなやりがいも感じることができると言えます。

本記事で名前の挙がった企業についての企業研究記事もございます。興味をお持ちの方は以下もご確認ください。

【企業研究】三菱総研 の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】アビームコンサルティングの就職難易度・採用大学・選考フローを徹底解説

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