Webテストが難しすぎるときの対策方法と高得点をとるポイントを紹介
2024年1月26日更新
はじめに
最初の関門ともいえるWebテストになかなか合格できない人もいるでしょう。
Webテストが難しすぎると感じる人は、とにかく対策あるのみです。
この記事では「Webテストが難しすぎるときの対策方法」についてわかりやすく解説しています。
- Webテストが難しすぎてどう対策すればいいかわからない
- Webテストで高得点を取るにはどうすればいい
といった上記のような疑問を抱く就活生を対象に有益な情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
また、業界一覧については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。
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Webテストが難しすぎるなら対策が必須
Webテストが難しすぎると感じている人は、とにかく対策するだけです。
Webテストは対策次第で高得点を狙えるため、いかに対策しているかで決まります。
高校や大学のテストと同じで、テスト勉強をすればするほど高得点を取ることができるので、Webテストもしっかりと対策すれば高得点を取れるでしょう。
対策といっても何をすればいいのかわからない人もいるはずです。
そんな方たちのために「Webテストで高得点を取るポイント」「Webテスト対策におすすめの無料サイト」などを紹介するので参考にしてください。
Webテストが難しすぎると思う人のありがちなミス
Webテストが難しすぎると思う人のありがちなミスを2つ紹介します。
勉強量が足りない
1つ目は「勉強量が足りていないこと」です。
「Webテストに落ちることはないだろう」と余裕を見せている人ほど、Webテストがボロボロで受からないケースが多いです。
SPIのような比較的難易度が低く、基礎知識で解けるような問題であれば対策をせずとも高得点を取れる人もいます。
しかし、玉手箱のような問題数が多く、瞬間的に答えを導き出すようなテストは傾向と対策を知っていなければ高得点を取れません。
Webテストは、1問に充てられる時間が短いことが多いので、公式や解き方などを知っておかなければ制限時間内に解くことが厳しいです。
「解き方がわからない」「制限時間内に全ての問題が解けない」と感じる方は、まだ勉強量が足りていない証拠なので、もう一度しっかり対策し直しましょう。
Webテストの対策にあまり時間が取れない人は、スキマ時間を使うなど効率よく勉強できるように工夫しましょう。
難問に時間を割いている
2つ目は「難問に時間を割いていること」です。
繰り返しになりますが、Webテストは1問に充てられる時間が短いためテンポよく解いていくことが大切です。
また学生時代のテストのように「問1は10点」「問2は5点」と、設問ごとに点数が決まっているわけでもありません。
そのため、難問を解けたからといって高得点を狙えるわけではないのです。
難問に時間を割いてしまい、最後までたどり着けないといった初歩的なミスを侵さないように気を付けましょう。
問題の内容をさっと見て「解けない」「時間がかかる」と思った問題は飛ばしていき、最後に時間が余ったときに解いてください。
ただし、Webテストの種類によっては後から解くことができないテストもあります。
次のページに進むと戻るボタンがなく、一方通行のテストもあるので注意しましょう。
Webテストが難しすぎるときにやるべきこと
「Webテストが難しすぎる」と思った人は、これから紹介する5つのことを行いましょう。
Webテストの種類と特徴を知る
Webテストの種類によって特徴はさまざまです。
代表的なWebテストの特徴を簡単にまとめたので見ていきましょう。
Webテストの種類 | 特徴 |
SPI | 国内で最も多く利用されている適性検査。まんべんなく問題が出題される。 |
玉手箱 | 問題数が多い。1つの問題形式が連続で出題される。(1問目が「図表の読み取り」であれば、残りの問題もすべて「図表の読み取り」) |
Web-GAB | 玉手箱と似た形式。単純な計算問題がない。 |
Web-CAB | IT業界などで利用されることが多く、計数を中心としたテスト。 |
TG-Web | 従来型(旧型)と新型の2パターンあり、問題数や難易度が異なる。 |
簡単に特徴をまとめましたが、それぞれ問題数や難易度が異なるので、その特徴にあった対策を行うことが重要です。
たとえば志望する企業が「玉手箱」を採用しているのに、SPIの対策をしていても意味がありません。
Webテストの種類と対策方法について詳しく知りたい人は「適性検査の種類と特徴について解説!対策方法付きで完全攻略 | 就活ハンドブック (jo-katsu.com)」こちらの記事を参照してください。
練習問題を解くツールを考える
Webテストの練習問題を繰り返し解くことが大切ですが、参考本もあれば練習問題を無料でできるサイトもあれば、対策アプリもあり、さまざまです。
どのツールで対策するかは自由なので、自分に合った方法を選びましょう。
たとえば、自宅で勉強するときには購入した参考本を活用し、出先のスキマ時間を有効活用するときは対策アプリを使用する、といったように効率よく学べるように工夫することが大切です。
また就活の対策記事を読みながら問題を解くこともできます。
たとえば「【玉手箱 完全攻略】例題から対策法までこれを読めば解決!! | 就活ハンドブック (jo-katsu.com)」こちらの記事では、玉手箱の特徴を説明しつつ例題を交えて解説しています。
このように玉手箱について知りながらも練習問題を解けるので、ぜひ参考にしてください。
繰り返し問題を解く
何度も同じ問題を解き、慣れることで公式や解き方を覚えることができます。
見慣れた問題であれば、1問にかかるスピードも短縮されるため、素早く解くことが可能です。
また、繰り返し解くことで本番でも解いたことのある問題に出会える可能性が高くなります。
Webテストは毎回同じ問題が出題されるわけではありませんが、用意されている問題は決まっています。
たとえば100問用意されており、そのうちの80問を熟知していれば80%の確率で知っている問題を解くことが可能です。
基本的にテストの対策法は、何度も解いて覚えることが一番の近道なのであきらめずに繰り返し解きましょう。
参考本であれば①まずは何も考えずに1周、②苦手な分野を中心に2周、③残っている苦手ポイントをなくすために3周、くらいを目安に行うといいでしょう。
当日緊張しないために場慣れしておく
自宅受験であれば比較的リラックスした状態で受けられますが、会場に赴きテストを受ける場合は緊張する人が多いでしょう。
そのため、当日に緊張しないためにも場慣れしておくことをおすすめします。
場慣れするためにおすすめなのが練習企業を設けることです。
より本番に近い形で練習する場合は、Webテストも同じ種類の企業が好ましいでしょう。
実際にWebテストを受験して、時間配分や場の雰囲気に慣れておけば、本番でも緊張を軽減することができます。
ただし、練習企業を設ける場合はエントリーシートの作成や企業研究など、余分に作業を行う必要があります。
そのため、選考にあまり時間をかけたくない人には向いていません。
会場で受験する人は、練習企業を設けない場合でも事前に下見に行くことをおすすめします。
行き方や会場の様子などがわかれば、当日迷うことなくテストを受けることが可能です。
受験環境を整える
整った環境で受験することも点数を上げるポイントの1つです。
机の周りが散らかった状態で受験すると「操作ミス」や「集中力が欠ける」原因になります。
具体的にはどのように環境を整えればいいか以下を参考にしてください。
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単純に部屋をきれいにして環境を整えること以外にも、自分の健康管理を整えることも受験環境を整えることの1つです。
Webテストで高得点をとるポイント
Webテストで高得点を取るには次の4つのポイントを意識しましょう。
時間配分を考える
Webテストは問題数が多く制限時間が短いテストが多いので、制限時間内に最後の問題までたどり着けるよう時間配分をしなければなりません。
冒頭でも言いましたが、難しい問題に時間を費やしてしまい、最後の問題までたどり着けないケースがよくあるミスです。
そのため、選考に挑む前に本番形式でWebテストを行うことをおすすめします。
実際に解いてみてこのペースだと「どれくらい時間が足りないのか」「1問あたりどれくらいの速さで解く必要があるのか」など、感覚を身につけることがポイントです。
たとえばWeb-GABは、言語理解52問25分、計数理解40問35分です。
言語理解であれば約30秒に1問、計数理解であれば約1分の1問のペースで解かなければなりません。
このスピード感をもって問題が解けるか実戦形式で練習し、時間配分ができるように練習しておきましょう。
公式を暗記する
計算問題は公式を暗記して、当てはめるだけですぐ解けるレベルまで対策することがポイントです。
「この式をみたらこれ」というように問題を見ただけで、公式がパッと出てくることが望ましいです。
繰り返しになりますが、Webテストはとにかく時間に追われるテストなので、どれだけ早く問題を解くかがカギになります。
文章問題は時間短縮することが難しいですが、計算問題は公式を暗記したり、暗算で計算したり、時間短縮ができる範囲なのでここで実力の差が出ます。
「Webテストが難しすぎる」と嘆いている人は、計算問題を解くスピードに差が出ているのでしょう。
たとえば玉手箱に出題される「四則逆算」では、暗算ですぐに解けるかが重要です。
簡単な例題を載せておきますので、すぐに解けるか試してください。
【問題】 第一問 〇×31=270+〇 第二問 〇÷2=51÷3 第三問 〇+80=219-149 【解答】 第一問 〇=9 第二問 〇=34 第三問 〇=-10 |
ケアレスミスをしない
Webテストで高得点を取れる人ほど、ケアレスミスが少ないです。
たとえば、単純なケアレスミスでいえば「入力ミス」です。
答えはわかっているのにチェックを入れる欄が1マスずれている、といったケアレスミスはあります。
また計算問題もケアレスミスが起こりやすいので要注意です。
急いでいるとちょっとしたところでミスが起きることがあります。
急いでいるときこそ冷静に考え、ケアレスミスがないか都度都度チェックしながら問題を進めていくといいでしょう。
電卓やパソコンの操作に慣れておく
Webテストはパソコンで行うため、普段パソコンを操作していない人は慣れておくことがポイントです。
またテストによっては電卓の持ち込みが可能であるため、電卓も合わせて操作に慣れておきましょう。
些細なことかもしれませんが、答えを入力する速さが1秒違うだけでも差が出てきます。
またパソコンに不慣れな人は、入力ミスをする可能性もあるので注意です。
模擬試験や練習問題をパソコンで行い、操作に慣れるようにしておきましょう。
電卓は少し幅を取りますが、大きいサイズを選んでください。
小さいサイズは「押しづらい」「見づらい」ため、ケアレスミスの原因になります。
パソコンと違って電卓を使い慣れている人は少ないため、問題なく操作できるか確かめておくこともポイントの1つです。
Webテスト対策におすすめの無料サイト3選
Webテスト対策におすすめの無料サイトを紹介しますので参考にしてください。
大人塾【各種SPI試験,GAB,クリティカルシンキングの練習問題・模擬試験】
出典
【無料】SPI,GABの練習問題・模擬試験-大人のための数学教室 大人塾 (otona-juku.com)
大人塾の魅力ポイントは、対策できるWebテストの種類が豊富であることです。
リクルート社系(7種類)、SHL社の適性検査(3種類)、そのほかの適性検査(5種類)の計15種類のWebテストを無料で利用することができます。
具体的には以下の表を参考にしてください。
対策できるWebテスト | 対象のテストの特徴 |
SPI3-U | 新卒向けだけではなく、社員登用試験にも利用されるペーパーテスト。 |
SPI3-G | 転職や正社員登用試験に利用されているペーパーテスト。 |
SPI3 WEBテスティング | 自宅や会社のパソコンで受けるテスト。1問ごとに制限時間あり。 |
SPI3 テストセンター | 会場やカメラの監視のもと自宅で受検する。人によって難易度が異なる。 |
SPI3-H | 中途入社試験に利用されているペーパーテスト。 |
NMAT | 管理職適性検査に利用されるペーパーテスト。 |
JMAT | 中堅社員適性検査として利用されるペーパーテスト。 |
GAB | グラフや表を読み取るペーパーテスト。 |
玉手箱、C-GAB | 新卒向け、管理職試験、社員登用試験などに使われている検査。 |
空欄推測 | メジャーではないが、新卒向けに利用されている。 |
TG-WEB | 外資系コンサルティング企業などで利用されている。難度が高い。 |
SCOA | 最近は公務員試験に利用されている。出題範囲が広い。 |
CUBIC | 転職や正社員登用試験で利用されている。高校2年生レベルの数学の知識が必要。 |
クリティカル・シンキング(CT)検査 | 管理職試験として採用している企業が増加中。論理的思考を測る検査。 |
ヒューマネージ テストセンター | 四則演算、図表の読み取り、推論など。 |
引用ページ
【無料】SPI,GABの練習問題・模擬試験-大人のための数学教室 大人塾 (otona-juku.com)
ダイヤモンド就活ナビ【SPI全国統一模試・玉手箱対策】
出典
コンテンツ一覧-選考対策・就活準備 (shukatsu.jp)
ダイヤモンド就活ナビでは、SPIと玉手箱の対策を行うことができます。
「SPI全国統一模試」と「玉手箱対策mini模擬試験」のどちらも試験期間(スケジュール期間)が決まっているため、その日程に合わせて試験を受ける必要があります。
どちらも模擬試験なので、自分の実力が全国で何番目なのかわかるのがポイントです。
なお、SPI全国統一模試に関しては、過去問題であればスケジュール期間に関係なく問題を解くことが可能です。
SPI対策問題集【SPI対策模試】
出典
SPIとは?対策方法から練習問題まで大公開!全341問解説付き
SPI対策模試は「簡単受験」と「しっかり受験」の2種類からテストを受けることができます。
簡単受験は言語・非言語・英語が各5分のテストで、しっかり受験は言語のみ12分で、非言語・英語は20分のテストです。
こちらも模擬試験なので、自分の実力を把握できるのがポイントです。
Webテストに関するよくある質問
Webテストに関するよくある質問をまとめました。
Webテストの合格ラインは?
結論から言えば、合格ライン(ボーダーライン)は企業ごとに異なり非公表なのでわかりません。
ただし、外資系企業や大手企業などは合格ラインが高い傾向があります。
応募数の多い企業は合格ラインを高めに設定し、ある程度人数を減らしていることもあります。
Webテストでカンニングしてもバレるの?
Webテストでカンニングしてもバレます。
正答率・解答スピード・面接での対応などからカンニングがバレることが多いです。
カンニングがバレたら内定取り消しなど、リスクが大きいため危険です。
Webテストは失敗しても何度も受けられるの?
基本的に同じ企業のWebテストは1回までしか受けることができません。
そのため、しっかりと対策を行ってから選考に挑みましょう。
まとめ
Webテストが難しすぎると思う人は、対策が足りていない証拠です。
「Webテストの種類と特徴を知る」「勉強量を増やす」「繰り返し問題を解く」などの対策を行ってから選考に挑みましょう。