東映が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/6/23更新
はじめに
本記事では東映株式会社のインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、株式会社東映はインターンシップの選考であっても本選考で内定がでるレベルまで対策を進める必要があります。
勿論インターンシップのほうが合格者数の枠も多いですが、非常に人気が高く、エントリーする就活生もレベルが高いです。
確実にインターンに参加したいと考えているのであれば、対策は必須です。
特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- 東映のインターンが気になっている
- 東映の選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- 東映の選考対策を知りたい
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
また東映の企業分析は以下の記事から飛べるので、ぜひ併せて読んでみてください。
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東映株式会社の基本情報
出典元
社名 | 東映株式会社 |
本社所在地 | 東京都中央区銀座 |
主な事業内容 | 映画製作、アニメーション制作、テレビCMの制作など |
主要取引先 | 食品、飲料、電気機器、玩具・ゲーム、文具、官公庁、プラントメーカー、金融・保険、情報・通信、サービス、物流、その他など各種大手企業 |
東映は日本の映画製作の会社です。様々な人気映画を作ってきた企業で、東宝、松竹とともに日本の映画会社の御三家の一社となっています。
また、東映アニメーションも有名です。東映アニメーションではドラゴンボールやワンピース、プリキュアなどの人気アニメもあります。
CMでは健康ミネラルむぎ茶やユニクロなどを手掛けています。東映の強みは、様々な映像作品を手掛けており、人気の作品が数多くあります。
東映の募集職種は、総合職で、各部門の事務・営業、映画・テレビ映画・教育映画等の企画・宣伝要員などが仕事です。映画やテレビ番組が好きという人に向いています。
東映に必要とされる人材像
東映の採用情報では、東映に必要な人材像として「情熱を持って、“ものがたり”をともに世界へ届けたい人」とあります。
情熱を持って映画製作や映像制作に携わりたいという人に向いています。誰かの心を揺さぶる“ものがたり”を一緒につくり、世界へ届けたい人を求めていると、公式ホームページにはあります。
東映ではさまざまな個性を持った人が活躍していますので、あなただけの強みを一緒に磨いていこう!というメッセージが公式ホームページにはありました。
そして次に、「未来の東映」が求めている人物像を予測しましょう。
これは少し手間ですが、IRや企業が掲げている目標などを確認するのが1番手っ取り早いです。
東映の場合は、公式ホームページも参考になるでしょう。
株式会社木村屋総本店が今後力を入れていくであろう分野や、配属比重などから考えるとキーワードとなりそうな言葉は以下のようになります。
- 情熱を持っている人
- 映画やテレビ番組など映像作品が好き
- 映像作品など何かを作るのが好き
- 環境維持
- 持続可能社会
- テクノロジー
- データ分析
- 行動心理学
- IT
他にも調べればもっと出てくるはずですので、ぜひ読み込んで自分なりに箇条書きにしてください。
最終面接では役員や社長が面接官になる場合が増えますが、彼らは一緒に働くわけではなく、未来のために企業の方針を決めていく人たちです。
そういった方々に自身をアピールする際には、自分がこの会社に入ることで未来に変化を与えることができるとイメージさせることが大事です。
ですので、終盤の面接では、この学生と一緒に働きたいか、ではなく、「この学生は未来の企業にとって必要か」で判断されることがあると思っておいたほうがいいでしょう。
東映のインターンに参加するメリット
インターンに参加するメリットを紹介していきます。
以下の要素をチェックしてみましょう。
仕事内容が分かる
東映のインターンに参加するメリットは、仕事の内容が分かるということです。東映のインターンでは実際の現場での仕事内容についても詳しい説明が行われます。
5日間のインターンで仕事内容について学ぶことが可能です。2日間はオンラインで学び、3日目からは実際に企業に行ってインターンを行います。映画についての仕事は、いったいどんなものなのかあまり分からないという人もいるのではないでしょうか。
東映のインターンに参加すれば企業に入ってからどんな仕事をするのか分かります。どんな仕事をするのか詳しく知りたいという方にも東映のインターンはおすすめです。
選考が本選考の練習になる
東映のインターンには、事前に選考があります。インターンの選考は、半選考と似ていてフローが多いです。一次選考ではデザインのテスト、オンラインのグループディスカッションもあり、本選考でもたくさんの選考フローがあります。インターンの選考はもし落ちてしまっても、本選考での練習になります。東映のインターン選考に参加しておいて損はないでしょう。
また、本選考に向けた予行演習になるというメリットもあります。
内定に直結しやすくなる
東映のインターンシップに参加すれば本選考に有利になる可能性があります。
公式ホームページにはインターンに参加した人は本選考で優遇があると記載されています。インターンシップ参加者の中で特に優秀だと判断された場合、本選考でも有利に進むことも考えられます。
しかし、そもそもの目的は自社や業務内容の理解を深めてもらうことですので、ここですぐ内定が出なくとも参加すること自体が採用担当者へのアピールになります。
ここでインターンに参加してない学生より業界理解・企業理解を深めて、志望動機や自己PRの質を高めることで十分に内定率は高まるでしょう。
東映が行っているインターン内容
東映が2024年9月に実施が予定されているインターンについて、概要を紹介します。2024年6月現在、すでに26卒向けの東映のインターン募集が開始されています。
- ACTION! ~映画を仕事にする5days~
これから、詳しく見ていきましょう。
ACTION! ~映画を仕事にする5days~
2024年度に行われる「ACTION! 〜映画を仕事にする5days~」の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 2024年9月8日(日)~12日(木) |
開催時間 | 不明 |
場所 | 9月8日(日)、12日(木): オンライン 9月9日(月)~11日(水): 東映本社(東京都中央区銀座) |
応募資格 | 2025年4月~2026年3月に四年制大学を卒業見込み、または大学院を修了見込みの方 |
人数 | 不明 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 本社実施日は交通費、宿泊費支給 |
東映の5日間のインターンです。インターンシップを参加された方には、本選考で優遇があります。
5日間のインターンの予定は次のとおりです。
- 1日目(オンライン)映画ビジネス全般、東映の事業についてレクチャー
- 2日目(対面)映画作品の企画業務を体験・懇親プログラム
- 3日目(対面)東映作品の鑑賞後、宣伝施策の立案業務を体験
- 4日目(対面)映画の配給業務や、配信・国際展開などの二次利用業務について体験・レクチャー
- 5日目(オンライン)映画の収支について考えるワーク、インターンシップ総括
1日目はオンラインでのインターンです。映画ビジネスについてや東映の事業についての説明があります。2日目は対面で映画作品の企画業務を体験可能です。3日目は東映作品の鑑賞があります。そして宣伝の立案業務を体験可能です。4日目は対面で映画の配給業務などを行います。5日目はオンラインでの開催で、映画の収支について考えるワークと5日間のまとめを行います。
オンラインと対面で映画製作について学べます。映画ビジネスの川上から川下まで学べるのが特徴です。また、先輩社員からフィードバックがもらえます。映画会社ならではのキャリアパスについて考えられるインターンです。社員や従業員の方と関わる機会があり、映画製作についての話も聞けます。
参加した人の感想もよく具体的に仕事内容が分かってよかったなどがありました。
東映のインターンは選考があります。応募者全員が参加できるわけではありません。東映のインターンは人気で、インターン参加に向けた対策は遅くとも大学3年の4月には始めておきたいところです。
東映が過去に行ったインターン内容
東映が過去に行っているインターンについて、概要を紹介します。
- 総合職【2025年新卒採用】
- 総合職・チャレンジドコース【2025年新卒採用】
これから、詳しく見ていきましょう。
総合職【2025年新卒採用】
2025年度に行われた総合職の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 2023年 |
開催時間 | 不明 |
場所 | オンライン |
人数 | 若干名 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 不明 |
総合職、2025年新卒採用のインターンです。映画の企画制作、宣伝、営業から、配信等への営業、マーチャンダイズにイベント事業まで。幅広い活躍の幅があります。
総合職・チャレンジドコース【2025年新卒採用】
2025年度に行われた総合職・チャレンジドコースの概要は、以下の通りです。
開催時期 | 2023年 |
開催時間 | 不明 |
場所 | オンライン |
人数 | 若干名 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 不明 |
障がい者手帳をお持ちの方向けの募集コースです。障がいを持っている人で東映で働きたいという人向けです。映画の企画制作、宣伝、営業から、配信等への営業、マーチャンダイズにイベント事業など。幅広い活躍の幅があります。
去年も総合職のインターンの募集でした。
東映のインターン選考対策
概要
東映はインターンが内定に直結する可能性があるため、夏のインターンまでにある程度準備を進めておく必要があります。
通常のインターンシップは興味本位で体験しにきたという学生も多いですが、東映のインターンでは早期選考ルートに乗ろうとバッチリ対策してくる学生も多いです。
業界理解・企業理解を入念に行った上で、当日に早期選考ルートに乗れるようアピールしましょう。
就活の準備にかかる時間は人それぞれですが、余裕をみて大学2年の冬には就活対策を始めておきましょう。
また、東映の選考では一次選考で「デザイン思考テスト受検・動画提出」という選考が行われます。
こちらはある程度映画製作や動画制作など趣味などで行っている人は有利でしょう。東映のインターンを受ける人はある程度練習しておいてください。
選考フローごとの選考対策
選考フローごとの選考対策について紹介します
自己分析
自己分析をすることで、自身の長所・短所、得意・不得意を客観的に把握できます。
それらの自身の特徴を理解した上で、東映の求める人物像にマッチするようにアピールすることを意識しましょう。
定番の志望動機やガクチカだけでなく、「他の企業ではなくて、なぜ東映なのか」を考え抜きましょう。
業界研究・企業分析
業界研究や企業分析をすることで、業界内での東映の立ち位置、競合他社との違いが見えてきます。
また映画業界以外の気になる業界も分析することで、映画業界を客観視できるため、その他の業界研究も行いましょう。
そうすることで、志望動機や自己PRなどエントリーシート・面接の受け答えをより一段とレベルアップできます。
ES作成
自己分析や企業分析をある程度進めたら、過去に出題されたエントリーシートをワンキャリアやユニスタイルなどで見つけて練習しましょう。
実際に書いたものをOB・OGや身近な社会人に見てもらい、気づきにくいミスや分かりにくい表現を指摘してもらうのがおすすめです。
以下に参考になる記事を紹介します。
デザイン思考テスト受検・動画提出
東映ではデザイン思考テストと動画提出があります。デザイン思考テストは筆記試験だと思われます。動画提出は今まで自分で作った動画を提出します。または課題として動画制作があると考えられます。大学のサークルなどで映画研究会などに所属し映画作品を作った人だと有利です。また趣味で動画制作に携わっている人に有利です。動画制作にあたってたくさん映画を見てる人にも合う試験でしょう。
面接・GD対策
エントリーシートを突破したら、面接やグループディスカッション(GD)が行なわれるため、その対策も入念に行いましょう。東映のグループディスカッションはオンラインで行われます。チームになった人たちと話し合い、積極性などを見られます。オンラインでの面接の練習も一度学校や友人などと練習しておくと良いでしょう。
ここではエントリーシートで記載したことと一貫性をもたせつつ、具体的なエピソードを基に志望動機や自己PRを伝えます。
グループディスカッションでは他の参加者と協力しながら、どんな立ち位置で振る舞うべきかを意識しながら取り組みます。
いずれも1人で対策するのではなく、友達同士や面接イベントなどで集団で練習しましょう。
以下の記事も参考にしてください。
東映のインターン選考の流れ
東映のインターン選考の流れは以下の通りです。
コースによって、内容が若干異なる可能性もあるため、参加したいコースの選考フローは事前に確認しておきましょう。
選考の流れ
- エントリー(マイページ登録)
- エントリーシート提出
- 一次選考(デザイン思考テスト受検・動画提出)
- 二次選考(オンライングループディスカッション)
- 最終合否発表
- インターンシップ参加
東映のインターンはまずはエントリーが必要です。公式ホームページからエントリーが可能です。そしてエントリーシートを書きます。
一次選考では、東映独特のデザイン思考テスト受験と動画提出があります。過去受けた人に話を聞けるなら聞いてみるのも良いでしょう。
二次選考ではオンライングループディスカッションがあります。オンラインでのグループ面談です。その後、合否発表があります。
東映のインターンでは個人面接はありません。デザイン試験とオンラインでのグループ面談が東映のインターン選考を乗り切るためのポイントです。
東映の本選考の流れ
インターンが終わったあとの本選考です。インターンに落ちてしまった人や参加しなかった人も本選考にはエントリーが可能。東映の本選考はかなりフローが多いです。これから東映の本選考について紹介します。
選考の流れ
- Webエントリー(マイページ登録)
- エントリーシート受付
- WEBテスト受検
- 一次選考(4月上旬オンラン )
- 二次選考(4月下旬 オンライン)
- 三次選考(5月下旬オンライン)
- 最終選考(6月上旬東映本社/東京・銀座)
- 最終合否発表
- 内定式(10月1日(火)東映本社/東京・銀座)
東映の本選考は面接などの選考が4回あります。三回の選考はオンラインで、最終面接のみ本社で行います。専攻の前にエントリーシート提出とWebテスト受験があります。
東映は選考フローがかなり多いです。最後まで残るのはかなり難易度が高いでしょう。インターンに参加した人は本選考で少し優遇があります。ぜひ東映を目指す人はインターンに参加してみてください。
さいごに
いかがでしたでしょうか。近年、早期から就活情報を取りに行く学生が増えており、その中でインターンの重要性は高まってきています。
また、インターンを学生の適性把握や優秀層を早いうちに取り込むための手段として活用する会社が増えており、本来のインターンの目的とは少し趣が変わってきています。
従来にも増して、企業側は採用選考のためのツールとして利用することが当たり前の世界になってくると思われます。
「所詮、インターンだ」という軽い気持ちで臨むのではなく、本番さながらの臨戦態勢でシッカリと準備して参加することが重要です。