メディアドゥが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/6/26更新
はじめに
本記事ではメディアドゥのインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、メディアドゥはインターンシップの選考であっても本選考で内定がでるレベルまで対策を進めておくのが望ましいでしょう。
勿論インターンシップのほうが合格者数の枠も多いですが、エントリーする就活生もレベルが高い場合が多いです。
確実にインターンに参加したいと考えているのであれば、対策は必須です。
特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- メディアドゥの選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- メディアドゥの選考対策を知りたい
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
またメディアドゥの企業分析は以下の記事から飛べるので、ぜひ併せて読んでみてください。
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株式会社メディアドゥの基本情報
出典元
メディアドゥがソフトバンクモバイルとの協業展開を開始|株式会社メディアドゥ
社名 | 株式会社メディアドゥ |
本社所在地 | 東京都千代田区 |
主な事業内容 | 電子書籍流通、NFTサービス「FanTop」の運営、インプリント、IP・ソリューションなど |
主要取引先 | 電子書籍を取り扱うほぼ全ての出版社・電子書店 |
メディアドゥは、電子書籍が人々に届くまでのシステムやソリューションを提供している電子書籍取次の国内最大手です。
出版社から提供されたマンガ、書籍、雑誌といった著作物・作品のデジタル流通を担っています。
電子書籍を取り扱うほぼ全ての出版社・電子書店と取引経験があり、その数2,200社超の出版社、150店以上の実績を誇るほど。
電子書籍を人々に届けるためには、「電子書籍コンテンツ」、「配信エンジン」、「ストアシステム」、「ビューア」の4つのソリューションが必要になり、メディアドゥではその4つのソリューション全てを一貫して提供しているのです。
電子書籍業界の中でも唯一無二の企業として確立しています。
戦略投資事業と電子書籍流通事業が一体となって、出版・コンテンツ市場の 拡大に貢献。
メディアドゥの持続的な成長と業界の課題解決の両立を目指しています。
メディアドゥに必要とされる人材像
株式会社メディアドゥでは求める人材について公表しており、新卒採用サイトでは、主体的に考え、行動できる人や、ITに抵抗がない人と記載されています。
また新卒採用サイトでは、会ってみたい学生として下記の項目を挙げています。
- 学内・学外の活動経験が豊富な人
- インターンシップなどの就業体験がある人
- 個性をアピールできる人
- チームワークを重視する人
- こだわりや探究心の強い人
- 冷静に物事を判断できる人
以上はメディアドゥの理念である「ひとつでも多くのコンテンツをひとりでも多くの人に届ける」につながっていきます。
そして次に、「未来のメディアドゥ」が求めている人物像を予測しましょう。
これは少し手間ですが、IRや企業が掲げている目標などを確認するのが1番手っ取り早いです。
最終面接では役員や社長が面接官になる場合が増えますが、彼らは一緒に働くわけではなく、未来のために企業の方針を決めていく人たちになります。
そういった方々に自身をアピールする際には、自分がこの会社に入ることで未来に変化を与えることができるとイメージさせることが大事です。
ですので、終盤の面接では、この学生と一緒に働きたいか、ではなく、「この学生は未来の企業にとって必要か」で判断されることがあると思っておいたほうがいいです。
メディアドゥのインターンに参加するメリット
インターンに参加するメリットを紹介していきます。
以下の要素をチェックしてみましょう。
本選考に向けた予行演習になる
メディアドゥの本選考におけるグループディスカッション選考と、一次面接のケーススタディ面接の内容は、インターンシップでの行う内容と同じ場合が多いと言われています。
つまり、メディアドゥの採用試験を受けるのであれば、いずれは経験することとなる本選考の課題をインターンシップで事前に経験することができるため、本選考に向けた予行演習になるというメリットになります。
内定に直結しやすくなる
メディアドゥのインターンシップは内定に直結しやすくなる可能性があります。
インターンシップ参加者の中で特に優秀だと判断された場合、最終面談に呼ばれて内定が出るという流れになります。
しかし、そもそもの目的は自社や業務内容の理解を深めてもらうことですので、ここですぐ内定が出なくとも参加すること自体が採用担当者へのアピールになるのです。
ここでインターンに参加してない学生より業界理解・企業理解を深めて、志望動機や自己PRの質を高めることで十分に内定率は高まるでしょう。
メディアドゥが行っているインターン内容
メディアドゥで過去に実施されていた2つのインターンについて、概要を紹介します。
- 出版・コンテンツ業界のソリューションサービスをゼロから企画・開発
- 5名ずつのチームを編成し、ビジネス企画からプロダクト開発までを体験
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
出版・コンテンツ業界のソリューションサービスをゼロから企画・開発
2022年度に行われていた「出版・コンテンツ業界のソリューションサービスをゼロから企画・開発」の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 2023/9/6(水)〜 2023/9/13(水) ※上記の期間のうち、平日の6日間開催 |
開催時間 | 不明 |
場所 | 初日から5日間:オンライン開催 最終日:メディアドゥのオフィス |
人数 | 不明 |
報酬 |
|
交通費・宿泊費 | 交通費は上限3万円、宿泊費(当社指定ホテル)の支給あり |
応募資格 |
|
おすすめの人 |
|
応募の締切は、以下の通りです。
- 【1次締切】2023/6/30(金)23:59
- 【2次締切】2023/7/31(月)23:59
- 【3次締切】2023/8/10(木)9:00
※エントリーは定員に達し次第終了
8月までに締切があることを考えれば、インターン参加に向けた対策は遅くとも大学6月には始めておきたいところです。
上記インターンシップは、デジタルコンテンツに関わるビジネスをチームで企画・立案し、プロダクトの開発までを体験する内容になっています。
限られた期間内で業界研究も進めながら、業界のソリューションサービスを考案し、チームでのプロダクト開発までを通して経験することで、これからの出版・コンテンツ業界を創造していく体験が可能です。
前半のビジネス企画パートでは、ビジネスデザインの構造を利用して、体系的なビジネス企画を体験できるでしょう。
ハッカソン型ですが、ビジネス企画にも重点をおいた内容です。
インターン期間中にはさまざまなコンテンツも用意されています。
- 創業者であるCEO藤田さんによるプレゼンテーション
- エンジニアによるトークセッション
- エンジニアメンターによる1on1
※コンテンツの内容は一部変更になる可能性があります。
5名ずつのチームを編成し、ビジネス企画からプロダクト開発までを体験
開催時期 | 9月8日~9月14日の5日間 |
開催時間 | 不明 |
場所 | オンライン |
人数 | 不明 |
報酬 | 日当12,000円支給 「コミなび」で使えるポイント5万円分を贈呈 最優秀者に「コミなび」で使えるポイント100万円分を贈呈 評価によっては、特別な選考ルートをご招待 |
交通費・宿泊費 | オンラインのため、支給なし |
応募資格 | プログラミング経験があり、2022年3月に大学院・大学・短大・専門学校・高専を卒業見込みの学生 |
応募締切の情報は残念ながらありませんでした。
開催は9月なので、遅くとも6月には参加の準備をしておくと良いでしょう。
上記インターンでは、200名を超える応募の中から、30名の学生が選考を通過し、その内19名の学生が参加しました。
メディアドゥのトップクラスエンジニアが指導者としてサポートにつきます。
前半の1日目〜5日目はビジネス企画を行い、Google社で開発された「デザインスプリント」という手法を取り入れ、チーム内で繰り返しアイデアを出し合って集約し、市場分析やペルソナ設定(架空のユーザー像の設定)、ユーザーインタビューなどを実施。
それにより、どのような製作物を作り、何を解決するのかを決めます。
詳細には、1日目は2次元のバーチャル空間「oVice(オヴィス)」を用いて、アバターを使い交流。
「アニメ・マンガ・小説のファンがもっと楽しみたいという気持ちに応えるデジタル時代のサービス」という今回開発するテーマの発表を行い、チームごとに分かれてチーム名やチームルールを定め交流を深めます。
チームビルディング後は、早速アイデア出しと集約を繰り返し行い、どういったビジネスに利用してサービスを開発するかをチームで選定・深堀。
さらにCEO TALKを経て、一日の終わりには中間報告を行い、一日の進捗状況を発表します。
2日目は1日目のアイディアを更に深堀して具体化することで、しっかりと言語化していきます。
ここでユーザー設定や、企画したアイデアがどのような課題解決に役立つのかを考えるワークを実施。
VPoE TALKを経て技術選定や開発準備を進め、一日の終わりにまとめ発表を行います。
3〜4日目は、ひたすら開発です。
開発の合間には、エンジニア1on1を実施し、指導者との個別面談により不安の解消や、個人の強み・改善点などのフィードバックをもらったり、今後のキャリアについて考える時間が設けられます。
また、メディアドゥで働く人がメディアドゥについて話すエンジニアセッションも開催。
5日目は成果発表会です。
スライドを使って各チーム6分間という短い時間で発表。
また、成果発表の直前にはデモ展示会を実施し、成果発表の時間には収まりきらない技術的に工夫した点など、デモを通してアピールします。
発表後は審査員の総評などのフィードバックと受賞者の発表も。
後半の6日目〜10日目はプロダクト開発を行い、前半5日間でまとめたアイデアを実際に開発していきます。
使用する技術の選定やMVP(Minimum Viable Product)の設定・担当の振り分けなどを全てチームで決定し、担当ごとに開発。
開発段階では指導者のサポートや1on1を実施し、最終日にデモと資料によるプロダクトの成果発表プレゼンを行います。
メディアドゥの役員・指導者・参加者による審査のもと、優秀チームを選定し、指導者による審査のもと最優秀個人を選定。
メディアドゥのインターン選考対策
概要
メディアドゥは評価によっては、特別な選考ルートを踏める可能性があることが記載されているため、インターンまでにある程度準備を進めておく必要があります。
通常のインターンシップは興味本位で体験しにきたという学生も多いですが、メディアドゥのインターンでは早期選考ルートに乗ろうとバッチリ対策してくる学生も多いです。
業界理解・企業理解を入念に行った上で、当日に早期選考ルートに乗れるようアピールしましょう。
就活の準備にかかる時間は人それぞれですが、余裕をみて大学2年の冬には就活対策を始めておきましょう。
また、メディアドゥの選考ではオンライン面接に加えて適性検査が実施されます。
それぞれに対策を行い、選考に挑んでください。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自己分析をすることで、自身の長所・短所、得意・不得意を客観的に把握できるでしょう。
それらの自身の特徴を理解した上で、メディアドゥの求める人物像にマッチするようにアピールすることを意識しましょう。
定番の志望動機やガクチカだけでなく、「他の企業ではなくて、なぜメディアドゥなのか」を考え抜きましょう。
業界研究・企業分析
業界研究や企業分析をすることで、コンテンツ業界・電子書籍業界・出版業界内でのメディアドゥの立ち位置、競合他社との違いが見えてきます。
またコンテンツ業界・電子書籍業界・出版業界以外の気になる業界も分析することで、コンテンツ業界・電子書籍業界・出版業界を客観視できるため、その他の業界研究も行いましょう。
そうすることで、志望動機や自己PRなどエントリーシート・面接の受け答えをより一段とレベルアップできるはずです。
エントリーシート作成
自己分析や企業分析をある程度進めたら、過去に出題されたエントリーシートをワンキャリアやユニスタイルなどで見つけて練習しましょう。
実際に書いたものをOB・OGや身近な社会人に見てもらい、気づきにくいミスや分かりにくい表現を指摘してもらうのがおすすめです。
以下に参考になる記事を紹介します。
面接・グループディスカッション対策
エントリーシートを突破したら、面接やグループディスカッション(GD)が行なわれるため、その対策も入念に行いましょう。
ここではエントリーシートで記載したことと一貫性をもたせつつ、具体的なエピソードを基に志望動機や自己PRを伝えます。
グループディスカッションでは他の参加者と協力しながら、どんな立ち位置で振る舞うべきかを意識しながら取り組みます。
いずれも1人で対策するのではなく、友達同士や面接イベントなどで集団で練習しましょう。
以下の記事も参考にしてください。
メディアドゥのインターン選考の流れ
メディアドゥのインターン選考の流れは以下の通りです。
コースによって、内容が若干異なる可能性もあるため、参加したいコースの選考フローは事前に確認しておきましょう。
- インターン説明会
- コーディングテスト
- ショートインタビュー(面接)+Web適性検査
- インターン参加
面接はオンライン形式で行われます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
近年、早期から就活情報を取りに行く学生が増えており、その中でインターンの重要性は高まってきています。
また、インターンを学生の適性把握や優秀層の早期取り込みの手段として活用する会社が増えており、本来のインターンの目的とは少し趣が変わってきています。
従来にも増して、企業側は採用選考のためのツールとして利用することが当たり前の世界になってくると思われます。
「所詮、インターンだ」という軽い気持ちで臨むのではなく、本番さながらの臨戦態勢で入念に準備して参加することが重要です。