【企業分析】四電工の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2024/7/24更新

はじめに

株式会社四電工(以下四電工)は、電気のライフラインを作り、守っている四国を代表する総合設備企業です。

現在では四国だけでなく、関東・東北・大阪・沖縄などにも事業所を構えています。

さらに、2018年には、CAD作図業務を行う子会社としてベトナムに「Yondenko Vietnam Company Limited(四電工ベトナム)」を設立しています。

インフラ企業であることから給与面などの安定性もあり、グローバル展開や新たな事業への挑戦も推進しているとあり、注目している学生は多いです。

今回は、そんな四電工の企業研究を行うための企業詳細や求める人材についてまとめました。

さらに四電工独自の選考対策についても解説しております。

主に以下のような四電工を志望している就活生に向けて企業分析を行っています。

対象
  • 四電工の就職難易度を知りたい
  • 四電工の選考対策に悩んでいる

これらの悩みや不安を解消できる内容となっておりますので、四電工を志望している方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

また、家電量販店・小売以外の業界については以下の記事で紹介していますので、こちらもあわせてぜひご活用ください。

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この記事の結論

まずこの記事の結論からお伝えしますと、四電工の就職難易度は標準レベルです。

以下の項目で詳しく解説していますが、競合他社と比較しても中堅レベルといえます。

また、採用大学も様々な偏差値帯や種類の学校の実績があるので、学歴フィルターもない可能性が高いです。

したがって、選考対策をしっかり行えば内定を獲得できる可能性は十分にあるでしょう。

選考ステップに特殊なものも含まれていないので、企業・業界についての研究を入念にしておけば心配ありません。

職種としては、技術職と事務職の2種類あります。

業務内容は、技術職が施工管理、設計・積算、営業などで、事務職は企画・広報、事業開発、人事・労務、総務・法規、経理、システム開発・運用などです。

次の章から各内容や、その他就活に役立つ情報を紹介していきます。

選考対策の解説もしていますので、ぜひ最後まで読んでください。

株式会社四電工について

株式会社四電工とは

出典元:採用情報 | 株式会社四電工 – 四電工とは

会社概要

株式会社四電工は四国電力グループの1つであり、電気に関する事業をメインとしています。

衛星・空調・情報通信といった周辺事業を展開し、建築設備の企画から設計・施工を手掛ける総合設備企業です。

1963年に、四国各県にあった4つの電気工事会社が合併し誕生しました。

豊かな暮らしや社会の営みに欠かせない電気を、一般家庭やビル・学校・工場などあらゆる場所に安定的に供給しています。

電気のライフラインを作り、守っている四国を代表する企業です。

現在では、情報通信や環境関連、PFIといったジャンルにも事業領域を拡げており、活動範囲は四国のみならず、首都圏・関西圏などにも積極的に進出しています。

また、ベトナムやシンガポールに子会社を設立するなど、グローバルな展開にも力を入れています。

各事業別の売上規模

四電工の各事業別の売上規模

入社後の後悔を減らすには、企業の経営状況を理解しておく必要があります。

ということで、ここでは四電工の直近の売上高について紹介します。

2023年度四電工の売上高は92,112百万円で、前年度比103%でした。

2021年度に次ぐ過去2番目の売上高であり、業績は好調です。

工事種類ごとの売上高については、以下のとおりです。

工事種類売上高(単位:億円)
配電328
送電・土木60
電気・計装249
空調・管156
情報通信72
その他53

 

各事業セグメントの解説

株式会社四電工の事業をセグメント別で紹介します。

事業部門業務内容
電気工事電気設備工事

【主な工事種目】
受変電・動力設備、照明、火災報知システム、防火設備、計装設備
空調・管工事空調設備工事

【主な工事種目】
冷暖房設備、蓄熱・熱供給設備、冷凍冷蔵設備、給排水・衛生設備

【主な工事種目】
給水・給湯・暖房・ガス設備、生活農産業排水設備、浄水化槽設備
情報通信ネットワークインフラ構築

【主な工事種目】
携帯基地局、自治体防災無線、光ファイバー通信網、LAN構築
システム制御工事制御システムの構築・メンテナン

【主な工事種目】
情報監視システム、物流設備(マテリアルハンドリング)の自動化
配電工事配電設備工事

【主な工事種目】
配電線・電柱工事、無電柱化工事
送電工事送電設備工事

【主な工事種目】
架空送電線・鉄塔工事、地中送電線工事、土木工事
その他脱炭素化投資、CAD・積算見積ソフト開発・販売、農業事業、PFI/PPP事業、
管理部門企画・広報、事業開発、人事労務、総務・法規、経理、システム開発・運用、営業

 

このように、四電工は大きく分けて7つの事業を手掛けています。

電気・空調・給排水・エコ関連・電気供給などの設備工事を主として、街のライフライン作りをするさまざまな事業を多岐にわたって展開しているのです。

また、四国4県をメインとしていますが、首都圏や関西圏など広域で事業を展開しています。

現在展開している事業エリアは以下の通りです。

四国・中国香川、徳島、高知、愛媛、広島、岡山
関東・東北東京、神奈川、埼玉、宮城
関西大阪、兵庫、京都、淡路
その他沖縄、ベトナムなど

 

以下に参照ページを紹介するので、ぜひ確認してみてください。

 

四電工で働いている社員は?

四電工で働いている社員は?

平均勤続年数は?

四電工で働いている社員の平均勤続年数は、17.8年でした。

その他サブコン業界に属する企業は13〜19年程度ですので、平均的な数値と言えるでしょう。

平均年収は?

四電工の平均年収は704万円でした。

同業界は790万円ですので、平均よりやや少ない金額です。

平均残業時間は?

四電工の平均残業時間は23.9時間でした。

同業界の残業時間は54.4時間ですので、業界内においてワークライフバランスのとりやすい企業だと言えます。

平均ボーナス額は?

四電工の平均ボーナス額は114万円で、同業界は113万円でした。

また、ボーナスは年に2回6月と12月に支給されます。

どんな文化なの?

四電工が社員に対して最も力を入れていることは、人材育成です。

このことから、上司が積極的に若手社員の成長をサポートする社風だとわかります。

一方で、古風な考え方の社員もいることから、こだわりが強く、コミュニケーションが取りづらい場面もあるでしょう。

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

四電工のサブコン業界での立ち位置

それではここまでの内容を踏まえた上で、四電工の就職偏差値・難易度と、サブコン業界での立ち位置を見ていきましょう。

就職難易度について、明確な数値は明らかにはなっていませんが、それほど高くないといえます。

売上高や平均年収などは、業界内でも特筆していいわけではなく、平均的です。

採用大学を見てみても、学歴フィルターはないことがうかがえます。

サブコン業界の中では中堅的な位置にあるものの、四国エリアでは知名度が高いです。

そのため大手と比べると選考は厳しくはありませんが、対策を怠るのは危険です。

参考までに競合他社の情報もまとめてみましたので、ご紹介します。

会社名売上高(2023年)
単位:百万円
平均年収
単位:百万円
就職偏差値・難易度社風
四電工92,11270445若手の成長を応援する社風
中電工189,03274852昔ながらの日本企業の考えが残っている社風
九電工395,78368451「まずは思い切ってやってみよう」という社風
関電工541,57980751安定志向な社風

四電工の新卒募集要項について

四電工の新卒募集要項について、以下にまとめました。

2022年度の大卒初任給の平均額が21万7,000円だったのに対して、23万1,500円となっているため、高水準です。

四電工では人材育成に力を入れていることから、研修制度が充実していることが魅力です。

詳細についてはホームページに記載されているので、確認してみてください。

各項目詳細
職種【職種】
技術職・事務職

【業務内容】
技術職:施工管理、設計・積算、営業など
事務職:企画・広報、事業開発、人事・労務、総務・法規、経理、システム開発・運用など
給与(2022年4月入社 初任給実績)技術職・事務職
修士了:241,100円
学部卒:231,500円
高専卒:206,700円
専門・短大卒:200,700円
高校卒:187,900円
※その他、現場代理人手当、都市手当、世帯手当、通勤手当、時間外手当などの支給あり
賞与年2回(6月・12月)
研修制度導入教育・共通教育、部門基礎教育、現場研修、フォローアップ教育(2日間)
福利厚生各種社会保険完備、財形貯蓄、貸付金制度、慶弔見舞金制度、従業員持株会、企業年金、独身寮、世帯社宅、保養所(自社所有・契約)、被服等の貸与、通信教育受講援助、公的資格取得援助、四電生協加入可

 

求める人材

四電工が求める人材

四電工では、求める人材として以下の内容を公表しています。

「プロフェッショナルな仕事をすることに使命感と誇りを持てる。」

仕事に対して、顧客に満足してもらい、結果的に社会全体に貢献するという”プロ”としての使命感と誇りを持ち、そしてそのために技術力・スキル向上のために研鑽し続け、さらなる自己成長へとつなげられる人材

「強い意欲と行動力で挑戦することができる。」

現状に満足することなく、他に最善策はないのかという問題意識を常に持ち、強い情熱と高いモチベーションで、勇気を持ってスキル向上や改善に向けて挑戦できる行動力のある人材

 

上記の内容を踏まえると、エントリーシートや面接では”向上心””社会貢献””チャレンジ精神””課題解決力””行動力”をアピールすると高評価をえられるでしょう。

また、四電工では人材育成に力を入れていることから、成長・目標達成意欲の高さも強みになります。

 

新卒採用のフロー

四電工の選考は、以下の通りの選考フローとなっています。

職種によって順番が異なっているので、志望しているものを確認しましょう。

【技術職】

  1. エントリー
  2. エントリーシート提出(Web)
  3. 適性検査(Web)
  4. 応募書類提出
  5. 面接(複数回)
  6. 内々定

 

【事務職】

  1. エントリー
  2. エントリーシート提出(Web)/応募書類提出
  3. 適性検査
  4. 面接(複数回)
  5. 内々定

 

それでは、選考ステップごとのポイントを解説していきます。

企業ならではの特徴を押さえて本番に備えましょう。

①エントリー

マイナビまたはリクナビよりエントリーします。

②エントリーシート

四電工のエントリーシートは、エントリーするサイトにより異なります。

マイナビの場合はMyCareerBox、リクナビの場合はOpenESです。

記載項目は以下のとおりです。

記載項目
  • 就活生の基本情報
  • 保有資格・スキル
  • 語学スキル
  • 力を入れた学業
  • 所属ゼミ/研究室と研究内容
  • 自己PR
  • 自己PR写真
  • 学生時代の取り組み
  • 学生時代の取り組み写真
  • 趣味
  • 特技

内容についてはほとんど同じですが、OpenESの場合、企業独自の質問が追加される可能性があります。

PR写真については必須ではないですが、よりアピールできるように掲載することをおすすめします。

載せたほうが、文章では伝わらないあなたの雰囲気が分かり、採用担当者の記憶に残りやすくなるからです。

以下に参考になる記事を紹介します。

 

③適性検査

エントリーシート提出後は、WEB適性検査を受けます。

詳細についての情報はあまりなかったのですが、一般的なSPIと同様と考えてよいでしょう。

ですので、SPIの参考書やアプリで対策しておくことをおすすめします。

以下のページもぜひ参考にしてください!

 

④応募書類提出

四電工に提出する応募書類は以下の通りです。

応募書類
  • エントリーシート(Web)
  • 履歴書(四電工様式)
  • 成績証明書
  • 卒業見込証明書

⑤複数回面接

四電工の面接は学生によって回数が異なるため、複数回あると考えておきましょう。

企業への理解度がかなり求められているため、企業・業界について徹底的に研究して対策してください。

その他は、ストレス耐性についても見られるため、忍耐力についてアピールすると高評価に繋がるでしょう。

過去の面接では、以下のような質問が問われていました。

過去の質問事項
  • 志望動機
  • なぜ他社ではなく自社を志望する理由
  • 自分の短所
  • アルバイトについて
  • 過去のスポーツ歴
  • 四電工の事業内容の詳細
  • ストレスやスタミナについて
  • 大学での単位取得の状況
  • 資格について
  • 今の目標

以下に面接対策についての記事を紹介します。

こちらも活用してぜひ内定を勝ち取ってください!

 

➅内々定

複数回の面接を突破したら内定決定です。

採用大学

四電工の採用大学の実績を以下に記載します。

中には難関大学も含まれていますが、標準的なレベルの大学や専門学校なども採用されていることから、学歴フィルターはないと言えるでしょう。

徳島大学大学院、徳島文理大学大学院、香川大学大学院、高知工科大学大学院、広島大学大学院、九州大学大学院、九州工業大学大学院、龍谷大学大学院、鳥取大学大学院、琉球大学大学院、同志社大学大学院、徳島大学、徳島文理大学、香川大学、愛媛大学、松山大学、岡山大学、岡山理科大学、広島大学、広島工業大学、広島国際学院大学、広島市立大学、九州産業大学、熊本大学、神戸大学、大阪大学、大阪府立大学、大阪工業大学、大阪電気通信大学、大阪産業大学、京都産業大学、京都橘大学、近畿大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学

 

上記を見てわかる通り、四電工は偏差値が高い大学も採用していますが、多様な偏差値帯の学生層からの就活生を積極的に採用しています。

よって、学歴を重視している可能性は低いです。

四電工ならではの対策をしておけば、内定獲得のチャンスは全員にあるでしょう。

採用大学のランクに関しては、以下の記事を参考にしてください。

就職偏差値・難易度

選考を受けるにあたり、就職偏差値や難易度が気になることでしょう。

結論として、四電工の就職偏差値・難易度は標準的です。

その理由として、以下の3点が挙げられます。

理由
  • 選考フローに特別なステップが含まれていないから
  • 学歴フィルターがない可能性が高いから
  • 拠点が主に地方であるから

四電工の採用倍率については公表されていませんが、それほど選考は難しくはないと予想できます。

したがって、頻出質問である「学生時代力を入れて取り組んでいたこと」や「志望動機」「自己PR」など基本項目を押さえておけば大丈夫でしょう。

しっかりと企業・業界について研究し、四電工ならではのアピールをすることが重要です。

就職偏差値・難易度については、以下の記事を参考にしてみてください。

まとめ

今回は、四電工の企業研究をする際に役立つ情報について紹介しました。

企業について理解しておくことは、内定獲得するためだけでなく、入社後のミスマッチを減らすためにも欠かせません。

四電工は四国を代表する総合設備企業であり、電気のライフラインを作り、守っています。

四国の中では知名度が高く、安定性の高い企業であることから、注目している学生は多いでしょう。

人気は高いものの、選考難易度はそれほど高くなく、学歴についても重視していないと言えます。

そのため、対策をしっかりしておけば、内定獲得のチャンスは全員にあるでしょう。

選考ではストレス耐性や成長意欲の高さが見られているので、忍耐力や向上心をアピールすることをおすすめします。

ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。

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