【企業分析】NHKテクノロジーズの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2024/7/30更新

はじめに

株式会社NHKテクノロジーズはNHKのグループ企業であり、その放送に関連するほぼすべての業務を担う総合技術会社です。

今回は、そんなNHKテクノロジーズの企業概要や求める人材についての紹介、さらに同社ならではの選考対策についても解説しています。

主に以下のような就活生に向けて企業分析を行っているので、ぜひ最後までご覧ください。

対象
  • NHKテクノロジーズについて詳しく知りたい
  • NHKテクノロジーズの選考難易度はどのくらい?
  • NHKテクノロジーズの選考対策に悩んでいる

また、その他の業界については以下の記事で紹介していますので、こちらもあわせてぜひご活用ください。

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この記事の結論

この記事の結論からお伝えしますと、NHKテクノロジーズの就職難易度は標準レベルです。

以下の項目で詳しく説明していますが、競合他社と比較してみると、中堅レベルといえるでしょう。

採用大学についても、幅広い偏差値帯や種類の学校から実績があるので、学歴フィルターもない可能性が高いです。

そのため、NHKテクノロジーズの選考におけるポイントを押さえておけば、皆さんに内定獲得のチャンスはあります。

選考フローには特殊なものは含まれていないので、企業・業界についての研究を入念にしておけば心配ありません。

職種としては、全国型の「放送インフラ技術」「情報システム技術」「建築技術」の3種類です。

複数職種の併願はできませんので、エントリー時に選択しなければなりません。

業務内容は、以下の通りです。

放送インフラ技術
  • 放送ネットワーク(送信技術)
  • 受信ネットワーク(受信技術)
  • 設備整備
情報システム技術
  • IT・ネットワーク技術、メディア開発技術
建築技術
  • 放送会館や放送所など放送建築の設計
  • コンサルティング
  • 建設
  • 保守

次の章から各内容や、その他就活に役立つ情報を紹介していきます。

特にNHKテクノロジーズならでは選考におけるコツも解説しているので、ぜひ最後までお読みください。

株式会社NHKテクノロジーズについて

株式会社NHKテクノロジーズとは

出典:株式会社NHKテクノロジーズ – MONOWEB

会社概要

株式会社NHKテクノロジーズは、東京都渋谷区に本社を置くNHKのグループ企業です。

2019年に、NHKアイテックとNHKメディアテクノロジーが統合し、設立されました。

NHKの放送インフラに関わるさまざまなサポートやソリューションを提供する総合技術会社です。

主な事業内容は、以下の通りです。

主な事業内容
  • 放送設備の設計・施工
  • 放送技術の開発
  • システム運用・保守
  • 技術コンサルティング
  • 技術コンサルティング
  • 技術教育・研修

NHKテクノロジーズでは、放送技術の最先端技術でNHKのハイクオリティな放送を支える重要な役割を果たしています。

各事業別の売上規模

NHKテクノロジーズの各事業別の売上規模

NHKテクノロジーズの2023年度の売上高は、536億13百万円でした。

この数字は、事業計画を39億22百万円上回っています。

原価管理の徹底や販管費の抑制により、営業利益についても当初の計画を14億87百万円上回る18億38百万円と好調です。

各事業部門ごとの売上高については、以下のとおりです。

事業部門売上高
ファシリティ事業部門161億51百万円
デジタル開発事業部門170億73百万円
メディア技術部門203億88百万円

各事業セグメントの解説

NHKテクノロジーズの事業部門別で紹介します。

事業部門業務内容
ファシリティ事業部門放送通信及び情報ネットワーク設備構築のコンサルティング・施工・運用・保守、スタジオや多目的ホール及び音響設備等のコンサルティング・施工・運用・保守
デジタル開発事業部門情報システムの開発・運用・保守、情報システム及びネットワークシステムのセキュリティ業務、コンテンツ制作及び送出システム構築のコンサルティング・設計・施工・運用・保守
メディア技術部門放送番組の制作・送出に関わる技術業務

 

このように、全国に2,000ヶ所以上あるNHKの中継局の保守全てを担っています。

それらの業務で培った技術力を活かし、国や民間放送、CATVなどの難視聴解消の取り組みなどもしているのです。

また、世界の放送事業の発展にも携わっています。

具体的には、政府開発援助(ODA)や、国連援助などの国際協力事業に係わるコンサルタント業務を幅広く展開しています。

世界58カ国、114プロジェクトの実績を誇っている、国内のみならずグローバルに活躍する企業です。

以下に参照ページを紹介するので、ぜひ確認してみてください。

 

NHKテクノロジーズで働いている社員は?

NHKテクノロジーズで働いている社員は?

平均勤続年数は?

NHKテクノロジーズの平均勤続年数は18.5年です。

同業界の平均は約12年であることから、業界内において比較的定着度の高い企業だと言えるでしょう。

平均年収は?

NHKテクノロジーズではモデル年収を公表しており、25歳で440万円、30歳で500万円でした。

放送業界の平均は1,200万円と言われているため、給与面と労働が見合っていない可能性があります。

平均残業時間は?

NHKテクノロジーズの平均残業時間は20.6時間です。

同業界の平均が15.6時間であり、日本の全業種でも13.8時間であることから、どちらと比較しても労働時間は長いです。

平均ボーナス額は?

NHKテクノロジーズの平均ボーナスについては、明確には情報が出ていませんでしたが、年に2回6月と12月に支給されます。

また、口コミによると、賞与額は多く、給与面での不満は解消されています。

どんな文化なの?

NHKテクノロジーズは、常に活気あふれる社風です。

さまざまなことに挑戦できる環境であり、幅広い可能性に溢れているのも特徴です。

このことから、好奇心旺盛にチャレンジしていきたい方に適しているでしょう。

 

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

NHKテクノロジーズの放送業界での立ち位置

就職するにあたって、その企業の業界での立ち位置を理解しておくことが重要です。

ここでは、NHKテクノロジーズの就職偏差値・難易度と、放送業界での位置付けについて見ていきましょう。

ここでは、中でも比較的業務内容の類似している企業を取り上げました。

就職難易度は明確な数値は明らかになっていません。

親会社を元に算出しましたが、メディア業界の中でテレビ局に比べれば低いです。

番組制作に関わりたいのであれば穴場です。

参考までに競合他社の情報もまとめてみましたので、ご紹介します。

会社名売上高
(2023年)
平均年収
単位:百万円
就職偏差値・難易度社風
NHKテクノロジーズ536億17百万円522万円52風通しがよく、チャレンジ精神あふれる社風
日テレ・テクニカル・リソーシーズ99億6,600万円400万円56挑戦する機会が多く、アットホームな社風
TBSアクト228億円462万円55チームワークを大切にする社風
共同テレビジョン133億7116万円459万円57困った多岐には助け合う柔らかい社風

 

NHKテクノロジーズの新卒募集要項について

NHKテクノロジーズの新卒募集要項について、以下にまとめました。

2024年度大卒初任給の平均額が22万6,341円であるため、やや少ないです。

しかし、NHKテクノロジーの特徴は業績によって変動があるものの、基本給に対して賞与額は多いです。

また、親会社がNHKであることから、福利厚生も充実しています。

配属先については入社後の面談で、個性を考慮して決まります。

そして全国各地に総支社・事業所があり、応募する際に志望地域を選択できますが、初任地が希望が優遇されるとは限りません。

また、情報システム技術に限っては東京勤務のみとなっています。

詳細についてはホームページや会社説明会で確認してみてください。

各項目詳細
職種【全国型】

  1. 放送インフラ技術
  2. 情報システム技術
  3. 建築技術 
給与(2024年4月入社 初任給実績) 【全国型】
短大/専門/高専 卒業見込み・短大/専門/高専 卒業の方 月給:198,400円
大学/高専専攻科卒業見込み・大学/高専専攻科 卒業の方 月給:215,200円
大学院 卒業見込み・大学院 卒業の方 月給:229,600円
賞与年2回※6月・12月
研修制度新人層研修、中堅層からリーダー層、管理職層、経営層まで各段階におけるマネジメント研修、業務別分野の専門研修、各種セミナー、国内・海外派遣制度 等
福利厚生社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労働災害補償保険(労災))慶弔見舞金、特別弔意金、福利厚生サービス法人会員(宿泊補助、アミューズメントパーク・映画館等各種割引)、契約保養所、人間ドック補助、NHKグループ共済会

 

求める人材

NHKテクノロジーズが求める人材像

NHKテクノロジーズが求める人材像は、以下のような人です。

自分の技術を通じて公共メディアNHKを支えていきたいという志と、一人の技術者として成長していこうという姿勢を持った方

株式会社NHKテクノロジーズの採用情報(初任給/従業員/福利厚生)|リクナビ2025

 

エントリーシートや面接では、以下の要素をアピール材料として取り入れると、高評価を得られるでしょう。

求める人材の要素
  • 縁の下の力持ち
  • 相手のニーズに応えることができる
  • 共感力が高い
  • 利他主義
  • 向上心の高さ
  • 自己研鑽意欲

その他、企業理念を見てみると誠実さや独自性、創造性についても重要視されていることが分かります。

ぜひ参考にしてください。

新卒採用のフロー

NHKテクノロジーズの選考は、以下の通りの選考フローです。

  1. エントリー
  2. 書類選考
  3. 1次選考
  4. 2次選考
  5. 最終面接
  6. 内定

 

NHKテクノロジーズの選考の特徴は、人物重視で行われるということです。

したがって、書類選考や面接ではスキルや学歴ではなく、企業が求める人材であることをいかにアピールできるかが合否の分け目になるでしょう。

またOpenESであることから、自身の長所を写真で伝えることができるので、どの写真を選ぶかも重要です。

企業ならではの特徴を押さえて本番に備えましょう。

ここからは各ステップごとにコツを解説していきます。

①エントリー

リクナビよりエントリーします。

②書類選考(エントリー・適性検査)

NHKテクノロジーズの書類選考は、OpenESの提出とSPIです。

OpenESには以下のような項目があります。

OpenESの項目例
  • プロフィール
  • 学歴
  • 保有資格やスキル
  • 趣味特技
  • 学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
  • 自己PR、
  • 学生時代に最も打ち込んだこと

その他に企業独自の質問として、志望動機や希望職種、担当してみたい業務、希望する勤務形態及び勤務地、その理由も挙げられます。

OpenESにおいては、自己PRと学生時代に最も打ち込んだことについて、写真を添付できるのが特徴です。

オリジナリティのある写真を選ぶと、採用担当者の印象にも残り、高評価に繋がるでしょう。

SPIは多くの企業でも取り入れられているテストであり、難易度は高くありません。

それでも対策をしていなければ高得点を取れないので、参考書などを何度も解き、問題に慣れておきましょう。

以下に、エントリーシートとSPI対策に役立つ記事を紹介しますので、ぜひ活用してください!

 

③1次選考(論文・面接)

NHKテクノロジーズでは、書類選考に通過したら次に論文と面接があります。

オンラインで行う個人面接で、所要時間は40分程度です。

志望動機や自己PRなどの基本的なこと以外に、希望職種や、配属されなかった場合について聞かれる場合があります。

向上心の高さや、何事もやり遂げようとする責任感があることをアピールすると良いでしょう。

④2次選考(面接)

2次選考は個人面接です。

詳細については情報がありませんでした。

面接は、企業・職種・業務内容を正しく理解しているかを確認するための場です。

企業がこれらを確かめるのは、志望度の高さや、入社後のミスマッチを防ぐためです。

そのため、企業分析は隈なく行っておきましょう。

⑤最終選考

最終選考は役員による個別面接です。

多くの場合、スキルや学力などではなく、入社意欲や自社との適性など、数値化できない部分を確かめています。

ですから、本番は1次・2次とは異なり、価値観や人柄、志望度の高さを見られていることを押さえて参加しましょう。

以下に面接対策についての記事を紹介します。

こちらも活用してぜひ内定を勝ち取ってください!

 

⑥内定

面接を突破したら内定決定です

採用大学

以下に、NHKテクノロジーズの採用大学について紹介します。

難関大学や名門大学もありますが、専門学校も含まれており、全国各地の幅広い層の学生を採用していることがわかります。

このことから、いわゆる学歴フィルターはないと考えてよいでしょう。

徳島大学大学院、愛知工業大学、愛知淑徳大学、青山学院大学、秋田県立大学、秋田工業高等専門学校、旭川工業高等専門学校、亜細亜大学、阿南工業高等専門学校、有明工業高等専門学校、ESPエンタテインメント大阪、石川工業高等専門学校、一関工業高等専門学校、茨城大学、茨城大学大学院、岩手県立大学大学院、岩手大学、宇都宮大学大学院、江戸川大学、愛媛大学、桜美林大学、大分工業高等専門学校、大阪工業大学、大阪大学、大阪大学大学院、大阪電気通信大学、大阪電子専門学校

 

採用実績には偏差値が高い大学も含まれていますが、標準レベルまたはそれ以下の学生もいます。

このことから、学歴については重視されていない可能性が高いです。

企業ならではの対策ができているか否かで、就活の未来を変えられるでしょう。

採用大学のランクに関しては、以下の記事を参考にしてください。

就職偏差値・難易度

選考を受けるにあたり、就職偏差値や難易度が気になるでしょう。

結論として、NHKテクノロジーズの就職偏差値・難易度は標準です。

その理由として、以下の3点が挙げられます。

理由
  • 選考フローに特別なステップが含まれていないから
  • 採用大学を見る限り学歴フィルターがない可能性が高いから
  • 給与面や待遇が一般的だから

NHKテクノロジーズの就職難易度について明確なものはなく、採用倍率についても明確にはされていません。

しかし、採用実績のある学生の偏差値は幅広く、学歴が重視されているとは考えにくいです。

したがって、頻出質問である「学生時代力を入れて取り組んでいたこと」や「志望動機」「自己PR」など基本的な項目を押さえておけば問題ないでしょう。

しっかりと企業・業界について研究し、NHK独自のアピールをすることが重要です。

就職偏差値・難易度については、以下の記事を参考にしてみてください。

まとめ

今回は、NHKテクノロジーズの企業研究をする際に役立つ情報について紹介しました。

企業理解を深めておくことは、就活対策としてはもちろんのこと、入社後のミスマッチを減らすためにも欠かせません。

NHKテクノロジーズはNHKのグループ企業であり、その放送に関するほぼすべての業務を担う総合技術会社です。

NHKのグループ企業であることから、人気やレベルが高いと考えている方は多いでしょう。

しかし、学歴フィルターや特殊な選考ステップはなく、放送業界を目指す就活生にとって穴場の会社です。

NHKテクノロジーズは人物重視で採用活動を行っていますので、しっかり対策しておけば、みなさんに内定獲得の可能性はあります。

選考では向上心や共感力の高さ、利他主義であることをアピールすると、高評価を得られます。

その他に、「なぜNHKではなくNHKを支える企業を志望しているのか」を示せると良いでしょう。

いずれにしても、企業や業界の研究が非常に重要です。

ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。

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