ニッチトップメーカー特集！オススメ企業10選と選考に役立つ情報をご紹介

はじめに

この記事では、ニッチトップメーカーについて詳しく解説しています。

ニッチトップメーカーのオススメ企業10選のほか、ニッチトップメーカーへの就職を成功させるための選考対策方法も解説します。

この記事は、次のような就活生の方へ向けて、ニッチトップメーカーの解説を行っています。

• ニッチトップメーカーとはなにかを知りたい
• ニッチトップメーカーへ就職したい
• ニッチトップメーカーの選考対策方法が気になる

この記事を最後まで読むと、ニッチトップメーカーの定義やニッチトップメーカーのオススメ企業、就活成功のためのポイントなどがわかります。

また、ニッチトップメーカーの就職難易度やよくある新卒採用フローなどについてもご紹介します。

ニッチトップメーカーに限らず、幅広い業界について概観したい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

【業界研究ガイド】業界一覧

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ニッチトップメーカーとは

ニッチトップメーカーは、正式には「グローバルニッチトップメーカー」といいます。

略称は「GNT」です。

ニッチトップメーカーとは、いわゆる隙間産業と呼ばれるニッチな分野で活躍し、自社の企業価値を高めている企業のことです。

ニッチな分野で活躍しその分野でのトップメーカーになることで、市場の寡占度を高められ利益を上げやすいという特徴があります。

しかし、その一方、ニッチな分野で活躍する企業ならではのリスクも抱えています。

そのリスクとは、その市場が大きくならなければ利益が伸びにくいという点です。

ニッチトップメーカーは、最大手企業とは異なり目立ちにくい存在ですが、実は高い売上高と安定した経営基盤を誇っている企業もあるため、就活の際にニッチトップメーカーへの就職を希望する人も非常に多いです。

この記事の結論

まず始めに、この記事の結論をお伝えします。

結論から述べると、ニッチトップメーカーへの就職難易度はまちまちです。

なぜなら、ニッチトップメーカーとはニッチな分野で活躍する企業の総称であるため、業界がバラバラだからです。

また、大手企業ではないながらにニッチトップメーカーとして有名になっている企業もあれば、現在もまだあまり目立っていない企業もあるため、就活生からの注目度もまちまちです。

そのため、ニッチトップメーカーの就職難易度は一概に断言することができません。

ただ、選考対策のポイントには共通している点もあります。

それは、そのニッチトップメーカーが扱っている分野やそのメーカーへの関心・意欲をアピールするのが大切だという点です。

ニッチトップメーカーは特定分野に特化した企業ばかりのため、その分野や企業への興味関心が必要不可欠です。

そのため、ニッチトップメーカーへの就職を希望している場合は、企業研究と業界研究を深めることが大切です。

オススメニッチトップメーカー10選

ここからは、オススメのグローバルニッチトップメーカーを10社ご紹介します。

ぜひ参考にしてください。

日東電工

出典元日東電工新卒採用

日東電工は、粘着テープなどの包装材料や半導体関連材料、光学フィルムを製造・販売している企業です。

「グローバルニッチトップ戦略」と「エリアニッチトップ戦略」という2つの戦略を駆使することによって、ニッチトップメーカーとして成功しています。

テイエルブイ

出典元テイエルブイ新卒採用

テイエルブイは、蒸気エネルギーの提案・営業を中心に、プラント（生産設備）のあらゆる課題解決を行っている企業です。

業種や地域を問わず、あらゆる生産現場に必要なエネルギーについて、安全かつ効率的な方法を提供します。

アピステ

出典元アピステ新卒採用

アピステは、さまざまな製品の製造過程において、生産性を向上させたり環境を改善させたりできる商品を開発しています。

集塵機や精密空調機器などの商品の中でも、「FAクーラー」という商品は市場トップシェアを誇っています。

レーザーテック

出典元レーザーテック新卒採用

レーザーテックは、半導体検査装置を製造している企業です。

「マスクブランクス検査装置」という機器に関して、世界シェアをほぼ独占しているニッチトップメーカーです。

テルモ

出典元テルモ新卒採用

テルモは、カテーテルや輸液ポンプといった医療機器を製造している企業です。

「医療を通じて社会に貢献する」を企業理念とし、社員1人1人の個性や経験を組み合わせて医療業界を支えています。

ナブテスコ

出典元ナブテスコ新卒採用

ナブテスコは、「モーションコントロール技術」をベースとして業界を問わず幅広い分野でビジネスを展開している企業です。

自社製品の多くが世界トップシェアを誇るなど目覚ましい成果を上げているニッチトップメーカーです。

日本光電

出典元日本光電新卒採用

日本光電の企業理念は、「病魔の克服と健康増進に　先端技術で挑戦することにより　世界に貢献すると共に　社員の豊かな生活を創造する」です。

その企業理念に基づいてさまざまな医療機器を製造しており、中でもAEDに関しては日本光電が日本で唯一開発・製造を行っています。

アルバック

出典元アルバック新卒採用

アルバックは、世界唯一の真空総合メーカーです。

真空技術のトップランナーとして、さまざまな製品・技術の開発を行っています。

太陽工業

出典元太陽工業新卒採用

太陽工業は、大型膜構造物建築を主力事業としています。

東京ドームや埼玉スタジアムの屋根などを製作しており、そのほかにも流通や土木、防災などの分野で活躍しています。

BIG DAISHOWA

出典元BIG DAISHOWA公式サイト

BIG DAISHOWAグループは、あらゆる機械加工に欠かせない「ツーリング」という工具について、国内トップシェアを誇る企業です。

ほかにもさまざまな精密機器・工具を製造しており、世界の工業界を支えています。

参照ページ

日東電工公式サイト　

日東電工採用ページ

テイエルブイ公式サイト

テイエルブイ採用ページ

アピステ公式サイト

アピステ採用ページ

レーザーテック公式サイト

レーザーテック採用ページ

テルモ公式サイト

テルモ採用ページ

ナブテスコ公式サイト

ナブテスコ採用ページ

ナブテスコ | マイナビ

日本光電公式サイト

日本光電採用ページ

アルバック公式サイト

アルバック採用ページ

太陽工業公式サイト

太陽工業採用ページ

BIG DAISHOWA公式サイト

BIG DAISHOWA | マイナビ

BIG DAISHOWA新卒採用サイト

ニッチトップメーカーの新卒採用フロー例

グローバルニッチトップメーカーでは、一般的な新卒採用フローで選考を行っていることが多いです。

以下に、ニッチトップメーカーでよくある新卒採用フローをご紹介します。

①エントリー

まず、各リクルートサイトや企業の新卒採用サイトからエントリーします。

エントリーのタイミングで、エントリーシートや履歴書を提出する必要がある場合が多いです。

エントリーシートの内容は、のちの面接で深掘りされることが多いため、しっかりと内容を練って書きましょう。

志望動機や自分の強みなどそれぞれの回答内容に矛盾がないようにするのもポイントです。

エントリーシート対策についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてお読みください。

ES対策 | 上京を志す、就活生へ。ジョーカツ

②会社説明会

会社説明会は、参加必須としている企業もあれば、任意参加の企業もあります。

しかし、任意参加だったとしても可能な限り参加するようにしましょう。

なぜなら、会社説明会は企業のことを詳しく知れる貴重な機会だからです。

その企業のことをよく知っていれば、エントリーシートや面接でも役立ちます。

また、企業研究や業界研究も深まるため、内定獲得へ一歩近づけるでしょう。

特に、グローバルニッチトップメーカーはニッチな分野で活躍している企業ばかりです。

就活生が自力で知識をつけるのは非常に難しいことが多いため、会社説明会へ参加して企業の事業内容や製造している製品について詳しく学びましょう。

③複数回の面接

面接は、複数回行われることが多いです。

多くの場合は2～3回で、面接が進むにつれて、より立場が上の人が面接官になることがほとんどです。

多くのニッチトップメーカーでは、一般的な質問項目で面接が進むことが多いようです。

そのため、次のような質問項目に対してしっかりと自分の気持ちや考えを伝えられるよう、準備をしておきましょう。

• 志望動機
• その業界で働きたい理由
• 数ある企業の中で、その企業でなければいけない理由
• 自分の強み、弱み
• 学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）
• 企業理念に沿った過去のエピソード

さらに、面接のタイミングで、適性検査（SPI）や学力試験が行われる企業も多いです。

面接対策と合わせて、こちらもしっかりと対策しておきましょう。

また、面接についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事もお読みくださいね。

面接 | 上京を志す、就活生へ。ジョーカツ

④内定

複数回の面接を突破すると、内定を獲得できます。

ニッチトップメーカーへ就職するためのポイント

ニッチトップメーカーへの就職を成功させるためには、次の4つのポイントを意識するとよいでしょう。

• なぜその業界に興味があるのかを明確にする
• なぜその企業でなければいけないのかを明確にする
• 長所・短所・ガクチカを整理しておく
• 企業の社風と自分の個性のマッチ度をアピールする

1つずつ解説します。

①なぜその業界に興味があるのかを明確にする

まず、なぜその業界に興味があるのかを明確にすることが大切です。

グローバルニッチトップメーカーは、ニッチな分野で活躍している企業です。

そのため、企業の事業内容だけでなく、その業界全体への興味関心をアピールすることが重要です。

なぜその業界に興味があるのか、興味をもったきっかけはなにか、といったことを整理しておきましょう。

②なぜその企業でなければいけないのかを明確にする

次に、なぜその企業へ就職したいのかを明確に伝えられるようにしておきましょう。

そして、そのためには、その企業の事業内容や主力製品についてある程度正確に把握しておく必要があります。

事業内容や主力商品の特徴を踏まえたうえで、それらのどこに惹かれたのか、入社後に自分がなにをしたいのかなどを伝えましょう。

また、近接領域を扱っている他業界や他社と比較した際のその企業ならではの特色についても触れられるとよいでしょう。

③長所・短所・ガクチカを整理しておく

3つ目のポイントは、自分の長所と短所、学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）をきちんと整理しておくことです。

ニッチトップメーカーに限らず、企業は就活生に対して即戦力を求めているわけではありません。

入社後に活躍してくれそうな伸びしろのある人材を求めています。

そのため、エントリーシートや面接では、伸びしろをアピールすることが大切です。

そして、そのためには、自分の長所や短所をしっかりと理解できる自己分析力や、努力を重ねて成果をあげたエピソードを伝えるのが有効です。

④企業の社風と自分の個性のマッチ度をアピールする

最後に、企業の社風と自分の個性のマッチ度をアピールしましょう。

面接担当者は選考をとおし、就活生の将来的な伸びしろにくわえて自社とのマッチ度もチェックしています。

自社の社風とマッチした人材を採用したほうが、入社後の活躍が期待できるからです。

そのため、自分の個性がその企業の社風に合っているということをしっかり伝えることが大切です。

そして、そのためには、企業の企業理念や経営方針などから社風を推測し、それに沿ったかたちで自分の長所や過去のエピソードを伝えるのが有効です。

たとえば、「製品をとおして社会に貢献する」という理念をもった企業へ応募する場合、社会貢献へ関心をもったきっかけとなるエピソードや、サークル活動やボランティア活動をとおして社会貢献活動をしていたエピソードを伝えられるとよいでしょう。

また、工業系の企業へ応募する際には、ものづくりへの興味関心や意欲が伝わるエピソードや、細かな作業が得意だとわかるエピソード、慎重な性格が伝わるエピソードなどを伝えるのがオススメです。

まとめ

この記事では、グローバルニッチトップメーカーについてご紹介してきました。

グローバルニッチトップメーカーは、ニッチな分野で活躍し、自社の市場価値を高めている企業のことです。

扱っている分野はニッチではあるものの、製造している製品は社会に必要不可欠なものである場合が多いため、ニッチトップメーカーで働くと大きなやりがいを感じられるでしょう。

また、今後も業績拡大が見込まれる企業が多いため、向上心や成長意欲の高い方には向いていると言えそうです。

ニッチトップメーカーの就職難易度は千差万別なため、志望する企業についてしっかりと企業研究と業界研究を行い、エントリーシートならびに面接対策を万全にしておきましょう。

ぜひこの記事を参考にして、企業研究・業界研究を進めていってくださいね。

この記事が内定獲得のための第一歩となることを願っています。

【期間限定公開！】就活のプロが
自己分析のやり方を徹底解説！

 今回、期間限定で就活のプロフェッショナルであるキャリアアドバイザーが、エントリーシートや面接に悩んでる学生に向けて、だれでも簡単に自己分析が出来る方法を3つ紹介しました！

 すぐに実行に移せるものばかりなので、ぜひ読んでみてください！